アウトドア情報誌『BE-PAL』(2025年6月~2026年5月号まで)の特集や本サイトに掲載されたアイテムから、軽量性はもちろん、耐久性や通気性、居住性に優れたものなど、ソロ・デュオで快適に過ごせるモデルを紹介する。アウトドアライターによるレビューのほか、ダブルウォールテントを選ぶポイントもあわせてチェックしよう。
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ダブルウォールテントの特徴と選び方
登山で活躍するダブルウォールテントのメリットとデメリットを解説。そのほか、ダブルウォールテントを選ぶ際に確認したい点もあわせてチェックしよう。
ダブルウォールテントのメリット
登山用テントには、ダブルウォールとシングルウォールの2種類がある。ダブルウォールはインナーテントとフライシートの2層構造になっているタイプのこと。
悪天候に強く、2層になっていることで湿気がこもりにくく、結露しにくいのが特徴。前室が作れるため、荷物置きなどのスペースとして活用できるのも優れている。
ダブルウォールは2層になっている分やや重量があり、設営に手間がかかるというデメリットがあるが、近年は、シングルウォールに匹敵する軽量タイプも登場している。
自立式か非自立式かをチェック
自立式とは一般的なテントに多いタイプで、ペグで固定しなくても自立するテントのこと。ペグがまったく不要というわけではないが、地面のコンディションに関係なく設営がしやすい点がメリット。そのため、初心者をはじめとしてすべての登山者におすすめの汎用タイプといえる。
非自立式は、四隅以上をペグで固定しないと自立しないタイプのテント。正しい方向にしっかりとテンションをかける必要があるため、設営の難易度は高めといえる。標高が高い山では、テント場の地面が硬く、ペグがまったく刺さらないことがあるが、そのような山には非自立式テントは向いていない。
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耐水圧にも注目
アウトドア用に販売されているテントのほとんどはテント生地+フライシートのダブルウォール構造になっているが、雨に負けないテントを選ぶためには、生地の耐水圧を必ず確認しよう。
耐水圧とは「雨のしみこみにくさ」を示す数値のこと。最低でも耐水圧1500mm以上のものを選ぶと安心だ。
▼参考記事
アウトドアライターがチェック!ダブルウォールのソロテント7選
山岳にぴったりな軽量ダブルウォールテントのおすすめを、年間100泊近くもアウトドアで眠るアウトドアライター・高橋庄太郎さんがレビュー。設営簡単なタイプや快適派向けなど、使い勝手のいいモデルばかりだ。
(BE-PAL 2026年5月号より)
簡単に立てられるダブルウォールテント
EVERNEW(エバニュー) Meadow highat / carbon
広い出入り口で開放的。前室に靴などをたっぷり置いても出入りはラクラク。ポールにカーボンを使っており、このサイズ感で重量1.16kgというのも魅力。
華やかなグリーンカラー。小型のドーム式テントでは珍しい、余裕を持って2人並んで座れるほど大きい出入り口を備えている。
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Big Agnes(ビッグアグネス) スプリングクリーク1
耐久性が高い生地を使い、1.37kgと軽量でも破損の心配が少ないモデル。換気性が良く蒸れにくい。(写真は参考製品)
2重構造の出入り口のパネルはメッシュになる面積が広く、通気性が高いのもありがたい。
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PUROMONTE(プロモンテ) VL-19 4S
出入り口がL字型に開くタイプ。ポールの末端を4隅のポケットに入れてから残りの部分をフックで吊るすハイブリッドなシステムで、設営は簡単だ。
細かな工夫で風にも強い。オプションの"外張り"をつければ冬季仕様になって、寒い時期にも使いやすいのも魅力だ。
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RIPEN (ライペン) SLソロ
日本の山岳テントを代表する質実剛健なメーカーの製品ゆえに、超軽量に仕立てたテントでも高い耐久性をキープ。誰でも簡単スピーディーに設営できるシンプルさがうれしく、悪天候時や一刻でも早く眠りたいときなどには感謝したくなるはず!

