ゼインアーツ「ゼクーM」はとにかく快適!魅力や設営方法を解説 | タープ・シェルター 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.04.25

    ゼインアーツ「ゼクーM」はとにかく快適!魅力や設営方法を解説

    ますます人気上昇中のアウトドアブランド「ゼインアーツ」の「ゼクーM」は、従来のワンポールシェルター(テント)のデメリットを解消した、バツグンの居住性が魅力。「ゼクー」の特徴のほか、一人でも簡単な設営方法も解説する。ゼインアーツの誠実なモノ作りにも注目だ。

    アウトドアブランド「ゼインアーツ」の魅力

    建築物のような美しさが魅力

    長年業界でプロダクトデザイナーとして活躍していた小杉敬氏が創設。初リリースしたシェルターとテント4モデルは、従来にはない独創的なデザインで、どれも大好評。外見だけでなく、内部空間を広くする工夫が秀逸。

    ▼参考記事
    個性豊かなギアを次々に生み出す!日本が誇る12のアウトドアブランドヒストリー【P~Z編】

    ゼインアーツのモノ作りを徹底解析!

    ゼインアーツ代表取締役社長
    小杉 敬さん

    日本のアウトドア業界で28年ものキャリアを持ち、デザイナーとして数多くのギアを世に送り出してきた。

    穂高岳、乗鞍岳、上高地などなど、日本が誇る名峰、景勝地のある北アルプスを西に望む、長野県松本市。社屋のすぐ西側には上高地から流れ出す梓川がせせらいでいる。ゼインアーツのオフィスは、そんな自然豊かなフィールドのすぐ近くにあった。テントデザイナーで社長でもある小杉敬さんは、

    「フィールドに直結した環境でモノ作りがしたかったんです」

    という。たしかに、上高地への玄関口として知られる新島々駅まで、車で30分弱。山が好きな人にとって、理想的な環境といえるだろう。

    デザインはすべて頭の中で完成させる

    image

    「サイズはプリントできる紙次第なんです(笑)」。「ゼクーM」(奥)、「ギギ1」(手前)の模型。

    そんな、几帳面な小杉さんだけに、テントをデザインする際も超緻密な設計をするのだろうと思いきや、

    「設計図なんてありませんよ。デザインはすべてボクの頭の中にあります。外観のデザインから、細かなサイズ感まで、まずは頭の中でしつっこく考えます。それから、木や細引きを使って原寸大のアウトラインを作って、最終的な確認作業をするんです」

    なんと、図面ならぬデザインはすべて小杉さんの頭の中に隠されていたのだ!

    重要なのは、快適に過ごせる空間設計

    「原寸大を作らないデザイナーがほとんどだと思いますが、ボクは必ず作りますね。テントでもっとも重要なのは、外側より中じゃないですか。生活する空間設計、つまり4人用であれば、4人が快適に過ごせる空間でなきゃいけない。その確認は、原寸大のアウトラインを作らないとできないんですよ」

    image

    設計図面はてっきりCAD(設計支援ソフト)で作ると思っていたが、なんとフリーハンド! 図面というより、まさにデザイン画だ。これが、縫製工場に送られてサンプル作製に使われる。

    2019年春からプロダクトのリリースをはじめたばかりのゼインアーツが、瞬く間にユーザーのハートを射止めた理由のひとつが、“超お値打ち”な価格設定である。これについて小杉さんは、

    「独立したのは、お世話になったこの業界への恩返しだと思っています。正直なところ前職では、デザインの数をこなすので精一杯で、いまのようにじっくりと考え抜いたモノ作りができなかったんです。だから、これまでテントは欲しいけど高くて買えない…と、躊躇していた方々にも、手の届く価格帯の製品を提供していきたい。そんな思いではじめたブランドなので」

    という。そんな小杉さんの気持ちを表わしているのが、ブランド名の「ZANE ARTS」。これは、必要以上を望まず、贅沢は慎むべきという教えの、『座して半畳、寝て一畳(起きて半畳、寝て一畳ともいわれる)』の『座(ZA)』と『寝(NE)』を組み合わせた造語。初心を忘れず、自身が納得できる品質のギアを作り続ける――という意味あいで名付けられたのだ。

    「金儲けには興味ないんですよ。とにかく、日本のアウトドア市場にいいモノを供給していきたい。少しでも多くの人に、自然の中で遊ぶ楽しさを伝えていきたい。それがボクの目標です」

