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キャンプをおしゃれに楽しむには
ギア選びも重要ですが、一工夫を入れるだけでもおしゃれにキャンプを楽しめます。知っておくと役立つポイントを解説します。
役立つポイント
ギアのレイアウトが重要
ギアだけでなく、ギアをどのように配置するかでも、おしゃれ度をアップすることができます。森や川などを背景にするなど、キャンプ地がどのような環境になっているのかリサーチし、ギアを配置するアングルを決めましょう。
レイアウトに迷ったときは、インスタグラムなどのSNSを参考にするのもおすすめです。おしゃれキャンパーの投稿は、トレンドを押さえたものが多いもの。ほかの人のレイアウトを参考にすることで、思わぬインスピレーションを得られるかもしれません。
同じテイスト、カラーでまとめる
レイアウトをおしゃれにするには、テーマとなる色を決めて、ギアを同系色でまとめるのがポイントです。キャンプ初心者は、個々のギアのデザインを見て購入しがちですが、それでは全体として統一感を出すのが難しくなります。
上級者の中には、先にレイアウトを決めてからギアを揃える人も少なくありません。あえてシンプルなギアを選ぶことで、異なるレイアウトにしたときでもなじみやすくなります。
配色の目安としては、単色でまとめるか、ベースカラー+アクセントカラーの2色に抑えるとよいでしょう。
キャンプのメインとなるおしゃれなテント
キャンプをおしゃれにする、おすすめのグッズを紹介していきましょう。まずはキャンプのメインともいえ、存在感も大きいテントのおすすめを3つピックアップします。
ノルディスク「アスガルドテックミニ」
シンプルなサンドカラーが特徴的なテントです。見た目の派手さはない分、どのようなレイアウトにもなじみやすいでしょう。テント内部には窓が設置されており、入口も大きいため通気性に優れています。
素材にはナイロンやポリエステルが使われており、軽量で持ち運びしやすくなっています。寸法は246cm×210cmと、2人が入って荷物を置いてもまだスペースに余裕があるでしょう。周囲にペグを打ち込んで、中心にポールを立てて設営する設計です。
ノルディスク アスガルドテックミニ
サイズ:246×210×160cm + vestibule 150×65cm
収納サイズ:28×20×26cm
重量:4kg ※ガイロープ、ポール、ペグは別売になります。
ザ・ノースフェイス「ランダー4」
コンパクトながら、最大4人まで入ることができるサイズです。四季を通じて使用できるよう設計されており、本体に付いているスノースカートによって雪を防ぎ、冬でも内部の温度を保てるでしょう。一方で、天井に取り付けられたベンチレーターによって通気性を確保できるので、雪中キャンプから暑い季節まで使用できます。
設営面にも配慮されています。ポールが色分けされており、同じ色のスリーブに通すことで設営できるので、初心者でも迷うことなく簡単に立てられるでしょう。
ザ・ノース・フェイス ランダー4
サイズ:235×220cm
収納サイズ:24×65×24cm
フロア面積:5.17m2
コディアックキャンバス「6人用 Flex-Bow VX グランドシート付 コットンテント」
2006年アメリカでデビューしたコディアックキャンバスから、スタイリッシュな形状のおしゃれなテントを紹介します。フロア以外に使われている特殊なコットンは防水性と通気性に優れており、通常のコットンテントに比べ耐久性があるのも人気です。フロアには防水の強化ビニール素材を使用し、地面からの水分も寄せ付けません。
フレームには車のパーツにも使われている頑丈な剛鉄が採用され、強風にも強い仕様です。デザインだけでなく機能性も兼ね備えたテントと言えるでしょう。
コディアックキャンバス 6人用 Flex-Bow VX グランドシート付 コットンテント
サイズ:305×305×201cm
収納サイズ:約33×76cm(テントバッグ)、約14×127cm(ポールバッグ)
重量:約35kg
おしゃれなテーブルでリラックス

(出典) pexels.com
テントと同じように、キャンプの見た目を左右するのがテーブルです。ほかのキャンパーとは一味違うおしゃれな雰囲気を演出できる、おすすめのテーブルを3つ紹介します。
スノーピーク「ワンアクションローテーブル竹」
竹を素材とした、周りの自然と調和するテーブルです。シンプルなデザインなので、使うシーンを選びません。
2枚にたたまれた天板を開くとクロスする形で脚が現れ、脚は開ききると自動でロックされます。そのため設営と撤収が簡単です。収納ケースには取っ手が付いているので、持ち運びも楽です。
