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東京都のおすすめスポット
都会の中心にありながら歴史や自然を感じられるスポットが点在する東京都。プロハイカーの斉藤正史さんの人気連載記事より、おすすめのコースをピックアップしました。
鳩森八幡神社~千駄ヶ谷富士塚

鳥居を過ぎると千駄ヶ谷富士のレトロな看板が見えています。
JR千駄ヶ谷駅からまっすぐ歩くこと5分程。鳩森八幡神社の鳥居が見えてきます。

富士塚脇にある立派な能堂殿。


千駄ヶ谷富士登山口。
千駄ヶ谷富士、富士塚としては珍しく、山開きの日だけでなく1年中登れます!
早速鳥居をくぐっていくと順路があります。

富士塚を周るように登っていきます。

もうすぐ山頂。

山頂です。

山頂から見る景色。

下山用のルートで下ります。
千駄ヶ谷富士

千駄ヶ谷富士は1789年に作られた富士塚です。江戸時代の江戸市中の著名な富士塚「江戸八富士」の一つとされていました。
それもそのはず、山の裾には里宮(浅間神社)があり、また七合目の洞窟には身禄像(富士講の指導者)、山頂には奥宮が安置されるなど富士山を再現しています。
1923年関東大震災の際には修復されているものの建造当時からの状態を保っていて、なおかつ、移築などが行われていない都内に現存する富士塚の中で最古のものなんだそうですよ。

お清めの水にお花が!
後から調べると、将棋会館がすぐ近くにある関係で、「将棋堂」をはじめ将棋との縁が深く、毎年1月5日頃には将棋関係者が多数参加して「将棋堂祈願祭」が開かれるそうです。羽生や藤井聡太さんも羽生善治さんも参拝する将棋の聖地、パワースポットとしても有名な神社のようです。
▼参考記事
日枝神社~愛宕神社

今回のターミナス(=トレイルの起点や終点となるアクセスポイント)は東京メトロ国会議事堂前駅。
街路樹のある道を進んでいくと、思いのほか木々の生い茂るエリアに出ました。大きな鳥居の後ろに延びる階段を登っていくと、拝殿や社務所などがありました。何だかもったいぶった書き方をしてしまいましたが、ここは日枝神社です。

日枝神社
日枝神社は、鎌倉時代に江戸氏が山王宮をまつり、太田道灌が江戸城内に川越から山王社を勧請したのが始まり。1590年(天正18年)には徳川家康が江戸城を居城とするにあたり、「徳川家の守り神」「江戸の産神」として敬われたそうです。
その後、江戸城の拡張に伴い麹町に移った後、明暦の大火(1657年)で社殿が焼失したため現在地の永田町へ。令和10年は太田道灌公が江戸城内に日枝神社をお祀りしてから550年という大きな節目になるそうで、現在は参集殿改修が行われていました(本殿は参拝できます)。

参拝後、赤坂方面に向けて歩いていると、個人的にグッと来る建物が目に留まりました。いわゆるY字路の狭小建物です。調べると、意外にも(といっては失礼ですが)1899年(明治32年)創業の老舗和菓子屋「赤坂青野」でした。
さらに意外にも、看板商品の「豆大福」はスティーブ・ジョブズがお気に入りで、カリフォルニアの自宅に取り寄せるほどだったとか。なお、この狭小建物は「赤坂青野」の支店で、ここから15分ほど歩いた場所に立派な本店があります。

「赤坂青野」から超高層ビルの「赤坂インターシティーAIRビル」方面に歩いていきます。ビルの周りには多くの緑が生い茂っています。

赤坂・虎ノ門緑道
赤坂・虎ノ門緑道は、この赤坂インターシティAIRから新虎通りにつながる約 850mにわたる緑道構想です。赤坂インターシティAIRも緑道の協議会のメンバーとして、緑道の西側の起点となる約200mの街路樹空間を整備したとか。

