CONTENTS
「BE-PALアウトドアアワード 2023」でテント部門賞にノミネートされた名品
審査員とBE-PAL編集部による選考を経て、2023年のアウトドア業界を代表するようなモノ、コト、ヒトのトピックがノミネートされる「BE-PALアウトドアアワード 2023 大賞」。
2023年は、は新素材や新しいアイデアによる革新的なテントが登場するなど、例年以上にテントの当たり年という印象だった。だからこそ、ノミネートテントはどれもレベルの高いものが揃い、大いに審査員の頭を悩ませた。そんな中からソロ向けのおすすめテントを紹介する
▼参考記事
ニーモ「アトム オズモ 1P」
生地には新開発素材のナイロンとポリエステルの複合素材「オズモ」が使用され、濡れても乾きやすく、撥水性能が高いのが特徴。
長らく、テント専用の新素材が登場していなかったなかで、颯爽と現れた「オズモ」は“ゲームチェンジャー”にもなりうる存在として、審査員から高い評価を集めた。このモデルは登山用のエントリーモデルという立ち位置ながら、上級者も納得の仕上がりとなっている。
¥53,900
SPEC:●サイズ/210×90×高さ105cm ●重量/1.35kg
「雨に濡れても、パッと降れば水が切れてドライになるから、撤収の時も楽なんだよね」(アウトドアライター・高橋庄太郎さん)。自身でもこのテントを愛用しているという。
「ソロ系テントの一番のニュースはニーモですね。このテントは、つねに“ドライ”っていうのが一番のメリット。長期滞在にも向いているし、悪天候にも強い」(全天候型アウトドアライター・ホーボージュンさん)。
NEMO (ニーモ) アトム オズモ 1P
▼参考記事
SOTO「ホルス ソロ T/C」
陣幕とシェルターの組み合わせで、多彩なアレンジが楽しめるのが大きな特徴。何より画期的なのは、火器メーカーのテントだけあって同社のガス器具が使えること! テント内で煮炊きをしながら、星空を眺めることができる。
「焚き火をやりたい」「星空が見たい」「一人で読書がしたい」「シアターにしたい」など、それぞれのスタイルに、柔軟に対応してくれる懐の深さがこのテントの大きな魅力だ!
¥99,000
SPEC:●サイズ/320×300×高さ160cm(陣幕装着時) ●重量/9.3kg
「混んでるキャンプ場でも、陣幕で囲うとプライベート空間ができる。上を開けておけば開放感はありつつも、まわりの人からは見えない」(アウトドアライター・高橋庄太郎さん)。
「火力で信頼のあるメーカーが『どうぞ自社のギアを使ってください』ということで作ったところに、まず注目ですよね。火が使えるテントっていう潔さがいい!」(アウトドアプロデューサー/ネイチャーインタープリター・長谷部雅一さん)。
SOTO (ソト) HORUS SOLO T/C
▼参考記事
全国人気アウトドアショップが選んだ!ソロテントの2023年ベストヒットランキング
全国14のアウトドアショップに聞き、2023年に売れたものを大公開!リアルな売れ線の「ソロ向け」大本命テントを紹介する。
▼参考記事
第1位・ライペン「SLドーム」
¥64,900
ライペン SLドーム
▼参考記事
第2位・MSR「ハバハバシールド2」
¥99,000
MSR (エムエスアール) ハバハバシールド2
▼参考記事
第3位・ファイントラック「カミナドーム2」
¥74,800
finetrack (ファイントラック) カミナドーム2
▼参考記事
第4位・コールマン「ツーリングドーム/ST」
¥21,780
Coleman (コールマン) ツーリングドーム/ST
▼参考記事
第5位・オガワ「ステイシー ファルダ」
¥59,400
ogawa (オガワ) ステイシー ファルダ
▼参考記事
『BE-PAL』ベテランライターが厳選!ソロテントの2024年ヒット予測
NO.1アウトドア情報誌『BE-PAL』のベテランライターと編集部員が実際にテントを使い「これは売れそう」と思ったものを紹介する。リアルに良かった「ソロ向け」ベストテントを紹介する。
▼参考記事
直感的に設営できるものがベスト
登山やスルーハイクの旅でテント泊するとき、何より重要なのは"直感的に設営できること"。歩き続けて疲れているときに、複雑なフレーム構成のテント設営は苦痛以外の何ものでもない。
もう一点強調しておきたいのは、フレームだけで自立するセルフスタンディングであること。
こうした観点から選んだ第1位と3位は、まさしく直感的に設営できるシンプルなクロスドーム。
第2位のMSRは、ハブで1本化したメインポールとリッジポールのみの吊り下げ式。どれもセルフスタンディング式だから、立ち上げたあとに移動するときも扱いがとても楽ちん。姿形に奇抜さはないものの、ソロキャンピングに必要な要素、機能がギュッと凝縮されている。
初めてテントを買う人、買い換えを検討中のソリストに自信を持ってお薦めします!
