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つの丸のふがふがDog Days 第11回 わんこ連れに最強のキャンプギア

ずっと気になっていた設営と撤収の時間問題
キャンプをされる皆さん、設営や撤収にはどれくらい時間がかかりますか?
車から荷物を下ろして運び、テントやタープを張り、椅子とテーブルを設置する。
ほかにも細々した荷物はありますが、基本的なこの設営だけでどのくらいでしょう。
だいたい1時間くらい?
毎週キャンプするような慣れた人なら30分くらいでしょうか。
私(つの丸)はというと、余裕で1時間はかかっていました。撤収となると、さらに時間がかかるものです。
でも、それでいいんです。お気に入りのテントを張る工程、それ自体が楽しいのですから。ソロキャンプならどんなに時間がかかっても問題ありません。ファミリーキャンプなら奥さんや子供たちに手伝ってもらえば、その時間もあっという間でしょう。食事の準備をしてもらったり、好きに遊んでいてもらってもいい。
ところが、わんこ連れのソロキャンプはそうはいきません。設営の間、勝手に遊んでいてくれともいえませんし、もちろん手伝ってもくれません。設営前に散歩を済ませて、おとなしく待ってもらうしかないのです。
それでも1時間も待たせるのは、ちょっと酷。
だって知らない場所に来たら、いろんなにおいを嗅ぎたいし遊びたいはずですから。
つまり、スピードが大事なのです。
慣れれば設営時間も多少は短縮できますが、それにも限界があります。
そこで私は、キャンプスタイルそのものを見直すことにしました。
ということで試行錯誤して完成した、自分なりのワンオペわんこ連れキャンプスタイルを紹介します。
ついに出合ってしまった! 私史上最強の時短ギア
まず絶対条件は、車を乗り入れられるオートキャンプ場。
駐車場から犬3匹を連れて荷物を運ぶのはさすがに大変なので、これははずせません。
区画サイトでもフリーサイトでも、山でも河原でも海辺でも。
車で乗り付けられればどこでもOKです。許されるならキャンプ場じゃなくても。
到着して車を停めたら、まずは散歩。軽く落ち着いたら、また車に乗ってもらいます。
そして車に取り付けたDARCHEの270度に展開するサイドオーニング「ECLIPSE 270」を開きます。
扇子のようにぐるりと車を囲むこのオーニングで、私のわんこ連れキャンプスタイルは完成しました。
それまでタープを張るのに20分とかかかっていたのが、わずか1〜2分で完成するのです。
さすがに1〜2分は言いすぎだろうと思われるかもしれないので、さっき計ってきました。
1分45秒。
さらにテーブル、椅子、コットを組み立てても10分ほどです。
すぐに日よけが欲しい夏場や、特に雨の日は最強。
今まで雨に濡れながらタープを張っていたのが、傘を差すように開くだけで屋根ができ、その後の準備も快適です。
さらにこのオーニング、3枚のウォールを連結できます。
風を避けたいときやプライバシーが気になるときはウォールを装着。1枚だけ付けて景色を楽しみつつ視線を遮ったり、3枚すべて付ければぐるりと囲んで車ごとテントのように使うこともできます。
あとは車の横でコットで寝るもよし、車内で寝るもよし。
ちなみに私の愛車ジープ・ラングラーは車中泊向きの車ではないのですが、ピートたちがくつろげるようにフルフラットのベッドキットを自作してあって、いつでも寝られるようにしています。(最高の寝心地とはいえませんが)
とはいえ、このシステムがいちばん活躍するのは泊まらないデイキャンプ。
短い時間のデイキャンプだと、頑張ってタープやテントを張ったら急いで遊んで急いでのんびりしないと、すぐ撤収の時間になって「せっかくテントを張ったのにもったいない!」なんて気分になっちゃいます。
ピートたちも長時間車に揺られ、到着しても待たされ……では、お出かけが楽しくなくなってしまいますからね。
私はもっとのんびりしたいし、ピートたちはもっと遊びたい。
設営や撤収に時間を取られるのは、実にもったいない。サクッとできればもっともっと気軽に出かけられます!
わんこ連れキャンプは、スピードが命!

わんこたちを待たせない最強のサイドオーニングがコレだ!

時短で手に入れたのんびりタイム

タープ張りが20分から1分45秒に大幅縮小したことで、急いでのんびりしなくてもよくなったのだ!
くつろぎタイム

ECLIPSE 270があれば、こんなにダラダラできる。
つの丸

1970年5月27日生まれ。漫画家。代表作はアニメ化もされた「みどりのマキバオー」など。保護犬たちと暮らしている。
※文・イラスト・写真/つの丸
(BE-PAL 2026年5月号より)




