
※モデル料金や条件などは取材当時のものとなっています。最新情報はキャンプ場のHPなどでご確認ください。
CONTENTS
犬連れでキャンプを楽しむ方法
犬連れでキャンプに行く時のポイント
初めて犬連れキャンプをする時は、事前に一度、庭や室内でテントを試し張りして愛犬とお昼寝でもしてみよう。人も犬も知らない場所でいきなり「初めて」を経験するより、テント内の空間に馴れておく方が安心。キャンプ場でも、ふだん家で愛用しているブランケット等をテントの中に入れて、犬がリラックスできるように工夫を。
初めての愛犬とのキャンプは、連休など混雑する日程を避け、スペースにゆとりのあるキャンプ場を選ぶと良いだろう。犬は暑さに弱いので、気温の高い時期は標高の高い場所や湖畔のキャンプ場がおすすめ。
キャンプ場に着いたらまずは愛犬とお散歩
キャンプ場に到着したら、まず愛犬と散歩を楽しみながら、テント設営の場所を探そう。最初に散歩をしておくことで、初めての場所を知ることができ、愛犬の心も身体も落ち着く。

また、犬連れキャンプはテント幕内の温度にも注意。遮熱遮光できるタープで日陰を作ったり、コットで通気性をよくしたり、扇風機で幕内に熱がこもらない様にして、愛犬のスペースは涼しさをキープしよう。
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夏の犬連れキャンプの涼テク
小型犬は環境に合わせて洋服チェンジ

小型犬は体が冷えやすく、毛が長い犬種は汚れが付きやすい。夜は防寒着、夕方と早朝は露による汚れ防止のウェアを着るのが◎。
シエスタには冷感マットとメッシュコット

コットは地面と体の間の通気性がよくなり熱がこもりにくくなる。特にメッシュタイプがいい。体を直に冷やせる冷却マットも有効。
冷たい食べ物で夏バテ防止

夏場はスープが多めのフードや、水を混ぜて与えるのがいい。水分が多く体を冷やすキュウリやトマト、ズッキーニなども効果的。
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【関東】犬連れで楽しめるキャンプ場10選
栃木県|ACNオーキャン宝島

営業:通年
予約:2か月前の同日より(ネット予約は3か月前より)
テントサイト:40
その他の宿泊施設:10棟
モデル料金:6,500円
家族経営のアットホームなキャンプ場で、星空子供映画会の上映や、夏にはプールが登場するなど、ファミリーに嬉しいサービスが満載だ。10年ほど前からはドッグフリーサイトを増設。テントサイト10サイト分のドッグランもあることから犬連れキャンパーの間で評判になり、今では年間、1,500頭を超えるワンコが訪れているとか。
オーナー一家も大の犬好きというだけに、犬目線でサイトの柵の高さを設定したり、施錠方法を工夫したりと、随所に細かな目配りがされていて、安心して利用できる。



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栃木県|スリーアローズ 那須キャンプビレッジ

営業:通年
予約:4か月前の1日より
テントサイト:36
その他の宿泊施設:10棟
2万坪の広大な敷地内にコンセプトの異なる3つのキャンプエリアが整備されている。薪ストーブ付きコテージがあるのは「ベラビスタ那須CANエリア」で、コテージ大が2棟、小が3棟(犬連れNG)のほか、犬連れOKのトレーラーハウス、RVサイト(一部、犬連れOK)がある。
なお、薪ストーブを使用する際は別途レンタル料がかかる。 ほかに、ルーバー(日よけ)付きのオートサイトやドッグフリーサイトを備えた「リーフガーデンキャンプサイトエリア」、シンプルにキャンプを楽しめる「鹿の子オートキャンプサイトエリア」、ドッグランもある。
東北自動車道・那須ICより5分とアクセス抜群だが、メイン道路から外れているので、静かに過ごせるのもポイントが高い。



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群馬県|THE FIVE RIVERS FINE GLAMPING 群馬白沢

