バーベキューにおすすめの野菜はどれ?下ごしらえ、切り方、レシピも紹介
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    2023.10.31

    バーベキューにおすすめの野菜はどれ?下ごしらえ、切り方、レシピも紹介

    肉だけでなく、野菜もたくさん食べられるバーベキューは、キャンプ飯の王道。基本的には切って焼くだけとシンプルな調理法なのに、どうしてあんなに美味しいのでしょう。

    今回は、BE-PAL.NETでこれまでに紹介した野菜たっぷりのレシピの中から、バーベキューにおすすめのレシピを厳選して紹介。

    初心者さんから料理上手さんまで、必見のレシピです!

    簡単&ヘルシー!失敗しない野菜レシピにチャレンジ!

    バーベキューで人気の野菜は?下ごしらえ、切り方を紹介

    野菜を使った料理を作る前に必要なのが下ごしらえ。

    野菜の下ごしらえの基本は、洗ってカットし、レンジで加熱することです。野菜の種類によって加熱したほうがいいもの、加熱する必要のないものがあります。

    ここでは、バーベキューで人気の野菜をピックアップ。それぞれ加熱の必要性の有無と下ごしらえの方法を紹介していきます。

    加熱しなくてもいい野菜

    私が書きました!
    ママキャンライター
    天嶺 葵
    北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。

    洗ってカットするだけで、下ごしらえが完了する野菜たち。

    ・葉物野菜やトマトなど(生食のものは、洗ってビニール袋に入れる)
    ・キノコ類(あらかじめ加熱すると味が落ちるので、カットするだけ)
    ・ピーマン(すぐに火が通るので、カットするだけ。頭とお尻は落としてなるべく平らに)
    ・パプリカ(生でも問題ない食材。ピーマン同様になるべく平らになるようカットする)
    ・長ネギ(生でも問題ない食材。カットして串打ちしておく)
    ・ナス(色が変わるので、カットして酢水にさらす。水が出るので別保存がおすすめ)
    ・アスパラガス(洗ってカットするだけ)

    ▶参考記事
    現地での調理が驚くほどラクになる。BBQ食材の下ごしらえ方法

    加熱したほうがいい野菜

    私が書きました!
    ママキャンライター
    天嶺 葵
    北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。

    食材にあわせて、大きさも形も色々あるシリコンスチーマーが活躍します。

    レンジでの加熱時間は、食材の量を見ながら調整しましょう。

    ・カボチャ(厚めにカットし、9割程度加熱する)
    ・タマネギ(厚めにカットし、竹串などで串打ちしたのち、8割程度加熱する)
    ・ジャガイモ(洗って皮をむき、9割程度加熱する。バターやサラダ油を塗ったアルミホイルに包む)
    ・サツマイモ(洗ってカットし、9割程度加熱する)
    ・トウモロコシ(洗って皮をむき、9割程度加熱する)

    ジャガイモやタマネギをアルミホイルに包んでじっくり焼きたい、という場合は、生のままサラダ油を塗ったアルミホイルに包んで持って行きましょう。炭の上にそのまま置く場合は焦げやすくなるので、2重3重に包むのがポイントです。

    下ごしらえが完了した野菜たち。こんな風に持って行けます。

    ▶参考記事
    現地での調理が驚くほどラクになる。BBQ食材の下ごしらえ方法

    バーベキューにぴったり!おすすめ野菜レシピ

    難しい工程がなく、失敗しない野菜レシピをピックアップ。どの野菜をどう使えばよいかわからないという人は押さえておくべし。

    好みに調整できるタレの作り方もチェックしてみましょう。

    7色の夏野菜で「なないろベジ串」レシピ

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    東京のフードビジネス業界で20年以上活動。その間、ヴィーガンカフェの店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、一人一人のライフスタイルに合わせたカラダを整える食事やセルフケアの方法の提案やオリジナルレシピの創作、商品開発をおこなっている。http://yamabon.jp/

    食卓に彩をそえる野菜たち。

    野菜の色は大きく7色に分けられます。ここでは、7色の夏野菜を使って作る『なないろベジ串』のレシピを紹介します。夏色の野菜を身体の中から堪能しましょう。※7色の色の種類には諸説あります。

