今回は日本の道路状況でも扱いやすい新型SUV「Q3」の情報をお届けする。
- Text
アウディ「Q3」ってどんなクルマ?


SUVが充実するアウディではコンパクトクラスに属するQ3。とはいえ全長4,530㎜、全高は1,860㎜あり、日本ではミドルクラスに相当するサイズ感だ。また、アウディらしい大きなフロントグリルの効果もあり、実際に目にするとサイズ以上の存在感を受ける。
今回紹介するのは2011年に登場した初代から数えて3代目となる新型。排気量1.5ℓのターボエンジン(マイルドハイブリッド仕様)を搭載する前輪駆動の「TFSI 110kW Advanced」と2ℓターボエンジン搭載で4WDの「TFSI quattro 150kW Advanced」というラインアップだ。
座り心地と収納時の荷室のフラット感を両立


試乗したのは「TFSI 110kW Advanced」。スポーティな装備をセットにしたオプション装備「S lineパッケージ」が装着されていて、そのひとつであるスポーツシートは体を包みこむがっしりとした作り。国産車に乗っている人からすると座り心地を含めて硬質な印象を受けるかもしれないが、ふわふわの柔らかいシートは、ロングドライブでむしろ疲れる。街を出て高速道路に乗り、目的地までは山道も走るアウトドアズパーソンにとって、しっかりしたつくりの「Q3」のシートは疲労を抑えてくれるのだ。



後席のつくりも同様で、頭上や膝前空間に十分な余裕をもたせつつ、座面や背もたれは高身長の人でもしっかり支える大きさで、座り心地も張りがある。それでいて荷物が多いときに背もたれをたたむと、フラットな床となる。シートの厚みを保ちながらたたんだときに傾斜が強くならない、機能的な設計なのだ。「Q3」は人にも荷物にも優しい。
運転に集中できる新装備も!

「Q3」は走りも頼もしい。1.5ℓという排気量を感じさせない出足からの力強さは、低出力モーターのアシストによるマイルドハイブリッドならでは。しかも2系統のギアを使って瞬時に自動変速する7速DCT(アウディではSトロニックと呼ぶ)の制御が素晴らしく、特に走行モードをダイナミックにすると、アクセルペダルを緩めるのに合わせてスムーズに低速ギアへと切り替わり、刻々と変化する一般道での交通の流れに合わせやすい。
運転に集中できる環境つくりに力を入れているのも、アウディの特徴。メーター表示部分からセンターディスプレイを一枚のパネル状に仕立て、視認性と操作性を確保した、機能美あふれるモダンなコクピットになっている。さらに、「インテグレーテッドスイッチモジュール」という新しい操作系を導入したのもポイント。これは通常ならステアリングコラムの奥にある棒状のウィンカーレバーを操作し、センターコンソールの手元にあるシフトセレクターで走行・バック・停車を切り替えるところ、ステアリングから手を離すことなく操作できる革新的な装備。

走行中は目線を前方に向け、周囲の交通状況にも目を配りながらステアリングを握り続ける。「Q3」には安全で快適なドライブに欠かせないこの動作を極力保つための設計が満載なのだ。
アウディ「Q3」には長年にわたるクルマ作りの経験と先進の技術を積極的に取り入れる企業姿勢、そしてビジネスからバカンスまで、あらゆる用途で最大限の機能を発揮する使いやすさが感じられる。アウトドアウェアを例にとると、国産・海外問わずいいモノが揃うなか、最終的に購入の決め手となるのは機能性と自分のライフスタイルにフィットするかという点に絞られるのではないか。クルマも同じで、より気持ちよく過ごせる相棒を探しているなら、「Q3」はぜひ候補に入れてほしい一台だ。
※写真提供/アウディ ジャパン
【Audi TFSI 110kW Advanced】
- 全長×全幅×全高=4,530×1,860×1,610mm
- ホイールベース:2,680mm
- 最小回転半径:5.2m
- 車両重量:1,610kg ※パノラマサンルーフ装備車は+20kg、S lineパッケージ装備車は+10kg
- 駆動方式:前輪駆動
- エンジン:1,497cc直列4気筒ガソリンターボ
- エンジン最高出力:110kW(150PS)/5,000~6,000rpm
- エンジン最大トルク:250N・m/1,500~3,500rpm
- WLTCモード燃費:15.6km/ℓ
- トランスミッション:7速Sトロニック(DCT)
- 車両本体価格:¥5,500,000(税込み)
問い合わせ先:アウディ
TEL:0120-598106