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:28
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:3,000円〜
2022年にオープンしたキャンプとグランピングを体験できる複合施設。オートサイトは28サイトあるが、全サイトが小川や自然の清流の近くにレイアウトされていて、2ルームテントを張っても余裕の広さが確保されている。
うちドッグフリーサイトは10区画で、面積は220~320㎡と広々。サイト内に車を2台まで停められ、電源が付属しているサイトも4区画ある。近くには共用のドッグランがあり、清流で水遊びもできるので、ワンコも大喜びだ。 リードは必須だが、電源のないオートサイトでもペットを受け入れている。
グランピングドームは全6棟で、うち2棟は専用ドッグランが付属する。また、新しいだけに設備は十分。炊事棟ではお湯が使え、トイレやシャワーも清潔だ。尾瀬へも車で40分ほどなので、観光のベースとしてもGOOD。

ドッグフリーサイトは定員6名。犬は3頭まで無料。広いドッグフリーサイトにワンコも大満足だ。水遊びOKの清流があるのもうれしい。

サイト近くには小川が流れ、せせらぎが耳に心地よい。

キャンプサイトの奥にグランピングエリアが設けられている。6棟のうち2棟に専用ドッグランが付属。
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群馬県|わんキャンドッグラン&キャンプ

営業:通年
予約:随時
テントサイト:10
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:3,850円〜
ゲートを閉じればリード不要になるプライベートサイト(11m×10m)が6サイト、プライベートビッグサイト(11m×20m)が1サイトある(9,350円~)。各サイトに水場と電源が付属し、車も乗り入れ可能。定員は決まっているが、臨機応変に対応しているので、予約時に相談しよう。
リードは必要だが、一般フリーサイトも犬連れOKだ。 設備は温水の出る炊事場、ワンコ専用温水足洗い場など。場内には600坪のドッグランが3か所あるが、宿泊者は無料で利用できる。専属トレーナーが常駐しているので心強い。


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埼玉県|ELL’S PARK 長瀞

豊かな自然の中で愛犬とアウトドア体験を楽しむことができるアウトドア複合施設。すべてのエリアで愛犬と楽しく快適に過ごせ、愛犬にも飼い主にも安心して過ごすことができるドッグフレンドリーな環境となっている。 全部で7棟になるトレーラーハウスは利用方法に合わせて4タイプ。
いつもと同じように整った環境の中で、愛犬と非日常な体験をしたい、愛犬とのアウトドア・旅行に慣れていないなど、初めてでも安心して使えるように、設備・アメニティも完備してある。 最大で600平方メートルとなるオートキャンプサイトは関東最大級の広さ。柵に囲まれていることからドッグランとしての機能も兼ねながら、安心して愛犬とキャンプを楽しむことができる。



事業構想から施設創り、提供サービスの内容まで、犬好きのスタッフたちがすべてに携わっていて、かけがえのない愛犬との時間をより幸せに過ごすための空間やサービスが準備されている。
また、地元の動物病院と提携。愛犬の体調不良などのトラブルにも対応できるような体制も整えてあり、安心・安全を特に意識した施設・環境づくりにこだわっている。
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埼玉県|リバーサイド長瀞オートキャンプ場

営業:3月~12月末
テントサイト:80
その他の宿泊施設:32棟
モデル料金:6,200円
東京湾に注ぐ荒川上流部、長瀞渓谷の岸辺にあり、清流を眺めながら贅沢な時間を過ごせる。広場、ドッグラン、授乳室など、家族連れや犬連れに優しい設備が充実。関越道・花園ICから車で20分とアクセスの良さも人気要因。

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埼玉県|KALオートガーデン-DOG friendly-

