
暑い夏、涼を求めて川遊びを計画している方も多いのではないでしょうか。川遊びは準備次第で快適度が大きく変わる楽しいアウトドアアクティビティです。
今回は、川遊びを存分に楽しむための持ち物リストを基本編と応用編に分けて詳しくご紹介します。おすすめアイテムも併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
川遊びを満喫するなら持ち物にこだわろう!

川遊びの持ち物は、安全性と快適さの両方を考えて選ぶことが大切です。
川は海と違って波はありませんが、流れが速かったり、足場が不安定だったりします。また、長時間水に触れることで体温が奪われることも。安全に楽しむためには、適切な装備をしっかり準備しておきましょう。
小さなお子さま連れのファミリーから、釣りを楽しむ大人まで、誰もが川の自然を満喫できるよう、目的別に必要なアイテムをピックアップしていきます。
川遊びの持ち物【基本編】

どんな川遊びでも「これだけは持っていきたい!」という基本のアイテムをご紹介します。
川遊びの基本アイテムは、安全確保と体調管理のために欠かせないものばかり。天候の変化にも対応できるよう、しっかりと揃えておきましょう。
ライフジャケット
川遊びで最も重要なのが、安全を守るためのライフジャケットです。
特に子どもには必ず着用させましょう。浅い川でも、急に深くなる場所や流れが速くなる場所があります。万が一の事態に備え、大人も着用することをおすすめします。
おすすめアイテム
モンベル「フリーダム Kid’s S」
公式サイト:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1127415
モンベルの子ども用ライフジャケットは、動きやすさと安全性を両立させた設計で、川遊びにぴったりです。カラーバリエーションも豊富なので、お子さまの好みに合わせて選べますよ。

マリンシューズ
マリンシューズは、滑りやすい川底や尖った石から足を守るために必須のアイテムです。
裸足で川に入ると、思わぬケガをすることも。底がしっかりしていて、水はけのよいマリンシューズを選べば、安全に川を探索できます。
おすすめアイテム
速乾性と滑り止め効果に優れたウォーターシューズは、子どもから大人まで揃えておくと安心です。メッシュ素材で水はけがよく、小石が入りにくい設計のものを選びましょう。
ラッシュガード
日焼け防止や体温調節のために、ラッシュガードの着用がおすすめです。
水辺での活動は思った以上に日焼けをしやすく、水温が低い場所では体が冷えることも。UVカット機能付きのラッシュガードなら、長時間の川遊びも快適に過ごせます。
おすすめアイテム
UPF50+の高いUVカット機能を持つラッシュガードは、夏の強い日差しからお肌を守ります。川で濡れても速乾性の高い素材なら、不快感が少なく活動的に過ごせますよ。
クーラーボックス
飲み物や食べ物を冷たく保つクーラーボックスは、長時間の川遊びには欠かせません。
炎天下での川遊びは想像以上に体力を消耗します。冷たい飲み物や新鮮な食べ物で適宜休憩を取り、熱中症を予防しましょう。
おすすめアイテム
THERMOS(サーモス) ソフトクーラー ROC-002 ミッドナイトブルー
大きな開口口が便利なインナーボックス付きソフトクーラー。ポリウレタン、発泡ポリエチレンなど、5層の断熱構造を採用した断熱材で食材や飲料の温度をキープ。ハードクーラーにインして使ったりと、自由度が高いのが魅力!
AO Coolers(エーオークーラーズ) 24パック キャンバス ソフトクーラー ボトムランド
ソフトクーラーながら圧倒的な保冷力を誇る人気No.1モデル。インナー素材にはウォーターベッドやプールにも使われている素材と同じ高品質TPUライナーを採用。サイズによって氷なら外気温49℃の中で約24時間維持できる。正面には小物の収納に便利なポケット付き。
レジャーシート
休憩スペースを確保するレジャーシートは、くつろぎの時間に必要不可欠です。
川遊びの合間の休憩や、着替えの際のプライバシー確保にも役立ちます。防水タイプを選べば、濡れた体でそのまま座っても安心です。
おすすめアイテム
L.L.Bean(エル・エル・ビーン) ウォータープルーフ・アウトドア・ブランケット、エクストララージ プラッド
肌触りのいい極上アウトドア・ブランケット。裏面は防水仕様なので、湿った芝生の上でも使える。表面はソフトなプラッド柄のフリース素材で肌触りよく快適。
PENDLETON(ペンドルトン) Oversized Jacquard Towels
人気のジャガード柄を採用したアメリカンサイズのバスタオル。肉厚コットンで肌触りがよく、タオルケットやソファカバーとしても活躍する。汚れても洗濯機で丸洗い可能。
帽子
直射日光から頭部を守る帽子は、熱中症を予防するために必須です。
川面からの照り返しや、木陰がない場所では思った以上に日差しが強く感じられます。たれ付きの帽子やつばの広い帽子なら、顔や首筋の日焼けもしっかり防げますよ。
防水の生地なら水がかかっても安心。思う存分、川遊びを楽しめます。
おすすめアイテム
SUNDAY AFTERNOONS (サンデーアフタヌーンズ) ウルトラアドベンチャーストームハット
通気性を併せ持つ耐水圧10,000㎜の防水メンブレンが使われ、シーム処理もバッチリ。ツバ幅が9㎝と大きく、後ろ側のネックケープは15.5㎝の長さがあり、雨、日差しともにしっかりと防いでくれる。
ビニール袋
水濡れアイテムの収納や、ゴミ持ち帰り用にビニール袋は複数枚備えておくと便利です。
おすすめアイテム
ジップロックのような密閉できるタイプのビニール袋は、スマートフォンや貴重品の防水対策にも使えます。複数サイズを用意しておけば、用途に応じて使い分けられて便利です。
タオル
体を拭いたり、体温調節に使ったりと、タオルは様々な場面で活躍します。
川から上がった後はしっかりと体を拭き、体温の低下を防ぎましょう。また、小さめのタオルなら首に巻いて日差し対策にもなります。
おすすめアイテム
マイクロファイバータオルは、吸水性が高く、コンパクトに折りたためるので携帯に便利。速乾性にも優れており、何度も使えるのでおすすめです。
応急セット
万が一のケガに備えて、簡単な応急セットを持参しましょう。
川辺では小さな切り傷や虫刺されなど、思わぬトラブルが起きることも。すぐに手当てできる準備をしておけば安心です。
おすすめアイテム
防水絆創膏、消毒液、虫刺され用の薬を含む小型の救急セットがあれば、ほとんどの軽傷に対応できます。コンパクトなポーチに入ったタイプなら持ち運びも簡単です。
川遊びの持ち物【応用編】