榎坂を登ると、今度はオークラ庭園がありました。あの「ホテルオークラ東京」の庭ですが、宿泊客でなくても無料で利用できます。庭園に足を踏み入れると、警官が物々しく警備をしていたアメリカ大使館前の通りとは別世界。手入れの行き届いた緑の空間が広がっています。

落ち着いた場所で人心地ついたので、オークラ庭園を出て虎ノ門方向へと街路樹に導かれるように進んでいきます。

虎ノ門ヒルズの横を通り、虎ノ門レジデンシャルタワーの緑地帯に入っていきます。人工の水辺にたくさんの緑と木々が心地よく続いています。奥まで進んで階段を登ると、真新しい赤い鳥居が見えてきました。この鳥居をくぐると愛宕新坂につながり、その坂上に愛宕神社があります。
愛宕神社
1603年(慶長8年)、江戸に幕府を設けた徳川家康の命によって、防火の神様としてまつられたそうです。1610年(慶長15年)の庚戊本社(愛宕神社本体)をはじめ、末社仁王門、坂下総門、別当所など、将軍家の寄付により建立されました。祭礼などでは、江戸幕府より寄付金があるほど当時の幕府の厚い尊崇があったそうです。

ちなみに、愛宕神社は標高25.7mの愛宕山の山頂にあります。実は23区内で、自然の地形としては一番高い山なのです。
愛宕神社のすぐ隣には、NHK放送博物館があります。ここは、1956年に世界最初の放送専門のミュージアムとして、“放送のふるさと”愛宕山に開館しました。
1925年3月22日に東京放送局(現日本放送協会NHK)のラジオ放送が愛宕山のスタジオから始まったそうです。放送博物館では、その100年におよぶ放送の歴史に関する多様な展示を無料で見ることができます。

NHK放送博物館も、うれしいことに緑に囲まれていました。敷地内のベンチに座ると、木漏れ日が心地よく、心からほっとできます。
▼参考記事
神奈川県のおすすめスポット
山などの自然に囲まれた神社も多く、参拝とあわせて周辺の観光を楽しめる神奈川県。神社巡りをするなら訪れておきたいおすすめコースを紹介します。
(BE-PAL 2026年6月号より)
天園ハイキングコース(鎌倉アルプス)~鶴岡八幡宮

コースタイム:約3時間
距離:約4km
鷲峰山、大平山、天台山の連なりは「鎌倉アルプス」と呼ばれています。天園ハイキングコースは、標高が最も高い大平山を通るルート。JR北鎌倉駅を出発地に国の重要文化財にも指定されている建長寺(拝観料500円)へ。大平山を経由して、瑞泉寺、鶴岡八幡宮を巡る。登山道は鎖場などもあり、中級者にも魅力的です。

建長寺を抜けると登山ルートに。

石畳は風情がありますね。

建長寺は日本で最初の本格的禅宗寺院。
写真提供/鎌倉市観光協会
▼参考記事
大山~阿夫利神社

人の手で積まれた石段があなたを歓迎してくれます。
メインコースは古の山道
大山を登る一般的なコースは、ケーブルカーで阿夫利神社駅まで登り、駅前の阿夫利神社下社から山頂である阿夫利神社本社を目指すコースです。
阿夫利神社を含めて、その一帯の歴史は大変古く、阿夫利神社公式HPによればその起源は2200年以上も前にさかのぼるとか。
実際に登るとわかりますが、山道も石段が積まれており、古の風格を感じさせてくれます。

塔ノ岳・丹沢山など丹沢の雄はこの奥。
阿夫利神社下社から少し登って尾根に出ると、今度は塔ノ岳や丹沢山に続く表丹沢の山々を丸ごと見ることができます。
山好きの人には、ここが絶好の撮影スポットとなるでしょう!
初心者向けも舐めてはいけないキツさ

序盤にこの急階段が待ち受けています。
伊勢原市観光協会によれば阿夫利神社下社から山頂までは、片道1時間30分程度とコースタイムも短く、石段や木道により整備もされているため初心者向けと言えます。
しかし、勾配は急な場所が多く、舐めてかかれば高い心拍数で大きな疲労感に襲われることでしょう。
十分健康な状態で、自分の身体と相談して決行するのが望ましいコースなので決して無理はしないようにしましょう。
登頂のご褒美は絶景と山頂飯のフルコース