第1位・ライペン「SL ソロ」
¥63,800
幕体+フレームでわずか900g!’23年のベストヒット第1位に選ばれた2人用のSLドーム(980g)のソロバージョン。ポールスリーブの片側が袋状になっていて、ひとりでもスピーディーに設営できるクロスドームだ。まさに"シンプルisベスト"なモデルといえる。
19×8×25㎝、ポールのたたみ寸法38㎝。重量は900g+アンダーシート150g。この軽量コンパクト性は魅力。
薄手なグランドシート布地を保護するため、専用アンダーシートが付属。
RIPEN (ライペン) SLドーム
▼参考記事
第2位・MSR「ハバハババイクパック1」
¥99,000
MSR初のバイクパッキング仕様。216×76㎝というソロサイズのインナーテントだが、天頂部のリッジポールが前後のウォールを立ち上げてくれるので閉塞感の少ない居住空間を持つ。奥行き76㎝の前室もあり、バイクツーリストにウケること必至だ。
コンパクトなスタッフサックは、付属のステイとベルトを使ってハンドルバーに取り付けられる。
テント内天頂部のポケットとロープは、小物を置いたり引っ掛けたりするのに便利だ。
MSR ハバハババイクパック1
第3位・ニーモ「アトム オズモ 1P」
¥53,900
BE-PAL OutdoorAward ノミネートテント。ビギナー向けの高品質山岳テント。100%リサイクル糸採用で有害な化学物質不使用ながら、優れた素材特性を持つ独自のオズモファブリックをフライに採用。スリーブ併用の吊り下げ式だから設営が楽で収納もコンパクト。リーズナブルなのもうれしい限り。
ドア上部にベントストラットが付き、悪天候時にドアを閉めた状態でも換気できるようになっている。
ディビィキューブスタイルのスタッフサックで、ポールと幕体は別々でもまとめてもパッキングできる。
NEMO (ニーモ) アトム オズモ 1P
▼参考記事
アウトドアの達人がレビュー!2024年おすすめソロテント13選
暖かくなってきたからキャンプに出掛けたい!ソロキャンプをしたい!という人におすすめの一人用テントを紹介。アウトドアの達人とBE-PALスタッフがテントの詳細をレビューする。
▼参考記事
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
---|---|---|---|---|
価格 | 使用可能人数 | |||
ビッグアグネス 「クラッグレイクSL2」 | ¥63,800 | 〜2人 | ||
モステント 「スターレット」 | ¥201,300 | 〜2人 | ||
ニーモ 「ドラゴンフライ オズモ バイクパック1P」 | ¥71,500 | 1人 | ||
ゼログラム 「エルチャルテン1Pゼロボーン」 | ¥84,700 | 1人 | ||
アラタ 「AX-79」 | ¥49,940(予価) | 1人 | ||
ライペン 「SLソロ」 | ¥63,800 | 1人 | ||
テラノヴァ 「ソーラーフォトン2サンド」 | ¥86,900 | 〜2人 | ||
モンベル 「U.L.ドームシェルター1」 | ¥52,800 | 1人 | ||
ミニマルワークス 「ゴールドキウイ」 | ¥91,300 | 〜2人 | ||
シエラデザインズ 「ミーターライト 2P」 | ¥80,300 | 〜2人 | ||
MSR 「ティンハイム2」 | ¥82,500 | 〜2人 | ||
ogawa×CanadianEast 「アーデイン DX-Ⅱ ブラック」 | ¥53,350 | 〜2人 | ||
