キャンプで飲みたいスープレシピ13選|手軽に作れて栄養満点!おすすめレシピ集 | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.10.22

    キャンプで飲みたいスープレシピ13選|手軽に作れて栄養満点!おすすめレシピ集

    キャンプで飲みたいスープレシピ13選|手軽に作れて栄養満点!おすすめレシピ集
    スープはキャンプで楽しみたい料理のひとつ。温かいスープはもちろん、夏におすすめの冷製スープなど、種類はさまざまです。そこで、キャンプ飯にピッタリのスープレシピをBE-PAL.NETが厳選! アウトドア情報誌『BE-PAL』(BE-PAL 2025年8月号)やBE-PAL.NETに掲載されたレシピから、肉や魚、野菜がたっぷり入った具だくさんスープや、異国の雰囲気を味わえるエスニック系スープなど、様々なスープレシピをたっぷりご紹介します。

    ボリューム満点!おかず系スープレシピ4選

    ボリュームのあるおかず系スープをご紹介。さっと作れるもののほか、肉や魚を活用したレシピにも注目です。

    (BE-PAL 2025年8月号等より)

    もっと見る

    おかず系スープレシピ

    鹿の髄まで味わう骨の野菜スープ

    旅する料理人・三上奈緒さん。食を通じて全国各地の風土や生産者の魅力を発信。食教育イベントを開催し、縄文から原点を学ぶ縄文倶楽部も主宰。採集活動が大好きで、とくに貝に目がない。

    自然とじっくり向き合う時間ができたら、焚き火料理に挑戦しましょう。骨からとった極上出汁は、黄金のスープに変身します。

    材料(約10人前)

    ・焼いたモモ肉の骨
    ・水 4~5L
    ・ローリエ 1枚
    ・塩 適量
    ・コショウ 適量
    ・お好みの野菜(今回は小タマネギ、ネギ、ニンジン、小ジャガイモ、小カブ、スナップエンドウ、カーボロネロ〈キャベツでも可〉、ニンニク3片)
    ・ハーブ(今回はフェンネル) 適量

    作り⽅

    【1】鍋に骨と、骨の3/4ほどが浸かる水、ローリエを入れて火にかけます。目安は2〜3時間以上。

    【2】ひと口大に切った野菜を入れ、さらに2時間以上ことこと煮込みます。

    火加減は弱火でコトコト。火にかければかけるほど旨みが出て美味しくなる。

    【3】骨についた肉をほぐし入れ、塩、コショウで味を調えます。スパイスオイル、刻んだフェンネルをちらして完成。

    撮影/三浦孝明

    (BE-PAL 2025年8月号より)

    ▼参考記事

    焚き火と語らい、じっくり仕上げる!旅する料理人・三上奈緒さんの野趣あふれる鹿肉料理レシピ

    スズキ&イナダのアラの塩煮汁

    上田勝彦さん。幼少期から魚好き。漁師から水産官僚へ。退職後、魚食を盛り上げる活動に勤しむ。魚の伝道師と呼ばれ、愛称はウエカツ。好きな魚はサバ。

    海近くのキャンプ場へ行くならば、だんぜん肉より魚。近場の魚市場や鮮魚店で、どうせなら魚を1本丸ごと入手したいところです。

    アラを使いこなす塩煮汁の材料は、身の少ない頭と骨。骨からたっぷりダシが出てさらに骨周りの身も美味しい!

    材料

    ・スズキ、イナダの頭 各適量
    ・イナダの骨 1尾分
    ・ジャガイモ 4個
    ・タマネギ 1個
    ・長ネギの青い部分 2本分
    ・ライム 適量
    ・塩 適量
    ・薄口醤油 適量

    作り⽅

    【1】ジャガイモは皮をむき、厚めのくし切りに。タマネギは幅1cmに、長ネギの青い部分はななめ細切りにします。

    【2】鍋に水を張り、ジャガイモを水からゆでます。

    【3】ボウルに魚の頭と骨を入れ、塩をたっぷりふり混ぜ、すぐにザルにあげます。

    アラにふる塩の量は上記写真の程度。この塩が味の土台に。

    【4】ジャガイモが柔らかく煮えたら【3】を加え、強火で煮ます。沸いたらアクを取り、弱火に。タマネギを加え、半透明になったら、醤油少々で味を調えます。器に盛り、長ネギ、好みでライムをしぼって完成。

    沸いたら茶色いアクをしっかり取り除き、澄んだ汁に仕上げる。

    撮影/猪俣慎吾

    (BE-PAL 2025年8月号より)

    ▼参考記事

    海キャンプで挑戦したい! 魚を知り尽くしたウエカツさんの「魚の1本丸ごとフルコースレシピ」

    淡路島オニオンスパイスのおかずスープ

    Ryotaさん

    筋肉料理研究家

    学生時代運動経験ゼロ・病気で精神科病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。

    淡路島オニオンスパイスのおかずスープ
    仕上げにオニオンスパイスをたっぷり。

    ネットショップで話題を集める「淡路島オニオンスパイス」を使って、キャンプでも簡単に作れるおかずスープを作ってみましょう。具材は手でちぎったりほぐしたりするので包丁いらずのレシピです。

    淡路島オニオンスパイスとは?

