軽バンはアウトドアにおすすめ?車中泊も可能な軽バンのポイントを解説! | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2024.05.26

軽バンはアウトドアにおすすめ?車中泊も可能な軽バンのポイントを解説!

軽バンはアウトドアにおすすめ?車中泊も可能な軽バンのポイントを解説!
キャンプをはじめとしたアウトドアでは、定番の“車”移動。そんなアウトドアで活躍する車の種類というのは幾つかありますが、中でも積載性・経済性に優れた軽バンは、たくさんの荷物を積み込むキャンプにピッタリの車種です。今回は、キャンプと相性の良い軽バンの魅力とおすすめのモデルをご紹介します。

アウトドアにおすすめの軽バンってどんな車?

軽バン サンバーバン

コンパクトな車体なのに収納は驚くほど広い。

軽バンは、荷物を積載して移動することを主目的に開発された軽自動車です。

ワンボックス型でスペースが広い、車内が汚れても清掃しやすい、などの特徴からキャンプの道具を積んだり、アウトドアレジャーに使いやすかったりする車種となっています。

ちなみに筆者は、OEM前のスバル・サンバーバンに乗っており、何万キロ走っても乗り換える気が起きないほど愛着があります。

軽バンがアウトドアや車中泊での使い勝手がいい理由

荷物の持ち運びにおいて圧倒的な容量

軽バン 収納

遠慮なく積み込める。

軽バンがアウトドアで重宝される一番の理由が、他種と比較して圧倒的に優れている容量です。

筆者は家族4人と愛犬1頭でキャンプに行きますが、荷物で車内が埋まってしまうなどということはありません。積み込み時も、積み下ろし時も、スペースに余裕があるので難なく行うことができています。

積載スペースの狭い車でキャンプに行くと、車内が窮屈になってしまうなどということが起こり得ますが、その様になったことはありません。

この「圧倒的な容量」という優位性があるがゆえに、我が家は軽バンから乗り換える、という話が全く出ないです。

シートをフルフラットにすることが可能

軽バン 荷室

フラットな荷室を簡単にセットできる。

軽バンの“標準装備”とも言えるのが、シートを倒してフルフラットにできるという機能です。

フルフラットにすれば大量の荷物を積み込めるだけでなく、1人なら車中泊にも対応できる広さを確保できます。

清掃が容易なシートを敷いておけば、車内のメンテナンスをするのも簡単になり、積極的に汚れた荷物でも載せることができ便利です。

頑丈な構造ながら車体サイズが大きすぎない

軽バン サンバーバン

小回りが利くので狭い道では助かる。

軽バンは荷物の積載・運搬が主目的の車のため、満載の状態で長時間の移動も可能にする頑丈さを備えています。

もちろん、軽自動車であるためコンパクトで小回りが利くのも魅力です。

舗装路以外のちょっとした悪路を走ったり、狭い道幅を通ったりすることも珍しくないキャンプでは、軽バンの頑丈さとコンパクトさが最大限に生かされます。

ランニングコストが小さい

軽バン タイヤ

軽バンはお財布に優しい。

軽バンがアウトドアユーザーに選ばれる理由のひとつに、他種に比べてランニングコストが小さい、という点があります。

自動車税や車検をはじめ、タイヤなどの消耗品も安価で、経済的です。

また、耐久性もあるため寿命も長い傾向にあります。個人的な話にはなりますが筆者のサンバーバンは、現在13万km走っていても全く問題はなく、知人の話によると50万kmを超えても元気に走っている個体もあるそうです。

車内のカスタムが容易

軽バン カスタム

上の空間を活用して収納スペースを確保。

軽バンはその目的に合わせ、荷物を柔軟に積載できるようになっています。

荷物をかけるフックを取り付けたり、棚を新設したりと、広いスペースとワンボックス型を生かしたカスタマイズが可能です。

筆者は、突っ張り棒で上部にスペースを作ったり、カーテンをつけたりしています。

軽バンを購入する際に注意したいポイント

ここまで、軽バンの魅力を解説してきましたが、軽バンを購入する際には注意したいポイントもあります。

乗り心地は特別良くない

サンバーバン シート

乗り心地は気にしないようにしている。

貨物用軽自動車ということもあり、他種の車と比べて乗り心地が特別良い、というわけではありません。

特に後部座席はそれが顕著で、ちょっとした振動もダイレクトに伝わってきます。シートも厚みががあるとは言い難いので、お尻が痛くならないよう座布団やクッションを敷くといいでしょう。

