今回は、数あるパークの中から滋賀県栗東市にある「トレイルアドベンチャー・栗東(りっとう)」を紹介。ショートコースから徐々にステップアップできるトレイルは、路面が丁寧に整備されていて走りやすい。さらに初めての方に向けた講習やレンタルバイクもあるので、初心者やファミリーにもおすすめ。また、2026年11月3日には、人気MTBブランドが集結する試乗会が開催される。この秋、森のトレイルに遊びに行こう。
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トレイルアドベンチャー・栗東の楽しみ方

トレイルアドベンチャー・栗東は、滋賀県南部に位置する栗東市の山間にある。新名神高速道路信楽ICから約15分、名神高速道路栗東ICから約20分と、京都、大阪、名古屋方面からも行きやすい。このMTBパークは、北海道、茨城、神奈川、福岡などにあるトレイルアドベンチャーの5番目の施設として2023年にオープンした。トレイルアドベンチャーは、いずれのパークも自然の地形をいかした気持ちよく走れるフロートレイルが整備され、E-MTBなどのレンタルバイクも充実している。自分のMTBを持ち込んで走ることはもちろん、バイクからヘルメットまで一式をレンタルして楽しむこともできる。

初心者にもリピーターにも利用しやすい料金設定
施設利用料金は、2時間2,500円、1日3,500円。さらに年に何度も利用したい人に向けた回数券や年間チケットなども設定されている。
レンタル料金は、MTBが2,300円、E-MTBが3,800円、ヘルメットは1,000円。このほか、コース利用料、レンタル料、レッスン料がすべてセットになったスタートパックは6,500円とかなりお得。
「いきなりコースデビューは怖い」という人に向けては、初心者向けのレッスンもある。こちらは約30分で1,500円。MTBライドの基本やコース攻略のポイントなどをしっかり教わろう。
乗り慣れたマウンテンバイカーはもちろん、MTBデビューやアクティビティとして体験したい層にも利用しやすい料金設定がうれしい。

コース利用は、WEBから簡単に予約できる。予約ページで乗りたい日時を選び、希望があればレンタルや講習などを追加。事前に参加誓約書の署名まで済ませておくと当日の受付がスムーズになる。

受付は、自然体験学習センター 森の未来館内にある。料金を支払い、受付を済ませたら、コース利用上の注意などの説明を受ける。各コースの難易度や注意すべきポイントを丁寧に教えてくれるので初めての利用でも安心だ。

まずは小さなコブが連続するゆるやかな傾斜でMTBの操作に慣れる
コースは、3つのゾーンに分けられていて、グリーン、ブルー、レッドと順に難易度が高くなる。ブリーフィングで、「ウォームアップを兼ねてグリーンから走ってください」と聞いていたので、まずはグリーントレイルへ。

グリーントレイルで基本操作に慣れよう
パークのもっとも低い位置にあるグリーントレイルまでは、専用の入り口から押して歩く。入り口には分かりやすい案内板があるので、それを頼りに歩けば迷うこともない。グリーントレイルには、ショートとロングの2本のコースがある。どちらも斜度が緩く、スピードが出過ぎない。それでも道幅が約1mと狭いため、視覚的にもスリリングな感覚を楽しめる。走り出すと小さなコブやバンクのついたコーナーがテンポよく登場する。路面が荒れていないのでスムーズに周回することができた。コブを利用して上下動に慣れることができるほか、コーナーのどこを走るとスムーズに曲がれるかを考えながら走るといい。

ブルートレイルでアップダウンを楽しむ

ブルーとレッドは、同じ入り口を利用する。入り口にあるコース案内図をチェックしてトレイルに入ると、いきなり上り坂になる。とはいえ斜度もそれほどきつくないので、乗り慣れた人なら乗車したまま移動できる。上り坂を抜けると下りゾーンがスタート。すぐにこのパークの名物でもある吊り橋セクションが登場。ネットに囲まれているためか、視覚的にもアドベンチャー感を味わえる。