ベンチやテーブルでお弁当タイム!!今日も山頂飯が美味い!!
キツい山道を登り切ったご褒美は、絶景と共に食べる山頂飯でしょう!
これのために登っていると、登るたびに筆者も感じさせられるばかりです。
多くの登山客が登ることから、山頂にはベンチやテーブルが多く用意されています。ここで湯を沸かしたりなど、多様な方法で胃袋も心も満たすことができます。
山頂周りを少し見て回るのも、大山の楽しみです。山頂にある阿夫利神社本社の境内では、複数の写真スポットもあります。

木道と絶景のツーショットは映えること間違いなし。
▼参考記事
葛原岡・大仏ハイキングコース~葛原岡神社
北鎌倉駅から徒歩約10分の浄智寺から、江ノ電長谷駅の近くにある鎌倉大仏(高徳院)を目指すルートです。四季折々の表情を楽しめるのに加え、縁結びのご利益があるといわれる葛原岡神社を通ります。お花見スポットとしても有名な神社です。
大きな見どころは、なんといっても鎌倉大仏です。ハイキングをしながら大仏も拝みたい人には、ぴったりのコースといえるでしょう。岩や崖で囲まれた宇賀福神社には、金運アップで有名な銭洗弁天があります。所要時間は約2時間弱ですが、観光スポットが目白押しの欲張りなコースです。
▼参考記事
埼玉県のおすすめスポット
のんびり低山ハイクしたい人におすすめのスポットを、BE-PAL編集部が実際にハイキングした様子とともにご紹介します。
(BE-PAL 2025年10月号より)
三峯神社~妙法ヶ岳
私たちが行ってきました!
のんびり派
モデル・ジュエリー作家 吉岡更紗さん

登山歴は1年少々ですが、時間ができると山や自然のある場所へ。低山ハイクでは、麓の街でおいしいものを食べることが楽しみだそう。山での出会いをYouTube『さらさらDays』で発信中です!
ネイチャーガイド 小川泰裕さん

気軽な低山で 自然観察しましょう
ツアーコンダクターとして世界の約25か国をまわり、スイスでトレッキングガイド、北海道ではスノーシューガイドとして活動中。現在は高尾を拠点にしています。
今回登った山:妙法ヶ岳(みょうほうがたけ)
コースタイム:3時間
標高:1,332m
総距離:3.2km
三峯神社の本殿と奥宮をぐるっと巡ると、約4時間。奥宮への道中、ベンチや東屋の休憩スポットは3か所あります。トイレはないので二之鳥居そばの三峰ビジターセンターか駐車場ですませておきましょう。
のんびりペースで登りながら丹念に自然観察を
「いつか雲取山に登りたい」という吉岡更紗さんと目指したのは妙法ヶ岳。雲取山と尾根つながりで、昔ニホンオオカミが生息していた山です。登山口にはパワースポットとしても知られる三峯神社があり、山頂にはその奥宮があります。そこでネイチャーガイドの小川泰裕さんに同行してもらい、自然観察と神社詣でを楽しむ欲張り登山を計画!
池袋から特急で1時間20分。さらに秩父市内から山道を揺られ1時間半。標高約1,100mにある三峯神社は、美しい杉林に囲まれています。ここは全国でも珍しい三ツ鳥居があり、神の使いは、日本武尊を道案内したとされる狼。
10:45
登る前に三峯神社を参拝



三ツ鳥居をくぐり、狼に見守られながら隨神門、拝殿へ。「境内では秋にカエデが紅葉しますよ」と小川さんが教えてくれました。

三峯神社
住所:埼玉県秩父市三峰298-1
電話:0494(55)0241
営業時間:9:00〜17:00
三つの峰がそびえるのを讃え「三峯」。伊弉諾尊と伊弉册尊を祀り、狼が神の使い。秩父三社のひとつです。

氣の御守をゲット
本殿へお参りしたら、少し早めの昼食にします。というのも、三峯神社は参拝客で年中大賑わい。食事処は門前に2つありますが、午後には売り切れることもあるそう。今回は『三峯 大島屋』へ。案内されたテラス席の絶景も相まって、まだ山を歩いてもいないのに心もお腹も満たされ……ハッ! 出発だ! 急ぐ一行に「熊鈴はある? 杖は?」と、店のおかみさん。そう、この一帯は熊が出るのだそう。
12:00
二之鳥居から山の中へ!