    淡路島オニオンスパイス
    淡路島産玉ねぎ使用のスパイス。

    淡路島の玉ねぎといえば、その甘さやみずみずしさから全国的にも人気の食材。

    淡路島オニオンスパイスは、そんな淡路島産の玉ねぎをふんだんに使用した万能スパイス。

    淡路島オニオンスパイス
    やさしい甘みを感じられます。

    玉ねぎの他にもマジョラムやオレガノ、バジルなどを配合。

    ただスパイシーなだけでなく、玉ねぎならではのやさしい甘みとコクを感じることができます。

    ちなみに、商品は販売元である鳴門千鳥本舗の公式オンラインショップやAmazon店・楽天市場店などで購入することが可能。

    レビューでも評価が高く、さらにリピーターも多いようで、詰め替え用も販売されているほど人気を集めている万能スパイスなんです。

    材料(2人分)

    淡路島オニオンスパイスのおかずスープ
    こちらが淡路島オニオンスパイスのおかずスープの材料です。

    ・ウインナー 180g
    ・キャベツ 約150g
    ・しめじ 約100g
    ・オリーブオイル 大さじ1/2
    ・淡路島オニオンスパイス(下味用) 適量
    ・(A)水 500ml
    ・(A)コンソメキューブ 1個
    ・淡路島オニオンスパイス(仕上げ用) 適量

    作り方

    キャベツはちぎり、しめじはほぐす
    キャベツはちぎって、しめじはほぐしましょう。

    【1】キャベツを食べやすい大きさにちぎり、しめじをほぐしましょう。

    キャベツは大きめにちぎっておけば食感も残りやすく、ボリューム感も演出できます。

    ウインナーは半分にちぎる
    半分にちぎりましょう。

    【2】ウインナーも半分にちぎったら、アッと言う間に下ごしらえの完了です。

    ウインナーを炒める
    外側をパリッと香ばしく仕上げます。

    【3】フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、ウインナーを加えて焼き色が付くまで炒めましょう。

    淡路島オニオンスパイスで下味を付ける
    下味を付けておきます。

    【4】さらに、キャベツとしめじを加えたら、淡路島オニオンスパイスで下味を付けます。

    下味を付けて炒めることでスパイスがより香ばしくなるだけでなく、キャベツは甘みが、しめじはうま味が引き立ちます。

    キャベツとしめじを炒める
    底から返すように炒めます。

    【5】キャベツはかさがあるので、底から返すようにして混ぜ炒めましょう。

    スパイスとウインナーの脂を全体になじませていくイメージです。

    水、コンソメキューブを加えて煮る
    あとは煮るだけです。

    【6】キャベツとしめじがしんなりしたら水、コンソメキューブを加えて煮立たせ、フタをして弱火で10分ほど煮込みましょう。

    弱火で10分ほど煮る
    香りに野菜の甘みを感じます。

    フタを取ったら……野菜の甘い香りがブワッと広がります。

    【7】スープをお皿に盛り付け、仕上げのスパイスを振りかけて完成です。

    ゴロッとボリューミーな見た目で食欲をそそります。

    淡路島オニオンスパイスのおかずスープ
    キャベツの甘みが広がります。

    一口頬張ると、ウインナーのジューシーな食感にキャベツの甘み、後味にしめじの上品な風味でやさしい味わい。

    じつは、水500mlに対しコンソメキューブ1個というのはやや少なめ。

    しかし、下味を付けて炒めたおかげでしっかりコクが感じられ、まるで具材をちぎって手早く作ったとは思えないほど奥深いスープに仕上がりました。

    ▼参考記事

    スープにポテトに!ネットで話題の「淡路島オニオンスパイス」で作るおすすめキャンプ飯2選

    しょうがと豚肉の春雨スープ

    Ryotaさん

    筋肉料理研究家

    学生時代運動経験ゼロ・病気で精神科病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。

    しょうがと豚肉の春雨スープ
    冬は具材たっぷりが嬉しいです。

    軽くて持ち運びにも便利な春雨を使ったスープレシピです。しょうがと相性のいい豚肉と小松菜入りで、ボリューミーなおかずスープに仕上げます。

    材料(2人分)

    しょうがと豚肉の春雨スープの材料
    こちらがしょうがと豚肉の春雨スープの材料です。

    ・豚こま切れ肉 100g
    ・しょうが 40g
    ・春雨 30g
    ・ごま油 小さじ1
    ・水溶き片栗粉 適量
    ・刻みネギ 適量

    <合わせ調味料>
    ・水 400ml
    ・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
    ・鶏ガラスープの素 大さじ1

