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サラダや刺身に!生魚を使ったレシピ
キャンプ料理に「刺身」を使ってみるのもおすすめだ。短冊を使ったり味つけのみで完成したりと、時間をかけずに簡単に美味しくできてプラスワンするとキャンプのテーブルの華やかさがグッとアップ! 魚の伝道師の上田勝彦さんやアウトドアライター志田こうたろうさんなど魚料理のプロ直伝のおすすめレシピを紹介する。
さわやか夏味のセビーチェ

幼少期から魚好き。漁師から水産官僚へ。退職後、魚食を盛り上げる活動に勤しむ。魚の伝道師と呼ばれ、愛称はウエカツ。好きな魚はサバ。魚のプロ
ライムが香って爽快!塩と酢でしっかり締めた魚の旨みとシャキシャキ野菜の絶品コラボ。

材料
- スズキ…半身分
- ピーマン…3個
- ニンジン…1本
- セロリ…1本
- タマネギ…1と1/2個
- ニンニク…2片
- ライム…1個
- 酢…適量
- 塩、粗挽き黒コショウ…各適量
- オリーブオイル…適量
作り方
1.スズキのさくは縦に半分に切り、塩適量をまぶし、さっと洗う。厚めのそぎ切りにする。
2.ピーマンは種を取り、輪切りに。ニンジンは太めのせん切りに、セロリはななめそぎ切り、タマネギは薄切りにする。ボウルに野菜、塩少々を入れ、和える。
3.別のボウルに、すりおろしたニンニク、酢(魚がひたひたになる量)を混ぜる。【1】のスズキを加え、身が白くなるまで置く。ザルにあげて、水気を手で軽くしぼる。
4.ボウルに【3】、ライムの搾り汁3/4個分、水気を絞った【2】の野菜を和える。コショウ、オリーブオイルをかけ、器に盛り、ライムを添える。

身を塩まみれにして脱水させる。水が出るまで置いてから洗う。

殺菌作用もある酢でしっかり締めたいので、酢はたっぷりと。

身が白くなったら締まった証拠。ザルにあげて水気をきる。
※構成/安井洋子 撮影/猪俣慎吾
(BE-PAL 2025年8月号より)
▼参考記事
鮎のせごし

「せごし」とは、骨の柔らかい魚を骨ごと身を輪切りにした刺身だ。遡上して間もない若い鮎は骨がまだ柔らかく、コリコリとした独特の食感を味わえる。
作り方
1.鱗とヌメリを包丁でこそぎ落とす。
2.ヒレを切り落とし、腹を開いてワタを取り除く。
3.尾から胸ヒレまで、中骨ごと2~3mm幅で輪切りにする。
4.輪切りにした身を2回に分けて氷水で締める。1回目は氷水を張ったボウルに身を入れてよく回す。2回目は氷水を交換し、5分ほど浸けてよく締める。
5.キッチンペーパーに水分をよく吸わせ、盛り付けて完成。醤油や酢味噌などでいただく。
鮎をせごしにする注意点として、鮎には横川吸虫(よこがわきゅうちゅう)という寄生虫が付く場合がある。
寄生虫を死滅させる手段としては加熱もしくは冷凍などがあり、心配であれば一旦冷凍にしてからいただくようにしよう。
姿のまま冷凍にすると身が崩れて輪切りにするのが難しくなるため、氷水による締めの後に冷凍にするのがおすすめ。
解凍後はキッチンペーパーでよく水分を拭き取ろう。
▼参考記事
ゆず胡椒のポキ

材料を切ったらタレに和えるだけで簡単。わさびで作るのでは味わえない、柑橘系の爽やかな香りがクセになる一皿。
材料(2人分)
- マグロ(刺身用)…150g
- アボカド…1個(約150g)
- 新玉ねぎ…1/4個(約90g)
- 白いりごま…適量
★タレ調味料
- しょうゆ…大さじ1
- ごま油…大さじ1
- ゆず胡椒…小さじ1
作り方