    材料

    ベジ串に使う食材と調味料です。

    赤 プチトマト 1パック
    橙 カボチャ 1/4個
    黄 とうもろこし 1本
    緑 ししとう 1パック
    淡 ズッキーニ 1本
    紫 アーリーレッド(赤玉ねぎ) 1/2個
    白 マッシュルーム 1パック
    ※淡は淡色野菜のこと。
    レモン 1/2個
    しょうゆ 適宜
    甘味料(きび糖やメープルシロップなど)適宜
    塩 適宜
    ブラックペッパー 適宜
    エキストラバージンオリーブオイル 適量

    道具

    必要な道具は、このほかにBBQグリルや焚火台などを用意します。

    スライサー
    耐熱性のある刷毛(シリコン製)
    100均焼き鳥台
    野菜を打つ串(今回は長さ17.5㎝の竹串を使用)

    作り方

    下ごしらえ

    ①プチトマト、ししとう、ズッキーニをきれいに洗い、水気を拭いておきます。
    ②かぼちゃは、種とワタを取り除いて2mmほどの厚さに切ります。
    ③アーリーレッドは、皮を剥いて輪切りにし、十字に切り4等分にします。
    ④マッシュルームは、半分に切ります。

    とうもろこしとかぼちゃはアルミホイルに包んで柔らかく蒸し焼きにしてから串に打ちます。

    ⑤とうもろこしは皮ごとアルミホイルに包み、蒸し焼きにします。このとき②のかぼちゃも同様にアルミホイルに包み蒸し焼きにします。
    ⑥ ①で洗ったししとうは半分に切っておきます。
    ⑦ ①で洗ったズッキーニはスライサーやピーラーを使って1mm弱の厚さにスライスします。

    7種類のベジ串。

    七種類の野菜を串に打っていきます

    ①プチトマトはヘタを取り、串を真ん中にくるように4個打ちます。
    ②半分に切ったししとうは2本分を串に打ちます。
    ③半分に切ったマッシュルームもバランスをみて1~2個分を串に打ちます。
    ④アーリーレッドは扇形になるように串に打ちます。

    あまり厚すぎると蛇腹状にならないので、スライスする時には厚さに気をつけましょう。

    ⑤ズッキーニは、ヘタを切り落とし、スライサーなどで縦にスライス、串に蛇腹状に打ちます。
    ⑥アルミホイルで事前に蒸し焼きにしておいたかぼちゃは粗熱を取り、縦方向で串を打ちます。

    コツは2列くらいを先に取り除いておくこと。

    ⑦ ⑥同様アルミホイルで蒸し焼きにしておいたとうもろこしは、粗熱を取り、軸についた状態のまま、とうもろこしの粒に串を打っていきます。軽く外側に倒せば、きれいに軸から外すことができます。

    では、焼いていきましょう。

    ①100均の焼き鳥台をBBQグリルなどの上に置きます。
    ②ベジ串に刷毛でオリーブオイルをまんべんなく塗ります。
    ③塩、ブラックペッパーを振り、①の上に②を載せて焼きます。
    ④焼き鳥の焼き台分、遠火になるので、野菜が焦げる心配もなくじっくり焼くことで野菜の甘味が感じられます。

    オリーブオイルが乾いたら、その都度、刷毛で塗っていきます。

    ⑤好みの焼き加減になったら完成です。

    好みの焼き加減に焼いたベジ串とつけダレにラタトゥイユを添えてみました。

    簡単つけダレ

    醤油に甘味料(この時はメープルシロップ少々)を混ぜ合わせレモンを絞れば即席つけダレになります。つけながら食べるのはもちろん、焼いて余ってしまったベジ串を串から外して漬け込みマリネしておけば翌日でも食べることができます。

    キャンプ場近くの直売所で見つけた朝採れのとうもろこし。

    ▶参考記事
    100均(セリア)の焼き鳥台を使って簡単BBQ。7色の夏野菜で「なないろベジ串」レシピ

    メスティンを使った「春野菜のスチーム」

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    東京のフードビジネス業界で20年以上活動。その間、ヴィーガンカフェの店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、一人一人のライフスタイルに合わせたカラダを整える食事やセルフケアの方法の提案やオリジナルレシピの創作、商品開発をおこなっている。http://yamabon.jp/

    メスティンを使って簡単ヘルシーな野菜料理が完成!