一礼し、二之鳥居をくぐります。ここが妙法ヶ岳をはじめ、更紗さんが憧れる雲取山へ縦走するルートの出発地点。入山届はここで出しましょう。
12:30
心地よい風がそよぐ中、落ち葉観察

ふっとひらけて景色が見渡せる岩場も。すっと風が通り、思わず足を止まります。
13:00
三之鳥居を過ぎシノブゴケ発見

三之鳥居から20分。見事な苔の森が広がっています。「秩父山域で湿った石灰岩に生息するシノブゴケで、日陰を好みます」(小川さん)

三之鳥居は霧藻ヶ峰との分岐。進路に注意しましょう。
13:30
四之鳥居の先に自然のブナの大木も

紅葉したモミジ。標高の高い奥秩父は市街地より季節が一歩進んでいます。

四之鳥居を正面に見て右側には、ギザギザ尾根の山が見えます。
四之鳥居の横には「妙法ヶ岳まで0.6km」の看板と東屋があります。小川さん曰く、ここからは尾根をトラバースする平坦な道で、山頂周辺には自然林のヒノキも見られるそう。「ご褒美ルートですね。行きましょう!」と更紗さんは上機嫌で進みます。

落葉樹のイヌシデに囲まれた道。「植物で『イヌ』と付くのは2番目という意味なんですよ」(小川さん)
心も体もゆったり1時間45分ほど登ったころ、手すり付きの階段が現われます。地図を見ると間もなく山頂。ここまでさほど厳しくなかったのに、フィナーレは壁のような十数段の階段と10mほどのクサリ場まで待っているなんて。奥宮はやはり甘くないってこと……!?

手すりをしっかり握らないと!

壁のような斜度の十数段の階段と、クサリの付いた10mほどの道を越えれば、いよいよ山頂です!
14:15
奥宮がある山頂へ!

標高1,332m。妙法ヶ岳の山頂には石作りの奥宮と石碑があり、小さな狼の像も並びます。手を合わせて奥へ進むと、大人1人がやっと立てる岩がありました。ここからは雲取山、両神山など秩父の山々を見渡せますが、文字どおり断崖絶壁。1人ずつ、他の参拝客と譲り合いながら風景を楽しみます。

登りはじめて2時間弱、奥宮へお参り。
15:15 Finish!
「登山も自然観察も堪能できました〜」

下山は1時間ほどで「今すぐにもう一度登りたい」と、更紗さんは余裕の表情。すると「10月下旬に紅葉狩りもいいですよ」と小川さん。同じ山でも、四季折々、日毎の天気でも表情が変わるから、登るたびに新たな出会いがあります。
撮影/後藤武久
▼参考記事
寶登山神社~宝登山

私たちが行ってきました! ライター オーイシ & 娘 ヒヨリ
本誌インドア担当といい続け、早ウン十年。実は2歳で本誌モデルデビューした娘も高3ということで、願掛け登山に挑戦しました。ダンス部で培われた食欲と体力を頼りに、ゴールを目指します!
コースタイム:4時間30分

宝登山 497m ~ 長瀞アルプス
秩父鉄道長瀞駅から大鳥居、寶登山神社に向かって表参道が続きます。その奥に構えるのが宝登山です。山頂から小鳥峠、野上峠、天狗山を経由するなだらかな尾根が長瀞アルプス。山頂から約2時間で野上駅へ抜けます。
9:00 駅チカ登山は登山口まで歩いて20分

駅を降りると目の前に宝登山が鎮座。縦走する場合、ひと駅手前の野上駅側から登る人が多いですが、朝ごはんのため長瀞駅からスタート。

9:30 寶登山神社に立ち寄り合格祈願!