高さは40cmと、ローチェアと合わせて使うのに適しています。小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるでしょう。フォールディングチェアと一緒に使うのに最適な、高さ66cmの別モデルもリリースされているので、用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
スノーピーク ワンアクションローテーブル竹
サイズ:84.6×49.6×40(h)cm
収納サイズ:24.8×84.6×5cm
重量:5.5kg
ディーオーディー「グッドラックテーブル」
天板の下に大容量の収納スペースがあるのが特徴的なテーブルです。特に料理をするときは、調理器具や食器を出すことで周りが散らかりがちです。しかし天板下の収納スペースを活用することでアイテムを整理できるので、キャンプサイトの見た目もすっきりさせられるでしょう。
高さは44cm〜80.5cmまでの4段階で調節でき、持っているチェアの高さと合わせることが可能です。広げて車に積むことでラックとしての機能を果たすので、車の収納力をアップさせてくれます。
カラーバリエーションは木目調のタンとカーキ、ブラックの3種類あるので、テーマに合わせて選ぶとよいでしょう。
DOD グッドラックテーブル
サイズ:60×100×80.5(h)cm
収納サイズ:60×50×6.6cm
重量:6.1kg
キャプテンスタッグ「CSクラシックス FDリビングテーブル」
天板が天然木でできている、シンプルなテーブルです。幅110cm×奥行き70cm×高さ70cmで、フォールディングチェアと一緒に使うのに適しています。収納時は長辺に沿って折りたたむ設計となっており、収納時のサイズは110cm×35cm×11.5cmです。
ただし重量が11kgあるので、持ち運びは少し大変かもしれません。別売りのリビングベンチと合わせると統一感を出せます。室内で使っても違和感のないデザインなので、インテリアとしても活躍するでしょう。
キャプテンスタッグ CSクラシックス FDリビングテーブル
サイズ:110×70×70(h)cm
収納サイズ:110×35×11.5cm
重量:11kg
ベッドやベンチに使えるおしゃれなコット
コットとはキャンプ用の簡易ベッドのことです。ベッドとしてだけでなく、ベンチとしても使える汎用性の高いギアでもあります。そんなコットの中から、特におすすめのモデルを3つピックアップして紹介します。
コールマン「パックアウェイコット」
約3秒で設営が完了する、手軽さが売りのコットです。重量は約4.6kgで、収納ケースも付いているので持ち運びも楽でしょう。
サイドには小物入れが付いているので、食事の際や昼寝をするときに貴重品を入れるのに役立ちます。テント内に置けば、下は収納スペースとして活用できテント内を広く使えます。
ベッドやベンチだけでなく、ちょっとした物置として使ってもよいでしょう。収納時は94cm×17cm×22cmとコンパクトに折りたためます。カラーは周りになじみやすいグリーン系です。
コールマン パックアウェイコット
サイズ:190×64×38(h)cm
収納サイズ:94×17×22cm
重量:約4.6kg
ディーオーディー「バッグインベッド」
収納時のサイズは51cm×16cm×12cmと、リュックに収納できるサイズに小さく折りたためるのが特徴です。2.6kgの軽量設計なので、持っていける荷物が限られるソロキャンプなどで活躍するでしょう。キャンプサイトを離れて遊びに行った先で、コットを広げて少し昼寝するといったことも可能です。
カラーはブラックとタン、ベージュ、カーキの4種類が発売されているので、キャンプのテーマカラーに合ったものを選ぶとよいでしょう。各ポールにはショックコードを内蔵しているので、組み立てや片付けも簡単にできます。
DOD バックインベッド
サイズ:183×72×15.5(h)cm
収納サイズ:51×16×12cm
重量:約2.6kg
WAQ 「2WAY フォールディングコット」
高さ37cmと地面から少し距離を取ることで、地面の凹凸に影響されずに寝られます。300Dナイロン製のベッドシートが、テストから最適と割り出された程度に沈んでくれるので、キャンプ先でもまるでベッドのような寝心地を体験できるでしょう。用途に合わせて高さを2段階に調節できるのもポイントです。
脚には強度の高い『超々ジュラルミン』を使うことで、重量約3.2kgの軽量設計ながら分散耐荷重約150kgの高強度を実現しています。収納時は60cm×18cm×18cmとコンパクトに折りたためるので、持ち運びも楽でしょう。
カラーバリエーションはタン・ブラック・オリーブ・ベージュグレイの4種類が販売されています。
WAQ 2WAY フォールディングコット
