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【SUV】のおすすめハイブリッド4WD
オフロードでも頼もしい、ソト遊びの相棒にぴったりのSUV。『BE-PAL』のおすすめから、ハイブリッドの4WDモデルをピックアップして紹介。
(BE-PAL 2025年7月号、2023年1月号等より)
日産|エクストレイル
¥3,601,400~

電動駆動4輪制御システム、e-4ORCEを搭載。路面や走行状況に合わせてブレ、揺れ、滑りを抑える。セカンドシートは可倒式で、スライドやリクライニングも可能。高い走行性能、楽に乗れる快適性、優れた積載能力の三拍子そろったHEV車だ。
【S e-4ORCE】
●ボディーサイズ:全長4,660×全幅1,840×全高1,720mm
●車両重量:1,840kg
●最低地上高:185mm
●最小回転半径:5.4m
●WLTCモード燃費:18.4km/L


問い合わせ先:日産自動車
TEL:0120-315-232
https://www.nissan.co.jp/
三菱|アウトランダー
¥5,263,500~

日常の多くのシーンをEV走行でこなし、休日のロングドライブになれば走行状況に応じてエンジンによる発電、駆動を組み合わせたハイブリッド走行を実現する。急速充電可能なPHEV。タフな4WDシステムは、雪道や林道などの悪路でも安心だ。
【P/5人乗り】
●ボディーサイズ:全長4,720×全幅1,860×全高1,750mm
●車両重量:2,120kg
●最低地上高:200mm
●最小回転半径:5.5m
●WLTCモード燃費:17.2km/L


問い合わせ先:三菱自動車
TEL:0120-324-860
https://www.mitsubishi-motors.co.jp
ホンダ|ヴェゼル
¥2,648,800~

スポーティーなクーペデザインに、アウトドアテイストを加えた一台。都会にも自然にも合う仕上がりだ。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによってフラットな荷室空間が生まれ、高い積載能力を持つ。HEV車のほか、ガソリン車も備える。
【e:HEV X 4WD】
●ボディーサイズ:全長4,340×全幅1,790×全高1,580mm
●車両重量:1,430kg
●最低地上高:170mm
●最小回転半径:5.3m
●WLTCモード燃費:21.5km/L


問い合わせ先:ホンダ
TEL:0120-112010
https://www.honda.co.jp
(BE-PAL 2025年7月号より)
▼参考記事
スバル|クロストレック

【プレミアム S:HEV EX】
¥4,053,500
●ボディーサイズ:全長4,480×全幅1,800×全高1,575mm
●車両重量:1,660kg
●最低地上高:200mm
●最小回転半径:5.4m
●エンジン:2,498cc 水平対向4気筒
確かな走りで人気のスバル・クロストレックをBE-PAL編集部員5名(サワキ、オーシタ、ハヤサカ、オガワ、サクライ)がロングテスト。


今回テスト車両に選んだのは、2.5L水平対向エンジンと2つのモーターを組み合わせたストロングハイブリッド車。低燃費と低速からの力強さが自慢だ。
「いつでもスムーズに加速するしシートの調整が細かくできて、運転のしやすさではベスト」(ハヤサカ)と、走りの良さを推す声が多かった。また、前輪駆動をベースに路面状況に応じて回転軸から後輪に駆動力を伝える4WDは、冬の雪道以外でもメリットがある。
走破性を高めるモードも付き、最低地上高が200mmあるので、ラフなキャンプ場好きには頼れる相棒になること間違いなし。
そして、スバルといえばアイサイト。交通被害を軽減する技術開発に長く取り組んできただけに、アップデートも怠りなし。新採用の広角ステレオカメラとレーダーは広い範囲を監視する。主要機能の衝突被害軽減ブレーキは、交差点の右左折時におけるクルマや歩行者、見通しの悪い交差点での出会い頭衝突に対応する高機能ぶりだ。
高速道路では「ツーリングアシスト」機能がドライバーを支える。
「長距離を走っているとどうしても注意力が散漫になるときがあるけど、ACCやエマージェンシーレーンキープアシストは正確で動きも自然。安全で楽しいドライブの必需品でしょう」
一方、クロストレックはたくさん荷物を積む人やファミキャンには手狭に感じることもあるが、オガチンはこうアドバイス。
「そんなときのためにあるのがルーフレール。車高が抑えられているので、ルーフボックスを付けても積み下ろしがしやすい。拡張性に秀でた1台ですべてをこなすのが、一番効率的!」

