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Plate2 アウトドアギア活用で技アリ! 料理達人のごちそうキャンプ飯
料理研究家・きじまりゅうたさんが伝授!
きじまりゅうたさん
祖母、母に続く料理研究家3代目。アパレルメーカー勤務を経て料理の道へ。テレビ等で若い世代にも無理のないレシピを提案。中学時代はボーイスカウト、現在は鹿狩りに同行するなどアウトドア好き。

キャップがトレードマークの料理研究家、きじまりゅうたさん。あまり公にはしていないが「実は中学3年間、ボーイスカウトに入っていました」と告白。火おこしから始める“生き抜く”ための調理など、当時の体験はなかなか過酷なものだったそう。ならば今は玄人キャンパー⁉ と思いきや、以来、野外調理から遠ざかっていたのだとか。
ところがコロナ禍に友人たちから誘われたキャンプ場で、「便利な道具がたくさん! キャンプってなんて楽しいんだ!」と開眼。自称・ビギナーキャンパーのきじまさんが「おうちキャンプにもってこい」と太鼓判を押した2つの調理ギアを使って、極ウマ料理を披露してくれた。
近ごろ人気のフライパン、グリドルでは、浅くて広い盤面を生かしたメニューを。ハンバーガーは材料を一気焼きにして、アクアパッツアは鯛をどんっと尾頭付きで豪快に調理。
煙を抑える構造の、無煙BBQグリルは、焼き肉好きの救世主。「煙が少ない上に、肉の脂がプレートの下に落ちるから脂ハネも少ない。肉が脂にまみれず、こんがり焼けますよ」そういって、ビール片手に次々と肉料理をこしらえてくれた。
どちらの道具も、囲んでわいわい料理しながら食べられるのがまた醍醐味。室内でも庭でも、キャンプ気分満々!
グリドルはこんな道具!

焼き、炒め、煮込み、様々な料理が楽しめる調理器具。今回使ったJHQのグリドルは特殊コーティングで焦げ付きにくく、フチ付きタイプの新商品。
一気に調理しちゃいます!
ラム肉のハンバーガー
盤の広いグリドルだから、肉もバンズも一気焼き。粗く叩いたラム肉をつなぎなしでつくるパテは肉々しくてワイルド。これぞアメリカンタイプ!

材料 (2個分)
バンズ…2個
ラム肉(薄切り)…250g
紫タマネギ(輪切り)…1cm×2枚
トマト(輪切り)…1cm×2枚
レタス…2枚
スライスチーズ(チェダー)…2枚
A塩…小さじ1/3
カレー粉…小さじ1/4
Bケチャップ…適量
タバスコ…適量
サラダ油…小さじ1
作り方
1 ラム肉はみじん切りにしてから包丁でたたいてひき肉状にし、Aを混ぜる。2等分にして丸め、12cm角に切ったオーブンシートの上で、バンズよりひと回り大きく成形する。
2 タマネギは側面に爪楊枝を刺して留める。バンズは横半分に切る。
3 グリドルに油を中火で熱し、オーブンシートをはがした肉だね、タマネギを並べる。
焼き色がついたら裏返す。
4 隙間でバンズの断面をでさっと焼く。
5 バンズにタマネギ、トマト、3のパテ、チーズ、B、レタスを順に重ねて挟み、楊枝を刺す。

肉だねは焼き縮みするので大きめに。オーブンシートの上なら成形がラク。

タマネギは、肉の脂が集まるグリドルの中心部に置いで焼き始めよう。

これぞ黄金のバランス!
主役にぴったり! 海鮮のうまみたっぷり
アクアパッツァ
具だくさんで旨みも凝縮。フラットなグリドルに立派な尾頭付きの鯛がばっちり映える、豪華なメイン料理。

材料 (4人分)
小鯛(内臓と鱗を除いたもの)…1尾
アサリ(砂抜き済み)…250g
ミニトマト…1パック
黄色パプリカ…1/2個
ニンニク…2片
葉野菜(ルッコラなど)…適量
塩…適量
ブラックペッパー…少々
オリーブオイル…適量
作り方
1 鯛は背上部に1本切り目を入れ、水気を拭いて塩少々をふる。アサリは洗う。ミニトマトはヘタを取り、パプリカは縦1cm幅に切る。ニンニクは潰して芯を取る。
2 グリドルにオリーブオイル大さじ1とニンニクを入れてから、弱火にかける。泡が出始めたら鯛をのせて中火にする。
3 焼き色がついたら裏返し、アサリとミニトマトとパプリカを加える。続けて水250㎖(材料外)を注ぎ、塩小さじ1/4を加える。煮立ったら、さらに7~8分煮る。
4 ミニトマトをヘラなどで潰す。オリーブオイル大さじ2を加え、軽くゆすって乳化させる。汁にとろみがついたら、葉野菜とブラックペッパーをふる。


主役となる魚は、盛りつけたときに上になる面を先に焼こう。

アサリにトマト、旨みの出る具材がたっぷり入るので、だし要らず。
香ばしくてもんじゃ風
トマトチーズマカロニ
とろ~り溶けて、軽く焦げたチーズごと味わうマカロニはちょっぴりもんじゃ風⁉ 子供も喜ぶ濃厚なトマト味。

