ランドナーのおすすめ5選!選び方や自転車の魅力を詳しく解説 | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.06.23

ランドナーのおすすめ5選!選び方や自転車の魅力を詳しく解説

ランドナーのおすすめ5選!選び方や自転車の魅力を詳しく解説
ランドナーは旅を前提に設計された、フランス生まれの自転車です。速さよりも走行の快適さが重視されており、景色を楽しみながら走りたい人や、のんびり長距離を移動したい人に適しています。ランドナーの魅力や選び方、おすすめ商品を紹介します。

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ランドナーの魅力は?グラベルロードとの違いも解説

森の中に止めた自転車
(出典) pexels.com

ランドナーはグラベルロードと比較されることもありますが、どのような点が異なるのでしょうか?まずは、ランドナーの魅力やグラベルロードとの違いを紹介します。

長距離・長時間走行を支える快適な乗り心地

ランドナーは、長距離ツーリングや自転車旅を快適に楽しむために設計された自転車です。

  • フレーム設計:しなやかな特性を持つクロモリ素材
  • ハンドル形状:フロントバッグに干渉しにくいフレア形状のドロップハンドル
  • ギア設計:ワイドレンジに対応する多段ギア

クロモリ素材とはクローム・モリブデン合金(鉄合金)のこと。クロモリのフレームは丈夫でしなやかで、チューブ径が細めなのが特徴です。鉄合金ならではの適度なたわみがあり、衝撃吸収性が高く、路面からの振動を適度に和らげます。そのため長時間乗っていても、アルミ素材などに比べて疲れにくいといわれています。

ハンドルは走行姿勢を変えやすく、長時間走行に向いているドロップ型です。フロントバッグを取り付けた状態でも操作しやすいよう、下側がハの字のように広がる『フレア形状』を採用しているランドナーもあります。

また、幅広いギア比を持つ構成により、重い荷物を積んでいても、登坂や向かい風でも走れるように設計されています。ダートレースなどでの走破性を重視するグラベルロードと比較して、ランドナーはあくまでも「旅」が目的。長時間走行の疲労軽減や快適性に重点が置かれている点が特徴といえます。

キャンプ道具も積み込める、高い積載性

ランドナーは長距離走行だけでなく、多くの荷物を積載しながら安定して走れる点も魅力です。自転車旅やキャンプツーリングを想定した設計が採用されており、荷物を積んだ状態でも無理なく走行できます。

ランドナーの多くはキャリア装着用の『ダボ穴』を備えており、フロントキャリアやリアキャリアを取り付け可能です。キャンプ道具や着替え、調理器具などを前後に分散して積載でき、荷物を積んだ状態でもふらつきにくく、バランスを保ちやすいように設計されています。

また、荷物を積載した状態での走行を前提としているため、安定性を重視したフレーム設計や太めのタイヤが採用されているのもポイントです。荷物を積んでもふらつきにくく、舗装路はもちろん多少荒れた道でも安心して走行できます。

旅のトラブルに対応しやすいパーツ構成

ランドナーは、ツーリング中のトラブルにも対応しやすいよう、パーツ構成がシンプルな点も特徴です。

クラシックなランドナーの多くは、シンプルな操作系のWレバーや、泥詰まりに強いカンチブレーキなどを採用しています。電子制御を用いた複雑なシステムと比較して構造が分かりやすく、万が一トラブルが発生しても修理しやすい点がメリットです。

さらに、ランドナーに採用されているパーツは汎用性が高く、代替品を見つけやすい傾向があります。修理・交換が必要になった場合でも対応しやすく、長期のツーリングでも安心して使用できます。

グラベルロードよりも強いクラシック感

ランドナーはフランス発祥のツーリング自転車であり、古くから長距離旅行用として発展してきた歴史があります。昔ながらのツーリングスタイルを取り入れたモデルも多く、独特のレトロ感を楽しめる点が特徴です。

一方、グラベルロードは比較的新しいカテゴリーであり、未舗装路を軽快に走るためのオフロード性能やアドベンチャー性を重視して発展してきました。スポーティーなデザインが多く、ランドナーよりも現代的なイメージです。

伝統的なツーリングスタイルやゆったりとした旅の雰囲気を楽しみたい人にとっては、ランドナーが魅力的な選択肢となります。

ランドナーの選び方

草むらに止めた自転車
(出典) pexels.com

ランドナーを選ぶ際は、予算や走行性・装備品の充実度などをチェックすることが大切です。次に、ランドナーの選び方を詳しく見ていきましょう。

予算を決めて専門店に相談する

スポーツ自転車の主流はロードバイクやグラベルロードに移っており、ランドナーを取り扱う店舗や完成車のラインアップは限られています。まずは予算を明確にした上で、専門店に相談しましょう。

