白馬岩岳マウンテンリゾートへ!絶景“三段紅葉”を見逃すな | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.11.05

白馬岩岳マウンテンリゾートへ!絶景“三段紅葉”を見逃すな

白馬岩岳マウンテンリゾートへ!絶景“三段紅葉”を見逃すな
白馬岩岳マウンテンリゾートは、オフシーズンのスキー場を通年型の山岳リゾートへと変え、夏の来場者数が冬を上回るまでになりました。そのグリーンシーズンも20206年度は11月15日で終了します。締めくくりにぜひ見ておきたいのが、いま見頃を迎えている、山頂の雪の白、中腹の紅葉の赤、麓の緑という3色が同時に楽しめる「三段紅葉」です。
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ゴンドラで7分、標高1,289mの山頂へ

長野県白馬村にある白馬岩岳マウンテンリゾート。今回は新幹線を利用し、長野駅のバスターミナル26番乗り場から特急バスを利用しての訪問です。白馬岩岳マウンテンリゾートの停留場のすぐ前にあるIWATAKE BASE CENTERのチケット売り場でリゾートへの入場券を購入して、ゴンドラへ。

ゴンドラで約7分の空中散歩を経て、標高1,289mの白馬岩岳の山頂エリアに着くと、北アルプスや白馬村、北信の山々まで360度の展望が広がります。

ゴンドラリフトは2024年12月に新たなものが導入されました。
38年ぶりの新設で、乗車人数は最大10人、大型になったことでマウンテンバイクや車椅子もそのまま中に入れます。
四面強化樹脂ガラスを採用した360度パノラマビューで、冬季には北風がつらい約7分間の乗車時間も快適に過ごせそう。
リゾートの入場料にはゴンドラやリフトの乗車が含まれています。

山頂の絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」は、2018年秋の開業です。運営側の資料によれば、これを機にグリーンシーズンの来場者が大きく増え、2023年度には冬よりもグリーンシーズンの方が来場者の多い状況にまでなっています。スキー場でありながら夏に人を集めるリゾートへと姿を変えた、象徴的な場所です。

2024年冬にオープンした無料で体験できるティピーテント。キッチンカー「Hakuba DELI STAND」では、信州の美味しいソフトクリームを販売。また、焚火を使った焼きマシュマロやピザ焼きの体験もできます。

山頂のテラスで見る「三段紅葉」

緑に覆われた山々の自然を楽しむ夏とは違った楽しみがあるのが、グリーンシーズン終了間際の10月下旬から11月中旬。

10月下旬から見頃を迎えているのが、「三段紅葉」と呼ばれる絶景です。三段紅葉とは、紅葉の見頃と北アルプスの初冠雪が重なることで見られる、期間限定の景色です。山頂の雪の白、中腹の紅葉の赤、麓の緑という3色が同時に楽しめ、標高差のある山岳地帯ならではの珍しい光景です。

国内でも立山連峰など、ごく限られた場所でしか見られない自然が創り出す期間限定の芸術は、白馬岩岳では例年10月下旬から11月上旬にかけてが見頃です。

絶景を見られるテラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」にはTHE CITY BAKERYの店舗を併設しています。

気象庁の発表によると、2026年度の北アルプスの初冠雪は2026年10月28日前後。この撮影日は10月29日なので、ここから徐々に白く覆われた範囲が下に広がり、雪山へと姿を変えるまでのわずか2週間程度の絶景なのです。

「山頂の冠雪」と「山の中腹の紅葉」、「麓の樹木の緑」がグラデーションになった絶景。ほかの場所よりもテラスがあることで足元が安定しており、年配の人や小さな子供でも安全に観賞できるとあって日本だけでなく海外からの観光客からも人気を集めています。
素敵なご一家がいらっしゃったので掲載許可をいただきました。このテラスの先端での撮影は繁忙期にはテラスに入るためのものとは別に待ち列があるので、順番を守って並びましょう。

こちらのテラスはペット同伴OK。併設されているニューヨーク発のベーカリー「THE CITY BAKERY」で販売しているコーヒーなどのドリンクやフードを楽しめます。

テラスではテーブル付きの座席に加え、店舗横のベンチシートや階段デッキなど様々な角度からこの景色を堪能できます。
こちらのテラスはウィンターシーズンは雪景色を楽しむスポットとしてオープンします。

あの曲を聴きながらの超大型ブランコはぜひもの!