    あらかじめシェラカップで合わせ調味料の材料を混ぜておくとスムーズです。

    作り方

    小松菜を3cm幅に切る
    冬場は白菜もおすすめ。

    【1】小松菜を3cm幅に切りましょう。今回はアクが少なく調理の手間が少ない小松菜を使っていますが、あまった白菜で作るのもおすすめです。

    しょうがはアルミホイルで表面をこする
    軽くこすって汚れを落とします。

    【2】しょうがは、表面をアルミホイルでこすって汚れを落とします。

    しょうがは半分を細切りにする
    半分は細切りに。

    【3】しょうがの半分は具材として細切りにします。

    しょうがの半分はすり下ろす
    半分はすり下ろします。

    【4】さらに、半分は調味料としてすりおろしましょう。

    フライパンで豚こま切れ肉を炒める
    手早くササッと炒めます。

    【5】フライパンにごま油を熱したら、豚こま切れ肉を加えて中火で炒めましょう。

    小松菜としょうがを加えて炒める
    しょうがは豚肉の臭み消しにもなります。

    【6】豚肉の色が変わったら、小松菜と細切りにしたしょうがを加えてしんなりするまで炒めます。

    合わせ調味料を加える
    あらかじめ混ぜておけばスムーズ。

    【7】あらかじめシェラカップで混ぜておいた合わせ調味料を加えます。

    おろししょうがを加える
    しょうがプラスでこちらもシャープに。

    【8】さらに、おろししょうがを加えて混ぜましょう。

    春雨を加えて煮る
    ギュギュッと押し込みましょう。

    【9】春雨を加えて煮立たせ、蓋をして弱火で春雨が柔らかくなるまで約5分煮ます。

    水溶き片栗粉を回し入れる
    こちらもとろみを付けます。

    【10】仕上げに水溶き片栗粉を回し入れて混ぜ、とろみが付くまで加熱したら火から下ろしましょう。器にたっぷり盛り付けて完成です。

    しょうがと豚肉の春雨スープ
    温かさが身にしみます。

    食べてみると、豚肉のコクとしょうがの香ばしい香りをたっぷり吸い込んだ春雨のおかげで食べごたえバツグン。食材の食感ととろみを付けたスープがしっかりお腹にたまって、芯から温まれるスープに仕上がりました。

    ▼参考記事

    しょうがが効く~簡単スープレシピ2選!冬キャンプのご馳走にも

    スープジャーは夏も使える!注意点やおすすめレシピも紹介

    野菜たっぷりでヘルシーなスープレシピ4選

    野菜をしっかり味わえるスープをピックアップ。冬キャンプにもピッタリなぽかぽか温まるスープはもちろん、暑い時期にうれしい冷製スープもおすすめです。

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    野菜たっぷりスープレシピ

    冬野菜とベーコンのコクうまミルクスープ

    しょうちりさん

    自然が大好き!

    田舎で生まれ育ち、自然をこよなく愛するライターです。釣り歴20年以上、釣りをしながらキャンプをして釣った魚をアテに一杯やるのが至福の時。有機栽培で野菜作りも行っています。


    身体を温めてくれる栄養満点のスープレシピをご紹介します。

    材料(3~4人分)

    ・ブロックベーコン 200g
    ・ブロッコリー 1/2個
    ・チンゲンサイ 3片
    ・ほうれん草 1束
    ・ニンジン 小1本
    ・ブロッコリー 1/2個
    ・大根 少量
    ・里芋 1個
    ・牛乳 300ml
    ・無調整豆乳 100ml
    ・コンソメ 大さじ1
    ・みそ 小さじ1
    ・水 100ml

    作り方


    【1】それぞれの具材を食べやすい大きさにカットします。

    ベーコンは、赤身と脂身がバランスよくなるようにカットしましょう。


    【2】ニンジン、大根、里芋、ブロッコリーの茎など火が通りにくい具材を先に入れて火にかけます。


    【3】コンソメと味噌を牛乳で溶いて、混ぜやすくしておきます。


    【4】先に入れた具材に火が通ったら牛乳と残りの具材、溶いたコンソメと味噌を入れます。
    中火でかき混ぜながら煮込みましょう。


    【5】具材に火が通ったら、かき混ぜながら豆乳を入れます。
    豆乳は沸騰させると分離してしまうので、弱火でじっくりと加熱することがポイントです。


    【6】冬野菜とベーコンのコクうまミルクスープの完成です。
    味噌と豆乳を加えることで、味に深みとコクが出ます。

    ▼参考記事

    ご飯を炊くだけじゃない! 飯ごうで作る”超”お手軽スープレシピ3選

    きのこたっぷり和風スープ

    しょうちりさん

    自然が大好き!

    田舎で生まれ育ち、自然をこよなく愛するライターです。釣り歴20年以上、釣りをしながらキャンプをして釣った魚をアテに一杯やるのが至福の時。有機栽培で野菜作りも行っています。

    きのこたっぷり和風スープ
    きのこたっぷり和風スープ。

    飯ごうで作るおてがるスープレシピをご紹介します。飯ごうは、1.5Lほど水を入れることができます。容量が大きいため、最大で4~5人分のスープを作ることも可能です。

    材料(3~4人分)

    今回使用する材料
    今回使用する材料

    ・まいたけ
    ・ひらたけ
    ・えのきたけ
    ・エリンギ
    ・しめじ
    ・長ネギ
    ・料理酒 大さじ1
    ・しょうゆ 大さじ1
    ・和風顆粒だし 8g
    ・水 600ml