11.6インチの縦型ディスプレイを中央に配置。路面状況に合わせて最適な駆動制御を行なうX-MODEもディスプレイ上で操作する。

荷室のサイズは高さ670×幅1,050×奥行き800mm。開口部の傾斜がゆるやかなこともあり、後席をたたまなくてもキャンプ道具を積むことができる。

荷室にはAC100V/1,500Wのアクセサリーコンセントが付く。「これ、オプション装備だけどハイブリッド車に乗るなら絶対欲しい装備!」

アイサイトのカメラは3か所。従来型の約2倍の画角を誇るステレオカメラに加え、低速時にも広い画角で検知する単眼カメラを搭載するなど、最新の仕様。「3つの目で周囲の情報をモニタリング。頼もしいっ」
問い合わせ先:スバル
TEL:0120-052215
https://www.subaru.jp/
撮影/見城 了
(BE-PAL 2025年7月号より)
▼参考記事
トヨタ|RAV4 ハイブリッド
¥3,538,000~4,304,000

RAV4シリーズで上級グレードに当たるのが、2.5Lエンジン+モーターのハイブリッド4WD車。モーター駆動の後輪が主体となり、自然な挙動でぐいぐい曲がる。路面状況に応じ走行モードを選べる。
【HYBRID X 4WD】
●ボディーサイズ:全長4,600×全幅1,855×全高1,685mm
●車両重量:1,670kg
●最低地上高:190mm
●最小回転半径:5.5m
●WLTC燃費:20.6km/L

問い合わせ先:トヨタ
TEL:0800-700-7700
https://toyota.jp/index.html
撮影/三浦孝明
(BE-PAL 2023年1月号より)
▼参考記事
トヨタ|カローラクロス

全長4,490mmのボディに優れた実用性を凝縮したカローラクロスは、シンプルであることに価値を見出せるアウトドア好きにおすすめ。小回りが利いてハイブリッド車はACコンセントも。ハイブリッド4WD車で279万9,000円からというニクイ価格設定にも惹かれる。

写真は後席をたたんだときにできる段差を解消する、オプションのラゲージアクティブボックスを装着した状態。ソロ車中泊もこなせる。
問い合わせ先:トヨタ自動車
TEL:0800-700-7700
https://toyota.jp/index.html
ホンダ|ZR-V

ヴェゼルよりもひとまわり大きいので正確にはミドルサイズだけれど、新鮮さは捨てがたい。ガソリン車の4WDは315万2,600円からで、オンロードで良さを感じられる乗り味。価格は高くなるがハイブリッドのe:HEV 4WD(350万2,400円から)はドイツ車もかくやのフラットで高級感あふれる乗り味と、不整地にもアプローチしやすい走破性が魅力。

アウトドアユースも考慮されていて、ご覧のように自転車を縦に2台積める。車中泊にも対応!
問い合わせ先:ホンダ
TEL:0120-112010
https://www.honda.co.jp
▼参考記事
レクサス|RX
¥8,710,000

【RX450h+】
●ボディーサイズ:全長4,890×全幅1,920×全高1,695mm
●車両重量:2,160kg
●最低地上高:195mm
●最小回転半径:5.9m
●エンジン:水冷直列4気筒DOHC 2,487cc
オンでもオフでも、豊かなライフスタイルを実現してくれるプレミアムSUVとして、ブランドのスタート当初からラインアップされたRX。SUVの本場、アメリカでの人気を皮切りに現在まで、約95の国と地域で累計約362万台を販売してきたレクサスの主力モデル。
5代目は、3タイプのモデルをすべて4WDで準備した。スポーティさを最優先とした2.4LターボHEV(ハイブリッド)の「RX500h」、つぎに2.5LのPHEV(プラグインハイブリッド)の「RX450h+」、そしてベーシックな2.4Lのガソリンターボエンジンの「RX 350」には4WDと前輪駆動(FF)モデルも揃えている。その中でもっともアウトドアフィールドでの可能性を見せてくれたのが、200Vの普通充電も可能なPHEVのRX450h+だ。

力強く盛り上がったリアフェンダーが印象的。従来型と全長は変わらないものの、低くワイドな印象を強調したデザインに。
今回、3タイプのパワートレーンを準備したのは多彩なユーザーニーズに応えるためと、カーボンニュートラルへの貢献が理由。環境を配慮しながら、混み合った市街地からビジネスエクスプレスとして都市間を高速で駆け抜け、そしてあるときは郊外やリゾートでの足として、つねに安全で快適なドライブを実現するためにHEVやPHEVを充実させた。
中でもRX450h+は、総電力量18.1kWhという、PHEVとしては大容量で高出力のリチウムイオンバッテリーを搭載し、「EVモード」を選択するとクラストップレベルのEV走行可能距離、86kmが可能となる。これなら早朝や暗くなってからのキャンプサイトへの乗り込みも、静かなモーター走行だけで十分にこなせる。

