ゼインアーツの最新作「オキトマ2」の実力はいかに?発売日に買ったwinpy-jijiiさんがレビュー
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    2021.08.22

    ゼインアーツの最新作「オキトマ2」の実力はいかに?発売日に買ったwinpy-jijiiさんがレビュー

    「こんなテントが欲しかったんですわ。ジジイとババアがふたり使うには、丁度ええサイズやねん」。オキトマ2を張ってくつろぐwinpy-jijiiさん。

    発売前から話題の新作テントを朝から並んでゲット

    「こんなテントがあるんや。めっちゃかっこええやん」

    発売開始約1週間前にネットで見つけたテントに一目ぼれしたというwinpy-jijiiさん。2021年7月16日の発売当日はアウトドアショップに出かけ、開店前から並んでゲットしたそうだ。

    「コンパクトになるんで、持ち運びやすいところがええんですわ」

    早速の小細工を発見。ファスナーの開閉がしやすいように、パラコードを編んで引き手を自作。さすがです!

    大きなシェルターに2名用のインナーテントがついて6万円でお釣りがくる!

    winpy-jijiiさんが購入したテントは、『ゼインアーツ/オキトマ2』。斬新なフレームワークによる快適な居住空間を生み出すテントを次々と発表し、話題となっている気鋭のブランド『ゼインアーツ』の最新作だ。

    「N-VANを買うてしばらくはカーサイドタープを使ってたんですが、ちょっとテントサイトを離れて買い物とかに行くにも、いちいちたたむ必要があり、面倒なんでやめたんですわ。そんでタープ代わりに使える、ほどよいサイズのシェルターがないかな?と探してたんですわ。デザインもサイズ感も丁度ええし、価格も手ごろ。これを買わない手はありません」

    オキトマ2の価格は、59,950円。シェルターのサイズは、幅395×室内高140×奥行き280cm。2名まで就寝可能な吊り下げ式のインナーテントも付属する。

    「ジジイとババアのふたりでキャンプに行って、タープ代わりにシェルターの中で煮炊きをしたり、テントとして中で寝たり。そんな使い方にピッタリのサイズちゃうかな。そのわりに収納サイズも小さいし、重量も7.2kgと軽い。ポールは6本だけで簡単に張れて自立します。よくできてますわ」

    では早速、張っていただきましょう。

    袋の中身はこんな感じ。まずはすべてのパーツを並べて設営準備。

    付属するオリジナルのペグのデザインもスタイリッシュ。

    独立して使えるシェルターが秀逸

    シェルターに使用するポールは、わずか6本。一番長いポールはフックをかけるだけ。短いフレームはスリーブに入れるタイプだ。

    「ポールが6本だけなんで、張り方も簡単ですわ」

    ポールの位置を間違えないよう、ロープが2色になっている。ポールの端がグレーのものは、グレーのロープが付いたグロメットに差し込む。

    手際よくシェルターを組み立てるwinpy-jijiiさん。

    「設営の方法は、WEBサイトのマニュアルを見れば簡単にできます。わからなかったら、組み立て方を解説した動画を観ればわかりやすいんちゃうかな」

    順番にポールを入れて。

    シェルターはペグダウンしなくても自立する

    シェルターは、ファスナーを閉めた状態で組み立てると作業しやすいそう。この状態まで組み立てれば自立する。

    「インナーテントはT型のフックをかけて吊るすだけなんで、簡単にセットできてええな」

    組み立て完了!

    オキトマ2の完成です!

    「このシェルターは開口部が多く、ベンチレーターなどもあって風通しがええですわ。出入り口のパネルは、ヒサシのように跳ね上げられます。ここに使うポールは別売なので、手持ちの140cmのポール2本を使って張り出しを作ってみました。これを広げれば、2人で使うには十分な居住スペースができますわ。雨も日差しも避けられるからええね」

    自前のポールを使ってシェードを広げた状態。「これで雨も避けられます。ポールはもう少し短い方がええかも」

    テーブルとチェアをセットした状態。なかなかの広さだ。

    「張り出した部分の真ん中にループがあるので、ここをガイラインで引っ張ってやれば、雨もたまらんでええね」。細部まで考えられた気の利いたデザインを高評価。

    「開口部が広く取れるし、ベンチレーションまであって夏でも涼しそうやな」

    「このテントのいいところは、シェルターだけでも独立させて使えること。もちろん付属のインナーテントを使ってもええけど、別のテントを中に入れて使うこともできるんですわ。試しにジジイが持っているMSRのハバハバのインナーを入れてみました。これがピタリと収まったんですわ。このテントだとシェルターの端のほうに収まるでの、付属のテントよりも居住空間を広く使えますねん。真ん中にテーブルを置いて、反対にテントコットを置けば夫婦で別々の寝床で寝ることもできます。テント内別居ですわ(笑)」

    シェルターだけを独立して使うこともできる

    愛用のテント「ハバハバ」を中に入れた様子。標準装備のインナーテントよりも居住空間を広く使えるそうだ。(写真:winpy-jijiiのアウトトドアチャンネルより)

    次のキャンプには、オキトマ2を持って出かけるというwinpy-jijiiさん。サイズ感、使い勝手、価格と三拍子揃ったテントの実力にご満悦の様子だ。

    構成/山本修二

    商品情報

    ゼインアーツ/DT-002オキトマ2 

    価格:¥59,950
    サイズ:幅395×室内高140×奥行き280cm
    収納時サイズ:65×25×25cm
    重量:7.2㎏
    https://zanearts.com/

    ↓↓↓winpy-jijiiさんが「オキトマ2」を初めて張ったときの様子を紹介したムービーも公開中!ぜひ、ご覧ください。

    私が試しました!
    YouTuber
    winpy-jijii
    1950年大阪生まれ。定年退職後に奥様と出かけたアウトドアや旅の思い出を残そうとYouTubeに動画を投稿。やがてアウトドアで役立つ情報などを公開するうちに、「ニベア缶の磨き方」というテーマの動画がブレーク。一躍人気YouTuberに。チャンネル登録数21万8000以上。現在も週に1本のペースで、キャンプ、料理、愛車の改造、100均グッズのアイデアなどをテーマにした動画を公開している。著書『Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル』(玄光社)。YouTube『winpy-jijii』

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