    作り方

    カットした具材
    カットした具材。

    【1】具材を食べやすい大きさにカットします。

    飯ごうに具材と水を入れる
    飯ごうに具材と水を入れる。

    【2】飯ごうに長ネギ以外の具材と水、しょうゆ、和風顆粒だし、料理酒を入れます。

    【3】アクを取り、きのこに火が通ったら最後に長ネギを入れてきのこたっぷり和風スープの完成です。

    低カロリーで食物繊維もたっぷり、体にいいスープです。

    ▼参考記事

    ご飯を炊くだけじゃない! 飯ごうで作る”超”お手軽スープレシピ3選

    しょうがのクラムチャウダー

    Ryotaさん

    筋肉料理研究家

    学生時代運動経験ゼロ・病気で精神科病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。

    しょうがのクラムチャウダー
    見た目も温まるビジュアルです。

    簡単に作れて体の芯から温まる、キャンプ飯にもピッタリのスープレシピを紹介します。一見手間がかかりそうですが、カレーにも使うような野菜を角切りにして、あさりの缶詰や牛乳と一緒に煮るだけ。意外と簡単に作れてしまうので、ほっこり温まりたいときにピッタリのレシピです。

    材料(2~3人分)

    しょうがのクラムチャウダーの材料
    こちらがしょうがのクラムチャウダーの材料です。

    ・しょうが 40g
    ・ハーフベーコン 4枚
    ・じゃがいも 1個(約200g)
    ・玉ねぎ 1/2個(約120g)
    ・にんじん 1/3本(約30g)
    ・薄力粉 大さじ1~2
    ・有塩バター 10g
    ・(A)水 300ml
    ・(A)あさり水煮缶 1個(125g)
    ・(A)コンソメキューブ 1個
    ・牛乳 200ml
    ・塩こしょう 少々
    ・乾燥パセリ 適量

    作り方

    じゃがいもを角切りにする
    じゃがいもを角切りにします。

    【1】じゃがいもの皮をむいて7~8mm角に切りましょう。

    玉ねぎを角切りにする
    玉ねぎも角切りにします。

    【2】玉ねぎを7~8mm角に切ります。

    にんじんも角切りにする
    にんじんも同じく角切りに。

    【3】にんじんも同じく7~8mm角に切りましょう。

    しょうがの表面をアルミホイルでこする
    しょうがは皮付きのまま使用します。

    じつは、しょうがは皮の付近が最も香りが強く、ポカポカ成分も豊富に含まれています。

    そのため、今回はアルミホイルで表面の汚れを落とし、皮付きのまま使用します。

    しょうがは半分を角切りにする
    半分を角切りにします。

    【4】しょうがの汚れを拭き取ったら、半分は具材として7~8mm角に切ります。

    しょうがは半分をすり下ろす
    半分はすりおろします。

    【5】半分は調味料としてすりおろしましょう。

    ハーフベーコンは1cm角に切る
    ハーフベーコンも1cm角に切ります。

    【6】最後にハーフベーコンを1cm角に切ったら、下ごしらえの完了です。

    下ごしらえの完了
    下ごしらえの完了です!
    野菜とハーフベーコンを炒める
    野菜とハーフベーコンを炒めましょう。

    【7】クッカーに有塩バターを熱したら、野菜とハーフベーコンを加えてしんなりするまで炒めます。

    薄力粉を加えて炒める
    薄力粉でとろみを付けます。

    【8】さらに、薄力粉を加えて粉っぽさが無くなるまで炒めましょう。

    面倒な場合はカットしてもOKですが、薄力粉でとろみを付ければ保温力がアップし、スープが冷めにくくなりますよ。

    調味料とあさり水煮缶を加える
    あさり水煮缶は汁ごと。

    【9】上述の材料欄(A)の水、あさり水煮缶を汁ごと加え、さらにコンソメキューブを加えます。

    おろししょうがを加える
    今回の主役。

    【10】おろししょうがを加えて混ぜたら煮立たせ、蓋をして弱火で約10分煮ます。

    牛乳を加えてひと煮立ちさせる
    牛乳を加えてひと煮立ち。

    【11】仕上げに牛乳を加えて混ぜ、ひと煮立ちさせます。牛乳は加熱し過ぎると分離してしまうので注意しましょう。

    塩こしょうで味を調える
    塩こしょうで味を調える。

    【12】塩こしょうで味を調えたら火から下ろします。

    【13】器に盛り付けて、乾燥パセリをちらし完成です。

    しょうがのクラムチャウダー
    最初ほっこり後味シャープ。

    一口食べてみると、最初は野菜の甘みと牛乳のまろやかな風味でやさしい味わいですが、しょうがの香りが追いかけてきてシャープな後味。具材たっぷり、ほんのりとろみが付いているおかげでお腹もポカポカ。

    食べながらにして、全身が温かくなれるようなスープに仕上がりました。

    ▼参考記事

    しょうがが効く~簡単スープレシピ2選!冬キャンプのご馳走にも

    食べるガスパチョ

    小牧由美さん

    料理研究家

    料理研究家。アウトドアで楽しめるプラントベースのレシピの提案をはじめ、自然と調和した季節の食の紹介やレシピ開発を行っています。四季折々の恵みを生かした料理や、自然の中で味わう豊かさと心地よさを発信しています。

    食べるガスパチョにパンを添えて
    パンはスープに加えず軽くトーストしたものを添えました。パンに野菜をのせて食べたり、パンをスープに浸したり、お好みの食べ方で。