パワースポットとして人気の寶登山神社。火災盗難よけ、諸難よけの守護神ということで、まずは合格祈願と登山の無事を祈ります。
10:00 味噌が自慢のお休み処で朝ごはん

甘塩っぱい秩父名物・味噌ポテトと黄金だんご、味噌汁でパワーチャージ。地元の味噌屋さんが販売する、秩父味噌を使ったタレが絶妙です。
10:30 ロープウェイで一気に山頂を目指す!

山頂まで約5分。秩父の街並みから、秩父のシンボル武甲山をはじめとする秩父連山まで一望できます。四季の花も楽しめます。
新名所の映えるテラスで記念撮影!

今年7月に誕生したSUSABINOテラス。長瀞渓谷まで見渡せます。レストハウスでドリンクや軽食をゲットして、のんびりくつろぎます。
11:00 木立のなか、長瀞アルプスを縦走

森林浴で癒やされながら風の通る山道を歩く

山頂にある寶登山神社の奥宮でお参り。山犬の狛犬が珍しいですね。

登山道直下にある、名物の200段階段。登りもキツイですが、急斜面で降りるのもドキドキ。
13:30 無事下山!

約3時間かけて野上駅側の登山口に到着〜!

撮影/高橋郁子
▼参考記事
千葉県のおすすめスポット
山々の景色や渓谷の散策を楽しめるコースを紹介します。
(BE-PAL 2024年6月号より)
大福山~白鳥神社
コースタイム:3時間
観光地として有名な養老渓谷の近くにあり、山頂手前には日本武尊を祀った白鳥神社が鎮座。山頂の東側に大福山展望台があり、房総の山々を見渡せます。梅ヶ瀬渓谷へと下る道はハイキングコースにもなっているので、共に楽しむ人も多いです。
▼参考記事
茨城県のおすすめスポット
日本一低い百名山・筑波山。BE-PAL編集部が実際にハイキングした様子とともにご紹介します。
(BE-PAL 2023年11月号より)
筑波山~筑波山神社
つつじヶ丘バス停と女体山の直下をロープウェイが結び、男体山の直下と筑波山神社をケーブルカーが結んでいます。登山道は複数あり、どれも2〜3時間程度で頂上まで登れます。
まずは山を好きになりたい!乗り物を使うのもアリ。2時間以内でサクッと登りたい……。そんな人におすすめの低山「筑波山」を編集スタッフが登ってみました。
私たちが行ってきました!

登ったるで〜! 左・編集の梶原、右・登山歴20年のカメラマン 高橋郁子さん
コースタイム:2時間
標高:877m
総距離:約1.8km
Start!→つつじヶ丘バス停→弁慶茶屋跡→弁慶七戻り→母の胎内くぐり→女体山頂→筑波山頂駅→宮脇駅→筑波山神社→Finish!
Start!
8:50
始発のバスでつつじヶ丘バス停到着

つくば駅からつつじヶ丘まではバスで所要時間およそ50分。東京を早朝に発てば、8時につくば駅を出る始発のバスに間に合います。
10:00
霧に霞む森を歩く

高度を上げるうちに雲のなかへ入ります。標高600mより上から森が深く。スギやアカガシが茂り、深山幽谷といった趣になりました。
滑る前に使う! トレッキングポールで四足歩行

転ばぬ先の杖〜!