    春野菜を使ったレシピを紹介。春のBバーベキューで必ず登場する一品になりそう!

    材料

    春野菜なんでも
    (今回使用した春野菜は なばな・アレッタ・紅菜苔・カリフラワー・ラディッシュ・新玉ねぎ・スナップエンドウ)
    塩(天然のもの)
    エクストラヴァージンオリーブオイル
    しょうゆ(天然醸造のもの)
    くるみ
    鷹の爪(好みで)
    にんにく(好みで)
    ※調味料はできるだけ無添加のものを選ぶようにしましょう

    必要な道具

    メスティン
    クッキングシート

    作り方

    ①春野菜をきれいに洗い、水けを切ります。
    ②クッキングシートをメスティンの大きさより少し大きめにカットします。

    クッキングシートは、春野菜を包み、折り込める程度の幅にカットします。

    ③メスティンにクッキングシートをしっかりと均等に入れ込みます。
    ④春野菜をメスティンの幅に合わせてカットし、③に入れます。

    春野菜の茎が太く固い場合は半分にカット、つぼみや花が上にくるように盛り付けます。

    ⑤残りの春野菜も彩りよく盛り付けます。

    春野菜の量は少し多いかな?と思うくらいの量にするのがポイントです。蒸すことによってカサが減るので多めくらいが丁度よい量です。

    ⑥ ⑤を一旦、メスティンから取り出します。

    ⑦クッキングシートの上部を織り込み、サイドはキャンディ包みにします。

    キャンディ包みにするときは、メスティンに入れて包むときれいに包めます。

     ⑧メスティンのなかに、底から1~2cm程度の水を張り、火にかけます。
    沸騰してきたらメスティンを火から下ろし、クッキングシートに包んだ春野菜をメスティンに入れ、蓋をして10~12分くらい野菜が柔らかくなるまで蒸します。火力は、まずは中火で、グツグツしてきたら弱火にします。
    ⑨野菜が柔らかく蒸されたら出来上がりです。
    ※この時メスティンはとても熱くなっているのでやけどに注意してください。

    蒸し上がった春野菜。

    春野菜のスチームおすすめの食べ方は

    塩+レモン、塩+オリーブオイル、しょうゆ+レモン、しょうゆ+オリーブオイル。

    そこにナッツ、くるみを散らしたり、好みで鷹の爪やにんにくを入れて食べると素材の味が引き立ちます。それぞれの割合は好みで、まずはひとつまみの塩と数滴レモンを絞ってどうぞ。

    ナッツはくるみのほかにもアーモンドやカシューナッツなどお好みで、ほかにはゴマもおすすめです。ナッツやゴマをトッピングしたり、和えたりすることでよりスムーズにデトックスすることができます。自分が好きな味つけで食べてくださいね。

    ▶参考記事
    メスティンを使った「春野菜のスチーム」でソロキャンプ料理をヘルシーに

    メキシコ気分の焼きとうもろこし

    料理家
    華表由夏(とりい ゆか)
    青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。

    メキシコ気分の焼きとうもろこし(写真右)

    大人はもちろん、野菜が苦手なお子さんまで、家族みんなで食べられる簡単レシピを紹介!

    お子さんには醤油バター、大人はこちらで。チリペッパーのスパイシーな風味、ライムの酸味、チーズのコクが相性抜群です。

    材料

    トウモロコシ 2本
    マヨネーズ 大さじ2
    粉チーズ 適量
    チリパウダー 適量
    ライム 1/2

    作り方

    ①トウモロコシは茹でるか、火が通るまで焼いておく。焼く場合には、皮付きのまま表面全体が焦げるまで焼くとよい。
    ②皮を剥いたトウモロコシに、マヨネーズを塗り更に軽く焼く。
    ③チリパウダー、粉チーズをふりかけ、ライムを絞ったら完成。

    豪快にかぶりついて召し上がれ!