    ガスパチョは、スペイン発祥のスープ料理です。トマトやきゅうり、セロリや玉ねぎ、にんにくといった野菜に、パンやオイル、ビネガーやハーブなどをミキサーでピューレ状にした冷製スープです。

    「食べるガスパチョ」は、アウトドアでも手軽に作れるように、ミキサーは使わず、好みの野菜とトマトジュースで作ります。食感が楽しい食べごたえのあるスープです。
    季節の変わり目は、疲れが出やすい時期ですね。カラダにやさしい「食べるガスパチョ」の食べ方もあわせて紹介します。

    材料(4人分)

    今回使った材料
    今回の材料。

    ・トマトジュース 400~500ml
    ・きゅうり 1本分
    ・セロリ 1/2本分
    ・パプリカ(赤や黄色のパプリカがおすすめ) 1/4個分
    ・トマト 小1個
    ・玉ねぎ(好みで) 1/8個分
    ・にんにく 1/2片分
    ・りんご酢(酢またはレモン果汁) 大さじ1/2
    ・塩 適量
    ・こしょう 適量
    ・オリーブオイル 大さじ1~3
    ・バジル 1枝分
    ・タバスコ(好みで)

    下準備

    ・野菜類をそれぞれ食べやすい大きさのさいの目にカットします。
    ・きゅうりは縞状に皮を剥くと食べやすくなります。
    ・セロリは筋を取り、きゅうりより少し小さめにカットします。
    ・パプリカは種を取り除いてカットします。
    ・トマトは粗みじん切りにします。
    ・玉ねぎはみじん切りにします。
    ・きゅうりはカットしたら軽く塩をして10分ほどおき、水けをきっておきます。
    ・にんにくはすりおろします。

    さいの目にカットした野菜類
    形を揃えると、見た目もきれいで食感もよくなります。

    作り方

    【1】ボウルまたは、蓋付きの容器に、水けをきっておいたきゅうり、セロリ、パプリカ、トマトを入れてざっと混ぜ、軽く塩こしょうします。

    【2】【1】にトマトジュースを加えて、りんご酢、すりおろしたにんにくを入れ混ぜ合わせ、オリーブオイルを入れて味をみます。

    すりおろしたにんにくを入れる
    にんにくは入れすぎると辛くなるので加減しながら入れてください。

    【3】味が濃く感じたら、水を少量ずつ加えて好みの濃度にします。

    トマトジュースを入れる
    トマトジュースの濃度によって、水などで好みのとろみに調整してください。

    【4】味をみて、塩こしょうで味を調えます。

    【5】細かく切ったバジルを加えたら、蓋をしてクーラーボックスなどで冷やします。

    【6】ガスパチョが冷えたら、一緒に冷やしておいた器に盛り、オリーブオイルをまわしかけ、好みでパンを添えればできあがりです。

    ポイント

    「食べるガスパチョ」ができたら、一旦クーラーボックスなどで冷やします。使用する容器はあらかじめ冷やしておくと、スープを冷やす時間も短くなりますよ。

    クーラーボックスでガスパチョを冷やす
    器にするシェラカップなども一緒に冷やしておきましょう。

    トマトジュースが味のベースになるので、好みの味のトマトジュースで作りましょう。

    野菜をカットする大きさは、細かいほど食べやすくなります。野菜好きなら大きめに、胃腸が疲れている、お子さんがいるなどの場合は、小さくカットするとよいでしょう。

    ▼参考記事

    残暑キャンプ、夏バテ気味のカラダにもおすすめ。トマトジュースで作る『食べるガスパチョ』

    異国情緒溢れるエスニック系スープレシピ4選

    キャンプでも楽しみたいエスニック系のスープをセレクト。スパイスなどを使った本格的なスープはもちろん、缶詰やパウチを活用したスープなど、お手軽レシピもご紹介します。

    もっと見る

    エスニック系スープレシピ

    ラッサム

    小牧由美さん

    料理研究家

    料理研究家。アウトドアで楽しめるプラントベースのレシピの提案をはじめ、自然と調和した季節の食の紹介やレシピ開発を行っています。四季折々の恵みを生かした料理や、自然の中で味わう豊かさと心地よさを発信しています。

    ラッサム(Rasam)は、南インドで親しまれている伝統的なスープのひとつです。「タマリンド」と呼ばれる、熱帯地域で栽培されている果実が味のベースになっています。

    タマリンドの果肉には特有の風味があり、日本では“甘酸っぱい梅干し”のような味と例えられます。そこで、タマリンドの代わりに梅干しを使った、熱中症対策にもなるラッサムの作り方を紹介します。

    材料(2~3人分)

    今回使用した材料
    今回使用した材料です。

    ・レンズ豆(乾燥) 30g
    ・梅干し(はちみつ梅干し) 2個
    ・トマト 2個分
    ・にんにく 1片
    ・しょうが 1片
    ・甘味料(砂糖など) 大さじ1/2~1
    ・塩 適量
    ・油 大さじ2
    ・クミンシード 小さじ1
    ・マスタードシード(あれば) 小さじ1
    ・ブラックペッパー 小さじ1/2
    ・ターメリックパウダー 小さじ1/2
    ・赤唐辛子 2本
    ・パクチー(好みで)
    ・水 適量(500ml~)