YOKA 「YOKA TIPI TYPE2」 | ¥36,300 | 〜2人 | ||
複数のタイプを使い分けよう
ここ数年のソロ/デュオテントは、すさまじい勢いで「軽量」化が進んだ。僕も10年前ならば1kgを切るのは不可能だと思っていたのに、いまや700g台も登場! ただ、軽量な分だけ破損しやすい。だから、少々重くても耐久性をキープした「バランスが良い」モデルも継続人気だ。
一方、クルマで持ち運ぶことを前提に3㎏を超える「重くても快適」なモデルは、いくぶん少数派。だが、社会の休暇制度の充実とともに、僕は今後そんなタイプが増える気がしている。
山好きでいて、モノ使いが荒い僕は、第一に「バランスが良い」タイプ。しかし、超軽量タイプや快適タイプも魅力的で、それぞれ用意したくなり……。
結局、いくつかのモデルを持って使い分けるのが最高なのだ。
※1人、〜2人はテントの使用可能人数です。
バランス派におすすめのテント
【1】ビッグアグネス「クラッグレイクSL2」
¥63,800
〜2人
暑い時季こそ、こいつの出番!フライシートの大きなベンチレーターと上部がメッシュのインナーのコンビで熱気を逃し、蒸し暑い時季も快適! 出入り口がL字型にガバっと大きく開くのがすばらしく、ゴロっと寝転んで外を眺めながら、春の柔らかな風を感じたい……。そんなことを夢想させるテントでした。
●サイズ/218×132×107㎝(使用時)
●重さ/2,010g
インナーの上部はメッシュで、その下が布地のパネル。通気性を確保しつつ、冷気は遮断する。
出入り口が左右に2か所。それぞれが靴置き場などに使う自分のスペースを確保できる。
ビッグアグネス クラッグレイクSL2
▼参考記事
【2】モステント「スターレット」
¥201,300
〜2人
テント界の伝説的存在である"MOSS"の復活後、その代表作である"スターレット"も復刻。地を這うようなシルエットはさすがカッコよく、1984年当時のオリジナルカラーも男心をくすぐる! 一方で防水性などは以前よりも向上させ、温故知新とはまさにコレだ!
●サイズ/214×142×92㎝
●重さ/2,400g
曲線を描く2本のポールが2か所で交差する“魚座型”の美しいフォルムが一大特徴。
開いたフライシートは下部に巻き取る独特のシステム。このあたりもモステントらしい。
モステント スターレット
【3】ニーモ「ドラゴンフライ オズモ バイクパック1P」
¥71,500
1人
最近の小型テントに増えたのが、"バイクパック"というパッキング性に優れた自転車ツーリング向きモデル。だが、その軽量性と携行性の高さは登山などにも適しているのではないかと、僕は感じる。前室の荷物置き場も便利で、"使って楽しい"テントなのであった。
●サイズ/224×89×102㎝
●重さ/1,070g
前室の内側には巨大なモノ入れのスペース。バスタブ構造で入れたものが濡れにくい。
出入り口のパネルは、上半分だけがメッシュ。だから寝転んだときに風は当たらない。
ニーモ ドラゴンフライ オズモ バイクパック1P
軽量派におすすめのテント
【4】ゼログラム「エルチャルテン1Pゼロボーン」
¥84,700
1人
インナーテントとフライシートが連結され、いっしょにポールに掛けるだけで設営完了。特筆すべきは特殊なメッシュともいうべき"モノフィラメント"がインナーに使用されていることで、風を通しながら水をシャットアウトする様子は、まるで魔法!これなら雨や結露も楽しくなるぞ!