直列4気筒エンジンとモーターによるPHEVのハイブリッドシステム。通常走行でもモーターが積極的にサポートに入る印象で静粛性が高く、燃費もいい。
4WDのシステムはトヨタやレクサスの電動車で実績のある、前後にモーターを配した電気式のAWD「E-Four」を採用。これがとてもよくできていて、発進時や通常走行時に、さまざまなセンサーからの情報を判断し、FF(前輪駆動)走行状態から4WD走行状態まで、自動的に駆動力を制御する。滑りやすい雪道や雨天時、さらに悪路走行での安定感は高く、実に心強い走りになっている。当然ながら大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載したことで、低重心となり、コーナーを抜けるときなどはフラットで安定し、安心感はさらに高まる。
そしてもうひとつ、頼りになるのが「AUTO EV」あるいは「HVモード」という走行モードを選んだときにスタートする「先読みエコドライブ」という機能。ナビで目的地を設定することで、駆動用バッテリーの残量や、設定されたルートとなる道路の属性・特性に応じ、自動的にEV走行とHV走行を切り替えながら、エネルギー効率のよい走りをサポート。省燃費ドライブにとっても、心強いシステムである。

ドライバー中心の思想でレイアウトされたコクピット。クルマとより深く直感的につながり、運転も楽しめ、疲労感も少ないという。

ラゲッジは1メートルを超える奥行きのおかげで、リアシートの背もたれを立てたままでも3人分のキャンプ道具が積める。
問い合わせ先:レクサス
TEL:0800-500-5577
https://lexus.jp
▼参考記事
トヨタ|クラウンスポーツ Z
¥5,900,000~

【スポーツ Z】
●ボディサイズ:全長4,720×全幅1,880×全高1,565mm
●ホイールベース:2,770mm
●車両車重:1,810kg
●最低地上高:160mm
●駆動方式:4WD
●燃費:21.3km/L(WLTCモード)
初めて実車を目の当たりにしたとき、素直にカッコいいと直感した。「スタイルこそ、最大のセールスポイント」とメーカーの開発責任者が断言する車体は、大きく張り出したリアフェンダーと、後方に向かってどんどん絞り込まれていくキャビンとで構成されるグラマラスなリアスタイルがみどころ。
横へと回れば、ウエストライン(ガラスの下のライン)から下がたくましく、上にクーペのようなルーフラインを持った小ぶりなキャビンが載っている。この組み合わせにより、下半身のたくましさと安定感が強調され、グッと踏ん張りのきいたアスリート的佇まいを実現しているのだ。

後ろから見ると、大きなハッチバックという印象。スマートキーを携帯していればリアバンパーの下に足を出し入れするだけで、バックドア(挟み込み防止機能付き)が自動開閉。両手がキャンプギアでふさがっているときに重宝。

運転席・助手席別々に温度設定が行えるフルオートエアコンを装備。助手席に人が乗っていない場合の空調を自動で抑制するS-FLOW制御により、快適さを維持しながら省燃費も実現。

レスポンスと使いやすさを両立したハイブリッド・パワーユニットは、システム最高出力234馬力を発揮。
「スポーツ」の寸法は全長4,720mm、全幅が1,880mm、全高は1,565mm。幅広ぺったんこなサイズ感。全幅さえ許すなら都心部の機械式でも駐車可能のところもあるだろう。一方、ホイールベースは2,770mmで、「クロスオーバー」の2,850mm、「セダン」の3,000mmと比べると最も短くなっている。
そのため車内空間において前後のゆとりは少しスポイルされている。実際に後席に大人が2人座った場合、窮屈な印象はないが、足元のスペースは少し狭いかなという印象。とはいえ、それはあくまでもボディサイズに対する感覚。リラックスできないようなレベルではないが、後席に乗車する機会が多いユーザーは、他のクラウンシリーズとのサイズ感の違いを把握しておいたほうが後悔はないだろう。
ラゲッジスペースは5人乗車時の奥行きが959mm、左右幅が987mm(最大幅1,439mm)、高さが632mmと十分な広さだ。

後席の背もたれをたたむと、奥行きは160cmに。

後席の背もたれをたたむと、ほぼ段差のない水平なラゲッジに。

AC100V、1,500Wの電源コンセントをセンターコンソールとラゲージルーム右側の壁の2か所に装備。電化製品を使用できるのは、ハイブリッド車ならでは!
問い合わせ先:トヨタ自動車
TEL:0800-700-7700
https://toyota.jp
▼参考記事
【ミニバン】のおすすめハイブリッド4WD
ファミキャンの定番人気、ミニバンのおすすめからハイブリッド4WDモデルを紹介。BE-PAL編集部員による試乗レビューにも注目だ。
(BE-PAL 2023年12月号、2025年7月号より)
日産|セレナ