    下準備

    ・トマトをざく切りにします。
    ・にんにく、しょうがは、みじん切りにします。
    ・梅干しは種を取り除いて包丁などで叩いて、ペースト状にします。

    にんにく、しょうがなどの材料をカットする
    それぞれの野菜は、ざく切り、みじん切りなどにカットします。

    作り方

    【1】鍋に、カットしたトマト、ペースト状にした梅干しを入れ、水を注ぎ、火にかけます。

    トマト、梅干しを入れた鍋に水を注ぐ
    火加減は、沸騰するまでは強火で、沸いたら中火にします。

    【2】トマトが柔らかくなってきたら、水洗いしたレンズ豆を入れ、さら5~10分ほど煮て、砂糖、塩を入れて味をととのえます。

    レンズ豆を加える
    水洗いしたレンズ豆を入れます。

    【3】テンパリングします。小鍋に、にんにくとしょうがのみじん切り、油大さじ1を入れ、弱火で香りが出るまで炒め、スパイスパウダーを入れて軽く炒めたら【2】の鍋に入れます。

    にんにく、しょうが、スパイスをテンパリングする
    焦げないように火加減に気を付けます。

    【4】再び、小鍋に油を熱し、合わせておいたホールスパイスを加えます。

    クミンシードや赤唐辛子をテンパリング
    テンパリングすることで、スパイスの香ばしい香りと深い味わいが出ます。
    加熱したスパイスを鍋に入れる
    シードの周りに小さな泡が立ってきたら、鍋に入れます。

    【5】仕上げにパクチーを散らします。

    パクチーを散らして、できあがり
    蒸しパンや、かためのパンなどに浸しても美味しいです。

    ▼参考記事

    山やキャンプの熱中症対策に!梅干しを使った南インドの定番スープ「ラッサム」レシピ

    ごはんにかけるサムゲタン

    Ryotaさん

    筋肉料理研究家

    学生時代運動経験ゼロ・病気で精神科病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。

    無印食材で作るサムゲタンスープ
    食べているだけで体がポカポカ。

    “無印食材”の中から「ごはんにかけるサムゲタン」を利用して、高タンパクでお肌もうるおう薬膳風のスープレシピをご紹介します。

    無印良品の「ごはんにかけるサムゲタン」とは

    無印良品の「ごはんにかけるサムゲタン」
    パウチタイプでキャンプにも便利。

    「ごはんにかけるサムゲタン」は鶏肉やきくらげ、もち麦などを高麗人参の風味を生かしたスープで煮込んだ、ごはんにかけて食べるタイプの商品。

    ご覧のとおりパウチタイプで持ち運びしやすく、味付けもしっかりしていてアウトドアシーンにも便利。もちろん、そのままでも美味しいのですが、今回はこちらを利用して具材たっぷりのスープを作ります。

    ほぐしタイプのサラダチキンでタンパク質たっぷり。長ネギは1本丸ごと使用して、抗酸化力あふれるスープに仕上げます。

    材料(2人分)

    ごはんにかけるサムゲタンで作る薬膳風スープ
    こちらが今回の材料です。

    ・無印良品「ごはんにかけるサムゲタン」 1袋
    ・サラダチキン(ほぐしタイプ) 100g
    ・長ネギ 1本
    ・にんにく 2片
    ・しょうが 20g
    ・塩こしょう 少々

