子どもも犬もみんなでハイキング!南伊豆”タライ岬遊歩道”を家族で歩いてみた【休日キャンピングカーの旅】 | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.11.21

    子どもも犬もみんなでハイキング!南伊豆”タライ岬遊歩道”を家族で歩いてみた【休日キャンピングカーの旅】

    静岡県下田市と南伊豆町のちょうど境目にある「タライ岬」。ここにゆるくて楽しいトレッキング・ルートがあるんです。

    伊豆半島最南端でファミリー・トレッキング

    3歳と8歳の男の子、それから9歳のボストンテリアのメスがいる、わが家。みんなで無理なく遊べることといえば、トレッキングです。旅に出ると、必ず一回はトレイルを歩きます。

    伊豆半島南部の下田や南伊豆あたりは海のイメージが強いですが、起伏に富んだ海岸線ゆえ、いろいろなトレッキング・ルートがあります。

    今回私たちが歩いたのは、下田市の田牛(とうじ)から南伊豆町休暇村につながっている「タライ岬遊歩道」。キャンピングカーを停めた休暇村の駐車場(無料)からスタートして、タライ岬までは片道40分ほど。田牛には行かずそこで引き返すのですが、生き物を見つけては立ち止まったり、ゆっくり歩いても2時間もかからない、3歳児にもちょうどいいルートです。

    弓ヶ浜からスタート

    休暇村は海水浴場として有名な弓ヶ浜の目の前にあります。弓なりになった1kmにおよぶ白砂の美しい海岸線は「日本の渚百選」のひとつに選ばれているそう。

    道ばたの植栽が南国っぽかったです。実際、とても暖かったですが。

    弓ヶ浜を出発してペンションや別荘地が立ち並ぶ、アスファルト舗装された細道を歩きます。10分ほど経ったでしょうか、鬱蒼とした景色から一転して景色が開けます。逢ヶ浜(おうがはま)に出ました。

    逢ヶ浜

    ルート的には手軽ですが、大小の石がゴロゴロしているこのような浜も歩くので、スニーカー、もしくはカカトのあるサンダルで臨んだ方がよさそうです。

    逢ヶ浜は、白砂の弓ヶ浜とはまったく違い、玉石がゴロゴロした海岸線です。ん、なにやら子どもたち、そしてイヌまでが困り顔で立ち止まってしまいました。

    「ママー! 足下が気持ち悪い~!!」

    そうか。この方たち、ふだんアスファルトしか歩いていないのか(笑)。こういう場所で足裏を刺激する機会、たまに設けた方がいいなと私も勉強になりました。

    ロボットみたいな歩き方をしている都会っ子兄弟です……。イヌなんて抱っこされて……。海を見るとおもしろい形の岩がいろいろ。透き通った海水。夏場は礒遊びも楽しめそうですね。

    逢ヶ浜~タライ岬

    山の緑と、木々の隙間から時折のぞく海の青が気持ちいいルートをのんびり歩きます。

    逢ヶ浜に沿って歩くと階段が見えてきます。ここからは山道です。といっても、そんなにキツくはないですよ。兄弟が背負っているリュックには、おのおのオヤツと麦茶が入っています。

    気づけば海が見下ろせる場所までやって来ました。

    右に進めば「健脚コース」。私たちは少し遠回りになりますがゆるやかな「らくらくコース」へ。

    木漏れ日が気持ちいい山道が続きます。ふわふわした土の感触が気持ちいい。

    「ねぇ、ママー、伊豆にはクマはいるの?」と、生き物が大好きな長男。

    さぁ、どうなんだろう。困ったときの「Hey Siri!」です。

    なんと! 今年の夏、クマが生息していないはずの伊豆半島で、昭和初期以来久しぶりにツキノワグマが確認されたとSiriが教えてくれました。とはいえ、見つかったのはこのあたりではなく西伊豆町の山中ですが、われわれ以外誰ともすれ違わない山のなかで、なんだか怖くなったのでした。

    しかしこの景色を見たら、クマのことなんてすっかり吹っ飛びました。

    タライ岬に到着!

    海洋がぐるりと見渡せるタライ岬。遠くには伊豆諸島が浮かんでいます。ただただ気持ちいい場所。

    山の上でコルコバードのキリスト像みたいになっているのは夫……。インスタ用に写真を撮ってと頼まれたのです(笑)。

    キャンパーを停めた弓ヶ浜が遠くに見えます。
    「ボクたちこんなに歩いたんだ~」とビックリした顔で長男。そうなんですよね、ヒトの足って、意外やしっかり移動できるものなんです。

    子どもたちは、おのおののリュックに用意したレーズンパンを頬張ってしばし休憩。さて、再び来た道を戻りましょうか。

    山道を歩くコツ?

    帰りはゆるやかな下り坂。

    一応、旅人の私です。兄弟に悪路の歩き方のレクチャーなど。

    「下り坂はジブンの身体の重さにまかせて、力を抜いてブラブラブラ〜っておりるとラクだよ。そうそう、ブラブラブラ〜(笑)。そうやって歩くと翌日の筋肉痛もきづらくなるし。で、目線は常に遠くね。腹筋にはいつでも力を入れて。でも他の力は抜いてね。とくに肩と足!」

    果たして、ふたりはこんなアドバイスで理解してくれたでしょうか……。

    逢ヶ浜まであっという間でした。道中トイレがないので休暇村で済ませておいた方がよさそうです。

    ふたたびやって来た玉砂利の海岸線。兄弟は未舗装路を歩くのに少しは慣れたのか、さっきのおぼつかない様子とは全然違う、しっかりとした足取りで歩いていました。子どもは習得が早いですね。

    タライ岬遊歩道。悪路の歩き方さえ慣れてしまえば、3歳児も余裕で楽しめるなかなかいいルートでした。岬の先にも道は続いていたので、もう少し歩いてもよかったかも。いやいや、物足りないくらいがちょうどいいのです。お楽しみは次回に取っておきましょうね!

    タライ岬遊歩道

    https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/100600aruiteikou/122628.html

    私が書きました!
    旅のエッセイスト
    国井律子
    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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