1.まずは、新玉ねぎを繊維が立つように薄切りにする。
玉ねぎの辛み成分は揮発性なので、できるだけ空気に触れるように切ったあとはバットなどに広げておこう。甘みの強い新玉ねぎなら、他の具材を切ったり調味料と和える間に辛みはほとんど抜けてしまう。しかし、普通の玉ねぎで作る場合は辛みを抜くのに1時間ほどかかってしまうので、先に玉ねぎだけ切っておくか、水にさらすのもおすすめ。

2.アボカドは皮と種を取り除いて1.5cm角に切る。

3.マグロは1.5cm角に切る。

4.ボウルでしょうゆ、ごま油、ゆず胡椒をよく混ぜてタレを作ったら……。

5.具材を加えて和える。クーラーボックスを持っている場合はラップをして少し冷やしておくと、よりタレがなじんで美味しい。

6.お皿に盛り付けたら、白いりごまをちらして完成!
一口食べてみると、マグロとアボカドの濃厚な口当たりと新玉ねぎのシャキッとした食感のバランスが絶妙。
▼参考記事
鯵のなめろう
なめろうは房総半島周辺に伝わる郷土料理で、船上で作られた漁師飯といわれている。
聞きなれない響きだが、「皿に残った身をなめるほどに美味しい」という説が有力とされている。大変美味しく日本酒にもぴったり合う肴で、釣り人であれば是非ためして頂きたい一品だ。


材料(2人分)
- 鯵の柵…30cmクラス 2尾分
- 白ねぎ…20cmくらい 小口切りにしておく。
- 青ねぎ…1本 小口切りにしておき、彩りに使用。
- しょうが…小さじ1くらい みじん切りにしておく。
- 味噌…大さじ1くらい
なめろうは鯵本来のうまみがあるため、薄味でも大変美味しくいただける。薬味や調味料は参考程度で、好みで増やしたり減らしたりしても大丈夫。
作り方

1.鯵の柵を細かく切り刻む。

2.包丁で叩くようにして、更に細かく刻む。

3.3mm~5mm角くらいになったら、青ねぎ以外の材料を全て加える。

4.更に細かくなるまで包丁で叩いて刻む。

5.どんどん叩いて刻んでいると、やがて粘り気が出てくる。粘り気で材料がまとまるようになったら、皿に盛り付ける。最後に彩りに青ねぎを散らして完成。
▼参考記事
ご飯や麺など主食と一緒に魚を食べるなら
キャンプでの食事が大満足になること間違いなし! 〆に食べたいお米や麺を使ったレシピを紹介。魚を混ぜ込むご飯や炊きこみご飯など魚の旨みがぎゅっと詰まった絶品料理をおしえていただいた。
イナダの半身で! ふっくら&しっとり炊かず飯

幼少期から魚好き。漁師から水産官僚へ。退職後、魚食を盛り上げる活動に勤しむ。魚の伝道師と呼ばれ、愛称はウエカツ。好きな魚はサバ。魚のプロ

魚は炊かないから"炊かず飯"。刺身を熱々のご飯と一緒に蒸らすだけ。ふっくらしっとり、〆めご飯。
材料
- イナダ…半身
- 米(研ぐ)…4合
- 酒、塩…各少々
作り方
1.鍋に米を入れ、かために炊き上がる水加減にする。強火にかけ、蓋をせずに炊く。沸いたら混ぜ、蓋をして中火で15分炊く。
2.イナダは尾側を手で持ち、身と皮の間に包丁を入れ、皮をはぐ。血合いを取り除き、サイコロ大に切る。
3.ご飯が炊けたら、酒、塩をまぶしたイナダを鍋に投入。まんべんなく混ぜ、蓋をして3分蒸らす。