特にランドナーは、使用するパーツによって価格差が大きくなります。クロモリフレームやツーリング向けのキャリア、クラシックパーツなどにこだわると、費用が上がることは避けられません。事前に予算を決めることで、必要な装備とのバランスを取りやすくなります。

専門店であれば、完成車・セミオーダー・フルオーダーなど、予算に応じた提案が可能です。旅のスタイルに合ったギア構成や積載方法についても相談できるため、納得の一台を入手できます。

走行性をチェックする

旅のルートや目的地によって、必要とされるスペックは変わります。自分がどのような場所を走りたいのかをイメージしながら、足回りと駆動系の仕様を確認しましょう。

一般的に、タイヤは太いほど安定感やクッション性が、細いほど軽快性が高まります。荒れた路面を走ることが多いなら太いタイヤ、舗装路をメインに走るなら細めのタイヤがおすすめです。

また、荷物を積載して長距離を走るランドナーでは、幅広いギア比を使えるかどうかも重要です。坂道が多い地域を走ったり、キャンプ道具を積載して走ったりなどが多い場合は、軽い力で走れるフロント・トリプル・ギア(ペダル側のギアが3枚ある仕様)を選びましょう。

走行環境に合わせて仕様を選ぶことで、長距離走行がより快適になります。

装備品の充実度をチェックする

ランドナーは旅を前提にした自転車であるため、装備品の取り付けやすさが使い勝手に直結します。

特にキャリアを取り付けるためのダボ穴は、積載性を左右する重要な要素です。ランドナーでは前後にキャリアを装着して荷物を積載するケースが多いため、ダボ穴が豊富なモデルほど拡張性が高くなります。

また、泥よけ・スタンドなどの装備があると、雨天走行や荷物の積み下ろしがスムーズです。これらの装備は後で追加できますが、取り付け方法や互換性を確認する手間がかかります。旅のスタイルが決まっているなら、最初から装備されているモデルの方が便利です。

好きなブランド・ショップから選ぶ

ランドナーは、ロードバイクやグラベルロードと比べると完成車の選択肢が少ないため、「このブランド(お店)の雰囲気が好き」「クラシックなデザインに惹かれる」といった感覚で選ぶのもおすすめです。

代表的なブランドとしては、ツーリング車の老舗・丸石サイクルの『マルイシ』や、クラシックスタイルのツーリング車で知られる『グランボア』、『ケルビム』などが挙げられます。

ブランドによって走行フィーリングやデザインの方向性が異なるため、カタログや実車を見比べながら、自分の旅のイメージに合う一台を探してみましょう。

軽量ツーリングにおすすめのランドナー

自転車のタイヤ
(出典) pexels.com

ホテル泊や日帰り、あるいは装備を厳選した軽快な旅では、軽量フレームや細めのタイヤを採用したランドナーが選択肢に入ります。ここでは、軽量ツーリング向きのランドナーを探している人に、おすすめのモデルを二つ紹介します。

丸石サイクル「エンペラー ツーリングコンダクター」

ランドナーらしい落ち着いた雰囲気を残しながら、実用性や走行性能にも配慮されたモデルです。変速機にはシマノTIAGRAを中心とした30段変速を採用しており、平坦路から坂道まで幅広く対応できます。

走行面では、700×35Cタイヤを採用し、スピード走行にも長けています。軽い未舗装路まで対応しやすい仕様です。ハンマード仕上げのアルミフェンダーや、大径のラージフランジハブがクラシックなアクセントとなっており、伝統的なツーリングバイクらしい存在感を楽しめます。

  • 商品名:丸石サイクル「エンペラー ツーリングコンダクター」
  • 公式サイト:商品はこちら
エンペラー ツーリングコンダクターの画像

丸石サイクル エンペラー ツーリングコンダクター

タイヤサイズ:700×35C 重量:12.2kg

ミヤタサイクル「Eiger」

メンテナンス性に優れる26インチタイヤを採用した、クラシックなランドナーです。ダウンチューブに内部補強リブを施した、ミヤタ独自のSSTBクロモリチューブを採用しています。しなやかさと剛性のバランスがよく、荷物を積んだ状態でも車体がぶれにくい構造です。