●サイズ/210×80×96㎝
●重さ/1,150g
※実際のインナーはフライシートと同系色
1人用なのに出入り口が2か所の“ありそうでない”仕様。風向きに合わせ、両方使える。
インナーのメイン素材は、風を通しつつ、玉のように水を弾く“モノフィラメント”。
ゼログラム エルチャルテン1Pゼロボーン
【5】アラタ「AX-79」
¥49,940(予価)
1人
この春にデビューする日本の新ブランド。2本のポールをクロスさせる日本の山岳テントらしいオーソドックスな構造ながら、天頂部からガイラインを引いたり、内部から補強を加えたりと、工夫がいっぱい! これは実際に山中で、しかも悪天候時にも試してみたいな。
●サイズ/210×79×97.5㎝
●重さ/900g
内部の荷物の出し入れ用の窓。ここから靴などをテント裏のフライシート下に置ける。
テント内部で2本のガイラインが梁のように交差し、強度を高めるユニークな仕組み。
アラタ AX-79
【6】ライペン「SLソロ」
¥63,800
1人
超軽量テント、老舗ブランドならこう作る。日本の山岳テントを代表する質実剛健なメーカーの製品ゆえに、超軽量に仕立てたテントでも高い耐久性をキープ。誰でも簡単スピーディーに設営できるシンプルさがうれしく、悪天候時や一刻でも早く眠りたいときなどには感謝したくなるはず!
●サイズ/205×90×95㎝
●重さ/900g
フライシートの生地は、透けるほど薄手。たった15デニールなのである。
総重量はわずか900gで簡単に持ち上げられる。これでも風雨に強いのだ。
ライペン SLソロ
【7】テラノヴァ「ソーラーフォトン2サンド」
¥86,900
〜2人
内部の高さは100㎝と低くはないが、地面に裾を広げたフォルムで風の影響を最小限に。居住性と軽量性のバランスを考え、出入り口付近が高く、足先が低いというメリハリのあるデザインにした結果、2人用で重量814gに。数量限定の日本別注カラーだ。
●サイズ/225×130×100㎝
●重さ/814g
これほど薄い生地でも、フライシートの耐水圧は2000㎜を実現している。
内部は一般的な2人用よりも、さらに少し広いくらい。余裕はたっぷり。
テラノヴァ ソーラーフォトン2サンド
【8】モンベル「U.L.ドームシェルター1」
¥52,800
1人
一般的なテントをより簡素にした"シェルター"と呼ばれるタイプ。前室もなく、居住性はそれなりになるが、ポールと組み合わせるだけで即座に立体化するのは本当に便利だ。居住性重視で重めのテントのサブとして用意し、使い分けるのも良さそう。
●サイズ/210×90×95㎝
●重さ/751g
出入り口の上には小さな庇。雨が内部に流れ込むのを防ぐのに役立つ。
重量751g。ペグダウンしていないと、風ですぐに飛ばされそうになる。
モンベル U.L.ドームシェルター1
快適派のおすすめテント
【9】ミニマルワークス「ゴールドキウイ」
¥91,300
〜2人
あれっ、これは4人用だったか……などと設営時に一瞬焦ったのが、こちら。内部もかなり広めだが、前後のキャノピー部分がとにかく広く、狭いデュオ用というイメージを軽く凌駕する存在だ。太めのポールは強風にも強く、悪天候時も楽しめそうなテントだった。
●サイズ/215×127×120㎝
●重さ/3,200g
テント後ろ側。こちらもフライシートが広く覆いかぶさり、快適空間を作り出している。
インナーを取りはずして使用可能。チェアやテーブルを置いても広々と使えるのがスゴい。
ミニマルワークス ゴールドキウイ
【10】シエラデザインズ「ミーターライト 2P」
¥80,300
〜2人
1987年に開発されたテントの復刻で、ツートーンのカラーリングが目に鮮やか。メッシュパネルを併用したインナーは、開口部が広いフライシートのコンビで涼しい風を呼び込む。生地が少し厚めのために耐久性が高く、破損を気にしないで気楽に使えそうだ。
●サイズ/250×160×109㎝
●重さ/3,440g
フライシートは大きく巻き上げられ、風通し最高! 内部は広く、小柄な人なら3人でも。
3本のポールが交差する変形的な魚座型。フックとスリーブを併用し、設営は簡単だ。
シエラデザインズ ミーターライト 2P
【11】MSR「ティンハイム2」
¥82,500
〜2人
2本のポールを平行に使うトンネル型。この形状は左右の壁が垂直気味に立ち上がり、頭上にも余裕が生まれて居住性がアップするのがポイントだ。広い前室にはシューズや調理用具をたくさん置くことができ、デュオサイズとは思えない使い勝手の高さに感心した。
●サイズ/240×140×101㎝
●重さ/2,480g
フライシートの渋い色とは対照的に、インナーはオフホワイト。居住空間は明るい。
インナーをはずし、サンシェードにも。すっぽり覆われ、守られている感がハンパない。
MSR ティンハイム2
▼参考記事
まだまだあります!編集部注目のソロテント
ブッシュ早坂のおすすめ!
