
旧友ファミリーがピザ窯持って遊びに来た

スタイリッシュなピザ窯「ENRO/窯焼名人2」を使ってみました。
先日のこと。古くからの友だちファミリーと新年会をしました。会場はわが家。友人は「ピザ窯持って行ってもいい?」とサラリと言いました。その言葉に「はぁ?」です。ピザ窯なんて持ち運べるのでしょうか。
友人が専用袋に入れて持参したENROの窯焼名人2は、10.7㎏と軽量で収納サイズもコンパクト。組み立ても簡単で、あっという間にわが家のベランダにピザ窯が完成しました。
使用する燃料は、木質ペレット

木質ペレットは、乾燥した木材を細粉し、圧縮成形した木質燃料です。
奥さんのNちゃんはこちらの燃料が自宅に届いたとき、「うちにはネコはいないのに、トイレ用の猫砂が届いた」とびっくりしたそうです。たしかに似ている…(笑)。

ボディ後方の上部から燃料を入れます。
燃料には、木質ペレットはもちろん、薪や炭も使えます。長さ20×幅7cmまでのサイズの燃料が入るそうです。また燃料の焼ける匂いにより、それぞれの絶妙な風味になるとか。

バーナーで燃料に火をつけます。(写真提供:ENRO)
400度Cになるまで10~20分ほど待ちます。燃料が燃えて減ってきたら追加投入。煙はそれなりに上がりますが、火が飛び散ることはまったくなかったです。

ピザ窯前面にある温度計。窯温度が一目でわかって便利です。
温度計をチェックしながらピザ生地を入れるタイミングをみます。ピザ窯の準備は以上です(簡単!!)。
お次は手作りピザの準備です。今回は3枚作りました。
ピザ生地の選択肢はいろいろ

友人が自宅から持参してくれたENROの冷凍ナポリ風ピザ生地。
ピザ生地もENROのサイトから購入できるんです。価格は、150g×10個で3,180円。
このように出来合いのピザ生地でもいいし、伸ばす自信がないという人は最初からピザの形になっている「素焼き生地」をスーパーなどで購入してもOK。
ちなみに友人はふだんは、ピザ生地をホームベーカリーで自作しているそう。彼いわく、「材料が水、強力粉、オリーブオイル、砂糖、塩、ドライイーストだけだからコスパ抜群」とか。
ハードルの高さもそれぞれ、選択肢もいろいろ。ピザっておもしろいですねー。
生地作りスタート

キッチン台に小麦粉をまき、手でつぶすように生地を伸ばしていきます。
穴が開かないよう気を付けながら、ふちの部分は生地量多めにして形を整えます。
なんか、やけに手馴れているなと思ったら友人は学生時代、ピザ屋でバイトしていたそう。それでか!

少しずつ、手で引っ張るようにしながら伸ばしていきます。
直径約28㎝のピザスクリーンの大きさに合わせたピザ生地があっという間に完成。おみごと。不器用な私はおとなしく市販のピザ生地を買おうと思いましたが(笑)、皆さんはぜひトライしてみてくださいね!
具材の盛り付けをしたら窯へ

マルゲリータの準備。ピザソースを塗って具材を載せるだけ。簡単です!
マルゲリータピザの材料
- ピザソース
- ミニトマト
- モツァレラチーズ
- フレッシュバジル(最後に飾り付ける)

ピザ窯が、ちょうどいい火加減になったら準備したピザ生地を入れます。あっという間にできますよ。食べる準備はOK?
400度Cに調節した窯の温度で90秒ほどで完成。スグおいしい!

焼き上がったマルゲリータ。焦げ具合がお店で食べるみたいで感動しました。
高温で焼くので、ピザ表面の余計な水分が飛び、外はカリカリ。短時間で焼けるから、生地の水分は蒸発せず、内側はフワフワです。なんというバランス。わが家が、行列のできる大人気ピザ店になった瞬間でした。
子どもと楽しむピザづくり

2枚目から具材の盛り付けは息子たち。「足し算」しかしない彼ら、とりあえずあるもの全部を載せてます(笑)。
今回準備した具材は、玉ねぎスライス、ピーマン、ベーコン、ミニトマト、缶詰のコーン、それから先ほどマルゲリータを作ったときに余ったモツァレラチーズです。ほかにもサラミ、マッシュルーム、オリーブ、ミックスシーフードなんかもあると、ガラリと雰囲気が変わりますね。

興味津々の息子たち。自然と窯の周りにみんなが集まります。

90秒で完成。このスピード感もまた楽しい!
載せすぎ注意!

3枚目のピザを作製中。料理は工作と一緒。楽しいし真剣です。
「ハーフ&ハーフにするー」と真ん中にモツァレラチーズを敷き詰めて兄弟で区間分け。「ちょっとこっち入ってこないでよ」 とすっかり盛り上がっている息子たちです。でも結果、2人とも全部載せるので左右ともほぼ同じになりました(笑)。

足し算男たちが作った全部載せピザ。盛りだくさんです。右側担当の次男はマヨネーズも搾っています。
重量たっぷりの「男ピザ」。ピザピール(ピザを出し入れする道具)に載せる際に失敗してしまい、苦肉の策で半分に折りカルツォーネ(包み焼きピザ)のようにしました。

出来上がりが怖いけど楽しみです。煙突からの煙がいい感じですねー。

急きょカルツォーネ風になったピザ。これはこれであり。大きく敗れた部分はバジルで隠します(笑)。

ナイフを入れると、具材がこれでもかとあふれてきました。
最後に思い付きで次男が搾ったマヨネーズがいい味出していました。おいしー。
ちなみに私が好きなピザは、レストランで食べるならプロシュート(生ハム)×ルッコラや4種のチーズが入っているクアトロ・フォルマッジなのですが、なにげにドミノピザならマヨじゃがポテト、ピザーラは、もち明太子ピザがマストです(笑)。
どれも具材を載せるだけ、焼くだけだから、自分好みのピザを窯を使って再現するのも楽しそう。皆さんはどんなピザがお好きですか?
ピザだけじゃない、ほかの料理にも使えます

具材をスキレットに入れて固まり肉を焼くこともできます。(写真提供:ENRO)

窯焼きラムチョップ、おいしそー。(写真提供:ENRO)
ステーキ、ナン、グラタンなど食事系のほか、焼きいも、アップルパイ、ブラウニーなどのスイーツも作れるそうです。みんなでピザ窯を囲んでワイワイと。これさえあれば、キャンプや友人を集めてのガーデンBBQでも、超盛り上がること間違いなしですね。
●商品情報
ENRO/窯焼名人2
- 価格:36,980円
- サイズ(組立時):横39×高さ65×奥行き65cm
- 重量:10.7kg(付属のピザストーン含む)
- 材質:ステンレス
- 付属品:ペレット用スコップ、ピザストーン、ピザピール、収納バッグ
- 公式ホームページ:https://enro.jp/products/kamayakimeijin-2