材料 (3〜4人分)
マカロニ…150g
合いびき肉…150g
タマネギ…1/2個
ニンニク…1片
カットトマト(缶)…400g
A塩…小さじ1/2
ブラックペッパー…少々
パセリ…2枝
Bピザ用チーズ…80g
オリーブオイル…適量
作り方
1 マカロニは袋の表記時間どおりにゆで、オリーブオイル大さじ1/2を絡めておく。タマネギとニンニクはみじん切りにする。パセリは葉だけ粗く刻む。
2 グリドルにオリーブオイル大さじ1とニンニクを入れて弱火にかける。香りが立ったらタマネギを加えて中火にし、油が馴染んだら水大さじ2(材料外)を加える。水分が飛ぶまで炒めて甘みを出す。
3 ひき肉を加えて色が変わるまで炒める。Aを加え、弱火で8分ほど煮る。とろみがついたらマカロニを加え混ぜる。Bを散らしてフタをして溶かす。

タマネギを炒めるときは、焦げ予防の水を加えるとベター。

全体を平らに広げ蓋をしてチーズを溶かしつつ、軽く蒸し焼きに。
無煙BBQグリルはこんな道具!

煙の発生が抑えられた商品。使用したイワタニのマルチカットグリルは脂が炎に当たらない構造でおうち焼き肉にも最適。ガード付きで、煙&気になる油はねも軽減。
冷蔵庫にあるもので手軽に絶品!
いろいろ野菜の肉巻き
コツは野菜を太めに切ること。肉でぐるぐる巻きにすれば、噛んだ瞬間、瑞々しい汁がじゅわりとあふれ出す。


材料 (4人分)
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)…24枚
ナス…小2本
ズッキーニ…小1本
トマト…大1個
塩…小さじ1/2
柚子胡椒、レモン…各適量
作り方
1 ナスはガクを落とし、縦に十字に切る。ズッキーニは半分の長さに切ってから、縦に十字に切る。トマトはヘタを除いて8等分のくし形に切る。
2 豚肉を広げて縦に置き、手前に野菜を寝かせて、斜めにきつく巻きつける。全体に塩をふる。
3 グリルを中火で熱し、肉巻きの巻き終わりを下にして並べる。こんがり焼けたら裏返し、さらに全面をしっかり焼く。好みで塩(分量外)、柚子胡椒、レモン果汁をつけて食べる。

大ぶりに切った野菜を使うので、1枚20㎝ほどの長さがある肉を購入しよう。

途中で肉がペロンと剥がれないよう、まずは巻き終わり部分を焼き固めて。
3種のソースで味変
手羽中の塩焼き
脂を落としながら焼いた手羽中はどこまでもこんがりカリッと香ばしい!ソースで味変しながらかぶりつこう。

材料 (3〜4人分)
手羽中ハーフ…400g
塩…小さじ1/2
作り方
1 手羽中は塩を揉み込み、10分ほど置く。
2 グリルを中火で熱し、手羽中の皮を下にして並べ、濃い焼き色がつくまで焼く。
3 裏面、さらに側面も焼き、全面をこんがり焼き上げる。

塩で下味をつける。このひと手間で、肉が引き締まり味わいアップ。

食感も大事。とくに皮面はじっくり火を通し、カリッと焼き上げたい。
3種のソースで食らう
長ネギソース

長ネギ15cm分のみじん切りと塩小さじ1/4を混ぜて10分置き、ごま油大さじ3、ブラックペッパー少々を混ぜる。
ヨーグルトソース

プレーンヨーグルト100g、オリーブオイル大さじ1、すりおろしたニンニクと塩各小さじ1/4を混ぜる。
BBQソース

ケチャップ大さじ3、はちみつとウスターソース各大さじ1+1/2、タバスコ適量を混ぜて、30秒レンチンする。

カリカリ豚バラがポイント!
サムギョプサル
韓国の豚バラ焼き肉、サムギョプサル。焼いて、巻いて、食べての無限ループを楽しもう!

材料 (4人分)
豚バラ薄切り肉…300g
サニーレタス…1個
【具材】
エゴマの葉(大葉でも)…10枚
ニンニク…2片
ピーマン…1個
キムチ…適量
コチュジャン…適量
【タレ】
ごま油…大さじ2
A塩…小さじ1/2
ブラックペッパー…少々
作り方
1 サニーレタスは具を巻きやすい大きさに切る。エゴマの葉は縦半分に切る。ニンニクは輪切りにする。ピーマンは薄切りにする。キムチはキッチンバサミで適当な大きさに切る。タレの材料Aは小皿に入れて混ぜる。
2 グリルを熱して豚肉を並べ、中火で両面をじっくり焼く。脂が落ちてカリッと焼けたら、キッチンバサミで食べやすい大きさに切る。
3 タレを絡めた肉と好みの具材をレタスにのせ、くるりと巻いて食べる。

サムギョプサルにキムチははずせない。ハサミで切れば、まな板要らず。

カリカリに焼くのがコツ。焼き肉屋気分で、肉もハサミでチョキン。


※協力/JHQマルチグリドル エッジスタイル 33㎝ BLACK EDITION
問い合わせ先:JHQ TEL:0120-59-0199
※協力/岩谷産業 カセットフー"マルチカットグリル"
問い合わせ先:岩谷産業お客様相談室 TEL:0570-200-665
※構成/安井洋子 撮影/森本真哉
(BE-PAL 2026年10月号より)