営業:通年*火曜・水曜休み(祝日または祝前日の場合は営業)
予約:2か月前の1日より
テントサイト:22
その他の宿泊施設:0棟
2022年10月に車遊びを楽しめるキャンプ場として開業したが、利用者に犬連れキャンパーが多かったことから方向転換し、犬連れキャンパー向けの設備やサービスが充実。住宅は近いが、森に囲まれ静かな雰囲気。
「ドッグフリーサイトを新設し、人気だった電源サイトも拡張し、サイトも広くして……。隣接する敷地に広いドッグランも作りました。9月に再オープンしましたが、場内の雰囲気もアメリカ西部開拓時代をイメージしたウエスタン調に変えました」とオーナーの長總優輝さん。
ハード面だけでなく、サービス内容もアップグレードした。なかでもユニークなのは受付の横にある「ウェルカムブース」。中ではウェルカムドリンクを楽しめるほか、アメニティーとして歯ブラシ、スポンジ、ドリップコーヒーを無料提供。テントで遊べるボードゲームなども並ぶ。

広いドッグランも新設。地面にはワンコの足に優しい瓦パウダーが敷き詰められている。

ワンコのオフ会で利用する人も多い。

受付に近い場所にある電源付きの星空サイト。目隠し用の柵で区画。

ノーリードOKのドッグフリーサイトは全4区画。

炊事場など、各所にリードフックがある。
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千葉県|ドッグデプトガーデンリゾート安房白浜

房総半島最南端、徒歩0分でプライベート感満点のビーチという抜群のロケーションに加え、ドッグデプトが手がけるだけあって、とにかく犬ファースト。3種類のオートサイトとトレーラーサイトはともにすべて柵で囲われ、飼い主はなんの不安もなくリードから離せる。足元は除草剤不使用のウッドチップを敷く。各サイトには水道があり、水場を往復せずに済むので、心置きなく犬との時間を過ごせる。
ロケーションや施設が整ったキャンプ場は珍しくなくなったが、人気を決定づけているのがスタッフのホスピタリティーだ。快適な空間とサービスのために、管理人の鈴木さんは、ニコニコと休むことなく動き続ける。 「人が集まり、楽しんでいる姿を見るのが好きなんです」 施設の充実度とスタッフの人柄が、常連客の多さを物語る。

ペットと泊まれるトレーラーもある。すべてオーシャンビューのデッキ付き。贅沢だ!

室内奥にドッグケージが用意され、持ち込む必要はない。ふかふかなクッションで快適。

全サイトは柵で完全に囲われているため、安心してリードを放せる。犬も大喜び。

徒歩0分でプライベート感満載のロックビーチ。遠浅の岩場なので水際遊びも◎。

冬はホットカーペット、夏は保冷剤など季節別のレンタルサービスもあり。
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千葉県|ゴールドマウンテンオートキャンプ場

昨年3月にプレオープンした設備充実型キャンプ場。なかでも人気なのは、レンガチップを敷き詰めた大小10サイトある、電源付きのドッグフリーサイト。
トイレ棟近くにはペット専用の足洗い場があり、温水シャワーまで備わっている。設備はお湯の出る炊事棟、温水洗浄便座付きトイレ、女優ライト付き洗面台(女性のみ)など。犬連れキャンプ初心者も安心して利用できる。

トレーラー付きのプレミアムサイトもある。
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東京都|わんダフルネイチャービレッジ

「わんダフルネイチャービレッジ」のオートキャンプフィールドは、ドッグランや多摩産材で作った遊具のあるキッズエリアに近い「レイクサイド」と、高台で見晴らしのよい「ヒルトップ」の2つのエリアに分かれている。
レイクサイドは全8サイト。サイト内はわんこがノーリードで過ごせるドッグフリーサイトで、多摩産材で作ったフェンスに囲まれている。広さも平均140㎡はあり、ゆったり!

