トヨタの新型アルファード詳細レビュー!車中泊もファーストクラス気分だぞ | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2023.12.04

トヨタの新型アルファード詳細レビュー!車中泊もファーストクラス気分だぞ

トヨタの新型アルファード

ソト遊びとは縁遠い? と思いつつ、やっぱり気になる新型アルファード(&ヴェルファイア)。考え抜かれた室内空間をチェック!

テスター

ビーパルのふたり

テスター/記者・櫻井(左) 、編集・大下(右)

ファーストクラスの車中泊!? 人気No.1の高級ミニバンは使いやすさも一流!

トヨタ/アルファードZ(ハイブリッド車/E-Four)値段は?内装は?たくさんの画像で紹介

¥6,420,000
問い合わせ先:トヨタ TEL:0800-700-7700
https://toyota.jp/

ハイブリッドモデルなら重い車体を滑らかに走らせて電化製品も使える!

:アルファードと兄弟車のヴェルファイアは、今や高級車の代表格。アウトドア派にもファンは多いはず。

:うん。今回アルファードのハイブリッド4WDをテストして感じたのは、“高級感”と“高級”の違いだ。

:というと?

:内外装を派手に作り込んだ“高級感”のあるクルマが多い中、アルファードは快適性や使いやすさなどの本質的な部分を磨き上げている。たとえばラゲッジ。2列目をたためばファミキャンの道具がたっぷり積める広さになるけど、シートの格納が簡単でしょ?

:はい。大ぶりなシートなのに、力を入れずに跳ね上げてたためました。

:シートを小さくせず、乗車と積載、どちらの快適性にも配慮している。ここに“高級”を感じるね。

:なるほど~。僕は運転中も高級だなと感じました。安定感があって段差を乗り越えてもバタつきにくく、しっとりとした操作感で意図したとおりに曲がっていく。アルファードの特等席は断然2列目ですが、運転席もなかなかイイです。

:新型は基本骨格であるプラットフォームを刷新したので、走りの質感が目に見えて良くなっているね。

:そして2列目。これがもう、振動や揺れの少ないサイコーの乗り心地でした! シートを寝かせれば、ファーストクラス気分の旅が満喫できますよ~。

:だからロングドライブでも疲労が少なく、家族に喜ばれること間違いなし。

:ただ、高級車としての説得力は十分にあるとはいえ、テスト車両のハイブリッド4WDの価格は650万弱。ガソリン車の4WDが559万8000円なので、かなりの差があります。

:ガソリン車も想像以上に静かで新しいプラットフォームの威力を実感できるけど、高速道路の加速などで若干パワー不足を感じることがあるかも。その点ハイブリッド車はモーターアシストのパワーと静粛性が持ち味で、このクルマの個性に合っている。1500Wまでの電気製品が使えるというメリットもあるしね。

:悩ましいです……。

:大きくて重いクルマだから、パワーユニット選びは大事。ファミキャンで遠出する機会が多いなら、ハイブリッド車を選んだほうが満足度は高いよ!

全長5m弱のビッグなボディーを乗りこなそう

アルファードのフロントスタイル

車体寸法は従来型とほぼ共通なれど、カメラ画像や障害物検知アラートのアシストで取り回しはしやすい。

アルファードの側面

最低地上高は街乗り基準。

アルファードのリアスタイル

起伏や障害物のあるフィールドでは前後バンパーの下端をこすらないよう注意。

ラゲッジは乗車と積載のバランスが秀逸

アルファードの3列目に座った状態

3列目に座った状態。天井が高く、従来型より2列目との距離が10㎜広がったことで足元も広々。シートの大きさや厚みも十分。

アルファードの3列目

3列目まで乗車すると積載空間はわずか。

アルファードのラゲッジ

3列目を左右に跳ね上げると、ご覧のように広大なラゲッジに。床の高さも低く、積み下ろしで苦労することはなさそうだ。

細部まで行き届いた快適設計

アルファードのサイドステップ

スライドドアの開閉と連動するステップ(オプション)や複数のアシストグリップが付き、乗り降りがしやすい。

アルファードのキャプテンシート

2列目は全モデル独立型シート。

アルファードのひじ掛け

ひじ掛けのふたを開けるとドリンクホルダーがあり、折りたたみ式のサイドテーブルも装備。

アルファードの天井部分

各種の操作スイッチを天井に集約。

アルファードの後席リクライニング

2列目を倒せば、もうこれで車中泊できるほど!

遠出を支えるおもてなし空間

アルファードの運転席まわり

始動ボタンがメーターの左上に付く以外はオーソドックスな設計で、初めてでも迷うことはないはず。14インチの大型モニターは地図や周囲の映像を見るときにも確認しやすい。

アルファードのコンソールボックスは特大サイズ

コンソールボックスは特大サイズ。

AC100Vのコンセント

AC100Vのコンセントは2か所。旅に適した設計だ。

SPECIFICATIONS

【駆動方式】 4WD

【ボディー寸法】
全長 4,995㎜
全幅 1,850㎜
全高 1,935㎜
最低地上高 150㎜
最小回転半径 5.9m
ホイールベース 3,000㎜
タイヤサイズ 225/60R18
車両重量 2,160㎏
乗車定員 7名

【エンジン】
排気量・種類 2,487㏄直列4気筒
最高出力 140kW(190PS)/6,000rpm
最大トルク 236N・m/4,300~4,500rpm
燃料種類 無鉛レギュラーガソリン
燃費(WLTCモード) 16.7~17.7㎞/ℓ

【モーター】
最高出力 前134kW(182PS)/後40kw(54PS)
最大トルク 前270N・m/後121 N・m

【トランスミッション】 
電気式無段変速機

 

※構成/櫻井 香 撮影/早坂英之 

(BE-PAL 2023年12月号より)

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