一人用テント13モデルをアウトドアの達人がレビュー!軽さで選ぶか、快適性を重視するか | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.03.31

    一人用テント13モデルをアウトドアの達人がレビュー!軽さで選ぶか、快適性を重視するか

    春になったら早速キャンプに出掛けたい!ソロキャンプをしたい!という人におすすめの一人用テントをご紹介。アウトドアの達人とBE-PALスタッフがテントの詳細をレビューするぞ。

    私が試しました!

    アウトドアライター
    高橋庄太郎

    高橋庄太郎

    1~2人用のテントだけで25~30は所有。キャンプ場よりも人影少ない山中での1泊にこだわる。著書に『トレッキング実践学』など。

    複数のタイプを使い分けよう

    ここ数年のソロ/デュオテントは、すさまじい勢いで「軽量」化が進んだ。僕も10年前ならば1kgを切るのは不可能だと思っていたのに、いまや700g台も登場! ただ、軽量な分だけ破損しやすい。だから、少々重くても耐久性をキープした「バランスが良い」モデルも継続人気だ。
     
    一方、クルマで持ち運ぶことを前提に3㎏を超える「重くても快適」なモデルは、いくぶん少数派。だが、社会の休暇制度の充実とともに、僕は今後そんなタイプが増える気がしている。
     
    山好きでいて、モノ使いが荒い僕は、第一に「バランスが良い」タイプ。しかし、超軽量タイプや快適タイプも魅力的で、それぞれ用意したくなり……。
     
    結局、いくつかのモデルを持って使い分けるのが最高なのだ。

    ※1人、〜2人はテントの使用可能人数です。

    バランス派

    01 暑い時季こそ、こいつの出番!

    ビッグアグネス/
    クラッグレイクSL2 
    ¥63,800

    〜2人

    クラッグレイクSL2

    入り口がデカくて 解放的な気分に!

    フライシートの大きなベンチレーターと上部がメッシュのインナーのコンビで熱気を逃し、蒸し暑い時季も快適! 出入り口がL字型にガバっと大きく開くのがすばらしく、ゴロっと寝転んで外を眺めながら、春の柔らかな風を感じたい……。そんなことを夢想させるテントでした。

    問い合わせ先:ケンコー社 TEL:06(6374)2788

    ●サイズ/218×132×107㎝(使用時)
    ●重さ/2,010g

    収納時

    設営

    インナーの上部はメッシュで、その下が布地のパネル。通気性を確保しつつ、冷気は遮断する。

    機能

    出入り口が左右に2か所。それぞれが靴置き場などに使う自分のスペースを確保できる。

    02 これが今によみがえる名品のDNA!

    モステント/
    スターレット 
    ¥201,300

    〜2人

    モステント/ スターレット 

    テント界の伝説的存在である"MOSS"の復活後、その代表作である"スターレット"も復刻。地を這うようなシルエットはさすがカッコよく、1984年当時のオリジナルカラーも男心をくすぐる! 一方で防水性などは以前よりも向上させ、温故知新とはまさにコレだ!

    問い合わせ先:モスジャパン TEL:0467(39)5005

    ●サイズ/214×142×92㎝ 
    ●重さ/2,400g

    収納時

    “魚座型”の美しいフォルム

    曲線を描く2本のポールが2か所で交差する“魚座型”の美しいフォルムが一大特徴。

    フライシート

    開いたフライシートは下部に巻き取る独特のシステム。このあたりもモステントらしい。

    03 自転車に乗らない人でもいいじゃない!

    ニーモ/
    ドラゴンフライ オズモ バイクパック1P 
    ¥71,500

    1人

    ニーモ/ ドラゴンフライ オズモ バイクパック1P 

    高い位置から 風を取り込める!

    最近の小型テントに増えたのが、"バイクパック"というパッキング性に優れた自転車ツーリング向きモデル。だが、その軽量性と携行性の高さは登山などにも適しているのではないかと、僕は感じる。前室の荷物置き場も便利で、"使って楽しい"テントなのであった。

    問い合わせ先:イワタニ・プリムス TEL:03(6667)0680

    ●サイズ/224×89×102㎝ 
    ●重さ/1,070g

    収納時

    前室の内側

    前室の内側には巨大なモノ入れのスペース。バスタブ構造で入れたものが濡れにくい。

    出入り口のパネル

    出入り口のパネルは、上半分だけがメッシュ。だから寝転んだときに風は当たらない。

    軽量派

    04 これなら雨や結露も楽しくなるぞ!