オートキャンプフィールド利用者は、ドッグランや秋川湖は無料で利用できる。場内には、犬連れOKのカフェレストランや、地元の食材を使った食事が楽しめるBBQ専用の施設もあるので、キャンプビギナーも、気軽に犬連れキャンプにチャレンジできる。
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【関西】犬連れで楽しめるキャンプ場3選
兵庫県|グランドロックキャッスル

営業:通年
予約:3か月前より
テントサイト:19
その他の宿泊施設:4棟
モデル料金:6,600円~ ※別途犬1頭につき1,100円
「人間と犬の健康寿命をのばす」ことを目指し、大阪市内から車で約75分の自然豊かな森の中に誕生。「コロナ禍のとき、愛犬とキャンピングカーで犬連れOKのキャンプ場を回ったんですが、そのときに足りないと感じたものすべてを詰め込みました。うちは完全にドッグファースト、人間セカンドです(笑)」と、オーナーの岩城紀子さん。
テントサイトは専用庭付きのデッキサイト、斜面を利用したドッグラン付きのオートキャンプサイトのほか、森林エリアに直火可能なオートサイトも。極力、自然に手を入れずにすむように、ウッドデッキを設置して水平面を作り出し、斜面もそのままドッグランにしたそう。

犬用設備は大充実。場内の随所にリードフックやうんちBOXを設置。ドッグランは4か所、呼び戻しが可能なワンコならノーリードOKのトレイルドッグウォークも3本整備されている(1組1,320円~)。
人間セカンドとはいえ、温水の出る炊事場、シャワー、温水洗浄便座付きトイレなど、共有設備も充実しているのでご安心を!




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兵庫県|ワンともキャンプ場

耕作放棄されていた田んぼを活用した犬連れキャンパー専用のキャンプ場。5,000㎡の敷地に17のサイトがあるが、各サイトに人工芝が敷かれているので、ワンコの足裏が汚れず、テント内も快適。
管理棟では薪や地元農家が栽培した季節の野菜や地域の特産品を販売。目の前には美人の湯といわれる温泉施設もあり、人間も快適に過ごせるはず。

高さ90cmの木柵で囲まれていて、サイト内はノーリードでOK。
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奈良県|小太郎岩キャンプ場

営業:通年(原則として水・木曜日休)
テントサイト:35
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:5,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
ハイキングの人気スポット、曽爾高原にほど近い景勝地、奥香落渓の小太郎岩の麓に2021年7月に誕生。約3,000坪の広い敷地は清流・青蓮寺川沿いに位置していて、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然が楽しめる。テントサイトは約70㎡~120㎡で、A、B、C、Dの4つのゾーンに分かれている。 ほかに、ウッドデッキサイトも設けられている。
子育てファミリーに豊かな自然の中で遊んでもらいたいと、過剰な施設は設けず、野趣を残した雰囲気づくりを心がけているとのこと。とはいえ、炊事場、トイレ、売店など、設備は必要十分。無料で利用できるドッグランもある。
また、運営元が木材問屋のため、焚き火に利用できる廃材が使い放題なのも嬉しい。シャワーはないが管理棟で曽爾高原温泉「お亀の湯」の割引チケットを販売している。


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【東海】犬連れで楽しめるキャンプ場4選
静岡県|グランパパキャンプ

平日は横浜でラーメン店を営むオーナーが、2021年春にオープン。サイトバリエーションが豊富なのが特徴で、柵などで囲まれたドッグラン専用サイトをはじめ、富士山が眺められるビッグサイトやウッドデッキサイト、渓流沿いの区画サイト、ぼっち区画などもある。クルマはサイトへ乗り入れできないが、近くに駐車場が用意されている。

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愛知県|TSUNAGU camp

愛知県内のどこからでもアクセスしやすく、自然の豊かな作手高原に誕生。「開放的な空間で、いろんな人がコミュニケーションを取りやすい遊び場を創りたかった」と、27歳の若きオーナー、山㟢大勝さん。
場内は「ドッグキャンプエリア」と通常の「つなぐエリア」に分かれている。ドッグキャンプエリアには高さ約170cmの柵に囲まれた約400㎡のサイトが4区画ある。設備は水場、洋式の仮設トイレ、シャワーと必要十分。ドッグキャンプエリアは車の乗り入れ不可だが、駐車場からは20mほど。

