海・川釣りにはインフレータブルカヤック!選び方とおすすめギア7選 | 海・川・カヌー 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海・川・カヌー

2026.02.28

海・川釣りにはインフレータブルカヤック!選び方とおすすめギア7選

海・川釣りにはインフレータブルカヤック!選び方とおすすめギア7選
インフレータブルカヤックがあると、釣りをはじめ海や川でのアクティビティの幅が広がります。インフレータブルカヤックの選び方や、おすすめのモデル7選を紹介します。併せてそろえたいアイテムも紹介するので、初めの1艘を探している人は要チェックです。

本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンクから商品を購入された場合、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

インフレータブルカヤックの選び方

カヤックと青い海
(出典) pexels.com

まずは、初めてインフレータブルカヤックを買う人に向けて、失敗しない選び方を解説します。インフレータブルならではの注目ポイントもあるので、詳しく見ていきましょう。

シートのタイプで選ぶ

インフレータブルカヤックのシートは、シットオンタイプとシットインタイプの2種類があります。シットオンは、カヤックの上に座るタイプです。

デッキ上のスペースを広く使いやすく、安定感がありスピードを出すのに適しています。一方で、重量が重くなりがちで、水にぬれやすい点はデメリットです。

シットインは、船内のくぼみに座るタイプで、下半身が埋まるような設計となっています。軽量で水にぬれにくく、小回りを利かせやすい点がメリットです。ただし、シットオンに比べ、船内スペースは狭めです。

一人で釣りをするならシットオン、ファミリーでの使用を想定しているなら、持ち運びやすく水にぬれにくいシットインが向いています。

安全性は気室数をチェック

インフレータブルカヤックには、空気が漏れて沈没するリスクが伴います。安全性を確保するためにも、選ぶ際は空気を入れる部屋『気室』の数をチェックしましょう。

気室は仕切りで分けられているため、もし一つの気室に穴が開いて浸水しても、他の気室が無事であれば沈没するリスクを軽減できます。そのため、気室数が多いほど安全性は高まります。

気室が細かく分かれていると、空気を出し入れする回数は増えますが、それぞれの気室への出し入れ時間は短くなり、設営・撤収時に疲れにくいのもメリットです。

ポンプの種類は設営の負担に直結する

設営がおっくうにならないよう、付属するポンプもチェックしましょう。ポンプの種類には、手押し・足踏み・電動の3種類があり、この順に設営や撤収時の負担が大きくなります。

手押しの場合は、手を引いたときにも空気を入れられるダブルアクション式を選ぶと、いくらか楽になるでしょう。

ただし、欲しい商品に希望のポンプが付いていないケースもあります。その場合はメーカーの別売品や、規格の合うサードパーティのポンプを別でそろえるのも一つの手です。

おすすめのインフレータブルカヤック【シットオン】

ヤシの木と砂浜と海
(出典) pexels.com

ここでは、シットオンタイプのおすすめのインフレータブルカヤックを紹介します。初心者にも扱いやすいモデルを、三つピックアップしました。

アクアマリーナ「ハーブ」

バックパックに収まるサイズ感に、収納が可能なカヤックです。従来モデルから約半分の軽量化に成功し、本体は約7.4kgと背負っても運べる重さです。付属のバックパックに収納できるので、荷物がかさばる心配もありません。

デッキ部分には、耐久性を高めたドロップステッチ構造を採用し、船首と船尾はハードVコーンで補強して安全性を高めています。コンパクトながら、ソロでもタンデムでも乗船できるスペースを持ち、初心者から上級者までおすすめです。

アクアマリーナ ハーブ

サイズ:398×98cm  容積:220L  重量:7.4kg  最大積載量:180kg

アドバンスワークス「マリンスピーダー」

釣り好きの店主が、カヤックフィッシング用に開発したカヤックです。初心者でも扱いやすい安定性が売りで、3気室のうち左右の気室がパンクしても、SUP状態で岸まで戻れる浮力があります。

収納時のサイズ感もコンパクトで、約80×70×30cmに収納が可能です。専用バッグも付属するので、持ち運びにも困りません。

デッキのスペースは、クーラーボックスの搭載も考慮した設計です。魚のヒレやフックで損傷しやすい側面は3層構造で補強するなど、釣りに集中できる機能が詰まっています。

  • 商品名:アドバンスワークス「マリンスピーダー」
  • 公式サイト:商品はこちら

アドバンスワークス マリンスピーダー

サイズ:13.5ft/420cm 幅:約80cm 重量:約23kg

モンベル「レイブン2」

ホワイトウォーターにも対応した、本格的なインフレータブルカヤックです。シンプルでスタイリッシュな設計ながら、ドロップステッチ製の底部や1,000デニールPVC製の側壁部で、しっかりと船をガードします。

フロアにはセルフベイラーを設けており、浸水しても素早く水を外に排出します。大人と子どもが一緒に乗船でき、ファミリーでの川下りや沖合でのパドリングにもおすすめです。