皮を左右にふりながら、寝かせた包丁の刃を進めていく。

炊き上がったご飯の蒸らし時間を利用し、余熱で魚に熱を通す。
※構成/安井洋子 撮影/猪俣慎吾
(BE-PAL 2025年8月号より)
▼参考記事
鮎めし

「鮎めし」とは、鮎の炊き込みご飯のことで、人数分の匹数が揃わなかったときや、シーズン後半の大型鮎といった塩焼きのベストシーズンを過ぎた天然ものなどの調理法としておすすめだ。
材料(4人分)
- 米…2合
- 生鮎…2尾
- 調味料…醤油大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1
作り方
1.鮎をグリルの弱火で20分ほど素焼きにしておく。炊飯で再度加熱されるため、中まで火が通る必要はない。
2.米を研ぎ炊飯器に入れる。調味料、水の順で入れて最後に軽く撹拌することで水の量を調整。
3.鮎を米の上に並べて炊飯する。
4.炊きあがったら鮎の頭とヒレを取り除き、身をほぐす。
5.好みでワタも取り除いて完成。
鮎は身離れが大変良い魚で、細かい腹骨まで簡単に取り除くことができるので、炊き込みご飯との相性は抜群だ。
天然ものの鮎で鮎めしを作る際は、ぜひワタまで一緒に食べてみてほしい。
▼参考記事
鮎雑炊

炊いてあるご飯で調理できるため鮎めしよりも手軽。鮎雑炊は、鮎めしと同じく鮎の匹数が人数分揃わなかったときでもみんなでいただけるレシピだ。
材料(4人分)
- 炊いたご飯…2合
- 生鮎…2尾
- 小ねぎ…適量(小口切りにしておく)
- 調味料…水300ml、醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1、顆粒だし小さじ1
作り方
1.鮎をグリルの弱火で20分程度素焼きにする。
2.炊いたご飯を水洗いしてぬめりを落とす。
3.焼きあがった鮎鮎の身をほぐし、骨とヒレと頭を取り除く。
4.鍋で調味料を混ぜ合わせてご飯を入れ、ほぐした鮎の身を乗せて4分~5分中火で煮立てる。
5.彩りに小ねぎをちらして完成。
▼参考記事
魚の缶詰を使った料理も手軽でおすすめ
手軽にキャンプ飯で魚料理を作るなら「缶詰」が便利だ。ピザや炊き込みご飯、パスタなど主食になるレシピのほか、キャンプでの食卓に映える煮込み料理を紹介する。
餃子の皮で作る大葉といわしのピザのレシピ

材料(直径約21.5cmフライパン1枚分)
- 餃子の皮…15枚
- いわし味噌煮缶…1個(150g)
- ピザソース…適量
- ピザ用チーズ…40g
- 大葉…適量
餃子の皮で作るピザは包丁いらずで作れるので、小さいお子様と一緒に作るのもおすすめのキャンプ飯だ。
作り方

1.まずは、クッキングシートをくしゃくしゃに丸めて広げ、フライパンにセットする。はみ出た部分はそのままだと燃えてしまうので、ハサミで切る。

2.続いて、餃子の皮を重ねながら並べる。今回は直径約20.5cmのフライパンに対して餃子の皮を15枚使用しているが、枚数は増やしてもOK。

3.フチ部分を少し残して餃子の皮にピザソースを塗り、汁を切ったいわしの身を並べ、ピザ用チーズをちらしたら、フタをして弱火でチーズが溶けるまで焼く。
餃子の皮は焦げやすいので、ときどきフタを取りながら焼き加減を確認してみよう。

写真のような感じに仕上がっていて美味しそう!

4.カッティングボードなどに盛り付けたら、ちぎった大葉をたっぷりちらして完成。

一口食べてみると、餃子の皮のカリッと香ばしい食感にピザソースといわしのうま味、チーズのコクが絡んでやみつき。さらに、こってりとした味わいながらも、ちぎってちらした大葉の爽やかな香りのおかげで食べる手が止まらない一品に。
まさに和洋折衷を具現化したような風味で、満足感たっぷりのピザに仕上がっている。
▼参考記事
鯖缶のめんつゆ炊き込みごはん