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三重県|フリーアンドイージーキャンプリゾート

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:5+フリーサイト
モデル料金:6,600円〜
三重県菰野町に2022年8月に複合型キャンプリゾート施設としてオープン。名古屋の中心部から車で1時間弱で最寄りのインターから約5分。さらに、温泉とグルメを楽しめる人気リゾート施設「アクアイグニス」に隣接するのも魅力だ。
運営するのは「エフェクトメイジ」という名古屋市に本社を置く企業で、照明、イルミネーション、映像、音響などの空間演出を得意とする。日が暮れると、お得意の照明技術を駆使したイルミネーションが美しく輝く。ほかのキャンプ場では味わえないロマンチックな雰囲気が楽しめる。
自社で開発したスタイリッシュな「X-キャビン」というキャンピングトレーラーに泊まれるトレーラーサイト、電源付きのRVサイト、フリーサイトなどがある。また、場内には常設のカフェのほか、ドッグラン、トリミングやシャンプーができるドッグサロンがあり、愛犬連れにも優しい。

ドッグランのほか、トリミングなどができる予約制のドッグサロンも併設。

テントサイトは、100~120㎡の区画サイトとフリーサイトがある。どちらもクルマの横付けは不可。

日本の職人が手がけた豪華なX-キャビンのインテリア。手ぶらで出かけてトレーラー泊も楽しめる。
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滋賀県|KAMOSHIKA EX

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:39
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:5,000円~
大人気の「かもしかオートキャンプ場」が運営する2か所目のキャンプ場。 「1か所目は野洲川沿いで、区画が不定形なこともあり、ファミリーには少しハードルが高い部分があるんです。そこで、ファミリーに特化し、子供が安全に楽しく遊べる場所を提供したいと、こちらを開業しました」と、責任者の林佑磨さん。
テントサイトは、通常サイト、キャビン付きサイト、屋根付きのプレミアム・カモシカサイトがあり、通常サイトにはペットがノーリードで過ごせる区画も設けられている。設備は温水の出る炊事棟、洗面台、温水洗浄便座付きトイレなど、大充実。子供が遊べるしかけもいっぱいで、自然の森を活用した森の遊びエリアには、田舎式遊園地やヒツジと触れ合える動物広場がある。

近畿圏では貴重なドッグフリーサイト。ドッグランもある。

通常サイトでも100㎡以上。開放的で、夜は満天の星を眺めることができる。
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【甲信越】犬連れで楽しめるキャンプ場4選
山梨県|小田急山中湖 フォレストコテージ

住所:山梨県南都留郡山中湖村平野491
テントサイト:43
その他の宿泊施設:24棟
モデル料金:4,300円~
50年以上の歴史があるキャンプ場だが、時代のニーズに合わせてリニューアルを重ねていて、今も昔も変わらない人気を誇っている。敷地は国道413号線をはさんで、湖畔エリアと森林エリアに分かれ、それぞれテントサイトとコテージがある。薪ストーブを備えた「ヒュッゲコテージ」「ドッグランコテージ フィーカ」があるのは、森林エリアだ。
室内は北欧風のシンプルなインテリアで、キッチン、トイレ、シャワーが備わり、調理器具、食器、電子レンジや冷蔵庫などもそろっている。また、キッチンの窓を開けると目の前に屋根付きテラスのバーカウンターがあるので、料理や飲み物の受け渡しが容易。テラスで食事をする際に便利と大好評だ。