    ※チリパウダーは唐辛子単体ではなく、クミンなどが入ったスパイスミックスです。カイエンヌペッパーなどの唐辛子と間違えないよう気をつけて!辛さが全然違います。

    撮影/西山輝彦 https://www.plog.tokyo/blog

    ▶参考記事
    大人も子供も大喜び!焼くだけで簡単&美味しいバーベキューレシピ3

    アボカドの柚子胡椒マヨグリル

    料理家
    華表由夏(とりい ゆか)
    青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。

    アボカドの柚子胡椒マヨグリル(写真左下)

    そのまま食べることの多いアボカドですが、火を通すと更にクリーミーな味わいに。お子さんには柚子胡椒抜きでどうぞ!

    材料

    アボカド 1ケ
    マヨネーズ 大さじ2
    柚子胡椒 小さじ2

    作り方

    ①アボカドは半分にカットし種を抜き、表面から焼いていく。
    ②表面に焼き色がついたらひっくり返し、種を抜いた穴にマヨネーズと柚子胡椒を入れて更に焼く。
    ③全体が温まれば出来上がり。

    撮影/西山輝彦 https://www.plog.tokyo/blog

    ▶参考記事
    大人も子供も大喜び!焼くだけで簡単&美味しいバーベキューレシピ3

    ソラマメと山菜のまるごと焼き

    料理家
    華表由夏(とりい ゆか)
    青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。

    野菜をまるごといただこう!

    せっかく炭をおこしたなら、野菜を丸ごと焼いて楽しみましょう。今回は、そら豆や山菜を使ったレシピをご紹介。旬の食材を使ってみてくださいね。

    材料

    そら豆、ウド 好きなだけ 
    オリーブオイル 適量
    塩、味噌 適量

    作り方

    ① そら豆とウドを網にのせる。ウドの表面にはオリーブオイルを塗る。

    ➁ 焼き色がついたら、ほかの面を焼く。しっかり焼き色がついてから、ひっくり返すのがコツ!

    ③ 全体にしっかり焼き色がついたら、網から外す。熱いので火傷に注意!

    ④ お好みで味噌や塩をつけて、さあどうぞ!
    そら豆は、皮のおかげで蒸し焼きになってホクホク。熱々なので火傷に気を付けて。丸ごと焼いたウドはジューシー!一口大に切って召し上がってくださいね。炭の香りもごちそうです。

    撮影/西山輝彦 https://www.plog.tokyo/blog

    ▶参考記事
    炭火で焼こう!ソラマメと山菜のまるごと焼き

    みんな大好き!野菜のホイル焼きメニュー

    調理道具はアルミホイルだけ、しかも基本放置OKというホイル焼きメニューは、最強のキャンプ飯!

    とっておきの野菜のホイル焼きメニューを紹介します!

    ネギと豆腐の味噌焼きのレシピ

    私が書きました!
    ママライター
    藤永瞳
    子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、”簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。
    ネギと豆腐のみそ焼きの完成品

    お好みのお味噌でどうぞ。

    ガッツリ系のおかずが多いキャンプ飯。ヘルシーな豆腐料理は、ちょうどいい箸休めになりますよ。

    材料

    アルミバットの上の豆腐、長ネギ、もろみみそ

    材料はいたってシンプルです。

    木綿豆腐 75g
    長ネギ 1本
    もろみ味噌 大さじ1と1/2

    作り方

    まな板の上の豆腐と長ネギ

    型崩れしにくい、木綿豆腐を使いました。

    ①豆腐と長ネギを食べやすい大きさにカットします。

    アルミホイルの上に置いた、豆腐、長ネギ、もろみみそ

    くっつきにくいアルミホイルを使うのがおすすめです。

    ➁アルミホイルを40cmほど出して、下側に食材をおき、みそを乗せます。

    丁寧に折りたたんだアルミホイル

    やぶれやすいので注意してください。

    ③空気を含ませるように半分に畳み、2〜3回折り込みます。

    3辺を折って、具材を包んだアルミホイル

    空気を入れ、ふんわりさせます。

    ④両端も同じように折ります。

    これを丁寧にするのが、一番のポイント!きちんと端を折り込むことで蒸気が逃げず、ふっくらと蒸し焼きにできます。この包み方は、基本的にどんなホイル焼きでも共通のポイントです。