    ゼログラム/
    エルチャルテン1Pゼロボーン 
    ¥84,700

    1人

    ゼログラム/ エルチャルテン1Pゼロボーン 

    外のポールに 引っ掛けるだけ。

    インナーテントとフライシートが連結され、いっしょにポールに掛けるだけで設営完了。特筆すべきは特殊なメッシュともいうべき"モノフィラメント"がインナーに使用されていることで、風を通しながら水をシャットアウトする様子は、まるで魔法! 驚きますよ!

    問い合わせ先:ゼログラム TEL:03(6630)3228

    ●サイズ/210×80×96㎝ 
    ●重さ/1,150g

    ※実際のインナーはフライシートと同系色

    収納時

    出入り口が2か所

    1人用なのに出入り口が2か所の“ありそうでない”仕様。風向きに合わせ、両方使える。

    撥水シート

    生地の上を水が転がる!

    インナーのメイン素材は、風を通しつつ、玉のように水を弾く“モノフィラメント”。

    05 日本の山岳テントのいいところ取り!

    アラタ/
    AX-79 
    ¥49,940(予価)

    1人

    アラタ/ AX-79 

    この春にデビューする日本の新ブランド。2本のポールをクロスさせる日本の山岳テントらしいオーソドックスな構造ながら、天頂部からガイラインを引いたり、内部から補強を加えたりと、工夫がいっぱい! これは実際に山中で、しかも悪天候時にも試してみたいな。

    問い合わせ先:アラタ https://arata-design.jp

    ●サイズ/210×79×97.5㎝ 
    ●重さ/900g

    収納時

    出入り口

    人間ではなく モノの出入り口!

    内部の荷物の出し入れ用の窓。ここから靴などをテント裏のフライシート下に置ける。

    構造

    テント内部で2本のガイラインが梁のように交差し、強度を高めるユニークな仕組み。

    06 超軽量テント、老舗ブランドならこう作る

    ライペン/
    SLソロ 
    ¥63,800

    1人

    ライペン/ SLソロ 

    日本の山岳テントを代表する質実剛健なメーカーの製品ゆえに、超軽量に仕立てたテントでも高い耐久性をキープ。誰でも簡単スピーディーに設営できるシンプルさがうれしく、悪天候時や一刻でも早く眠りたいときなどには感謝したくなるはず!

    問い合わせ先:アライテント TEL:04(2944)5855

    ●サイズ/205×90×95㎝ 
    ●重さ/900g

    収納時

    フライシートの生地

    フライシートの生地は、透けるほど薄手。たった15デニールなのである。

    総重量はわずか900g

    総重量はわずか900gで簡単に持ち上げられる。これでも風雨に強いのだ。

    07 地面に張りつき、悪天候も苦ではない!

    テラノヴァ/
    ソーラーフォトン2サンド 
    ¥86,900

    〜2人

    テラノヴァ/ ソーラーフォトン2サンド 

    新色のサンドは シックできれい。

    内部の高さは100㎝と低くはないが、地面に裾を広げたフォルムで風の影響を最小限に。居住性と軽量性のバランスを考え、出入り口付近が高く、足先が低いというメリハリのあるデザインにした結果、2人用で重量814gに。数量限定の日本別注カラーだ。

    問い合わせ先:ケンコー社 TEL:06(6374)2788

    ●サイズ/225×130×100㎝ 
    ●重さ/814g

    収納時

    フライシート

    これほど薄い生地でも、フライシートの耐水圧は2000㎜を実現している。

    内部

    内部は一般的な2人用よりも、さらに少し広いくらい。余裕はたっぷり。

    08 究極のシンプル!簡素にして十分

    モンベル/
    U.L.ドームシェルター1 
    ¥52,800

    1人

    モンベル/ U.L.ドームシェルター1 

    一般的なテントをより簡素にした"シェルター"と呼ばれるタイプ。前室もなく、居住性はそれなりになるが、ポールと組み合わせるだけで即座に立体化するのは本当に便利だ。居住性重視で重めのテントのサブとして用意し、使い分けるのも良さそう。

    問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス TEL:06(6538)5740

    ●サイズ/210×90×95㎝ 
    ●重さ/751g

    収納時

    出入り口の上

    出入り口の上には小さな庇。雨が内部に流れ込むのを防ぐのに役立つ。

    重量751g

    重量751g。ペグダウンしていないと、風ですぐに飛ばされそうになる。

     

    快適派

    09 快適すぎだ! これで本当に2人用!?