「ドッグランコテージ フィーカ」でも薪ストーブが楽しめる。専用ドッグランはウッドチップ、室内床は防滑コーティングだ。全3棟。


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山梨県|富士エコパークビレッヂ 富士エコキャンプ場

営業:通年(火・水・木曜休)
予約:3か月前の1日より
テントサイト:133
その他の宿泊施設:4棟
モデル料金:7,700円〜
富士山の北西麓、標高約1,000mの富士ケ嶺高原に立地。持続可能な農業を軸とした暮らしを提唱するパーマカルチャーを体験できる「富士エコパークビレッヂ」として発足したが、2021年にキャンプ場にリニューアル。
その際、前施設の理念を継承してエコロジーをテーマにしたが、「エコを押し付けるのではなく、雄大な富士山を眺めながら、自然環境のことを考えるきっかけを作ってもらえたらと思っています」と、オーナーの今井雅晴さん。
エコ体験のひとつが食の循環で、生ゴミを分別回収し、自然放牧している鶏のエサに活用。フードロスの軽減に貢献できるとあってキャンパーも協力的だ。 エコ体験だけでなく、迫力のある富士山の眺めも魅力。敷地面積が約12,000坪と広く、満サイトになっても隣がさほど気にならない。地面は基本的に平坦だが、一部、傾斜がある。一帯は風が強いエリアなので、鍛造ペグがオススメだ。

ワンコがノーリードで過ごせるプライベートドッグエリアが2サイトある。

シンプルな作りのバンガローも。
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長野県|富士見高原ドッグランキャンプ場

営業:4月~10月末
予約:2か月前の1日より
テントサイト:14
その他の宿泊施設:25棟(貸別荘)
モデル料金:4,000円〜
八ヶ岳の南麓、標高1,250mに位置する富士見高原の貸別荘の敷地内にあるキャンプ場で、14サイトすべてがノーリードOK。広さは400㎡~1,200㎡まで5タイプあり、もっとも広い1,200㎡のサイトでは、4組(テント4張り、車4台)で利用可能。オフ会で利用する人も多いとか。
キャンプの設備は炊事棟とトイレのみとシンプル。 だが、犬用洗い場があったり、地面はアスファルトではなく、芝生+ウッドチップになっていて、完全にワンコファースト! 貸別荘は室内へ犬を連れて入ることができ、うち4棟はドッグラン内に建っている。
また、平日限定で、宿泊予約が入っていないサイトはドッグランとして利用可能(2時間880円)。空気が爽やかで、木々が木陰を作ってくれているので、夏でも比較的、過ごしやすい。


キャンプの設備は炊事棟とトイレのみ。管理が行き届いていて気持ち良く利用できる。

貸別荘は着替えや食糧を持っていけばOK。

フローリングの部屋には犬を連れて入ることができる。
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長野県|ROMPERDOG RUN&SITE

営業:通年
予約:3か月前の1日より
テントサイト:10
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:9,350円~
4サイトでスタートした犬連れ専用キャンプ場。毎年、数を増やして、現在は12組が泊まれるように。 サイトはすべてフェンスで囲まれていて、サイト内はノーリードOK。元から生えていたコナラやサクラなどの木々を残して整備されているので、わんこたちの休憩場所となる木陰もしっかり確保。いずれも120平米以上あり広々としているうえ、電源も設置されている。
常設トレーラーサイト、ケビンもあるので、テントを持っていなくても気軽に利用できるのがうれしい。設備はお湯の出る炊事棟、トイレ、シャワーなど、充実。標高750mで朝晩は涼しいので、暑がりのわんこには絶好の環境。冬季も営業(5サイトのみ)しているので、雪が大好きなわんこも大喜びだ。



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【北海道・東北】犬連れで楽しめるキャンプ場4選
北海道|旭川市21世紀の森

営業:5月1日~11月30日(雪の状況で変更あり)
テントサイト:約80
その他の宿泊施設:10棟
モデル料金:600円
大雪山の麓に広がる『旭川市21世紀の森』は、体験型野外活動の場として整備されている。キャンプ場は、「ふれあい広場」「ファミリーゾーン」「21の森自然体験ゾーン」の3か所に設けられ、ドッグランサイトは「ふれあい広場」に12か所、「ファミリーゾーン」に3か所。地面が草地なのでワンコも大喜びだ。ほかに愛犬と宿泊できるワンワンハウスもある。
炊事棟、トイレ、バーベキューハウス、温泉と、設備は十分。低料金なのでリピーターも多い。1周14kmの散策路も整備されているので、ワンコといっしょに北海道の豊かな自然を楽しもう。

ふれあい広場の通常サイト。フリーサイトなので開放感抜群!