【e-4ORCE ハイウェイスターV】
¥4,295,500
●ボディーサイズ:全長4,765×全幅1,715×全高1,885mm
●車両重量:1,930kg
●最低地上高:150mm
●最小回転半径:5.7m
●エンジン:1,433cc直列3気筒
●駆動方式:全輪駆動
ファミキャンで一番便利なミニバンの人気モデル、日産・セレナをBE-PAL編集部員5名(サワキ、オーシタ、ハヤサカ、オガワ、サクライ)がロングテスト。


ファミキャンの王道遊びグルマといえば、ミニバン。人気のセレナは考え尽くされた快適機能で家族の遠出をアシストする。
「車内の広さ、視界の良さに感動。これなら日本全国どこでも行ける、まさに動くホテルのよう。家族4人+わんこの我が家にとって最適解かも」とハヤサカはすっかり気に入った様子。さらに「高速運転時も加速性能は十分だし、何よりもビックリするくらい静か」とオーシタも好評価。
実は、テスト車両はエンジンで発電してモーターで走るe-POWERの4WDモデル。しかも前後2つのモーターと4輪のブレーキを瞬時に制御しながら走る先進のe-4ORCEが搭載されているのだ。冬、雪道を試乗したサクライが話す。
「セレナのe-4ORCEは、このモーターとブレーキをひとつのコンピュータで統合制御するのがキモ。スノーモードも付き、スリップを巧みに抑えながら前へ進み、安心して走れたな~」
その効果は山道や高速道路でも安定感の高い乗り味として表われるそう。
「一定条件でハンドルから手を放して運転できる機能が付く運転技術『プロパイロット』があるだけでも安心なのに、これは無敵。値段もナットクでしょう!」とオーシタは試乗を楽しんでいた。

ディスプレイは横長で助手席側からも見やすい。ATレバーはなく、前面パネルに配置されたスイッチ式シフトセレクターを操作する。

3列目をたたんで積載。開口部は高さ1,200×幅1,140×奥行き1,140mm。3列目は横に跳ね上げる方式で左右が狭くなるが、3人分のファミキャン道具を積む余裕はある。

テスト車両のグレードは2列目2人がけの7人乗りのみ。ウォークスルーや長尺物の積載に便利。

2~3列目それぞれにテーブルが付く。
撮影/見城 了
(BE-PAL 2025年7月号より)
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トヨタ|アルファードZ

【 Z(ハイブリッド車 E-Four)】
¥6,420,000
●ボディーサイズ:全長4,995×全幅1,850×全高1,935mm
●最低地上高:150mm
●最小回転半径:5.9m
●燃費(WLTCモード):16.7~17.7km/L
ソト遊びとは縁遠い? と思いつつ、やっぱり気になるアルファードを、記者・櫻井と編集・大下がテスト!
ファーストクラスの車中泊!? 人気No.1の高級ミニバンは使いやすさも一流!
櫻井:今回アルファードのハイブリッド4WDをテストして感じたのは、“高級感”と“高級”の違いだ。
大下:というと?
櫻井:内外装を派手に作り込んだ“高級感”のあるクルマが多い中、アルファードは快適性や使いやすさなどの本質的な部分を磨き上げている。たとえばラゲッジ。2列目をたためばファミキャンの道具がたっぷり積める広さになるけど、シートの格納が簡単でしょ?
大下:はい。大ぶりなシートなのに、力を入れずに跳ね上げてたためました。
櫻井:シートを小さくせず、乗車と積載、どちらの快適性にも配慮している。ここに“高級”を感じるね。
大下:なるほど~。僕は運転中も高級だなと感じました。安定感があって段差を乗り越えてもバタつきにくく、しっとりとした操作感で意図したとおりに曲がっていく。アルファードの特等席は断然2列目ですが、運転席もなかなかイイです。
櫻井:新型は基本骨格であるプラットフォームを刷新したので、走りの質感が目に見えて良くなっているね。
大下:そして2列目。これがもう、振動や揺れの少ないサイコーの乗り心地でした! シートを寝かせれば、ファーストクラス気分の旅が満喫できますよ~。
櫻井:だからロングドライブでも疲労が少なく、家族に喜ばれること間違いなし。
大下:ただ、高級車としての説得力は十分にあるとはいえ、テスト車両のハイブリッド4WDの価格は650万弱。ガソリン車の4WDが559万8,000円なので、かなりの差があります。
櫻井:ガソリン車も想像以上に静かで新しいプラットフォームの威力を実感できるけど、高速道路の加速などで若干パワー不足を感じることがあるかも。その点ハイブリッド車はモーターアシストのパワーと静粛性が持ち味で、このクルマの個性に合っている。1,500Wまでの電気製品が使えるというメリットもあるしね。
大下:悩ましいです……。
櫻井:大きくて重いクルマだから、パワーユニット選びは大事。ファミキャンで遠出する機会が多いなら、ハイブリッド車を選んだほうが満足度は高いよ!

