スペアリブはどの部位のこと?特徴やレシピを知っておいしく食べよう
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    2024.01.09

    スペアリブはどの部位のこと?特徴やレシピを知っておいしく食べよう

    スペアリブは、さまざまな調理法と相性がよく、肉料理が好きな人におすすめな部位です。食べたことがあっても、どこの部位のことなのか知らない人もいるでしょう。スペアリブの特徴や、キャンプ飯におすすめなレシピなどを紹介します。

    スペアリブはどこの部位?

    スペアリブと聞いて、『骨が付いている肉』をイメージする人は多いでしょう。まずは、スペアリブとは具体的にどこの部位のことなのかを解説します。

    肋骨周辺の肉

    spare(スペア)は『ぜい肉がない』『残った』などの意味で、rib(リブ)は『肋骨』のことです。背中や肩回りなどの、肋骨周辺の骨付き肉のことを『スペアリブ』と呼びます。

    赤身と脂肪が重なり合った部位であり、どちらのうま味も味わえるところが魅力です。骨ごと調理でき、見た目の豪華さも堪能できます。

    スペアリブを購入する際は、赤身の部分が多く、脂肪との境目がくっきりとしているものがおすすめです。また、細かく切り分けられていないものの方が、肉の傷みが少ないといえます。

    うま味が凝縮した部位

    スペアリブを料理に使って、凝縮されたうま味を味わいましょう。骨ごと調理するとだしが出て、濃厚なうま味のある品が完成します。焼く・煮る・揚げるなど、さまざまな調理法で楽しむことが可能です。

    塊で販売されているスペアリブをまるごと豪快に焼き上げれば、肉本来のうま味を感じられ、噛むほどにジューシーな味わいを感じられます。骨ごとかぶりつくのが、スペアリブの醍醐味です。炭火焼きや煮込み料理などに活用し、骨のきわまで楽しみましょう。

    牛・豚・鶏のスペアリブの特徴

    肋骨周辺の骨付き肉であるスペアリブは、さまざまな食用肉に存在します。比較的手に入りやすい、牛・豚・鶏のスペアリブの特徴を見ていきましょう。

    牛のスペアリブは「骨付きカルビ」

    牛の肋骨周辺の肉のうち、腹側の部分をスペアリブ、肩に近い背中の部分をリブロースと呼びます。

    牛のスペアリブと聞いてもピンとこない人は、焼き肉店のメニューにある『骨付きカルビ』をイメージすると分かりやすいでしょう。

    カルビは『バラ肉』のことで、骨付きカルビは牛のスペアリブといえます。また、豚のスペアリブとの混同を防ぐために、『ショートリブ』というケースもあります。

    豚のスペアリブは「骨付きバラ肉」

    豚のスペアリブは骨付きバラ肉のことで、脂身の濃厚なうま味を感じられる部位です。バラ肉は脂肪と脂が三層になっていることから、『三枚肉』とも呼ばれます。

    焼肉・バーベキューに向いているだけでなく、骨から出るうま味をまるごと味わえる煮込み料理にもぴったりです。背中側にあり、スペアリブよりも脂肪が少なめの部位を『バックリブ』と呼んで、区別している精肉店もあります。

    鶏のスペアリブは「手羽中」

    手羽先と手羽元の中間にある、『手羽中』と呼ばれる部分が鶏のスペアリブです。スーパーなどでよく見かけるものは、縦半分に割られています。

    比較的安価に入手でき、幅広い調理法に合う人気の部位です。まるごと焼いたり揚げたりすることも、少なくありません。

    牛・豚に比べて小ぶりなので調理しやすく、塩焼きにするだけでも十分においしく仕上がります。野菜と一緒に煮込んだり、素揚げして甘辛いタレにからめたりすれば、立派な一皿が完成します。

    スペアリブを使ったキャンプ飯レシピ

    スペアリブは食べ応えがあり、肉料理が好きな人を満足させてくれます。初めてスペアリブを調理する人でも、簡単に作れるキャンプ飯のレシピを見ていきましょう。

    王道!スペアリブの炭火焼き

    材料(2~3人分)

    • スペアリブ 600g
    • ローズマリーやタイムなどのハーブ 少々
    • オリーブオイル 大さじ3
    • ニンニクのすりおろし 小さじ1
    • 塩コショウ 適量

    作り方

    1. 塩コショウしたスペアリブを20分程度放置し、ハーブを適当な大きさにちぎっておく
    2. 材料を全てビニール袋に入れ、よくもみ込む
    3. 骨側から、炭火でじっくりと焼く
    4. 骨側に火が通ったら、肉汁を閉じ込めるイメージで他の面も焼く

    キャンプの際には、あらかじめ自宅でもみ込む作業をしておくとスムーズです。マスタードやハチミツ、好みのスパイスなどを加えてもよいでしょう。

    骨周辺は火が入りにくく生焼けになりやすいので、最初に骨側から焼くのがポイントです。焼き始めからアルミホイルをかぶせて、蒸し焼きのようにするのもよい方法です。

    体を温めたい夜に!スペアリブの煮込み

    材料(2~3人分)

    • スペアリブ 600g
    • タマネギ 1個
    • ニンジン 1本
    • ニンニク 1~2かけ
    • コーラ 500ml
    • みりん 100ml
    • しょうゆ 大さじ3
    • オリーブオイル 小さじ1
    • 塩コショウ 適量

    作り方

    1. スペアリブによく塩コショウをして下味を付ける
    2. タマネギ・ニンジン・ニンニクをみじん切りにする
    3. 熱したダッチオーブンに、スペアリブを入れて焼き色を付ける
    4. いったんスペアリブを取り出し、野菜を炒める
    5. 材料を全てダッチオーブンに入れてフタをし、弱火で40分~1時間程度煮込む

    コーラの炭酸が肉を柔らかくし、長く煮込むほどに柔らかい仕上がりになります。コーラの代わりに炭酸水と赤ワインを使用し、風味豊かな煮込みを作ってもよいでしょう。

    おつまみに最適!スモークスペアリブ

    材料(2~3人分)

    • スペアリブ 600g
    • 塩コショウ 適量
    • スモークチップ ひとつかみ

    作り方

    1. スペアリブに塩コショウをしておき、にじみ出てきた水分を拭き取る
    2. スモークチップを鍋の中に入れる
    3. 2の上に網を敷いてスペアリブを置き、フタをして中火で20分程度加熱する
    4. 中まで火が通れば完成

    大きな塊肉を使う場合は、1のときに骨に沿ってカットしておくとよいでしょう。しょうゆやハチミツなどで下味を付けても、おいしく仕上がります。

    アルミホイルで皿の形を作ってからスモークチップを乗せると、後片付けが簡単です。なお、簡易的な燻製なので、日持ちしない点には注意しましょう。

    まとめ

    スペアリブは、動物の肋骨付近にある骨付き肉のことです。凝縮されたうま味を楽しめる部位として人気があります。

    炭火でじっくりと焼いたり、煮込み料理に使用したりしましょう。調理法をいくつか押さえておくだけで、キャンプ飯が充実します。

    また、もみ込みなどの下準備を事前にしておくと、キャンプ当日の調理がスムーズになります。作ってみたいと思ったものから、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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