しっかりとした造りのトイレ棟。洋式水洗もある。
▼参考記事
北海道|HORIPPA

営業:通年
予約:1か月前の1日より
テントサイト:約45
その他の宿泊施設:0棟
モデル料金:7,040円
札幌市内から車で20分! 仕事帰りに行けるというアクセスの良さで注目を集めている。「ホリッパ」は、アイヌ語で「輪になって踊る」という意味。「焚き火を囲んで語り合う」がコンセプトで、誰もが楽しい体験ができる場づくりを目指している。テントサイトは、オートサイト、車の乗り入れできないフリーサイト、ペット専用サイト、ソロサイトなど。
エコキャンプ場を目指しているため、設備はシンプル。皿洗いも水の使用を少なくする、エコ洗剤を使うことなどを推奨している。体験メニューが豊富なのも特徴で、敷地内の菜園では植え付けや収穫体験もOK。ほかにコーヒー豆の焙煎、薪割り、ドローンなどの体験もできる。

▼参考記事
岩手県|岩手山パノラマ大キャンプ場

営業:通年
予約:随時
テントサイト:約500
モデル料金:2,500円〜
犬猫の保護施設『ペットの里』内のキャンプ場。岩手山をはじめ、夕日、降るような星空、月、朝日と、360度のパノラマビューを満喫できる。敷地内には約5,000坪のドッグランがあるほか、約90匹の猫ちゃんが接客!? してくれるカフェも併設。
▼参考記事
福島県|エンゼルフォレスト那須白河

営業:通年
予約:随時
モデル料金(ソロ):2,750円~
標高700mに位置する羽鳥湖高原に広がる複合リゾート内にある施設。『羽鳥湖高原レジーナの森』として親しまれていたが、2017年9月より現名称に変更。面積は東京ドーム42個分(約200万㎡)と広大で、敷地内にはキャンプ場やコテージなど、愛犬と楽しめる設備が多数設けられている。
ドッグラン付きサイトは、通常の広さのドッグフリーサイトと、ドッグフリーキャンピングカーサイトがある。ドッグランも大型犬用、中・小型犬用、屋内用に加え、ノーリードで歩ける森の散歩道、思い切り走れる50mのスポーツコース、小川の流れるドッグランなどがある。
さらに、ワンコ専用温泉、ワンコ預かりサービスなど、愛犬孝行ができるサービスが目白押しだ。



もちろん、キャンプ環境も大充実。木立で仕切られたAC電源付きオートサイトは、すべて犬連れOK。炊事棟ではお湯も使え、レンタル用品も豊富。ランドリーや入り放題の温泉もある。ドッグラン付きのコテージなどの宿泊棟のバリエーションも多い。
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【四国・中国】犬連れで楽しめるキャンプ場4選
高知県|安田川アユおどる清流キャンプ場

営業:通年
予約:2か月前より
テントサイト:32
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:3,000円~
流域にダムがなく、アユをはじめアマゴやイワナなど、川魚の宝庫として知られる安田川が目の前を流れている。30年近く前に開業した人気のキャンプ場だったが、施設の老朽化などもあり、大幅に手を加えてリニューアル。キャンプの達人、田中ケンさんが監修を手がけたことでも話題になっている。
オートサイトは1区画を広げ29区画から32区画へ。ノーリードOKのペットサイトも新設した。5棟のコテージも改装し、ユニットバスをトイレとお風呂に分け、ロフトも設置。うち2棟には暖炉が付属している。場内には子供たちがボルダリングを楽しめるツリーハウスも作られている。コールマンジャパンと提携しているので、売店の品揃えは専門店顔負け。手ぶらキャンプもOK。


