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ロードバイクの特徴
細身のフレームとタイヤで高速走行

ロードバイクのタイヤは細く空気圧が高い。
ロードバイクが舗装路を高速域で走行できるのは、細身のフレームと、細いタイヤのおかげ。
走行時の空気抵抗を最小限にするフレームと、グリップを確保しつつも高い推進力を生み出すためのタイヤ。これらから生み出される疾走感は、一度乗ったら病みつきになる気持ちの良い体験を与えてくれる。
ドロップハンドルで様々なポジション取りが可能

独特な形状のドロップハンドル。
舗装路は主に、平坦路・ヒルクライム・ダウンヒルの3パターン。これらのパターン全てに対応できるのは、ロードバイクの「ドロップハンドル」のおかげだ。
バランスの取れた平時のポジション、上りのヒルクライムでは呼吸しやすいポジション、ダウンヒルや高速走行時に空気抵抗を抑えながらブレーキしやすい下部のポジション、といった多彩なポジション取りができるハンドル形状となっている。
軽量な車体から生み出される走行性能

驚くほど軽いロードバイク。
レースやイベントに対応できるロードバイクの大半は、総重量が10kgを切る軽量な車体。サドル、ホイールなどが徹底的に軽量化されており、高機能を有しつつも1gでも軽くなるように設計されている。初めて持ち上げる方は、その軽さに驚かされることだろう。
軽量な車体だからこそ、上り坂では圧倒的な登坂性能を誇り、平坦路では60kmを越える速度を生み出すことも可能になる。
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ブリヂストン|RL3 ドロップ クラリス モデル
Bridgestone(ブリヂストン) RL3 ドロップ クラリス モデル
コンポ、ブレーキ、クランクなど主要パーツはシマノ製、フルカーボンフォーク採用など、上位モデルに劣らない品質ながらもこの価格はうれしい限り。最初の1台として最適なロードモデルだ。
●サイズ(適応身長):390mm(146~157cm)、440mm(155~168cm)、490mm(165~179cm)、540mm(176~190cm)
●重量:10.1kg(490mm)
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ビアンキ|ヴィア ニローネ 7
BIANCHI(ビアンキ) ヴィア ニローネ 7
ケーブル内装式のフレームでスマートなルックスが魅力のエントリー向け。日常使いのほか、段差の少ない舗装路のロングライドにぴったりのモデルだ。シマノのコンポーネント、フルカーボンフォーク搭載。
●サイズ:41、44、47、50、53、55、57
●フレーム素材:アルミ
●変速段数:2×9
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コーダブルーム|FARNA DISC TIAGRA
KhodaaBloom(コーダブルーム) FARNA DISC TIAGRA
まずは価格を抑えてヒルクライムなどを始めたいという人にオススメの1台。油圧ディスクブレーキ搭載。ジオメトリーも日本人向けに作られており、多くの人が自然なフォームで乗ることができる。
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ロードバイクに取り付けられる便利アイテムを紹介
mont-bell(モンベル) サドルポーチ M
サドル下に収納できるサドルバッグ。ロードバイクをはじめとして、色々な自転車に取り付けることができる。開口部が大きく開き、収納から取り出しまでスムーズに行える。また、シートポストとサドルレールにしっかり固定できるので荷物が揺れにくい上、開口部には光るプリント、バックライトホルダーがついているなど安全面にも配慮されているのもポイント。
●サイズ:高さ9.5×幅10×奥行き20cm
●重量:91g
●容量:0.8L
●素材:330デニール・ナイロン・リップストップ
サドルバッグは文字通りサドルに取り付けるバッグで、私は主に交換用チューブや携帯工具、鍵といった補修品を入れている。レースなどで補修品を収納する必要がない時を除いて、通年で取り付けているほど。ロードバイクの美しさを損なわず、サドルとの一体感があるのも気に入っている。
サドルバッグからアイテムを取り出す際には、一度降車する必要があるので、頻繁に取り出すものより鍵や工具といった、降りて作業する際のアイテムを入れておくがおすすめだ。
TOPEAK(トピーク) トップローダー
トップチューブに取り付けるトップチューブバッグ。ロングライドでも安心な耐久性を備えており、内部も厚みがあってアイテムをしっかり保護してくれる。
●サイズ:L235 x W70 x H120mm
●容量:0.75L
●素材:ポリエチレン/ナイロン
●取付:トップチューブ 取付可能径 : 直径38~170mm、ヘッドチューブ 取付可能径 :直径38~52mm
サドルバッグと比較すると荷物が取り出しやすい位置にあるのが特徴で、スマートフォンやデジタルカメラ、モバイルバッテリー、財布といった取り出す頻度が高いアイテムを収納するのにおすすめ。
私はツーリングでカメラを持って撮影することが多い。以前はサイクルジャージのポケットにコンパクトデジタルカメラを収納していた。しかし、蒸れて水滴がつくなどして、カメラのお手入れをしなければならない事態になってしまうことも。その問題をトップチューブバッグが解決してくれ、今ではツーリングのお供に欠かせないアイテムとなっている。
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