グリーンシーズンの来場者の増加に合わせて、楽しめるアクティビティも増やしています。一番人気は、標高約1,100mからの絶景を眺めながら開放感を味わえる「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」。

いまでは全国各地に、絶景を眺めながら楽しめるブランコがありますが、ここは一味違います。日本アルプスの山々を眺めながら楽しむブランコに、BGMが付いているのです。それは、名作アニメ『アルプスの少女ハイジ』のオープニングソング。

私も夏休みの再放送で見た世代ですが、本編をきちんと観たことがない人でも、オープニングで主人公のハイジが大きなブランコを楽しむ映像は知っているのではないでしょうか。

遊園地にも大きなブランコのアトラクションはありますが、ここでは雄大な山の景色を目の前に、自分の力で空へ飛び出していくような感覚を味わえます。それも、あの曲をBGMに! これはアニメを観ていた世代ならではの楽しみなのでは? と思ったのですが、意外にも体験していたのは、若い世代や海外からの観光客が多かったです。

「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」の利用は、1回2人で1,000円。1人で利用する場合は、現地で500円が返金されます。週末や繁忙期は、チケットは朝から1時間ごとの時間指定制で、先着順に販売されています。希望の時間に体験するためにも、山頂に到着したら、まずチケットを購入しておくのがおすすめです。

体験には安全ベルトを着用しておこないます。スマートフォンなどの撮影機材を持っての体験はできません(手にはDJI osmo pocket4を持っていますが、体験時には荷物と一緒に預けています)。

実際に体験してみると、スタッフの方が押してくれない完全なる自力スタートのため、思い切りが重要。私はそれに失敗したため、途中から必死に足を伸ばしたり、遠心力を加えなくてはならなかったのです…。次の機会には絶対に思いっきり飛び出したい。そんな消化不良の乗り方でも、そこから見える絶景と音楽の相乗効果で、気分はもうハイジ。もしこれから「死ぬまでにやってみたい〇個」のリストを作るならば、ぜひ入れるべきだと思います。ちなみに、年齢制限はなく、身長110㎝以上の方ならば体験可能です。

スタートから自力なので、ハイジのように飛び出すには最初の勇気が肝心。
なるべく遠くを見ながら思いっきり漕ぐのが正解でした。

今シーズン終了間際 駆け込みで楽しみたいアクティビティ2選

白馬岩岳マウンテンリゾートにはまだまだ楽しめるアクティビティが用意されています。以下の2つのアクティビティ体験は今グリーンシーズンでは11月15日(日)まで。それ以降は来シーズンのグリーンシーズン開幕での訪問の計画にぜひ加えてみてください。

乗馬体験(ひきうま)/ホーストレッキング(野外騎乗)

北アルプスを背景に、馬上からの景色を楽しめます。乗馬体験(ひきうま)では、約220mをスタッフに引いてもらいながら進みます。料金は3000円(税込み)。

ホーストレッキングは、約1時間。レクチャーを受けた後、野外騎乗をする本格的なもの。完全予約制で、身長120㎝以上・体重80以下、70歳以下の条件を満たした人ならば参加できます。料金は2万2000円(税込み)。

乗馬体験(ひきうま)は1回3000円を現金で支払います。予約不可で、先着順。
身長100cm以上、体重80㎏以下で自分の体を支える筋力があって、足をあげて馬にまたがれる方が参加条件です。
スタッフの方から個々の馬の性格などを伺い、一気に親近感がアップ。

バギークルーズ

ドライバー兼ガイドが運転してくれるバギーカーに乗車し、約15分間山頂を一周します。山頂付近で楽しめるアクティビティで唯一小さなお子さんも一緒に楽しめるもので、ペットとの同乗も可能。最大5名まで乗れます。

大人2000円、子ども1000円(税込み)、ペット無料。

ゴンドラやリフト、テラスで見たのとは違う、地に足を着けた状態から北アルプスの絶景ポイントを回ってくれます。
いくつかビューポイントで下車したなかの1つがゴンドラが一番近くに見えるポイント。ゴンドラに向かって手を振ったら振り返してくれたり、手のりゴンドラ風の写真を撮ったり楽しんでみました。

このほかにも、マウンテンカートやダウンヒルコースがある「白馬岩岳 MTB PARK」でのレンタル付きMTBプランなど、白馬岩岳の自然を楽しみ尽くせるアクティビティがたくさん。どんどん利用者が増えるのに甘えず、何度も来て新しい楽しみを見つけてもらえるように今後も新たなアクティビティの開発を予定しているそうです。

4月下旬~11月上旬までのグリーンシーズンの白馬岩岳マウンテンリゾート。一部アクティビティや施設は2026年は11月8日(日)まで、11月9日から11月15日まではゴンドラリフトと山頂エリアの施設のみの営業となります。

白馬岩岳マウンテンリゾート

グリーンシーズン 2026年度は2026年4月23日(木)から11月15日(日)まで。

https://iwatake-mountain-resort.com

著者画像

北本 祐子さん

大阪生まれ。IT系出版社に勤務後、「女性にもITをもっと分かりやすく伝えたい!」とIT系編集・ライターとして独立したはずが、生来の好奇心の強さとフットワークの軽さから、気が付けばトレンドライターとして国内外で幅広いジャンルを取材・執筆するように。マウンテンバイクと電動アシスト自転車を所有し、都内の移動は自転車が多め。

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