▼参考記事
鳥取県|DACG-大山オートキャンプ場

ドッグランを併設した全サイト犬連れOKのキャンプ場で、看板犬のデイジーが迎えてくれる。大山を眺められるテントサイトは、広さ約50㎡と100㎡以上の2タイプ。設備はトイレ、炊事場とシンプルだが、蛇口から出てくるのは大山の湧き水だ。
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鳥取県|わかさ氷ノ山キャンパーズビレッジ

営業:4月下旬~11月上旬予定(火曜休)
予約:利用日の1年前より
テントサイト:61
その他の宿泊施設:10棟
モデル料金:3,850円~
鳥取県と兵庫県の県境にそびえる氷ノ山(標高1,510m)の山麓に立地。時代のニーズに合わせてサービスや設備をリニューアル。オートサイトやキャビンを整備し、本格的ドッグランも開設した。
テントサイトは区画オートサイト、フリーサイト、手ぶらエリアの3種類。設備は炊事場、トイレ、シャワーなど必要十分。場内には氷ノ山登山口がある。山頂へは往復約5時間。体力に余裕があれば挑戦してみよう。
▼参考記事
岡山県|ホワイトガーデンキャンピングフィールド

ドッグランや写真専門ギャラリーを併設するカフェレストラン「Cafe White Garden」の敷地内に、待望の犬連れ専用キャンプ場がオープンした。テントサイトは6サイトのみで、アットホームな雰囲気。リードは必要だが、1サイトが広く、大型テント&タープを設営してもゆったりと過ごすことができる。
ドッグランは小型犬専用で屋根付きの第1ドッグラン、高台にある第2ドッグラン、もっとも広い第3ドッグラン、庭園ドッグラン、室内ラン、ワイルドドッグランとバリエーションが多く、わんこも大満足するはず。宿泊者は割引料金で利用できるのもうれしい(3日間の利用で、1頭目700円、2頭目以降500円)。



また、近くの吉井川や車で40分の瀬戸内海(牛窓)で、わんこ&人間のSUP教室も開催している。運動後はカフェでランチというのもいい。人間用はもちろん、さつまいもケーキなど、わんこメニューも提供している。

▼参考記事
【九州】犬連れで楽しめるキャンプ場2選
福岡県|モンベル五ケ山ベースキャンプ

営業:通年
予約:3か月前の1日より
テントサイト:70
その他の宿泊施設:10棟
モデル料金:10,400円〜
モンベルが手がけた初のキャンプ場。福岡市内から約1時間の場所に位置し、五ケ山ダムや自然豊かな脊振山系の山々の眺望を楽しみながら、さまざまなアウトドア・アクティビティーを満喫できる。
テントサイトは、電源付き区画サイトからフリーサイトまでさまざまだが、犬連れキャンパーが増えていることから、ノーリードOKのドギーサイトが6区画設けられている。トイレ、炊事場、シャワーなど、設備も新しく管理も行き届いている。レンタル品も豊富なうえに、モンベル福岡五ケ山店とも隣接しているので、キャンプビギナーも心強い。
脊振山系の九千部山や脊振山へのトレッキング、五ケ山ダムの湖面でカヤックやSUP体験、湖畔サイクリングなど、さまざまなアクティビティーを楽しむための基地として利用したい。


▼参考記事
宮崎県|御池の湯オートキャンプ場

営業:通年(火曜休)
予約:3か月前の1日より
テントサイト:18
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:12,000円〜
天然温泉が楽しめる「家族風呂 御池の湯」の隣地に2022年4月開業。1区画が広いのが特徴で、車の横付け不可のキャンプサイト小でも10m×10mと余裕の広さ。AC電源付きのオートサイト中は10m×16m。オートサイト大は20m×12mもあり、車も2台まで駐車できる。
ノーリードOKのドッグランサイトは14m×11mで、うち1サイトがウッドデッキ付きだ。設備はお湯の出る炊事場、子供用トイレを備えたサニタリー、遊具など。家族風呂は70分貸し切り制でのんびり。人気が高いので事前予約がオススメだ。


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