この夏絶対に手に入れたい!アウトドアの達人がおすすめする快適ソロテント 8
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    2022.07.25

    この夏絶対に手に入れたい!アウトドアの達人がおすすめする快適ソロテント 8

    アウトドアショップの名物スタッフがレポート!

    ソロキャンプブームを追い風に、ギアの中でも注目度が高いソロテント。気になるのが、室内で過ごすことを前提に、快適な機能を備えたものが多いこと。インナーがほぼフルメッシュで通気性が抜群であったり、天井が高く座っても狭く感じなかったりなど、窮屈で機能が最小限である昔の印象から脱却したモデルが多い。また、電動ファンを天井に装備できたり、コットの上に載せて設営したりなど、オプションを使って、さらに快適性を上げるものも登場。ただの寝床ではなく、テントの中でも十分に楽しく過ごせるのが従来品との違いだ。

    そのほかに興味深いのが、収納サイズが多彩になっていること。現在のソロキャンプはオートバイや自転車、キャリーケースなどいろんな手段でキャンプ場へ行く人が増えており、大小よりその規格に合わせたサイズが注目されている。特にオートバイは、積載装置から左右それぞれ15㎝までしかはみ出てはいけないと法律で決まっているので、注意しなくてはならない。

    今回紹介するテントは、機能、サイズともに異なったものをピックアップしているので、今年のキャンプで楽しみたい、挑戦したいスタイルに合わせて見てみてほしい。

    達人おすすめのソロテント 8はこちら!

    BE-PAL流ソロテント選びのポイント3

    1 ゆったり過ごしたいなら高さ100㎝以上がよし

    2 暑い日も快適に過ごせるメッシュ&遮光加工を

    3 荷物が多くなりがちなら、2人用テントを選ぼう

    サイズや遮光、通気性といった機能も多様化するソロテント。新作では、天井に腕を伸ばしても余裕のある高い居住性と、ULギアともいえるとても小さいモデルが目立った。レポーターは、「sotosotodays」ジェネラルマネージャーの野毛陽平さん。小田原の実店舗と店舗オンラインストア「BASE」を統括する名物スタッフ。ひとりでも家族でもキャンプをし、年間宿泊数は50日を超える。

    往年の人気テントがパワーアップして再登場

    ogawa/ホズST 
    ¥52,800

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    色みが渋くなって男前に!

    3本のポールで構成する自立型テント。従来品と比べて高い耐久性の生地に変更し、天井の透明パネルを省いた。「インナーはフライに引っ掛けられるので、付けたまま設営、撤収できるのが便利です」

    サイズ(約)=255×245×H120cm
    収納サイズ(約)=20×18×52cm
    重量(約)=3.58kg
    問い合わせ先:キャンパルジャパン TEL:0800-800-7120

    出入り口のファスナーは、開けると裾が自動的にめくれる。「楽チンですね!」

    出入り口は前後2か所に配置。インナーの出っぱった場所に荷物を置ける。

    今年はキャンプに馴染むタンカラーが仲間入り

    MSR/エリクサー2 
    ¥42,900

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    2本のポールと、天井に短いポールを追加して組み立てる自立型テント。天井とサイドの計4か所に収納ポケットを装備。「室内に入る光がナチュラルになるので、気持ちよく過ごせます」

    サイズ(約)=279×213×H102cm
    収納サイズ(約)=直径17×51cm
    重量(約)=2.77kg
    問い合わせ先:モチヅキ TEL:0256(32)0860

    バックパックなど大きい荷物が置ける広い前室。「靴の脱ぎ履きがしやすく、出入りがスムーズ」

    別売りの電動ファンで夏場は室内も快適に

    コールマン/ツーリングドーム エアー/ST+ 
    ¥23,800

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    裏地に遮光コーティングを施した自立型テント。天井に今季発売の電動ファンが装備でき、さらに通気性をアップしてくれる。「入ると真っ暗なので、朝の眩しい光からおさらばですね」

    サイズ(約)=265×210×H110cm
    収納サイズ(約)=直径19×49cm 
    重量(約)=4.5kg
    問い合わせ先:コールマン カスタマーサービス TEL:0120-111-957

    ベンチレーションをより広く設計し、さらに空気循環がしやすくなった。

    自立するフレームで設営が超簡単!