    ⑤アルミホイルをもう一枚出し、2重に包みます。

    ⑥5分加熱し、ひっくり返してさらに3分焼いたら完成です。

    ▶参考記事
    焚き火で簡単ホイル焼き!キャンプで楽しいレシピ3選

    おさつバターのバニラアイス乗せのレシピ

    私が書きました!
    ママライター
    藤永瞳
    子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、”簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。

    ところどころ、香ばしい焼き色がついています。

    スイーツ系のホイル焼きは、いかがでしょうか?温かいさつまいもに、冷たいアイスがクセになります!

    材料

    アルミバットに置かれた、さつまいも、バター、バニラアイス、シナモンシュガー

    さつまいもは100gほどの、小サイズを使いました。

    さつまいも 1本
    バター 5g
    バニラアイス 適量
    シナモンシュガー お好みで

    作り方

    水を張ったボウルに入った、短冊切りにされたさつまいも

    アク抜きのために水にさらします。

    ①さつまいもを短冊切りにして、5分ほど水にさらします。

    アルミホイルに置いたさつまいもとバター

    水切りは軽くでOK。水分が残っている方が、いい感じに蒸されます。

    ➁軽く水を切ってアルミホイルの上におき、バターを乗せます。

    ③アルミホイルで、2重に包みます。

    焚き火台の上のホイル焼き

    ひっくり返す時に、アルミホイルに穴を開けないように注意しましょう。

    ④片面4分ずつ加熱します。

    焚き火の火が大きく上がると焦げてしまうので、きり吹きをかける、火が直接あたらない場所にホイル焼きを置くなど、うまく調節してください。

    ⑤アルミホイルを開いて、バニラアイスとシナモンシュガーをかけたら完成です。

    ▶参考記事
    焚き火で簡単ホイル焼き!キャンプで楽しいレシピ3選

    野菜たっぷりなバーベキューの箸休めレシピも紹介

    「バーベキューと言えば肉!」という人も、肉ばかり食べていては飽きてしまいますよね。

    ここでは野菜たっぷりな箸休めレシピを紹介します!

    混ぜるだけ!ねぎ塩レモンたれ

    私が書きました!
    フリーライター
    ハチミツ
    ライターとして活動中。ギアの優れた機能美に惹かれてすっかりアウトドアに夢中に。キャンプでも日常でも活かせるアウトドア用品の使い方を日々模索しています。
    ネギ塩レモンたれ

    お肉と相性ばつぐんのネギ塩レモンたれ。

    バーベキューで飽きてしまう原因として、同じたれで食べ続けているから、という理由が考えられます。肉や魚介と食材に変化をつけても、味がずっと濃厚な焼肉のたれだったりすると、途中でうんざりしてしまうもの。

    そこでおすすめなのが、ねぎ塩レモンたれです。

    材料

    ネギ 1本(白ネギか小ネギをお好みで)
    ごま油 大さじ2
    レモン汁 大さじ2
    塩 小さじ1
    砂糖 小さじ1
    うま味調味料 小さじ1/4

    作り方

    ネギを刻んだら他の材料と一緒に容器に入れて、よく混ぜるだけで完成します。

    ネギのしゃきしゃき感とレモン汁の酸味が、味変にもってこい。肉でネギを巻くように包んでから頬張ると、塩だれと肉の脂が口の中で調和して、これがたまりません。

    自宅であらかじめ大量に作っておいて、バーベキューの途中に味変で使うといいでしょう。

    ▶参考記事
    バーベキューが途中で飽きてしまう?そんな人におすすめな、お手軽脇役レシピ3選

    キャンプの定番お漬物!野菜のピクルス

    私が書きました!
    フリーライター
    ハチミツ
    ライターとして活動中。ギアの優れた機能美に惹かれてすっかりアウトドアに夢中に。キャンプでも日常でも活かせるアウトドア用品の使い方を日々模索しています。
    ピクルス