    ★調味料
    ・水 400ml
    ・鶏ガラスープの素 小さじ1

    作り方

    長ネギを切る
    緑の部分も栄養たっぷりです。

    【1】長ネギは斜め1cm幅に切りましょう。独特の辛み成分には血液サラサラ効果があり、緑の部分には抗酸化力の高いβカロテンが豊富。

    さらに、内側にあるぬるぬる成分は免疫を高めるはたらきがあると言われているので、じつは長ネギは寒い季節のキャンプにももってこいの食材なんです。

    当然そのままだと場所を取るので、キャンプで調理する場合はあらかじめ切って保存袋などに入れて持っていくのがおすすめです。

    しょうがを切る
    ポカポカ食材の代表。

    【2】しょうがは皮付きのまま斜め薄切りにしましょう。しょうがの辛み成分には血流を促して代謝をアップさせてくれるはたらきが。

    薬味にも使えるので、こちらも寒い季節のキャンプにピッタリの食材ですね。

    にんにくを潰す
    包丁やナイフで潰します。

    【3】にんにくは包丁などの腹で潰しましょう。潰すことで、形はそのままに香ばしい香りを引き出すことができます。

    具材と調味料を煮立たせる
    あとは煮込むだけです。

    【4】下ごしらえが済んだらクッカーに水、長ネギ、しょうが、にんにく、サラダチキン、鶏ガラスープの素を加えて煮立たせましょう。

    ごはんにかけるサムゲタンを加えて煮込む
    ここで無印食材の登場。

    【5】最後に「ごはんにかけるサムゲタン」を加え、フタをして弱火で5~6分煮込みましょう。

    塩こしょうで味を調える
    塩こしょうで味を調えて完成。

    【6】最後に塩こしょうで味を調えて完成。薬膳っぽいさわやかながらも香ばしい香りが漂っています。

    ごはんにかけるサムゲタンで作るサムゲタンスープ
    ネギのおかげでとろり。

    という訳で、シェラカップに盛り付けたら完成!食べてみると、サラダチキンは具材と一緒に煮込んだだけなのに、ほろりと崩れてまるで丸鶏を煮込んだよう。

    長ネギのとろりとした食感、しょうがのシャキシャキ食感と、にんにくの香ばしい香りがよく絡んで、食べているだけで体がポカポカ温まってきます。

    ごはんにかけるサムゲタンで作るサムゲタンスープ
    食べているとポカポカ。

    きくらげやもち麦の歯ごたえも心地よく、薬膳風味ながらもしっかりした食べごたえ。タンパク質と抗酸化力たっぷりで、韓国美人になれてしまいそうなスープに仕上がりました。

    ▼参考記事

    無印良品のサムゲタンがキャンプ飯に便利だった。韓国風薬膳スープを作ろう

    トムヤンクン

    Ryotaさん

    筋肉料理研究家

    学生時代運動経験ゼロ・病気で精神科病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。

    エビとトマト缶のトムヤムクン
    本格風味のエビとトマト缶のトムヤムクン。

    ちゃんと作ろうとすると具材の下ごしらえが必要な上、調味料もたくさん必要になるトムヤムクン。

    そんなトムヤムクンを冷凍エビとトマト缶、さらにマッシュルームスライスという便利な食材を利用して、かつ本格的な味わいに仕上げます。

    材料(2人分)

    エビとトマト缶のトムヤムクンの材料
    今回使用した材料はこちらです。

    ・冷凍エビ 100g
    ・マッシュルーム水煮(スライス) 90g(液汁含む)
    ・おろししょうが 小さじ1/3
    ・ごま油 大さじ1
    ・パクチー 適量

    ★調味料
    ・水 400ml
    ・カットトマト缶 100g
    ・ナンプラー 大さじ1
    ・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
    ・レモン汁 大さじ1
    ・一味唐辛子 小さじ1/2

    下準備

    エビを解凍する
    塩水で解凍しておきましょう。

    調理に入る前に、予め冷凍エビを塩水に10分ほど浸けて解凍しておきましょう。塩水は水200mlに塩小さじ1(共に分量外)が目安です。

    こうすればエビのうま味が逃げず、プリプリ感もキープできます。解凍後は流水で洗って、しっかり水分を切っておきましょう。

    冷凍エビはキャンプや登山に利用しやすいのはもちろん、高タンパクで低脂質・低糖質なのでダイエットにもおすすめの食材です。

    作り方

    クッカーでエビとおろししょうがを炒める
    エビを軽く炒めましょう。

    【1】エビが解凍できたらクッカーにごま油を熱し、おろししょうがと一緒に炒めましょう。

    【2】エビの色が変わり、おろししょうがの香りが立ってきたらOK。あとは調味料とマッシュルームを加えて煮るだけです。

    カットトマト缶
    スープのベースになります。

    スープのベースとなるトマト缶は価格が1個100円前後と安く、パスタや煮物など幅広いレシピに利用できて便利。今回はカットトマト缶を使用して、その果実感も楽しみます。

    トマトの赤色の素で強い抗酸化力を持つリコピンは、トマトの細胞を壊したり加熱したりすることで吸収率がアップ。缶詰なら栄養も丸ごと摂取できます。

    マッシュルームスライス
    マッシュルームは液汁も利用します。

    さらに、マッシュルーム水煮は液汁も利用。スライスタイプを利用するので切る必要もなく、今回のレシピは包丁すら不要です。

    マッシュルーム、調味料を加えて煮る
    あとは弱火でコトコト煮るだけ。

    【3】水、カットトマト缶、ナンプラー、鶏ガラスープの素、レモン汁、一味唐辛子、マッシュルームスライスを液汁ごと加えて加熱します。

    【4】煮立ったら弱火にしてフタをし、10分ほど煮ましょう。

    煮えたら完成
    エスニックな香りがします。

    フタを取ると……ぶわっとエスニックな香り!トマト缶と一味唐辛子のおかげで、色合いも刺激的ですね。

    【5】器に盛り付けて、パクチーを乗せて完成!緑があるおかげで一気に彩り豊かに。エビのぷりぷりした食感に、トマトの酸味・マッシュルームのうま味がしっかり絡んでやみつきの風味。

    ナンプラーのエスニックな香りが効いたピリ辛のスープ、パクチーと一緒に食べると、まさに本格的な味わいを楽しめます。

    また、素材のうま味が溶け込んだスープは、ごはんやパンを浸して食べるのもおすすめです。

    ポイント

    エビとトマト缶のトムヤムクン
    エビぷりぷりです。

    美味しく作るためのポイントは、冷凍エビの解凍。冷凍エビは急に加熱すると水分やうま味が抜けて縮んでしまうので、しっかり塩水で解凍しておきましょう。

    一味唐辛子
    色味と辛さの決め手。

    辛い物が苦手な方は一味唐辛子を減らすか、牛乳をプラスするとマイルドな風味に。また、調味料の量はマッシュルームの液汁も考慮していますが、味が薄いという方はナンプラーか鶏ガラスープの素で調節してください。

    ▼参考記事

    便利食材を使えば包丁不要!キャンプ飯に本格的なトムヤンクンを作ろう!