吊り橋セクションを抜けると小さなジャンプスポットや一本橋などが現われる。コーナーは、基本的にバンクになっているので視線や体重移動を意識しながら走ってみよう。コース長は約650m。3つのトレイルの中では最長だが、走り始めるとあっという間。何度も周回してアップダウンを存分に楽しもう。

レッドトレイルでステップアップ

序盤は、ブルートレイルと同じ上り坂を走る。レッドのスタート地点に向かう分岐点から先は斜度がきつくなり、狭いコーナーが連続するので、上りが辛かったら無理せず押して歩こう。下りのスタート地点となる頂上には、ハンモックやベンチもありひと休みできる。レッドトレイルは200mのAコースと、150mのBコースがある。Aコースは、急な斜面に作られた深いバンクを楽しみながら一気に下る。途中には、「枯山水」と名付けられた360度ぐるりと回れるバンクは特別感があってかなり楽しい。その先も小気味よく走りながらブルートレイルと同じ出口に至る。


Bコースに入ると、さらに急な斜面にバンクの付いたコーナーが次々と登場。スピードとバイクコントロールを思う存分に楽しめる。ブルートレイルとの分岐点に出るので、そこでもう一度、上ってスタート地点に戻ることも、そのままブルートレイルに合流してゴールまで行くこともできる。

自分のレベルに合わせてトレイルを選びマイペースで遊ぼう

今回は、マイバイクで2時間たっぷりと走った。コースの移動区間にある駐車場にクルマを停めておけば、途中、クルマに戻って給水やひと休みすることもできるので便利。ブルートレイルを続けて何周もすれば、クロスカントリーの練習にもなる。慣れてきたらレッドトレイルでスキルアップを目指すのも楽しい。最長でも650mと比較的短いコースレイアウトなので、コースの特徴も覚えやすい。深いバンクやジャンプスポットを繰り返し走れば少しずつ上達できるだろう。

このほか、受付横には基本練習ができる2つのパンプトラックからなるスキルアップエリアや、無料で使える洗車コーナーもある。自分に合ったコースや遊び方を探しながら、森の中でのんびりMTBを楽しもう。

11月3日は人気ブランドのMTB試乗会を開催!
11月3日から9日は、「ビワイチ2026」というイベントが予定されている。同施設は、びわ湖から少々離れているが、ビワイチサイクルサポートステーションに登録されている。ビワイチの日に制定されている11月3日から1週間、びわ湖エリアで開催される「ビワイチの日・ビワイチ週間2026」を盛り上げようと同施設でも様々なイベントが実施される。
11月3日には、ORBEA、KONA、アンオーソライズド、ROCK BIKES、キャノンデールなどの人気ブランドが出展するMTB試乗会を開催予定。メーカーブースではMTB用品の展示などもある。
イベント期間中は、マイバイクを持参すれば、2時間分の利用料金で1日楽しめるサービスを実施。ほかにも連日、楽しいイベントが多数用意されているという。
キャンプやほかのアクティビティと一緒に楽しもう
ファミリーで出かけるなら、木の上のアスレチックとして知られる「フォレストアドベンチャー・栗東」が隣接しているのでセットで遊ぶのもあり。さらに、パークから数分の場所には、「KONZEかもしかキャンピングヴィレッジ」というオートキャンプ場がある。キャンプに行く前後にちょっと寄り道して、MTBデビューするにも絶好のロケーションだ。

トレイルアドベンチャー・栗東
- 所在地:滋賀県栗東市観音寺459-20(受付は自然体験学習センター森の未来館内)
- 電話:070-4352-1424
- 営業時間:9時から日没まで(季節により変動します)
- 営業日:水曜定休、雨天休業、夏休みや大型連休は毎日営業、冬季休業期間あり
※直近の営業日はHPで確認できます - 施設利用料金:2時間2,500円、1日3,500円、スキルアップエリアは2時間1,500円
- レンタル:MTB 2,300円、E-MTB 3,800円、ヘルメット 1,000円
- スタートパック:6,500円(コース利用料、レンタル料、レッスン料込み)
- スキルアップ講習:1,500円(約30分)
- HP:https://trailadventure.jp/access/ritto