手動ポンプが付属しますが、モンベルからはダブルアクションポンプや電動ポンプも販売されているので、併せてチェックするとよいでしょう。

モンベル レイブン2

サイズ:全長:371cm 最大幅:96.5cm 収納サイズ:縦74cm×横61cm×高さ36cm 重量:19.5kg

おすすめのインフレータブルカヤック【シットイン】

谷に流れる川でカヤックを楽しむ人々
(出典) pexels.com

軽量さが魅力の、シットインタイプのインフレータブルカヤックを四つ紹介します。釣りに適したモデルや設営がしやすいものなど、さまざまなラインアップがあるのが特徴です。

モンベル「ニルヴァーナ」

総重量わずか約4.2kgの軽量カヤックです。一人乗りのコンパクトな設計で、どちらかというとパドリングを楽しむのに向いています。

流れの激しいホワイトウォーターであっても、セルフベイラーにより効果的に排水ができるため、本格的にパドリングを楽しみたい人におすすめです。

カラーは落ち着いた色味のスモークブルーと、視認性の高いイエローの2色展開です。別売りのサイストラップセットと組み合わせれば、太ももを固定できさらに安定性を高められます。

モンベル ニルヴァーナ

サイズ:全長:229cm 最大幅:94cm 総重量:4.2kg

キャプテンスタッグ「エアフレーム フィッシャー ブルー」

一人乗り用でコンパクトな設計ながら、釣り用具の積載も可能なカヤックです。バンジーコードとリングアンカーが搭載されており、デッキ部分を圧迫せず荷物の積載がしやすくなっています。

空気室は3個備えており、安全性もしっかりと担保されています。重量は約11.5kgと少々重めですが、約80×60×25cmの収納バッグに収められるため、駐車場所からの持ち運びは問題ないでしょう。

設営方法もシンプルで分かりやすいため、エントリーモデルとしてもおすすめです。

  • 商品名:キャプテンスタッグ「エアフレーム フィッシャー ブルー」
  • 公式サイト:商品はこちら

キャプテンスタッグ エアフレーム フィッシャー ブルー

サイズ:全長310×幅83cm 収納サイズ:80×60×25cm 重量:11.5kg

イティウィ「カヌー・カヤック」

初心者向けに開発された、エントリーにおすすめのカヤックです。椅子の高さは大人が漕ぎやすい位置に調整されており、家族や友人とのパドリングにぴったりです。

フランスで特許を取得した形状と、底部にある3個のキールにより高い推進性能を誇ります。別売りのダブルアクションポンプを使えば、約7分で設営が可能な点も魅力です。

重量は約14kgと重めではありますが、収納袋はリュックになっているので背負って運べます。カヤックフィッシングとパドリングの、どちらでも使いやすいカヤックです。

  • 商品名:イティウィ「カヌー・カヤック」
  • 公式サイト:商品はこちら

イティウィ カヌー・カヤック

サイズ:全長340cm 幅103cm 収納サイズ:高さ 67×幅44×厚さ30cm 

シーイーグル「Sea Eagle 330 カヤック」

清流と急流どちらにも対応したカヤックです。推進力を得るのに必要なスケグが2個付いており、直進性が高くなっています。スケグは硬い素材でできており、衝撃で破損しにくくなっている点も安心です。

空気が抜けにくく劣化に強いバルブや、剛性と漕ぎやすさが向上したフロア構造など、従来モデルからの改良点も多く、性能もアップしています。圧力計とリペアキットが付属しており、メンテナンスもしやすくなっています。

付属品の組み合わせによって、パッケージを選べる点もポイントです。

  • 商品名:シーイーグル「Sea Eagle 330 カヤック」
  • 公式サイト:商品はこちら

シーイーグル Sea Eagle 330 カヤック

サイズ:340 x 86 cm 収納サイズ:61 x 41 x 18 cm 重量:11.8kg

カヤックと併せてそろえたいアイテム

川でカヤックを楽しむ人々
(出典) pexels.com

カヤックを安全に楽しむためには、しっかりとした装備が欠かせません。最後に、カヤックと併せてそろえたいアイテムとして、電動ポンプとフローティングベスト、パドルを紹介します。

PANP「AIR PRO」

ボタンを押すだけで空気を入れられる、電動ポンプです。注入口の大きさによって6種類のアタッチメントが付属しており、カヤックにとどまらず、テント・マットなどさまざまなアイテムに使用できます。

空気を入れるだけでなく、空気を抜く機能も搭載しているため、面倒な後片付けまで楽になるでしょう。駆動方式は約1万mAhのリチウムイオンバッテリーで、SUPは1~2回、キャンプ用のシングルマットなら27個分と十分な容量があります。

車のシガーソケットで充電でき、モバイルバッテリーとしても使えるので、1台持っておくとアウトドア全般で活躍します。

PANP AIR PRO

サイズ:19.4x 9x 28.3cm 重量:1.49kg

イティウィ「フローティングベスト50N」

カヤックに乗るときは、万が一の転覆に備えて、フローティングベストの着用は必須です。イティウィのフローティングベストは、収納性に長けており、ただの安全装備にとどまらない機能性を発揮します。

