
【オーストラリア】数日間滞在し、さまざまなアクティビティーを満喫!


オーストラリアは、国営や州営の公園内に数多くのキャンプ場があり、トイレ、炊事場、シャワーなど設備が充実。テントサイト料金は公園により異なるが、それとは別に入園料が必要な場合もある。州ごとに国立公園のウェブサイトやアプリがあるので、事前にリサーチしておこう。
公営の公園以外にも、キャンピングトレーラーやキャビンが設置されているキャラバンパークやホリデーパークと呼ばれる施設もあるが、こちらでもテント泊が可能だ。
現地では数日滞在し、ハイキングやカヌー、釣りなどのアクティビティーと組み合わせるのが主流。国立公園内には数多くのトレイルが整備されていて、キャンプをしながら移動できるトレイルもある。

直火式ファイヤーピットがある場所も多いが、焚き火禁止のエリアもある。
BBQグリルがある!

公園内に無料のBBQグリルが設置されていることも多い。自治体が管理していて清潔。

常設の直火式ファイヤーピットで焚き火クッキング。焚き火台を使っている人は少ない。
長期滞在OK!

コインランドリーのある施設も多く、キャンプをしながら国内を旅する人にはありがたい。
【ニュージーランド】設備充実型から環境保全型までキャンプ場をベースに大自然を体感

NZは、気軽にキャンプを楽しむ環境が整っていて、キャンプ場の多くはホリデーパークと呼ばれる宿泊施設内にある。テントサイトのほかに自炊ができるモーテルタイプの部屋や、バックパッカーズなどが併設されている。
なかには、プールやジャクジー、テニスコートなどの設備が充実したタイプもある。一方、DOC(環境保全省)が管理するキャンプ場では、最小限の設備しかないことが多く、野営に近い体験ができる。
日本からテントを持ち込む場合は、バイオセキュリティーの関係で税関での申告が必要となり、少々面倒。心配な場合は、現地でテントを購入するか、キャンピングカーを借りるのもオススメだ。

ドームテントやツリーハウスなどのグランピングも人気。
キャンピングカーがオススメ!

観光地から外れた、知る人ぞ知る場所にアクセスできるのもキャンピングカー旅の魅力。
野生動物に会える⁉

クジラやペンギンなど、野生動物の観察もNZの楽しみ。写真はイエローアイドペンギン。
天の川に癒やされる

光害の少ないNZでは国土の96・5%で天の川が見られる。
※構成/松村由美子
(BE-PAL 2025年5月号より)