形状はオーソドックスな山岳用テントだが、本体の生地は超薄手の12デニールナイロンでポールも細く、超軽量! こうなると破損や生地の破れが気になるのだが、はじめからボトムに敷くアンダーシートが付属していて、そんな配慮もうれしい。

フライをしたまま出入りしやすいように出入り口は右側に少しずれている。

収納サイズは約25×19×8cm。
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快適派に向くダブルウォールテント
ZEROGRAM(ゼログラム) Thru Hiker1p ZEROBONE
あらかじめフライとインナー、フットプリントまで連結してあり、ポールを組み合わせれば、すぐに立体化するのが便利。モノフィラメント素材で夏でも心地いい。
インナーは全面的にモノフィラメントという特殊なメッシュ的素材で、結露しにくく、風通しもいい。インナーの幅は頭方向が約85cm、足元が65cm。寝るための幅のみに抑えてある。
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NEMO(ニーモ) ドラゴンフライ オズモ 2P
フライは特殊素材で水濡れに強い。降雨時でもフライに強いテンションがかかって水切れがよく、地味ながらすばらしい仕様。
フライシートの素材は水に濡れても伸びにくい"オズモ"。 前室の"ランディングストレージ"は水濡れを抑えてモノを置けるのでとても便利だ。
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SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) テロスEVO TR2テント
複数のハブでポールを組み合わせ、四面の壁を垂直に立ち上げる独特な構造。そのために想像以上に内部スペースが広く、収納用のポケットも多くて、居住性の良さはこの上ない。
天井まで高い大空間でゆったり眠れる。両サイドの前室も広く、これならば雨の日も楽しそう。インナーは上部のみがメッシュで、通気性を保ちつつも、横たわったときに風が当たらない。山や海辺にこのテントで拠点を作って、連泊したくなる。
撮影/中村文隆
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1kg以下の超軽量ダブルウォールテント4選
最小重量1kg以下の超軽量ダブルウォールテントをセレクト。通気性のいいタイプや、軽量ながら耐久性に優れたモデルも必見。
(BE-PAL 2025年6月号等より)
HERITAGE(ヘリテイジ) クロスオーバードームKAYA
ダブルウォールタイプなのに重量760g。さすがに耐久性はそれなりだが、通気性と軽量性重視で割り切って使えば大きな味方になるに違いない。
フライシートも裏が透けるほど極薄。10デニールのナイロン素材だ。ボトム部分以外は、フルにメッシュ! 超薄手の軽量生地である。
撮影/矢島慎一
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ZANEARTS (ゼインアーツ) ヤール1
ゼインアーツ初となる山岳テント。軽量かつ機能性に優れたモデルで、価格も魅力! フライは15デニール、ボトムは20デニールのナイロンを採用。引裂強度を高めるために、シリコーン加工を施している。
クロスフレーム構造を採用し、設営の簡便さ、耐風性、居住性、携行性をバランス良く実現。フライは15D、ボトムは20Dの薄いナイロンを使用し、シリコーン加工によって引裂強度を向上させ、一般的な30Dナイロンを超える耐久性を誇る。
一般的な山岳テントに比べてサイズはミニマムながら、日本人の体格に適した居住空間を提供。フック式のインナーテント接続により耐風性を向上させている。
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RIPEN (ライペン) SLドーム
日本が誇る山用テントブランド「ライペン」の最軽量2人用山岳テント。本体に12デニール、フライシートに15デニールという極薄生地を使い、超軽量かつコンパクトに仕上げた。ストレスのかかるグランドシートには30デニールの生地が使われている。
山岳テント屋「アライテント」(商標名「ライペン」)の"軽さ最優先"テント。なんといっても2人用のダブルウォールテントで980gという軽さはスゴい。
同社の超軽量シリーズ「エアライズ」よりさらに軽い。 アライテントとしては初めて、30デニールという薄手生地をボトムに使っているため、ボトム地を保護するための専用アンダーシートが標準装備されている。
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PUROMONTE(プロモンテ) VEL-20 3S
軽さ、強さ、使いやすさを追求した、重量980gの超軽量ダブルウォールテント。「最低強度を保つために軽量化できるパーツ」を突き詰めて開発された。
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