    ミニマルワークス/
    ゴールドキウイ 
    ¥91,300

    〜2人

    ミニマルワークス/ ゴールドキウイ 

    このままずっと のんびりしたい。

    あれっ、これは4人用だったか……などと設営時に一瞬焦ったのが、こちら。内部もかなり広めだが、前後のキャノピー部分がとにかく広く、狭いデュオ用というイメージを軽く凌駕する存在だ。太めのポールは強風にも強く、悪天候時も楽しめそうなテントだった。

    問い合わせ先:アンバイ ジェネラルグッズストア https://www.unby.jp

    ●サイズ/215×127×120㎝ 
    ●重さ/3,200g

    収納時

    テント後ろ側

    テント後ろ側。こちらもフライシートが広く覆いかぶさり、快適空間を作り出している。

    内部

    インナーを取りはずして使用可能。チェアやテーブルを置いても広々と使えるのがスゴい。

    10 ベテランには懐かしく、若い人には新鮮!

    シエラデザインズ/
    ミーターライト 2P 
    ¥80,300

    〜2人

    シエラデザインズ/ ミーターライト 2P 

    1987年に開発されたテントの復刻で、ツートーンのカラーリングが目に鮮やか。メッシュパネルを併用したインナーは、開口部が広いフライシートのコンビで涼しい風を呼び込む。生地が少し厚めのために耐久性が高く、破損を気にしないで気楽に使えそうだ。

    問い合わせ先:アリガインターナショナル TEL:03(6659)4126

    ●サイズ/250×160×109㎝ 
    ●重さ/3,440g

    収納時

    内部

    フライシートは大きく巻き上げられ、風通し最高! 内部は広く、小柄な人なら3人でも。

    魚座型

    3本のポールが交差する変形的な魚座型。フックとスリーブを併用し、設営は簡単だ。

    11 どう使う? 屋外のワンルームマンション

    MSR/
    ティンハイム2 
    ¥82,500

    〜2人

    MSR/ ティンハイム2 

    ロールケーキ? 丸くてかわいい。

    2本のポールを平行に使うトンネル型。この形状は左右の壁が垂直気味に立ち上がり、頭上にも余裕が生まれて居住性がアップするのがポイントだ。広い前室にはシューズや調理用具をたくさん置くことができ、デュオサイズとは思えない使い勝手の高さに感心した。

    問い合わせ先:モチヅキ TEL:0256(32)0860

    ●サイズ/240×140×101㎝ 
    ●重さ/2,480g

    収納時

    内部

    フライシートの渋い色とは対照的に、インナーはオフホワイト。居住空間は明るい。

    内部

    インナーをはずし、サンシェードにも。すっぽり覆われ、守られている感がハンパない。

    まだまだあります!
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    ブッシュ早坂のおすすめ!

    ブッシュ早坂

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    12 人気テントが黒カラーで登場!

    ogawa×CanadianEast/
    アーデイン DX-Ⅱ ブラック 
    ¥53,350

    〜2人

    ogawa×CanadianEast/ アーデイン DX-Ⅱ ブラック 

    バイクツーリングで人気のテントが、ブラックカラーに! 前室が広く、バックパネルのアレンジも多彩だ。

    問い合わせ先:キャンパルジャパン TEL:0800-800-7120

    ●サイズ/220×280×120㎝ 
    ●重さ/3,760g

    設営イメージ

    13 薪スト設置OK!進化したタイプ2

    YOKA/
    YOKA TIPI TYPE2 
    ¥36,300

    〜2人

    YOKA/ YOKA TIPI TYPE2 

    人気のティピー型テントがバージョンアップ。テントの半面を大きく跳ね上げられるようになった。

    問い合わせ先:トゥエルブトーン office@twelvetone.jp

    ●サイズ/270×270×175㎝ 
    ●重さ/2,100g

    設営イメージ

    ※構成/高橋庄太郎 撮影/中村文隆

    (BE-PAL 2024年4月号より)

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