筑波山の岩は登山靴に磨かれており、濡れると滑りやすいです。とくに気をつけたいのが下る場面。トレッキングポールで支えつつ進みます。
10:10
弁慶茶屋跡でひと休み。水とエネルギーを補給

15年ほど前まで茶屋があった弁慶茶屋跡で休憩。「バテないためには水分と糖分のこまめな補給が大事。体が欲する少し前に補給できるといい」と高橋さん。
10:30
樹齢300年の切り株でタイムトリップ

10年ほど前の台風で倒れたスギの切り株。年輪には赤穂浪士の討ち入りや天明の飢饉、明治元年などその年の出来事が記されています。

10:40
ここから先は巨岩エリア!「弁慶七戻り」

くぐり抜けようとした弁慶が怖気付いて7回ためらったといういわれをもつ苔むした石門。このあたりから奇岩が増えてきます。
10:50
生まれ変わって気分一新!?「母の胎内くぐり」

「くぐれるものは通っておく!」ともぐり込んだのは大岩がつくる岩屋。山頂地近くの大岩には、ひとつひとつ名前と由来があります。
11:10
滑る岩にハヒ〜! 頂上直下のプチ急登

頂上まで残すところ200m程度のあたりで、道はいっそう急角度に。「2時間歩いてきて最後にこれですか〜!」
11:20
筑波山登頂!

女体山と男体山のふたつのピークをもつ筑波山。高いのは877mの女体山です。「百名山の100分の1に登頂。残すは99座!」

関東はワシの もんじゃー!
12:00
登頂後のお楽しみ。ご当地グルメ「つくばうどん」

女体山と男体山をつなぐ鞍部には数軒の茶屋があり、軽食を食べられます。一番人気は筑波の名を冠したつくばうどん。美味しい!


13:00
ケーブルカーでラクラク下山

山頂からケーブルカーで下山します。「乗り物がある山は駅まで行けばエスケープできるから心強い」
13:30
神社で買い物をしてから立ち寄り湯へ!

ケーブルカーを降りて少し歩いた先が筑波山神社。参道には土産物店が並び、立ち寄り湯を使わせてくれるホテルもあります。
撮影/矢島慎一
▼参考記事
栃木県のおすすめスポット
日光をはじめ、豊かな自然に囲まれた神社が多い栃木県。おすすめのコースを紹介します。
(BE-PAL 2024年6月号、2026年8月号より)
両崖山~織姫神社
両毛線 足利駅から20分
ルート
足利駅←→織姫神社登山口←→鏡山←→両崖山
コースタイム:2時間
広大な関東平野を眺められる低山で、近隣の山と併せて縦走も可能です。天気が良ければ富士山も望めます。春はサクラ、ドウダンツツジ、ヤマツツジなど、花の宝庫。山中には、赤や黄色のマンサクの花が咲く場所もあります。

登山口にあたる織姫神社も既に眺めがいいけれど、山頂手前のテラスが絶景で居心地バツグン。山頂は足利城本丸跡で平坦になっています。

写真/大内 征
▼参考記事
日光富士/男体山~日光二荒山神社中宮

標高:2,486m
コースタイム:約7時間
難易度:中・上級者向け
日光連山を代表する山で、山自体が信仰の対象になっています。ほぼ円錐状をした成層火山で、山頂には直径約1kmの火口があります。麓に広がる湖や滝、草原や湿原などは噴火活動でできたものです。登山ルートは基本的に日光二荒山神社中宮祠からの1本。神社で登拝料(大人1,000円)を納めます。
▼参考記事
群馬県のおすすめスポット
群馬県で神社巡りを楽しむなら、豊かな自然に囲まれた榛名山と、パワースポットとしても知られる榛名神社を巡るコースがおすすめです。
榛名山~榛名神社
榛名山のコースの中で、最もスタンダードなコースです。榛名山登山口からスタートし、まっすぐ山頂を目指すルートで、山頂までの所要時間は約45分です。歩行距離は約2.5km、往復約1時間半で踏破できるため、初心者でも無理なく登れるでしょう。
榛名富士コースには、麓と山頂を結ぶロープウェイが運行しています。ロープウェイを使えば、約3分で山頂まで到着できます。時間に制限がある場合や、ほかのアクティビティも経験したい場合は、ロープウェイを利用すれば大幅に時間を節約できるでしょう。
山道にも特に危険な箇所はなく、子連れで登山する人もいます。道中には榛名神社があるので、参拝するのもおすすめです。
▼参考記事
