    ハリラスープ

    小牧由美さん

    料理研究家

    料理研究家。アウトドアで楽しめるプラントベースのレシピの提案をはじめ、自然と調和した季節の食の紹介やレシピ開発を行っています。四季折々の恵みを生かした料理や、自然の中で味わう豊かさと心地よさを発信しています。

    できあがったハリラスープ
    「ハリラスープ」にパンを添えて。レモンを絞って食べるのもおすすめ。

    ラマダン(Ramadan)とは、イスラム教徒が毎年実施している五行のひとつ。イスラム暦、第9月の1か月の間、日の出から日没まで一切の飲食、香料、性行為を断つことをいいます。

    今回紹介する「ハリラスープ」は、この日没後、ラマダン(断食)後に食べられているスープで、野菜や豆をスパイスで煮込んで作られた消化にやさしい食べ物です。できたてをすぐ食べてもよいですが、少し時間をおいて具材がクタクタになったころに食べれば、よりカラダにやさしく食べられます。

    材料(3人分)

    今回使用した材料の画像。
    今回使用した材料です。

    ・玉ねぎ 小1個
    ・トマト 200g
    ・セロリ 1/2本
    ・パクチー 1枝分
    ・細いパスタ(サラスパなどで可) 30g
    ・ひよこ豆 300g
    ・レンズ豆 300g
    ・オリーブオイル 大さじ1
    ・パプリカパウダー 小さじ1
    ・コリアンダーパウダー 小さじ1
    ・ターメリックパウダー 小さじ1
    ・ジンジャーパウダー 小さじ1
    ・塩 少々
    ・胡椒 少々
    ・レモン くし形にカットしたものを3つ

    下準備

    ・パウダースパイスはすべて合わせておきます。
    ・玉ねぎはみじん切りにします。
    ・セロリ、パクチーは粗みじん切りにします。

    作り方

    【1】鍋にオリーブオイルを入れて熱してから、玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたらセロリを入れ炒めます。

    【2】【1】にトマトを加え、合わせておいたスパイスも加えて炒めます。

    【3】全体が混ざったら、水を加えます。

    鍋に水を注いでいる様子。
    水と一緒にひよこ豆のゆで汁があれば一緒に入れましょう。

    【4】【3】にひよこ豆とレンズ豆を入れていねいに混ぜ、沸騰するまで中火で煮ていきます。

    鍋にレンズ豆を入れている様子。
    レンズ豆をさっと水洗いして鍋に入れます。

    【5】レンズ豆が柔らかくなったら、塩で味をととのえます。味が足りなければスパイスを追加します。

    鍋に水を加え煮ている様子。
    レンズ豆がダマにならないよう、ていねいにかき混ぜます。

    【6】沸騰したスープに2cm程度に折った細めのパスタを入れて、さらに煮ていきます。

    パスタを折って鍋に入れる様子。
    パスタは短めに折って入れます。2cmから5cmくらいの食べやすい長さに。

    【7】パスタが柔らかくなったら火を止めます。

    できあがりの様子。
    パスタも柔らかくなりました。このときは、パスタを4cmくらいに折りました。

    【8】器に盛り、パクチーを飾り、レモンを添えればできあがりです。

    ▼参考記事

    キャンプにおすすめ!冷めてもおいしい!やさしい味わいのモロッコ料理『ハリラスープ』

    "朝食を作るのがめんどう…” そんなキャンプの朝には無印良品「食べるスープ」をおすすめしたい!

    デザートにもOK!スイーツ系スープレシピ

    キャンプでは、甘いスイーツ系のスープもおすすめ。残りがちな食材を活用できるレシピをご紹介します。

    栗きんとん汁粉

    北村 一樹さん

    アウトドアライター

    関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

    正月で必ずと言っていいほど余る定番の食材達。栗きんとんで使うペースト状の餡も、活用して様々なレシピを作ることができます。クリームスープのような見た目に、さつまいもやお餅の甘みで身も心もホッとするお汁粉です。

    材料

    ・栗きんとん 1人分
    ・切り餅 1個
    ・牛乳 適量
    ・生クリーム

    作り方

    【1】栗と餡を分けておき、餡に牛乳を加え、汁粉のようなトロミになるまで弱火で加熱しながら混ぜ合わせます。

    【2】適度なトロミになったら器に入れ、茹でておいた切り餅、栗を乗せます。

    【3】最後に生クリームを加えて完成です。

    ▼参考記事

    栗きんとん、お餅…正月の余ったらどうしてる?野外で楽しむアレンジレシピ5選

    BE-PAL.NET編集部

    アウトドア月刊誌『BE-PAL』のウェブサイト。キャンプ上級者ライターや山岳ガイド、ショップスタッフ、釣りの専門家、自転車や車の専門ライターなど、さまざまなジャンルの達人が、ハウツーや商品のレビュー記事、行ってみたいアウトドアのスポット、おすすめのギアカタログなどを紹介。主にアウトドア初心者から中級者が読みたい!と思う記事を中心に配信しています。

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