
簡単に作れてさっぱり風味ながらも、キャンプ飯におすすめの「大葉のジェノベーゼ風」と「餃子の皮で作る大葉といわしのピザ」です。
大葉のジェノベーゼ風のレシピ

材料(1人分)
- スパゲッティ 100g
- スライスベーコン 4枚
- 大葉 5枚
- オリーブオイル 大さじ1/2
- 水 適量
- 塩 少々
- 粗びき黒こしょう 適量
★ソース調味料
- オリーブオイル 大さじ1
- 粉チーズ 大さじ1
- おろしにんにく 小さじ1
1品目にご紹介するのは、さっぱりながらもコクうまなジェノベーゼ風。キャンプでも簡単に作れるようスパゲッティは別茹で不要、フライパンひとつで作れるレシピに仕上げています。
大葉のジェノベーゼ風の作り方

まずは、大葉は軸を切り落としみじん切りにしましょう。

続いて、ベーコンは1cm幅に切ります。

フライパンにオリーブオイルを引いて弱めの中火で熱したら、ベーコンがこんがりするまで炒めましょう。

フライパンにスパゲッティを加え、さらにひたひたになるくらいの水を加えて煮立たせ、表記時間通りに茹でます。途中で水が少なくなってきたら、適宜追加して焦がさないように注意してください。

火を止めたらスパゲッティを掴んでみて、ほんのりベチャッと茹で汁が絡むくらいになればベスト。水分が多過ぎる場合は、火を強めて水気を飛ばしてしまいましょう。

フライパンに大葉、オリーブオイル、粉チーズ、おろしにんにくを加えてよく和え、塩で味を調えます。

お皿に盛り付けて、粗挽き黒こしょうをちらして完成です!

一口食べてみると、スパゲッティのもっちり食感に、大葉の爽やかな香りとチーズのコクが絡んで絶品。さらに、後味にベーコンと粗挽き黒こしょうの香ばしい香りが広がってパンチの効いた味わい。上品さとワイルドさのバランスが絶妙で、まさにキャンプ飯に持って来いのパスタに仕上がっています。
餃子の皮で作る大葉といわしのピザのレシピ

材料(直径約21.5cmフライパン1枚分)
- 餃子の皮 15枚
- いわし味噌煮缶 1個(150g)
- ピザソース 適量
- ピザ用チーズ 40g
- 大葉 適量
2品目にご紹介するのは餃子の皮で作るピザ。包丁いらずで作れるので、小さいお子様と一緒に作るのもおすすめのキャンプ飯です。
餃子の皮で作る大葉といわしのピザの作り方

まずは、クッキングシートをくしゃくしゃに丸めて広げ、フライパンにセットしましょう。はみ出た部分はそのままだと燃えてしまうので、ハサミで切ってしまいます。

続いて、餃子の皮を重ねながら並べましょう。今回は直径約20.5cmのフライパンに対して餃子の皮を15枚使用していますが、枚数は増やしていただいてもOKです。

フチ部分を少し残して餃子の皮にピザソースを塗り、汁を切ったいわしの身を並べ、ピザ用チーズをちらしたら、フタをして弱火でチーズが溶けるまで焼きましょう。ちなみに、餃子の皮は焦げやすいので、ときどきフタを取りながら焼き加減を確認してみてください。そして、気になる焼き上がりは……。

写真のような感じに仕上がっていて美味しそうです!

カッティングボードなどに盛り付けたら、ちぎった大葉をたっぷりちらして完成です。

一口食べてみると、餃子の皮のカリッと香ばしい食感にピザソースといわしのうま味、チーズのコクが絡んでやみつき。さらに、こってりとした味わいながらも、ちぎってちらした大葉の爽やかな香りのおかげで食べる手が止まらない一品に。まさに和洋折衷を具現化したような風味で、満足感たっぷりのピザに仕上がっています。
大葉は梅雨はもちろん、夏キャンプの紫外線対策にもピッタリの食材!
紹介した通り、爽やかな風味を持つ大葉は梅雨のジメジメを吹き飛ばすのにピッタリ。しかも、じつはお肌に嬉しい栄養をたっぷり含んでいるので、「夏のアウトドアは楽しいけど紫外線が気になる……」という方にもおすすめの食材なんです。
ぜひ、味も栄養も優れた大葉を、梅雨~夏にかけてのキャンプ飯に活用してください!