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    2016.11.09

    【アラスカ・デナリ国立公園の旅1】アンカレジからアラスカ鉄道に乗って、デナリを目指す

    翌朝、泊まっていたダウンタウンのモーテルから重い荷物を担いで、アンカレジ駅へ。ここからアラスカ鉄道に乗って、デナリ国立公園の入口に向かいます。アラスカ鉄道は南のスワードから北のフェアバンクスまでを結ぶ、全長約750キロ、北米大陸で最北の地にある鉄道です。

    アンカレジ駅の切符売り場で、予約しておいた切符を受け取りました。僕が乗るデナリ・スター号は、朝8時発。駅の売店でコーヒーを買って飲んでいるうちに、出発の時刻になりました。

    淡い朝の光の中、列車はゆっくりと走り出しました。こんなにゆっくりなの? とちょっとびっくりするくらい。目的地のデナリ国立公園入口までは、約7時間半の道程です。

    窓の外には、うっとりと見とれてしまうような、雄大で美しいアラスカの風景が続きます。団体観光客向けの展望車もありますが、一番の特等席は、窓ガラスのはまっていない列車の連結部分。寒いですが、思うぞんぶん景色を満喫できます。

    秋色に色づくツンドラを横切りながら、デナリ・スター号は次第に、デナリ国立公園に近づいていきます。

    【アラスカ・デナリ国立公園の旅2】
    【アラスカ・デナリ国立公園の旅3】
    【アラスカ・デナリ国立公園の旅4】
    【アラスカ・デナリ国立公園の旅5】

    ◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
    http://ymtk.jp/ladakh/

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