整理収納アドバイザーでもある私は、「この素敵な釜を捨てたくない」と思いました。そこで、夏休みのキャンプにもぴったりな「釜めしの器でクッキング」を考案。早速、息子たちと実践してみました。
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おぎのやの峠の釜めしとは?

おぎのやの峠の釜めしは、JR信越本線横川駅で誕生した日本を代表する駅弁として知られています。今回は軽井沢からの帰り道に、上信越自動車道の横川SAで購入しました。益子焼でできた器の重みを手に感じると、子どものころの家族旅行のことを思い出しました。

横川SA上り線には、信越本線旧横川駅を再現したような雰囲気たっぷりの店舗がありました。釜めしは、下り線でも購入できるそうです。

器を捨てられないなら使いこなそう

整理収納アドバイザーとして、ものを死蔵させるのはとくに避けたいと思っています。素敵な釜だから、棚の奥に眠らせておきたくない。しかし捨てるのはもっといや。
何か使い道はないだろうかと調べてみると、公式サイトに「荻野屋おすすめレシピ」というページを発見。炊飯の方法からおかずの作り方まで、和食も洋食も器を再利用したレシピがたくさん紹介されていました。
息子たちと一緒に釜めしの器を使ったクッキングに挑戦!

まずは息子たちに、WEBで公開されているおすすめレシピを見せて、作りたい料理を2品ずつ選んでもらいました。紹介されているレシピを基本に、自分たちの好みの具材を足したり、簡単なアレンジも加えてみました。今回作った4つのレシピを順番に紹介します。
【レシピ1】前日のポトフを使ったリメイクカレーうどん

カレーうどんは、中1の長男のチョイスです。前日に食べたチキンポトフが残っていたので、それも使いました。
■材料(2人分)

- 残り物のポトフ:適宜
- 冷凍うどん:2玉
- カレールー:1ブロック(半分にカットして使用)
- 麺つゆ:大1~
- 水:100㏄~
- 細ネギ:2~3本
水加減は味見をしながら好みに加減してください。仕上げにお好みで温玉を載せたり、生卵を割り入れてもおいしいですね。それでは作り方を説明します。
1.麺を茹でる

2.麺を水でしめる

3.麺と材料を釜に入れる

蓋をして弱火で煮込み、中身がグツグツしだしたら完成です。温玉や生卵はこのタイミングで載せましょう。仕上げにネギを散らしていただきます。七味唐辛子を振りかけてもおいしくなります。
【レシピ2】焼き芋

こちらも長男が選んだメニュー。オーブンレンジを使って調理します。
■材料(2人分)
- さつま芋:1本
作り方は超簡単。釜にさつま芋を入れて蓋をしたら、200度Cに熱したオーブンに入れて待つだけです。
1.釜に入る大きさにさつま芋をカットする


2.オーブンで焼く

3.串がスッと刺されば完成

蒸し焼きされたホクホクの焼き芋は、バターなどをつけずに、そのまま食べるのがとてもおいしかったです。気を付けるべきは、オーブンの出し入れです。ここだけは大人が手伝いましょう。とても熱いので慎重に。
【レシピ3】ジャガイモグラタン

公開されているレシピはジャガイモだけで作っていましたが、こちらはベーコンと玉ねぎを加えたアレンジ版です。
■材料(2~3人分)

- ジャガイモ:2
- 玉ねぎ:4分の1くらい
- カットベーコン:1パック
- 生クリーム:80㏄くらい
- とろけるチーズ:具材が見えなくなるくらいの量
- 塩・胡椒:少々
1.具材をカットする
ジャガイモは火が通りづらいので、なるべく薄くカット(2㎜くらい)します。細切りにしてもOK。
2.ボウルに材料を入れて混ぜ合わせる

カットした具材、ベーコン、生クリーム、塩胡椒をボウルに入れて、よく混ぜ合わせてから釜に流し入れます。
3.チーズをかけたらオーブンに入れる

4.160度Cに熱したオーブンで約30分焼く

一度取り出して、楊枝がジャガイモにすっと刺さったら完成です。子どもたちにとっては汁まで飲み干す大傑作だったようで、バケットやクラッカーなどがあればさらによかったと思いました。作る際はぜひ、ご準備を。
【レシピ4】アサリの白ワイン蒸しとパスタ

■材料(2~3人分)

- 殻付きアサリ:2パック
- 白ワイン:50㏄以上
- オリーブオイル:大さじ2~
- ニンニク:2かけ(みじん切り)
- バジル:小1パック
1.アサリの砂抜きをする
海水と同じくらいの濃度の塩水を作り、1時間以上つけておきます。料理前にこすり洗いします。
2.釜にアサリ、ニンニク、白ワイン、オリーブオイルを入れる
オリーブオイルは最後にかけるのではなく、具材と一緒に煮込みます。
3.蓋をして7~8分弱火にかける

アサリの殻が開いたら完成です。バジルを散らしていただきます。
スープは捨てずに、しめのパスタに

残ったスープは再度、釜のまま温め、そこに折った鷹の爪2本を投入。別の鍋で硬めに茹でたパスタを入れて和えました。

私は麺好きなので迷わずパスタにしましたが、米と牛乳で煮込んでリゾットにしてもおいしそう。この釜は、チーズフォンデュ鍋としても使えそう。今度やってみます!
旅の思い出は、食べて終わりではない

食べ終わったあとの容器を「ゴミ」にするか「道具」にするか。整理収納アドバイザーとして日々ものと向き合う私にとって、この釜めしの器を使いこなす時間は、旅の思い出をアップデートするような、とても豊かなひとときでした。
最後に、今回の記事掲載のご快諾をいただいた、峠の釜めしの発売元である荻野屋さんから大切なお願いを預かりました。
「峠の釜めしの容器は、実は耐熱・耐火専用ではありません。直火調理で破損したり、調理後にかなり熱くなって火傷をする可能性もあります」
こんなメーカーさんからの注意を守り、自宅でキャンプで釜めしの器ライフを楽しんでください。
■荻野屋(峠の釜めし本舗おぎのや)