    酸味がたまらないきゅうりのピクルス。

    脂がたっぷりのカルビや豚トロはバーベキューでも人気の食材ですが、その脂がクセモノ。続けて食べると脂の強い味が口に残り、少しくどくなってきます。そんな時の口直しに最適なのが、野菜を酢で漬けこんだピクルスです。

    材料

    お好みの野菜(今回はきゅうり3本)
    酢 250ml
    水 200ml
    塩大さじ 1/2
    みりん 50ml
    にんにく 1かけ
    鷹の爪 1本
    ブラックペッパー 適量
    あればお好みのハーブ 適量(例:ローリエなら1枚)

    作り方

    漬け汁の材料をすべて鍋に入れて、ひと煮立ちさせたら冷まします。その間に野菜を一口大にカットし、冷めた漬け汁に1~2時間漬ければOKです。野菜は、塩で揉んでおいて余分な水分を出すとよりグッド。

    漬ける容器は瓶がベストですが、プラスチック製の保存容器でも構いません。野菜はきゅうり以外なら、ニンジンやパプリカといった食感が強いものがベターです。

    漬けた後のピクルス

    漬けたピクルスは、半分を皿にのせて、もう半分を漬けたままにすると、2種類の味が楽しめます。

    酢の強烈な酸味を塩とみりんが上手に包みこみ、口の中をサッパリさせてくれます。バーベキューが盛りあがったタイミングで出せば、みんなが我先にとつまむこと間違いなし。

    ▶参考記事
    バーベキューが途中で飽きてしまう?そんな人におすすめな、お手軽脇役レシピ3選

    ヤムウンセン

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

    ヘルシーなタイ料理に挑戦!

    肉が中心になりがちなバーベキュー。でも、肉だけではなく、野菜もたくさん食べたくなるときがありますよね。そんなときは、タイ料理のヤムウンセンがおすすめです。簡単に作れて、ヘルシーで、数種類の野菜をいちどに食べることができます。さっぱりとした味付けなので、バーベキューの合間に、お口をリセットすることができますよ。

    材料(約4~5人分)

    材料

    春雨 80g
    牛豚ミンチ 260g
    むきエビ 1袋
    レタス 適量
    にんじん 1本
    赤玉ねぎ 半分
    ミニトマト 適量
    ピーナッツ 1掴み
    レモン 1個(約大さじ4の果汁がとれます)
    ナンプラー 大さじ4
    パームシュガー 大さじ4
    唐辛子 3本
    にんにく 1片

    パームシュガー。

    パームシュガー(やし砂糖)を使用することで、さっぱりとして、後を引かない甘さに仕上がります。白糖や黒糖でも調理可能ですが、個人的にはパームシュガーをおすすめします。

    作り方

    ①タレを作る
    にんにくと唐辛子をみじん切りにします。唐辛子の種は辛みが強いので、辛いものが苦手な方は、種を除いてください。

    にんにくと唐辛子のみじん切りに、絞ったレモンの果汁、ナンプラー、パームシュガーを加えます。

    パームシュガーはペースト状ですが、保管状況によって、固く、溶けにくい場合があります。固ければ、耐熱皿に移し、電子レンジで加熱して、柔らかくしてから使用してくださいね。

    みじん切りにしたにんにくと唐辛子。

    ➁野菜を細かくする
    レタスを一口大に手でちぎります。ミニトマトは半分にカットします。

    赤玉ねぎはできるだけ薄くスライスし、人参は千切りにしましょう。

    細かくした野菜。

    ③牛豚ミンチとむきえびを茹でる

    鍋にたっぷりのお湯を沸かし、牛豚ミンチを入れ、バラバラになるようによくかき混ぜます。牛豚ミンチの色が変わったら取り出します。

    牛豚ミンチを茹でたお湯は、引き続き使用するので、捨てないようにしてください。また、牛豚ミンチを取り出しやすいよう、鍋の中に湯切りを入れて、その中で茹でることをおすすめします。