    誠実なモノ作りに真摯に向き合う小杉さんが率いるゼインアーツ。これからも、超お値打ち&ハイクオリティーなプロダクトが期待できそうだ。

    ▼参考記事
    人気急上昇!新星ブランド「ゼインアーツ」の超お値打ちテントができるまで

    圧迫感のない居住空間を実現「ゼクーM」

    ZANE ARTS(ゼインアーツ)
    ゼクー M

    周囲3か所を逆V字型のエクステンションフレームで立ち上げることで、内部空間を拡張。従来の同等サイズのワンポールテントにはない快適な居住性を実現。インナーテントは別売り。

     

    逆V字フレームで居住性をアップ

    ▼参考記事
    3位はスノーピーク、2位はコールマン、1位は…?いま売れているテント26選【ファミリーテント編】
    ブレイク確実のアウトドアブランド「ゼインアーツ」創立者インタビュー!

    「ゼクー」をレビュー!設営方法も解説

    「ゼクー」はMとLサイズの展開がある。ここでは、「ゼクーL」を使用したレビューを紹介しよう。

     
    教えてくれたのは…
    フリーライター
    ナカヤマ ナツコ さん

    会社員の傍らライター業を行う3児の母。独身時代キャンプにハマり、それが高じてテントを担いで山を登るのが趣味に。現在は、休日に子どもたちとキャンプに行くのが楽しみ。アウトドアこそ一番の知育。子供たちとテント泊をしながら山々を歩き渡る日を夢見ています。

     

    「ゼクー」は子連れキャンプにもおすすめ!


    子連れキャンプのテント選びで注目したいのは、一人で立てられるかどうか。一人で設営できるならパパ、ママのどちらかが子供の世話で手一杯でも、設営を進めることができる。中でも人気なのはワンポールテント、あるいはワンポールシェルター。 テントを広げ角にペグを打ち込み、センターポールを立てるだけのため、慣れてしまえば一人でも十数分で設営できてしまう。

    ただし、テントにしてもシェルターにしても、ワンポールタイプは室内が狭くなるというデメリットがある。 センターポールから幕を張るためどうしてもシートが斜めになり、空間にデッドスペースが生じてしまう。背の低い子供はそれほど気にならなくても、大人や小学生くらいの子どもだと腰をかがめないといけないので、不便を感じるだろう。

    ワンポールシェルターのデメリットを解消

    開口部が大きく、暑い日でも風通しが良い。

    そんなワンポールタイプの「室内が狭い」というデメリットを解消できるのが、ゼクーL。6角形のエクステンションフレームにより、室内のスペースを広々と使える。ちなみにシェルターとテントの違いは、 インナーテントの有無。テントには就寝スペース(インナーテント)が装備されているが、シェルターは外幕(フライシート)のみだ。

    一人で簡単に設営できる

    「6角形だと手順が複雑なのでは」と心配になるかもしれない。しかし、リビングスペースだけなら、次の5ステップで設営が可能だ。

    1.ロープを長方形に張り4角をペグダウン

    テントに付属のロープをピンと張る。

    ここでキレイな長方形を作るのが、ゼクーを美しく張るポイント。

    2.中央にセンターポールを立てる

    センターポールを手にテント内へ。

    テントにセンターポールを差し込み頂点を押し上げる。これだけでもう自立する。

    3.長辺のロープをペグダウンし、ボトムを六角形に

    2つ頂点が増え、六角形になる。

    六角形がゼクーの基本の形。センターポールの位置にずれがないか、再度内部を確認する。

    4.エクステンションフレームを3か所にセット

    フレームを組んでいくだけで、くの字形になる。

    フレームの先をボトムのクリップに挿入し、フックとバックルを掛けていく。あらかじめ曲げられたポールをはめていくだけなので、一人でも容易に作業できる。

    5.ロープを張ってペグダウン

    あっという間にシェルターが完成!

    強風時でなければ、フレーム上とフレームの間の計6か所で充分。これでシェルターは完成だ。あとはキャンプスタイルに合わせ、居室・寝室をレイアウトしていこう。私は別売りのインナーテントを使用しているが、こちらも簡単に設置できる。

    エクステンションフレームがデメリットを解決!子連れでも快適にキャンプ

    シェルターの中は子どもが走り回れる広さ。

    設営はワンポールシェルターの簡単さそのままに、室内はエクステンションフレームのおかげで無駄な空間が生じず、とても広々。インナーテントを張っても、荷物を置く場所や土間スペースが十分確保できる。腰をかがめる必要はない。

    ▼参考記事
    ワンポールシェルター「ゼクーL」は子連れキャンプもラクちんだった!

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