サイズ:ハイver(約)190×65×37(h)cm、ローver(約)190×65×17(h)cm
収納サイズ(約):60×18×18cm
重量:約3.2kg
調理器具にこだわり、おしゃれ飯に挑戦

(出典) pexels.com
調理器具も、おしゃれなキャンプサイトを作るのに欠かせないアイテムです。おしゃれなキャンプ用調理器具を3つ紹介します。調理器具にもこだわって、非日常をより楽しんでみてはいかがでしょうか。
スタンレー「ベースキャンプクックセット」
19ピースの調理器具や食器がセットになっており、これ一つでほとんどのキャンプ用調理器具を賄えます。食器は4人分内蔵されているので、家族やグループでのキャンプに最適です。鍋やフライパンは耐久性に優れたステンレス製です。
ステンレスは保温や保冷製に長けているので、スープ料理などを作るのに適しています。また油汚れも落ちやすいので、洗い物にあまり手間をかけたくないアウトドアシーンでは重宝するでしょう。
鍋の蓋に収納方法が記載されているので、忘れてしまった場合でも安心です。
スタンレー ベースキャンプクックセット
19ピースセット:13.5L鍋+湯切り付き蓋、フライパン(3層式、直径18.4cm/946ml)、まな板、フライ返し+取っ手 、スプーン+取っ手、皿4枚(15.2cm)、ボール4枚、スポーク4本、食器乾燥棚、トライペット(耐熱性)
SOTO「ステンレスダッチオーブン」
ダッチオーブンとは、蓋が分厚く、蓋の上に炭を置いて加熱できる鍋のことです。上下から加熱することでオーブンの機能を果たすため、煮物やローストビーフなど、通常の鍋では調理が難しいものも作れます。特にキャンプにおいては、料理の幅を広げてくれるアイテムです。
一般的なダッチオーブンは鋳鉄製が多くみられますが、本製品はステンレス製で高い耐久性を実現しています。錆や衝撃に強いので、長期間活躍してくれるでしょう。また家庭のガスコンロやIHにも対応しているため、普段使いもできる優れものです。
SOTO ステンレスダッチオーブン 8インチ
サイズ:(内寸)直径20.6×深さ9cm、(外形)31×22.6×12.5cm
重量:約3.5kg
ユニフレーム「ファイアグリル」
家族やグループでのキャンプに適したグリルです。重量約2.7kgの軽量設計ながら、重いダッチオーブンも載せられる強度を誇ります。網はグリルの爪の部分に載せる設計となっているので、四隅のスペースが空き、炭の調節もしやすくなっています。
一方で網の四隅は火が弱くなるため、保温スペースとして使うことが可能です。収納時は約37.5cm×37.5cm×7cmとコンパクトなので、持ち運びも楽々です。先述のダッチオーブンと組み合わせて使用してみるのもいいでしょう。
ユニフレーム ファイヤグリル
サイズ:約43×43×33(網高)cm
収納時:約37.5×37.5×7cm
重量:約2.7kg
キャンプをおしゃれに演出する雑貨

(出典) pexels.com
必需品だけでなく、雑貨を取り入れることで、キャンプサイトにおしゃれな雰囲気を演出できます。おすすめの雑貨を2つ紹介します。
コールマン「ルミエールランタン」
ランタンにもこだわることで、夜のキャンプサイトの雰囲気を変えられます。ルミエールランタンはガソリン式のランタンなので、本物の火による明かりを楽しめるアイテムです。
調節レバーを捻ることで、火の大きさを調節できます。ボディの部分はガラス製ですが、専用のプラスチックケースが付属しているので、割れる心配は少ないでしょう。一味違う照明を求めている人におすすめです。
コールマン ルミエールランタン
サイズ:約φ7.3×6×18.3(h)cm
重量:約210g ※LPガスは別売り
ロゴス「スタックコンテナ」
コンテナは積み重ねができる収納ケースです。インダストリアルな見た目だけでなく、テーブルとして使えたり、見せる収納として使えたりするので、ワンランク上のキャンプを目指す人におすすめです。
ロゴスのスタックコンテナはアルミ製のシンプルなデザインで、先に紹介した調理器具などとの相性もよいでしょう。天板はテーブル代わりとしても使えるので、コーヒーブレイクなどにもおすすめです。
ロゴス スタックコンテナ
サイズ:約53×33.4×29(h)cm、(内寸)約47.5×28×26cm
重量:約3.6kg
主素材:アルミ
まとめ
おしゃれなキャンプを楽しむには、ギア選びだけでなく配置の仕方も重要です。1番見せたいアングルを決めて、そこを基点にレイアウトを考えましょう。困ったときは、ほかのキャンパーのSNSを参考にすることで、アイデアを得られます。
ギアはテーマカラー1色か、アクセントカラーを加えた2色でまとめることを意識するのがポイントです。紹介したアイテムとともに、おしゃれキャンパーの仲間入りをしてみてください。