事故の際の安全性は他の車に劣る

軽バン

正面衝突は避けたい。

軽バンは、箱型でボンネットが短い形状のモデルが多いです。そのおかげで車両感覚が掴みやすく運転しやすいというメリットはあります。

しかしその反面、衝突の際の安全性は他種より劣ります。ボディも薄く、重量も軽いことも、事故に弱いと言われる所以です。

軽バンに限ったことではありませんが、走行する際は安全運転をしっかりと意識してハンドルを握るようにしましょう。

任意保険が高くなる傾向にある

軽バン 運転席

保険はご自身に合ったものを。

自動車に加入する保険ですが、軽バンは普通自動車と比較してやや高めの金額設定になる傾向があります。

自賠責保険の場合は金額にして1,000円〜2,000円前後の差があったり、任意保険も条件によっては高めになる場合があります。

総じてランニングコストが抑えられる軽バンですが、任意保険に関しては費用が多くかかってしまう場合があるので、各社の内容をよく比較して、費用と内容が自分に合うものを選ぶと良いでしょう。

燃費が良くない

軽バン マニュアルシフト

テクニック次第で燃費が変わるといわれるマニュアルシフト。

軽バンは、他種と比較すると燃費が悪くなる場合があります。

これは箱型で空気抵抗が大きかったり、変速機の設定であったりなど、様々な要因があります。

ただし、最新のモデルであれば燃費がリッター20km以上あるものもあるため、そのようなモデルであれば維持管理に大きな支障が出るほどの影響はないでしょう。

おすすめの軽バンは?

N-VAN|ホンダ

ピラーレスドアは荷物の積み下ろしがしやすい。参考記事「ミニマムで経済的なキャンプを叶えるならコレ!軽自動車&コンパクトカー7選

2018年に登場し、以降アウトドアで活躍できるホンダの軽バンとして広く知られるようになったのがN-VANです。

軽バンでは初のピラーレスドアが採用され、従来の軽バンと比べて荷物の積み下ろしが格段に楽になっています。

また静音性もあり、衝撃安全性の評価も高いことから、実用性から安全性まで確保されたおすすめの軽バンです。

エブリイ|スズキ

日本が誇る「軽バンの代表」ともいうべきロングセラーモデルが、スズキのエブリイです。

高い基本性能もさることながら歴史の長い車だからこそカスタムパーツが豊富にあり、ベース車としてもおすすめです。

新車だけでなく中古車の数も豊富にあるので、予算に応じた入手が可能なのもポイントです。

ハイゼットカーゴ|ダイハツ

ハイゼットカーゴをベースとしたカスタム車。 参考記事「200万円以下で手に入る軽キャンパー「ラクネル・リリイ」で外遊びに彩りをプラス

1999年から発売され、ダイハツを代表する軽バンとして多くのユーザーがいる人気車種がハイゼットカーゴです。

2021年12月時点ではありますが荷室長、荷室幅、荷室高は軽最大の積載量を誇り、容量は十分です。

十分なスペースは車中泊としても活用でき、カスタムパーツも十分です。軽バンではありませんが、乗用モデルのアトレーもあります。

スペーシアベース|スズキ

軽バンには見えないデザインのスペーシアベース。参考記事「話題のデリカミニもカスタム!「東京オートサロン&東京アウトドアショー2023」 レポート

軽乗用車のスペーシアを基に開発された軽バンが、スペーシアベースです。

パッと見では乗用車と見間違えてしまう外観とは裏腹に、中は軽バンらしいつくりとなっています。といっても、アウトドアユースを想定した工夫が随所に施されています。助手席の乗り心地や収納スペースの豊富さなどは、キャンプのみならず多彩なアウトドアに対応してくれます。

サンバーバン|スバル

サンバーバン

人生で2台目のサンバーバン。

最後にご紹介するのは、筆者が乗るスバルのサンバーバンです。

2012年2月29日に生産を終了したサンバーバンは、現行モデルはダイハツのOEMとして名を残しています。

自社生産していたこのサンバーバンは、エンジンが後方にあるリヤエンジンリヤドライブによる静粛性や、当時としては驚くほどの走破性により「農道のポルシェ」とも呼ばれた性能を持ちます。

また、数十万kmでも付き合ってくれるエンジンは、アウトドアユースとしてもおすすめです。

現在も中古車が出回っているので、そのままでもカスタムベースでも、気になる方はぜひ検討してみていただければと思います。

軽バンで快適なアウトドアライフを!

軽バン カスタム

ステッカーは手軽に楽しめるカスタマイズ。

いかがでしたか。軽バンは商用車ならではの高い積載性を持っています。メンテナンスのしやすい内装などを考えても、アウトドアとの相性が良いと言える自動車です。

そのまま乗るのも良いですが、自分好みにカスタマイズして楽しむのも軽バンならでは。

キャンプをはじめとしたアウトドアの楽しみを広げてくれる相棒として、ぜひ軽バンに乗ってみてください。

著者プロフィール
私が書きました!
アウトドアライター
北村一樹
関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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