ピストン西沢が新しくなった「マツダ CX-5」に乗ってきたぞ! 価格、乗り味、新機能をチェック! | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2026.05.24

ピストン西沢が新しくなった「マツダ CX-5」に乗ってきたぞ! 価格、乗り味、新機能をチェック!

ピストン西沢が新しくなった「マツダ CX-5」に乗ってきたぞ! 価格、乗り味、新機能をチェック!
2012年に初代が誕生し、これまでに累計500万台を売った人気車種マツダ「CX-5 」。満を持しての新型の登場ですが、どこが変わったのかまずはまとめてみましょう。

外観 

カラー展開は7色。

デザインに定評があるマツダ車全般、そしてCXシリーズですが、先代のCX-5の出来がよくて、未だに古さを感じさせないこともあってか、少し遠くから見ると新型かどうかわからないくらいキープコンセプトです。でも近寄ってみると複雑な曲線や、四隅に踏ん張るようなタイヤ、ライトやグリルの造形など、美しく進化していて、所有の喜びはより高まっています。現時点では新型CX-5購入者のほとんどが、デザインの良さと答えており、デザインのマツダの面目躍如といえます。

マツダのデザインはやはり美しい。この辺りは従来型のオーナーにじっくり見比べていただきたい。

サイズ

ドアの開き方がスゴい。

でかくなりましたね。特筆すべきは全長が115mm伸ばされて、それがすべてホイールベースにいっています。従来型の弱点で、室内が狭いという声がありましたが、実際乗ってみると確かに広くなっており、リアのハッチバック部分のデザイン変更もあって、リアシートはとても居住性が上がっています。

リアの開口部は70㎜(従来型比)広がり、足元も64㎜広がった。

ただし、これだと一般的な立体駐車場のギリギリサイズ、1850㎜を超えてしまっていて、都心部での販売に影響しないか気になるところです。

パワートレイン

e-SKYACTIV G 2.5 は最大パワー131kW、最大トルク237N・mとモーターアシストで出足が良い。燃費は14.2~15.2km/Lあたり。

従来型のCX-5は2.2Lのディーゼルエンジンが、価格、性能、燃費の点で人気のグレードでしたが、今回はそれも含めいわゆるICE(インターナル・コンバッション・エンジン=内燃機関)はありません。用意されたのが2.5Lマイルドハイブリッドエンジンで、これも従来のICEユーザー、特にディーゼル愛好者にどう映るかが販売台数に関わってきそうです。

グレードと価格 

 

2.5L MHEVエンジンを装着した2WDとAWD(4WD)が用意され、その中で最上位が「L」で407万円。この価格は、購入意向が最も高い価格帯調査の結果が300万円台半ばから400万円台前半だったことを受け、「戦略的に決定した」ものだそう。絶妙な価格だと思いますがみなさんはいかがですか?

そして乗ってみた

タイヤは19インチのブリヂストン・アレンザ。この高級タイヤがノイズの少なさと柔らかい当たりに貢献している。そして新しいダンパーも初期が穏やかでとにかくゴツゴツ感が少ないことが、親孝行にピッタリだ。

乗ってみたのはLグレードのAWD。まず狙い通り2.5L MHEVエンジンの出足が良い。トルクもモーターアシストで力強く、何より振動がなく静か。ただし高速でアクセルを踏み込んでも、それほど加速するわけではないので、マツダらしい実用的な部分に好印象。そして加速よりも関心を持ったのが止まるほう……のポイントを2つ。

【1 】カックンブレーキを滑らかに制御

MHEVと協調制御する「ブレーキ・バイ・ワイヤ」(電気信号でブレーキをかける仕組み)が採用されており、エネルギー回生効率の向上しているが、それ以上にフィーリングが良いのと、実際に高速などでクルマの動きが滑らか。姿勢制御のため、ブレーキをつまんだりするのだが、これはオフロードでの「i-ACTIV AWD」との連携で、走破性の向上が期待できる。特筆すべきは回生が切れた時に起こるカックンブレーキを、滑らかに制御していること。なのでブレーキがへたくそでも停止線でガクっと止まることがなくなり、それだけでも全席の乗り心地やクルマ酔い対策として有効だと感じました。

【2】超便利! プロアクティブ・ドライビング・アシスト

トヨタと名称を合わせてきたドライビングアシスト機能で、アクセル、ブレーキともに操作していないとき、先行車との距離を保って減速してくれる仕組みで、オフを含む4つの効きが選べる。下り坂なんかで勝手にスピードが上がる場所で、距離を保つのが自然で、運転が不慣れな家族にハンドルを預ける時など、スゴい安心がある。トヨタ・RAV4はさらに進んでいて、信号がある交差点だと、左にウインカーを出せば、勝手に減速してくれる……すごい時代になった。

その他、グーグルナビも搭載しているが、各社のグーグルナビのスペックはまばらで、新型日産・LEAF(ピストン西沢所有車)よりも進化していて使いやすかった。ただ、これは各社のグーグルナビ共通の話だが、どこまでがクルマ側でどこからがグーグル管轄なのかわからないことが多いぞ。グーグルはネット系特有の無責任対応で、「言ってる意味がわかりません」連発だし、正直キラいです(笑)。

【参考情報】お客さんの反応

マツダのモニターは小さいと言われていたそうだ(笑)。ならば15.6インチでどうじゃ!
  • 今のクルマの後部座席がせまかったので、広い後部座席に乗り換えた
  • 安全装備など最新スペックがここ価格は安い
  • 何年も前からマツダのモニターは小さいと思っていたので、大きくなって歓迎(笑)
  • 子育て中なので後部座席と荷室の大きさが魅力

まとめ

ラゲッジの奥行きは先代比45ミリアップ。ベビーカーを縦に乗せられる。

新しくなったCX-5は大きくなった分は主に後席やラゲッジに恩恵をもたらし、また新しいMHEVエンジンは街中での使いやすさが素晴らしく、日常をオシャレに過ごしたい人にピッタリ。同時に後部座席が広く居心地がいいことや、高速で風切り音が少ないことで、みんなで遠出ドライブするのにも良い。

後部席を畳んで測ると160センチ以上。

一方で大きくなってしまった分、駐車場や裏道での取り回しに気を使うことも考えられる。総じて良いところが多いCX-5。価格も絶妙で、先入観なしに従来型CX-5のオーナーは販売店で確認お願いいたします。また、デザイン性や走りの上質さから、輸入車オーナーの乗り換えにもおすすめできるクルマでした。

問い合わせ先

マツダ

TEL:0120-386-919

著者画像

ピストン西沢さん

ラジオDJ、ミュージシャン

多数のラジオ番組にてパーソナリティを担当。ウィットに富んだトークが人気を集め、第48回ギャラクシー賞でDJパーソナリティ賞を受賞。一方で車好きとしても知られ、レーサーとしてインテグラレースやスーパー耐久などに参戦。日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務めた実績もあり。

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