始動ボタンがメーターの左上に付く以外はオーソドックスな設計で、初めてでも迷うことはないはず。14インチの大型モニターは地図や周囲の映像を見るときにも確認しやすい。

スライドドアの開閉と連動するステップ(オプション)や複数のアシストグリップが付き、乗り降りがしやすい。

2列目は全モデル独立型シート。2列目を倒せば、もうこれで車中泊できるほど!

3列目を左右に跳ね上げると、ご覧のように広大なラゲッジに。床の高さも低く、積み下ろしで苦労することはなさそうだ。
問い合わせ先:トヨタ
TEL:0800-700-7700
https://toyota.jp
撮影/早坂英之
(BE-PAL 2023年12月号より)
▼参考記事
【ステーションワゴン】のおすすめハイブリッド4WD
低重心で安定、安心感のあるステーションワゴンから、おすすめのハイブリッド4WDモデルを紹介。キャンプギアをたっぷり積める荷室もチェックしよう。
(BE-PAL BE-PAL 2025年7月号、2022年4月号より)
トヨタ|クラウン エステート
¥6,350,000~

【エステートRS】
●全長4,930×全幅1,880×全高1,625mm
●車両重量:2,080kg
●最低地上高:165mm
●最小回転半径:5.5m
●WLTCモード燃費:20.0km/L
国産プレミアムならではの上品な佇まいはさすがクラウン。その実用性を向上させたエステートは、リアシートを倒すと奥行き2mというスクエアな荷室が出現。ここにたっぷりとキャンプギアを積み込んで、クラウンならではのゆったりとした乗り心地を味わいながらフィールドへ。4WDシステムで、シーズンを選ぶことなくアウトドアアクティビティーを満喫できる。HEV、PHEVが選択可能だ。

荷室容量は570~1,470L。後席の背もたれを倒した際の奥行きは2,000mmに達する。MTBだってこのとおり。

高級感あふれる車内空間。運転席は視界が広く、ドライバーの視線移動を最小限にとどめるデザインを採用。
問い合わせ先:トヨタ自動車
TEL:0800-700-7700
http://toyota.jp/index.html
(BE-PAL 2025年7月号より)
▼参考記事
トヨタ|カローラ ツーリング

【ハイブリッド車 W×B(4WD)】
¥2,013,000~2,997,500
●ボディーサイズ:全長4,495×全幅1,745×全高1,460mm
●車両重量:1,450kg
●最低地上高:130mm
●最小回転半径:5.3m
●WLTC燃費:24.4km/L
以前はカローラ フィールダーと名乗っていたワゴンが、今風のデザインをまとって改名。旧世代から定評のある広いラゲッジとコスパに優れた設計は、ファミリーキャンプの入門用にも最適。後席をたたんだ状態でのラゲッジ容量は802L。最新のボディー骨格によるしっかりした乗り味で、微振動が少ない。


問い合わせ先:トヨタ
TEL:0800-700-7700
http://toyota.jp/index.html
(BE-PAL 2022年4月号より)
▼参考記事
【コンパクトカー】のおすすめハイブリッド4WD
小さなボディーながらしっかり使えるコンパクトカーのハイブリッド4WDモデルを紹介。積載能力もばっちりだ。
(BE-PAL 2025年7月号より)
レクサス|LBX
¥4,200,000~

【Active 4WD】
●ボディーサイズ:全長4,190×全幅1,825×全高1,545mm
●車両重量:1,390kg
●最低地上高:170mm
●最小回転半径:5.2m
●WLTCモード燃費:26.2km/L
コンパクトでも荷室の凸凹を可能な限り減らし、スクエアに仕上げた。後席を倒せば長尺物や大型ギアも積載可能。ハイブリッドモデルならではの低重心で安定した走りは、キャンプやアウトドアにゆとりを与え、疲れさえ癒やす。ガソリンもある。


問い合わせ先:レクサス
TEL:0800-500-5577
https://lexus.jp/
▼参考記事

















