【日産・新型リーフ】高速道路で手放し運転も! 給電も自在な電気自動車は長~く走れてお得度高し | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2026.03.08

【日産・新型リーフ】高速道路で手放し運転も! 給電も自在な電気自動車は長~く走れてお得度高し

【日産・新型リーフ】高速道路で手放し運転も! 給電も自在な電気自動車は長~く走れてお得度高し
電気自動車は搭載される駆動用バッテリーの容量によって、航続距離に違いが出る。容量が大きくなるほど車両価格も右上がりとなるが、日産の新型「リーフ」は一充電あたりの航続距離が最大で702km! これは自動運転技術の「プロパイロット2.0」を装備しない「B7」Xグレードの数値で、価格は518万8700円だ。国のCEV補助金(※)は全グレード129万円で(2026年1月からの新基準)、コスパはきわめて高い。

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ソト遊びで活躍する注目モデルをレビュー!

日産「リーフ」ってどんなクルマ?

テスト車両は「B7」のGグレード。19インチのタイヤ&ホイールを装着し、躍動感のあるスタイルが強調されている。

日産は2010年、グローバルで世界初の量産型市販電気自動車「リーフ」を発売。2017年には第二世代へと移行し、一充電あたりの航続距離を伸ばすなど、現実的な価格帯で手に入る電気自動車の地位を築いてきた。近年は国内外のメーカーからも電気自動車が発売されているなか、満を持して登場したのが第三世代の新型「リーフ」だ。デザインを一新し、航続距離はさらに(大幅に)伸びている。

第三世代の新型は2020年に発表したSUVタイプの電気自動車「アリア」のプラットフォーム(車体の基本骨格)をベースに使用。前後車軸間の長さ、つまりホイールベースを少し詰めている。タイヤから車体前端(後端)までの距離が短く、四輪で地面を踏みしめているような躍動的なデザインは、広い乗車空間を確保していることを意味する。

細い道や障害物の多いフィールドでも取り回しのしやすいサイズ感。
  

搭載される駆動用バッテリーの容量に応じて「B5」(容量55kWh)と「B7」(容量78kWh)ふたつのモデルが用意され、今回試乗したのは「B7」のGグレード(プロパイロット2.0付き)。一充電あたりの航続距離はメーカー公表値で最大670kmに達し、積極的に遠出できるのが魅力だ。

車体後端の上部分をブラックカラーとしたデザインは都会的であると同時にLEDのテールライトが強調され、周囲からの視認性にも優れる。
 

手放し運転はより高精度で快適に!

オプションのフレキシブルラゲッジボード(3万3,000円)を活用することで、後席をたたんだときに室内後部がフラットになる。
フレキシブルラゲッジボードは、立てて荷物の区分けや安定させるために使うこともできる。
 

荷室は幅1,100㎜、高さ770㎜、奥行きが860㎜(いずれもメーカー公表値)。開口部が大きく、積み下ろしがしやすい。また、通常時は荷室が深くなっており、別売りのラゲッジボードを使うことで後席をたたんだときの段差をなくすことができる。

シートの表面は、日産が独自に開発した「テーラーフィット」というレザー調素材。上質で肌触りに優れる。シート自体の座り心地も良好だ。
前席背面を浅くえぐり、後席乗車時の足元に余裕をもたらしている。 

後席は2段階のリクライニングができ、足元にも余裕がある。前席はとくに体の“すわり”がよく、これは一定条件下での手放し運転“ハンズオフ”の状態でもしっかりと体を支えるためだろう。そのハンズオフも、都市高速で試すことができた。新型「リーフ」の特性に合わせたチューニングが施されているそうで、動きがとても自然で安心できる。普通にハンドルを握っている状態でもシステムが極端に介入する感じが気になることはほとんどなかった。

週末、郊外へと延びる高速道路は渋滞することが多く、帰路も同様。疲れたドライバーを支える機能は、それがあるだけでサポートドライバーが乗っているようで心強い。

オプションの「プロパイロット2.0」は、高度なセンサーと3D高精度地図データを駆使して高速道路でのハンズオフを可能にしている。操作・設定もシンプルで使いやすい。また、指先操作で駐車をサポートする「プロパイロット パーキング」(グレード別設定)や、車外からリモートキーによる遠隔操作で、ドライバーが乗っていなくてもクルマを移動することができる「プロパイロット  リモート パーキング」(オプション)もあり、ドアを開け閉めしにくい場所などで重宝する。
 

簡単に電気を取り出せる!

シンプルでモダンにデザインした運転席まわりは、ボタンが横方向に並び(ちなみにシフトセレクターも前面パネル内にボタンで配置)、操作で戸惑うことがない。
電気自動車の最新プラットフォームを使うことで広々とした足元空間を実現。
 
車両購入時に加入する有料サービスの「Nissan Connectインフォテインメントサービス」は第二世代となり、新たにグーグルのサービスを利用できるようになった。グーグルアシスタント、グーグルプレイなどを利用でき、快適!

キャンプで電化製品を使う頻度が増えてきた。自分は大丈夫でもソト遊びに不慣れな友人や家族が、寒い時季の夜間の冷え対策でホットカーペットを使ったり、暑い時季はサーキュレーターを回すことで快適に過ごせる。その点、電気自動車は給電コンセントが付いていれば、大容量の駆動用バッテリーを利用できる。

新型「リーフ」はオプションで車内にふたつの100V AC電源(1500W)をつけることができ、それがなくても充電ポートからAC外部給電コネクターを使って簡単に電気を取り出せる。わざわざ大きく重いポタ電を積む必要がないし、荷室の有効活用にもなる。ちなみにホットカーペットを夜の間ずっと使っていても、それでクルマの充電量が急激に減ることはないのでご安心を!

遮熱機能付きの調光パノラミックガラスルーフ(オプション)も魅力的な装備。スイッチ操作で遮光範囲を調整できるのだ。

クルマは常に進化を続け、なかでも電気自動車は、年を追うごとにモーター特有の静かで滑らか、出足から力強い走りがさらに磨き上げられていて、新しいプラットフォームを採用した新型「リーフ」では、その効果を誰もが実感できる。移動時間が快適なら、ソト遊びにも集中できる。最新の電気自動車でその気持ちよさを体感してみては?

※令和6年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」。補助金について詳しくは次世代自動車振興センターのWEBサイトをご確認ください

【NISSAN LEAF B7 G 2WD(プロパイロット2.0装着車)】

  • 全長×全幅×全高:4,360×1,810×1,565ミリ
  • 車両重量:1,920kg
  • 最低地上高:135㎜
  • 最小回転半径:5.3m
  • モーター最高出力:160kW(218PS)/4,400~11,700rpm
  • モーター最大トルク:355Nm/0~4,300rpm
  • 一充電航続距離:670km(WLTC モード)
  • 車両本体価格:¥5,999,400(税込み)

問い合わせ先

日産自動車

TEL: 0120-315-232

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