材料(1~2人分)
- 無洗米…1合
- サバ水煮缶(食塩不使用)…1個(190g)
- にんじん…1/4本(約30g)
- 油揚げ…1/2枚
- 刻みネギ…適量
(A)水…150ml
(A)めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ3
(A)おろししょうが…小さじ1
メスティンで作るサバ缶の炊き込みごはん。味付けはめんつゆのみ、混ぜて炊くだけと調理は簡単ながらも、具材の風味が生きる一品に仕上がる。
今回サバ缶はめんつゆの風味を生かすため、食塩不使用のものを使用。食塩を使っているもので作る場合は、めんつゆを減らすなどして調節してみよう。
また、めんつゆはストレートなら大さじ9、2倍濃縮なら大さじ4強、4倍濃縮なら大さじ2強を目安に調節しよう。
作り方

1.まずは、調理の準備として無洗米を浸水させる。時間は夏なら30分、春・秋なら45分、冬なら60分ほどを目安に。

2.浸水の間に、具材の下ごしらえ。まずは、にんじんを短冊切りにする。

3.油揚げは横半分に切って薄切りにする。

4.浸水が終わったら、メスティンに水気を切った無洗米を入れ、さらに(A)、サバ水煮缶の汁を加えて混ぜる。

5.にんじん、油揚げ、ざっくりほぐしたサバの身を加えたら準備の完了。

6.メスティンを火にかけて沸騰したら、弱火で15分ほど炊く。

7.火から下ろしたらフタごとひっくり返してタオルにくるみ、15分ほど蒸らす。

8.フタを取ったらざっくりと混ぜ、刻みネギをちらして完成! 刻みネギの緑とにんじんのオレンジのコントラストが食欲をそそる。

一口食べてみると、ごはんのふっくら食感にサバのうま味とにんじんの甘み、油揚げのコクがしっかり染み込んでいる。
▼参考記事
和えるだけの鯖缶冷製パスタ

材料(2人分)
- パスタ…200g
- サバの水煮缶…1缶(120g程度)
- ポン酢…大さじ2
- オリーブオイル…大さじ1
- おろしニンニク…1片
- トマト(中玉)…1個
- 青じそ…5枚
- カイワレダイコン…少々
- 塩…少々
- こしょう…少々
作り方
1.パスタの袋に記載の茹で時間より2分ほど長くパスタを茹で、ザルに上げる。水でパスタを冷やし、水気を切る。
2.深めの器にサバ缶の中身を入れてフォークで潰し、ポン酢、オリーブオイル、おろしニンニク、ざく切りにしたトマトを加え、よく混ぜる。
3.パスタを②で混ぜた具とみじん切りにした青じそで和える。お好みでカイワレダイコンをのせ、塩こしょうをふって味を調える。
Point
パスタは水で冷やすと固くなるので、通常より2分ほど長めに茹でるのがポイント。また、サバ缶の代わりにツナ缶を使っても美味しい!
※構成/風間 拓 撮影/木村文吾
(BE-PAL 2024年8月号より)
▼参考記事
秋刀魚の炊き込みごはん

材料(2人分)
- 無洗米…1合
- 水…220ml
- 秋刀魚の蒲焼缶詰…1個(100g)
- えのき…約50g
- にんじん…1/3本(約40g)
- 和風顆粒だし…小さじ1
- すだち…1個
- 刻みネギ…適量
秋の味覚の代表「秋刀魚」の炊き込みごはん。と言っても生のものは下ごしらえが大変なので、キャンプでは蒲焼の缶詰を利用。調味料はシンプルに、すだちを添えて彩りも鮮やかに仕上げる。
作り方

1.まずは米の吸水。30分以上待つ。

2.吸水の間に他の食材の下ごしらえ。まずはえのきの根元を切り落とし、3等分に切ってほぐす。

3.にんじんは縦に薄切りにして、さらに千切りにする。

4.米と秋刀魚の身、さらに具材がしっかり絡むような食材の切り方にする。

5.吸水が終わったところで、メスティンに和風の顆粒だしを加えて混ぜる。

6.えのき、にんじん、秋刀魚の蒲焼缶詰をタレごと詰め込む。

仕上げに混ぜるので、詰め方はざっくりで大丈夫。

7.メスティンにフタをしたら、弱火で10~15分ほど加熱。

8.音が聞こえてきたところで火を止め、タオルに包んで15~20分蒸らす。

9.フタを開けたら大きく混ぜて、具材と米をなじませる。

10.食卓に出したら刻みネギをちらし、半分に切ったすだちを添えて完成! 秋刀魚とにんじん、さらに刻みネギとすだちのおかげで、より実りの秋を感じられる見た目に仕上がる。