【12】ogawa×CanadianEast「アーデイン DX-Ⅱ ブラック」
¥53,350
〜2人
バイクツーリングで人気のテントが、ブラックカラーに! 前室が広く、バックパネルのアレンジも多彩だ。
問い合わせ先:キャンパルジャパン TEL:0800-800-7120
●サイズ/220×280×120㎝
●重さ/3,760g
ogawa×CanadianEast アーデイン DX-Ⅱ ブラック
【13】YOKA「YOKA TIPI TYPE2」
¥36,300
〜2人
人気のティピー型テントがバージョンアップ。テントの半面を大きく跳ね上げられるようになった。
●サイズ/270×270×175㎝
●重さ/2,100g
YOKA YOKA TIPI TYPE2
▼参考記事
意外にもフィールドになじむ!かっこいい黒のソロテントおすすめ2選
黒いテントはエッジの効いたシャープさが魅力です。流行に左右されない、シンプルなモノトーンのギアは永遠の定番として持ちやすいのでおすすめです。
Canadian East×Ogawa Ardein DX-Ⅱ BLACK
▼参考記事
グリップスワニー FIREPROOF GS TENT(Special Edition)
▼参考記事
EARTH TRIPPER(WE23DA09)
初心者にぴったり!設営が簡単なソロテント
初心者でも手軽に扱える入門用テントを『BE-PAL』に掲載されたものからおすすめをピックアップ!設営が簡単なおすすめのソロテントをまとめました。
MSR エリクサー2
▼参考記事
THE NORTH FACE ストームブレーク1
所要時間はわずか10分!気になる設営方法とコツを紹介
ストームブレーク1の設営はとても簡単で、慣れてくると約10分ほどの所要時間で完成させることが出来ます。ここでは、気になる設営方法とコツを5ステップ形式で紹介したいと思います。アウトドア初心者やソロテントを新たに購入しようと検討中という方は、ぜひ参考にして下さい。
1. 設営する場所を決めて、インナーテントを広げる
アウトドアを快適に楽しむために欠かせない要素と言えるのが、「安全で居心地の良いロケーション選び」です。
キャンプ場や野外フェスでは設営に適した環境が整っている場合が多いですが、山岳地帯や水辺では地面がデコボコしていたり風が強いなど環境条件が不安定なことがあるので、なるべく水はけが良く平坦な場所を選ぶことを心がけましょう。
低地や川岸では雨天の浸水被害が想定されるので、状況に応じて適したロケーションを選択することが大切です。
また、インナーテントを広げる際は、傷と湿気を防ぐためにグランドシートを敷くのがオススメです。
2.付属のポールを組み立てて、それぞれの先端をグロメットに差し込む
付属のポールを組み立てたら、それぞれの先端をインナーテントのグロメット(四方に位置する丸い穴)に差し込んで中心部を交差させます。
3.ポールがクロスしている部分を押さえ、インナーテントのフックを引っ掛ける
フレーム部分が完成したら、インナーテントの吊り下げフックをポールに引っ掛けます。
この時、ポールがクロスしている部分を押さえながら作業を進めるとスムーズでしょう。
4.フライシートを被せて、インナーテントの四方に固定する
フライシートを被せる際は、フライシートとインナーテントのグロメットを重ねて固定します。
この時、テントの張り具合を調節するベルトの色がインナー部分のペグループと一致していることを確認して下さい。
5.付属のペグを地面に打ち込んでボトムをしっかりと固定する
最後に、インナーテントとフライシートを地面に固定すれば完成です。(風が強い日はインナーテントを広げた段階で地面に固定しておくと作業しやすいです)
ペグはテントの反対側に約60度の角度に倒して、ロープと直角になることを意識してしっかりと打ち込むと抜けにくくなります。
ストームブレーク1に付属しているペグは、重く固定力がある一方で、ビーチのような柔らかい地面にはあまり向いていないので、テントを設営する環境に合わせて使用するペグを変えるのも良いでしょう。
▼参考記事