    モンベル/マルチシェード S 
    ¥34,980

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    天井が高くて腕を上げられる!

    A型フレームにフライを被せて組み立てる自立型。2本のひさし用ポールで片方のパネルを跳ね上げられる。「リビングにもなり、使える幅が広いですね」 ※2022年9月発売予定

    サイズ(約)=220×150×H130cm
    収納サイズ(約)=直径20×50cm
    重量(約)=3.6kg
    問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス TEL:06(6536)5740

    両サイドの出入り口を開放すれば通気性も抜群。「風景を堪能できます」

    フレームはショックコードですぐに立てられる。「ひとつなぎで簡単すぎ」

    片手でサクッと持てる圧倒的な軽さ

    マウンテンハードウェア/ニンバス UL1 
    ¥46,200

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    環境に優しい未染色のフライ

    フライにシルナイロンを採用し、総重量は874gと非常に軽く仕上げたULテント。「インナーの上部にループがあり、それをポールのフックにかけるだけなので設営は思ったより簡単です」

    サイズ(約)=289×96.5×H96.5cm
    収納サイズ(約)=本体/直径13×30.5cm、
    ポール/直径6×38cm 
    重量(約)=874g
    問い合わせ先:コロンビアスポーツウェアジャパン TEL:0120-193-803

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    おどろきの軽さ!!

    本体の収納サイズは直径13×30.5cm。「収納袋横にゴムバンドがあり、ポールはそこに固定します」

    インナーは上半分がメッシュ生地。「夏場はテントの上にタープを張れば快適に寝られます」

    驚愕の耐水圧で激しい雨でもへっちゃら

    スナグパック/スコーピオン2 
    ¥52,800

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    天井をまたぐポール構造で、風の抵抗を受けにくくした自立型テント。フライの耐水圧は他を圧倒する5,000mm!
    「使う部位がわかるように、ポールごとに色付けしているのが優しいですね」

    サイズ(約)=300×130×H105cm
    収納サイズ(約)=直径19×43cm
    重量(約)=2.65kg
    問い合わせ先:ビッグウイング TEL:06(6167)3005

    遮光コーティングを施したインナー。計10個のポケットを装備する。

    フライをはずせば寝ながら天体観測も

    ジャック・ウルフスキン/ゴッサマー 
    ¥20,900

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    フライにPFC不使用の撥水コーティングを施し、環境に配慮した非自立型テント。大小異なる2本のポールで設営が楽チン。「フライを半分に巻けるので、空を見ながら寝られるのは楽しい」

    サイズ(約)=225×90×H75cm
    収納サイズ(約)=直径14×44cm 
    重量(約)=1.75kg
    問い合わせ先:ジャック・ウルフスキン カスタマーサービス TEL:0120-300-147

    天井に張り綱があり、小さいライトなどを吊るせる。両サイド2か所にポケット付き。

    高さを変えて寝られる多彩な寝室スタイル

    ヘリノックス/タクティカルコットテント ソロフライ 
    ¥25,300
    タクティカルコットテント ソロインナーメッシュ 
    ¥30,800

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    地面の冷気を気にせず快眠!

    別売りのタクティカルコットを入れて使うように設計した新発想の自立型テント。インナーはコットなしで単体使用も可。フライとインナーは別々で販売。「前後どちらでも出入りできて、便利」

    サイズ(約)=フライ/290×280×H140cm、インナー/70×190×H95cm
    収納サイズ(約)=インナー/直径20×57cm
    重量(約)=フライ/1.43㎏、インナー/1.59kg
    問い合わせ先:エイ アンド エフ TEL:03(3209)7575

    インナーは天井にポケットを2か所配置。「虫を気にせず天体観測できます」

    ハイとローの2段階で使える。「ローなら裾から風が入りにくくなりますね」

    撮影協力/sotosotodays CAMPGROUNDS
    山中湖みさき https://camp.sotosotodays.com/yamanakako-misaki/
    ※構成/小川迪裕 撮影/山本 智

    (BE-PAL 2022年5月号より)

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