一口頬張ると、秋刀魚の蒲焼のタレのコク、えのきとにんじんの風味が絡んだ米はふっくらと優しい甘み。
▼参考記事
トマト缶のサバチーパエリア

相性のいいサバ缶とトマト缶に、さらにとろ~りチーズをかけ合わせたレシピ。野菜の下ごしらえを自宅で済ませておけば、キャンプ場では包丁不要で作ることができる。
材料(3~4人分)
- お米…2合
- サバ水煮缶…2個(1個160g)
- 玉ねぎ…1/2個(約200g)
- ホワイトマッシュルーム…8個(約140g)
- にんにく…1片
- オリーブオイル…大さじ1
- ピザ用チーズ…50g
- バジル…適量
★調味料
- カットトマト缶…1個(400g)
- 水…100ml
- コンソメキューブ…1個
- 塩コショウ…少々
作り方
1.玉ねぎ、ホワイトマッシュルームは薄切りにする。にんにくは芯を取り除きみじん切りにする。
2.ダッチオーブンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ってきたら玉ねぎ、ホワイトマッシュルームを入れてしんなりするまで炒める。
3.2にお米を加えて透き通ってくるまで中火で炒める。
4.3に★を入れて混ぜ、お米を平らにしてサバ水煮缶の身をほぐして並べ、缶汁を加えて煮立たせたらフタをして弱火で20分ほど炊く。
5.フタを取って弱火のまま水分を飛ばし、ピザ用チーズをちらしたら再度フタをしてチーズが溶けるまで蒸らし、バジルをトッピングして完成。

Point
トマト缶で煮るので焦げができやすいが、あまりに火力が弱いとベチャッとした仕上がりになってしまう。そのため、途中で様子を見て水気が多いようなら、フタをずらし蒸気の逃げ道を作って炊き上げよう。
▼参考記事
夏野菜の鯖味噌トマト煮

材料(3~4人分)
- さば味噌煮缶…1個(180g)
- カットトマト缶…1個(400g)
- ズッキーニ…1本(約180g)
- 黄パプリカ…1個(約200g)
- なす…2本(約230g)
- オリーブオイル…大さじ1
- おろしにんにく…小さじ1
- コンソメキューブ…1個
- 塩コショウ…少々
さば味噌煮缶、カットトマト缶という2つの缶詰を利用して、いわゆる「ラタトゥイユ」のような煮物を作る。
作り方

1.ズッキーニ、なすはヘタを取り3cm幅の半月切りにする。具材は大きめに切って、ゴロッとボリューミーに仕上げる。

2.黄パプリカはヘタを取り、乱切りにする。パプリカは種とワタも食べられるので、そのまま調理するのがおすすめ。

3.クッカーにオリーブオイルを入れて熱したら、野菜とおろしにんにくを加えてしんなりするまで炒める。
最初はかさがあって炒めにくいので、底から混ぜ合わせる。また、大きめで深さのあるフライパンがある場合は、そちらで調理するのもおすすめ。

4.野菜がしんなりしたらカットトマト缶を加えて……。

5.さば味噌煮缶の缶汁、コンソメキューブを加えて混ぜる。

6.野菜を大きめに切っているため、さばの身を加えて一緒に混ぜると身が潰れてしまう。そのため、調味料がよく混ざってから後乗せで煮込んでいく。

7.煮立たせたらフタをして弱火で20分ほど煮込み、塩コショウで味を調えて火から下ろす。

8.器に盛り付けて完成!

一口食べるとなすとズッキーニはとろじゅわ、黄パプリカは程よくクタッとやわらかく、さばとトマトのうま味、味噌のコクがよく絡む。お好みできのこをプラスしたり、粉チーズをトッピングしたりするのもおすすめ!
▼参考記事

















