シーカヤック、磯遊び…親子で気をつけたい「海遊び」の大ピンチ! | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

アウトドアの知識

2023.08.09

シーカヤック、磯遊び…親子で気をつけたい「海遊び」の大ピンチ!

ビーチが広がる開放感抜群の海。しか〜し、その広さゆえ、強い風が吹きやすい、はたまた水で滑りやすいなど、海ならではのピンチが潜んでいる。今回はビーパル編集・加治親子が身をもって体験しました!

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休日のお散歩の定番コースがご近所の海岸、というなんとも羨ましい編集・加治親子。タイドプールでの生き物観察などはすっかり慣れたものだが、今日ははじめてシーカヤックに挑戦!

「怖くない? 怖くない?」

若干不安そうな息子に対し、

「全然、大丈夫♪」
 
と満面の笑みで答える母。息子が海に走りだした途端、

「あぁ、絶対落ちます。そういう子なんです。あぁぁ」
 
すっかり笑顔は消え失せた。

「モノを落としたり、クラゲに刺されたり、海ならではのピンチはありますが、最大のピンチは“沈”かな。でもライフジャケットを着てれば安心ですよ」
 
反して満面の笑みで答える山口さん(笑ってる場合か!)。

「あと風や波が強いときは要注意。南風なら問題ないけど、北風は沖に流されちゃうから。でも、自力で頑張って漕ぐしかないんだよな〜。ガイドの役目として、エスケープルートを作っておくことが重要かな」
 
まだまだ漕ぎ手として数に入れられない息子を乗せ、お母さん、頑張るしかありません。そんな母のドキドキと裏腹に、

「うわぁ! すごーい!! 海の上を散歩してるみたい」
 
海に出た途端、不安な顔はどこへやら。

「ボクのカヌーが欲しい!」
 
まさか…お財布が大ピーンチ!!

シーカヤックでのピンチ!

教えてくれた人

コアアウトフィッターズ
山口浩也さん

日本セーフティパドリング協会代表理事であり、海上保安庁 海の安全推進アドバイザー。’94年に自然体験型のショップを開き、カヤックやSUPの楽しみ方を提案している。

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ピンチ1

あああっ!パドルや水筒が〜〜

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落としたら命取りになるパドルは、専用のリーシュコード(伸縮性のコード)でカヤックと繋いでおく。ただし油断せず、休憩中などはカヤックの上にあげておくと安心。水分補給のボトルも同様。万が一に備え、内部の空気で浮くナルゲンボトルなら、密閉性も高いので海水の浸入も防げる。

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ピンチ2

記念写真を撮ろうとした瞬間、スマホが海ポチャ…

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完全防水仕様かつ、水に浮きなくす心配がない防水ケース(¥1,000  問い合わせ先:コアアウトフィッターズ 046(858)0180)を準備。落水してカヤックから離れてしまうことも想定し、ライフジャケットとの間に挟んで携行するといい。万が一に備え、GPS機能をオンにしておくと、何日か後に見つかることもある。

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ピンチ3

寒くて凍えそう…これって低体温症!?

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風が強い海上では、体が冷えて低体温症になることも。そんなときは濡れた服を脱いで乾燥したもので体を包み、保温に努める。温かいお茶を飲んだり、チョコレートのような高カロリー食品を食べるのも効果あり。

熱中症&日焼け対策は完璧に

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日焼け対策にラッシュガードと帽子はマスト。

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ブドウ糖が含まれたラムネは水分&塩分補給と合わせることで、熱中症予防の効果が期待できる。これなら子供も大喜び。

クラゲに刺されない日焼け止めが誕生

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愛媛県長浜高校水族館部がカクレクマノミとイソギンチャクからヒントを経て8年がかりで開発(¥2,640問❶)。こまめに塗り直すと効果抜群。

磯遊び、釣りでのピンチ!

教えてくれた人

アウトドアライター
藤原祥弘さん

狩猟採集や川遊び、野遊びなどの野外活動をおもなテーマに執筆・編集。得意なジャンルは素潜りと魚突き。共著に『BE-PAL水遊び入門』。趣味はニホンミツバチの飼育。

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ピンチ4

ツルツル滑って岩場を歩くのが怖い!

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ウニや貝殻などの鋭利な突起が多い磯では、足の裏とくるぶし、すねをケガしやすい。一般的なウォーターシューズはソールが薄く歩きにくいので、保護を考えるなら履き古した厚底の運動靴と丈の長い厚手の靴下の組み合わせがおすすめ。手にはゴム貼りの軍手を。

ピンチ5

竿をふったら釣り針が手に!

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返しがある釣り針は体に刺さると抜きにくい。深く刺さった場合は針だけ残して仕掛けを切り捨て、針を固定して病院へ。子供との釣りなら、最初からペンチで返しを潰しておくのも一案。

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※構成/大石裕美 撮影/ミヤジシンゴ イラスト/近常奈央

(BE-PAL 2023年7月号より)

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