フロントポケットは小物の収納に便利で、積載スペースが限られるカヤックの収納性向上に一役買っています。2Lのハイドレーション(別売)用ポケットが搭載されているので、パドリング中に水分補給もしやすいでしょう。

また、二つのショルダーストラップと四つのサイドストラップで、体形に合わせてフィット感を調節できます。丈夫なポリエチレンテレフタレート製で、耐久性も抜群です。

  • 商品名:イティウィ「フローティングベスト50N」
  • 公式サイト:商品はこちら

イティウィ フローティングベスト50N

サイズ:40〜60kg、80kg〜

キャプテンスタッグ「カヤックボーイ カヤックパドル 2ピース 220」

カヤックにはパドルが付属していないモデルもあるため、パドルを別でそろえなければならないケースも少なくありません。キャプテンスタッグのカヤックボーイ カヤックパドルは、全長約220cmの2ピースのパドルです。

ブレードはガラス繊維で補強されており、タフな環境でもしっかりと水をかいて船を前に進められます。シャフトは軽量なアルミニウムでできており、全体の重量は約0.95kgと力に自信がない人でも扱いやすくなっています。

収納時は長さ約120cmまで短くできるため、収納や持ち運びもしやすいでしょう。

  • 商品名:キャプテンスタッグ「カヤックボーイ カヤックパドル 2ピース 220」
  • 公式サイト:商品はこちら

キャプテンスタッグ カヤックボーイ カヤックパドル 2ピース 220

サイズ:全長220cm、ブレードサイズ17×46cm 収納サイズ:120×18×7cm(2ピース) 重量:950g

まとめ

砂浜に置かれたカヤック
(出典) pexels.com

空気を入れて使用するインフレータブルカヤックは、持ち運びがしやすく自宅でも保管できるため、初心者でも手に取りやすいカヤックです。選ぶ際は、シートのタイプや気室数、インフレータブル特有の空気の入れやすさに注目しましょう。

ポンプは別でもそろえられるため、カヤック本体の機能性を重視して選んでも問題ありません。また、カヤックに乗る際は、転覆に備えてフローティングベストを着用しましょう。

あわせて読みたい

「これをやっていくんだと、決めたんだ」 カヤック職人・水野義弘さんインタビュー

「これをやっていくんだと、決めたんだ」 カヤック職人・水野義弘さんインタビュー

【みんなのDIY拝見】シーカヤックの達人・笠原さんが自作した「ブリキ缶ストーブ」

【みんなのDIY拝見】シーカヤックの達人・笠原さんが自作した「ブリキ缶ストーブ」

カヤックで五目釣りに挑戦!

カヤックで五目釣りに挑戦!

カヤックでドナウ川を下ってハンガリーへ。エステルゴンの町で出会った絶景廃墟に潜入!?

カヤックでドナウ川を下ってハンガリーへ。エステルゴンの町で出会った絶景廃墟に潜入!?

インフレータブルSUPと分割式カヤック、遊ぶならどっち?

インフレータブルSUPと分割式カヤック、遊ぶならどっち?

カヌーとカヤックの違いは?アウトドア英語の基本

カヌーとカヤックの違いは?アウトドア英語の基本

アオリイカを釣りにカヤックで沖に出動!「ティップランエギング」を試してみた!

アオリイカを釣りにカヤックで沖に出動!「ティップランエギング」を試してみた!

カヤックとパックラフト、夏アウトドアで活躍する水辺の旅道具2つ

カヤックとパックラフト、夏アウトドアで活躍する水辺の旅道具2つ

カヤックの上で最高に美味しい 「ある試み」にチャレンジしてみた!

カヤックの上で最高に美味しい 「ある試み」にチャレンジしてみた!

シーカヤック、磯遊び…親子で気をつけたい「海遊び」の大ピンチ!

シーカヤック、磯遊び…親子で気をつけたい「海遊び」の大ピンチ!

NEW ARTICLES

『 海・川・カヌー 』新着編集部記事

漫画家つの丸さん、3匹のわんことドキドキSUP体験!

2026.02.25

漫画家つの丸さん、愛犬の水泳大会に行ってきた!

2026.02.05

近くでじっと見つめるオスも!? 海で繰り広げられるカサゴの求愛を観察!

2026.01.19

漫画家・つの丸さんが語る昨夏の思い出。愛犬とキャンプ場で水泳に!?

2026.01.13

漫画家つの丸さんの「愛犬とずっと一緒の暮らし」

2025.12.31

プロスキーヤー三浦豪太が語る、自然と街との境界線で冒険を試すことの意義

2025.12.28

【2026年】海で初日の出を眺めよう!エリアごとのおすすめスポットを紹介

2025.12.17

東田トモヒロ、高知のサーフポイントで「海の救急法」を習う

2025.12.17