    牛豚ミンチを取り出したら、お湯の中にむきえびを入れて茹でます。むきえびは茹ですぎると硬くなるので、色が変わって、しばらくしたら取り出すようにしてください。

    牛豚ミンチを茹でたお湯は捨てないようにしましょう。

    ④春雨を茹でる
    牛豚ミンチとむきえびを茹でたお湯に、春雨を入れ、3分間(パッケージに記載されている時間)茹でます。肉や魚介類を茹でたお湯で、春雨を茹でることにより、春雨に味が染み込みます。

    春雨を茹でる。

    ⑤具材と春雨をタレで和える
    春雨が茹で上がったら、よく水気を切って、具材と一緒にします。

    水気をよく切ってから具材と一緒にしましょう。

    ⑥にんじんと赤玉ねぎも一緒にして、タレをかけてから、よく混ぜ合わせます。

    タレをかける。

    ⑦春雨と具材とタレがよく混ぜ合わさったら、食べる直前にレタスとピーナッツを入れるようにしましょう。食べる直前に入れることで、レタスのシャキシャキ感とピーナッツの食感を生かすことができます。

    レタスとピーナッツを入れる。

    ▶参考記事
    ヘルシーなタイ料理はバーベキューの箸休めにぴったり!ヤムウンセンの作り方

    夏野菜のパンツァネッラ

    料理家
    華表由夏(とりい ゆか)
    青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。

    前菜にも主菜にも!

    夏野菜をつかった簡単なサラダを紹介します。あまりがちなバケットも一緒に入れて、ささっと出来るサラダをつくりましょう。

    ひとつのボウルで短時間で出来るので、おうちでもぜひどうぞ。

    材料

    かたくなったパン 1/3~1/2
    夏野菜 お好みで
     きゅうり 1本
     トマト 1ケ
     プラム 1ケ(おすすめ!)
     パプリカ 1ケ
     紫たまねぎ 1/4
     (あれば)黒オリーブ 適量
    塩 適量
    ワインビネガー 大さじ2(白・赤どちらでもよい)
    オリーブオイル 大さじ2~3

    作り方

    ①野菜を一口大に切る。乱切りにすると、表面積が増えて水分を出しやすい。さらにキュウリは一部皮を剥くと、味もなじみやすいのでピーラーがあればぜひ。
    紫玉ネギは薄くスライスして、辛味が気になる場合はカットしたあとに広げて置いて、空気に触れさせる。シャキッとさせたい場合は、水にさらしてから水気を切っておく。

    ➁黒オリーブが種付きの場合は、包丁を横にして上からグッと潰すと、種がとりやすくなる。

    ③ボウルにカットした野菜をすべて入れる。塩2、3つまみを全体にふりかけるように入れて、少し置いて野菜から水分を出す。

    ④野菜から水分が出たのを確認したら、ワインビネガーを入れる。カットしたパンも入れて、パンに水分を吸わせる。

    ⑤オリーブオイルを回し入れて、スプーンでざっと混ぜる。10分くらい置いておくと、全体がよく馴染む。

    クーラーボックスがある場合は少し冷やすと、さっぱり食べられます。

    あれば、季節のフルーツを入れて作ってみてください!生ハムやチーズもおいしいです。
    調味料は目分量で入れて大丈夫!味見しながらつくれば、自分好みの味付けになります。洗い物も増えないので、おすすめです。

    ▶参考記事
    前菜にも主菜にも!かたくなったパンもおいしく!「夏野菜のパンツァネッラ」

    バーベキューでは野菜をたくさん食べよう!

    バーベキューで食べたい、野菜を使ったレシピを紹介しました。味付けや調理の仕方で、バリエーションが無限に広がることがわかったのではないでしょうか。

    野菜レシピの基本を押さえたい人はもちろん、料理のバリエーションを増やしたい人もぜひチャレンジしてみてくださいね!

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