装備面もツーリング向けに整っており、分割式マッドガードは輪行時に取り外せます。ホリゾンタルフレームとクラシックなカラーリングがマッチしており、ランドナーのレトロなムードを重視する人には特におすすめの一台です。

Eigerの画像

ミヤタサイクル Eiger

重量:12.7kg

キャンプツーリングにおすすめのランドナー

草むらに止めた自転車
(出典) pexels.com

キャンプ道具を積み込んで旅をするなら、タフに走れるランドナーがおすすめです。キャンプツーリングが楽しくなる、走行性に優れたランドナーを二つ紹介します。

丸石サイクル「エンペラー ツーリングマスター」

伝統的な650Aホイールを採用した、本格派のランドナーです。フレームには、ラグ式ダブルバテッド仕様のオールクロモリフレームが採用されています。細身ながらも高い耐久性を備えており、低重心のため、キャンプの荷物を積載した長距離走行でも安定した走りが可能です。

走行面ではシマノTIAGRAを中心とした30段変速を搭載しており、坂道や未舗装路を含むルートもスムーズに走行できるでしょう。フェンダーは本所製の分割式で、輪行にも適しています。

  • 商品名:丸石サイクル「エンペラー ツーリングマスター」
  • 公式サイト:商品はこちら
エンペラー ツーリングマスターの画像

丸石サイクル エンペラー ツーリングマスター

タイヤサイズ:650×38A 重量:13kg

グランボア「700Cランドナー 555mm」

ハンドメイドらしい丁寧な作りと、長距離ツーリングに必要な実用性を兼ね備えたモデルです。クロモリのしなやかな乗り心地を備えつつ、旅仕様に必要な耐久性もしっかり確保されています。足周りは700Cホイールで、舗装路での軽快な走りを重視した構成です。

フレームには、カイセイ4130Rパイプを使用したラグレス構造が採用されています。クロスドシートステーによる堅牢な設計により、荷物を積載した長距離ツーリングでも安定感のある走行が可能です。

一方、変速系はシマノR9100シリーズを中心に構成されており、クラシックな雰囲気と現代的な操作性が両立されています。

  • 商品名:グランボア「700Cランドナー 555mm」
  • 公式サイト:商品はこちら
700Cランドナー 555mmの画像

グランボア 700Cランドナー 555mm

オールロードに対応できるおすすめのランドナー

赤い自転車をおす人
(出典) pexels.com

あらゆる路面での走行を想定する場合、グラベルロード並みの走破性が必要です。最後に、オールロードに対応するおすすめのモデルを二つ紹介します。

ケルビム「Super touring」

伝統的なランドナーの雰囲気を残しながら、現代の規格やパーツに対応できるよう再構築されたモデルです。フレームはカスタム前提となっており、ライダーの体格や用途に合わせて設計できます。

本体は、最大650×38Bまで対応するタイヤクリアランスを備えている点も魅力です。太めのタイヤは未舗装路や荒れた路面でも安定感を確保しやすく、キャンプツーリングやアドベンチャーライドにも対応できます。

泥よけやキャリアの拡張にも対応しており、旅のスタイルに合わせて柔軟にカスタム可能です。

Super touringの画像

ケルビム Super touring

タイヤサイズ:Max 650 x 38B

FUJI「FEATHER CX+」

こちらは厳密にはランドナーではなく、クラシカルなホリゾンタルフレームをベースにした、オールロードモデルです。シクロクロスのデザインを受け継ぐモデルで、未舗装路走行も可能。ランドナーと設計がよく似ています。

デザインのベースとなっているのは、FUJIを代表するシングルスピードモデル『FEATHER』のフレームです。細身でシャープなダイヤモンドフレームの美しさを残しつつ、より多用途に使えるよう見直されています。

ランドナーのように前後にキャリアを取り付けられる設計となっており、荷物を積載した長距離ライドにも活用できます。

装備面では、コンパクトなドロップハンドルやレトロ調のサドルなどが採用されており、クラシックな雰囲気です。一方、ブレーキには現代的なディスクブレーキが採用されており、雨天時や下り坂でも安定した制動力を確保できます。

FEATHER CX+の画像

フジ FEATHER CX+

まとめ

自転車のモノクロ写真
(出典) pexels.com

ランドナーは、長距離ツーリングをのんびり楽しみたい人に向いている自転車です。ただし、現在では完成車の選択肢が限られており、パーツ構成やカスタム性によって価格差が大きくなります。

自分好みのランドナーを手に入れる場合は、『どのようなツーリングをしたいか』『どこまで装備にこだわるか』を整理して、専門店に足を運ぶのがおすすめです。

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