より川遊びを楽しむための応用アイテムをご紹介します。
基本の安全対策ができたら、さらに楽しむためのアイテムにもこだわってみましょう。子どもたちの好奇心を刺激し、川遊びの思い出をより豊かにしてくれます。
水鉄砲
川遊びの定番的なおもちゃである水鉄砲は、子どもたちの遊びの幅を広げてくれます。
仲間同士で水鉄砲対決をすれば、笑顔あふれる楽しい時間が過ごせます。サイズの異なる何種類かを用意しておくと、バラエティに富んだ遊びができますよ。
おすすめアイテム
飛距離が長く、水を素早く補給できるタイプの水鉄砲は遊びやすさ抜群。軽量コンパクトなものなら、小さなお子さまでも扱いやすく、長時間楽しめます。
釣り道具
川の生態系を観察する絶好の機会として、簡易な釣り道具を持参するのもおすすめです。
濡れた衣類や、使用したタオルを入れておけば、他の荷物が濡れるのを防げます。自然を守るためにも、ゴミは必ず持ち帰る習慣をつけましょう。
魚釣りは子どもたちの集中力や忍耐力を養うのに最適なアクティビティ。川の生き物と触れ合うことで、自然への理解も深まります。
おすすめアイテム
初心者向けの竿とリールがセットになった釣り具は、気軽に始められるのでおすすめ。子ども用の短めの竿なら扱いやすく、川の浅瀬でも十分楽しめますよ。
DOD (ディーオーディー) 釣りボトル
針が収納されたボトルの先端に糸付きのリールが合体している、竿なしで釣りができるオールインワン釣具。川や堤防など、足元にいる魚を釣って楽しむことができる優れもの。ズボンのポケットにも入るサイズなので、いつでも釣りを楽しむことができるアイテムだ。
観察セット
川の生き物や石、植物を観察するための道具があれば、学びの機会も増えます。
虫眼鏡や網、バケツなどを使って、小さな生き物を観察してみましょう。図鑑があれば、その場で名前を調べることもできて、子どもの好奇心を育みます。
おすすめアイテム
透明なプラスチック容器と虫眼鏡、図鑑をセットにした観察キットがあれば、子どもたちは自然の探検家になった気分で夢中になれます。観察後は必ず元の場所に生き物を戻す習慣も身につけましょう。
川遊びの注意点

川遊びは楽しい反面、危険とも隣り合わせです。安全に楽しむためには、常に注意を払うことも求められます。
何よりも大事なのは、天気の確認です。上流で雨が降ると、晴れていても急に川の水かさが増すことがあります。特に、前日に雨が降っていた場合は気をつけましょう。
また、子どもから目を離さないことも重要です。遊ぶ場所は前もって決めておき、深い場所や流れが速いところには近づかないよう注意してください。
長く遊んでいると、思った以上に体が冷えたり疲れたりします。時々休憩を取って水分を補給し、体を冷やしすぎないようにしましょう。
川遊びの持ち物を知ればより楽しい!

適切な準備をすることで、川遊びは格段に快適で安全になります。この夏は、家族や友人と一緒に川の涼しさを満喫してみましょう。
川の自然を尊重しながら、安全に楽しく過ごすためにも、今回ご紹介した持ち物リストを参考に、ぜひベストな装備で川遊びに出かけてみてください。素敵な夏の思い出づくりのヒントになれば幸いです。