
この記事では、モンベル、スノーピーク、ザ・ノース・フェイスなどの直営アウトレット店舗をはじめ、スポーツオーソリティやワイルドワンといったアウトドア専門店、さらには三井アウトレットパークや軽井沢・プリンスショッピングプラザといった大型モールまで、幅広くご紹介します。
また購入の際に注意すべきポイントを詳しく解説。コスパよくキャンプ用品を揃えたい方はぜひご一読ください。
キャンプ用品はアウトレットで揃える!
キャンプを始めたいけれど、すべての道具を一から揃えるのは出費がかさんでしまう……。そんなときに頼りになるのがアウトレット店舗です。
テントやシュラフ、調理器具などのアウトレット品が、定価よりもお得に購入できます。そもそもアウトレットとは旧モデルを割引して販売する店舗のこと。人が使用したユーズド品ではなく、廃番品や仕様変更した商品などの、新品が購入できるのです。ぜひ近くの店舗を上手に活用してみてください。
キャンプ用品をアウトレットで買うメリット

メリット① 高品質なブランド品を割安で入手可能
アウトドアブランドのアイテムは高価ですが、そのぶん高品質。アウトレットなら旧モデルや展示品をリーズナブルな価格で購入できます。特にキャンプ初心者には、初期投資を抑えつつ品質の良い道具を揃える手段として最適です。
メリット② 掘り出し物との出会い
アウトレットでは、通常店舗では見られない限定品や、過去の人気商品に出会えることも。古着屋やリサイクルショップのように、予想外のアイテムを発見できる楽しさも魅力のひとつです。
メリット③ セールやキャンペーンの併用でさらにお得
アウトレット価格に加えて、シーズンセールや在庫処分セールが重なると、驚きの価格で購入できるケースもあります。買い物前には開催時期を調べておくのがおすすめです。
ブランド指定なら直営店がおすすめ
コールマン(Coleman)
ファミリーキャンプギアに定評があるブランドです。アウトレット店舗では、テント・ランタン・マット・クーラーBOXなどのキャンプ用品が豊富に揃い、展示品やサンプル品が割安で購入できます。
直営アウトレット店は「酒々井プレミアム・アウトレット店」(千葉県)や「佐野プレミアム・アウトレット店」(栃木県)などがあります。
モンベル(mont-bell)
コストパフォーマンスと機能性が魅力の国産ブランドです。全国にファクトリー・アウトレットを38店舗展開しており、ウェアや寝袋が手頃に購入できます。
アウトレット店舗は関東だけでも9店舗を展開。東京都には2店舗、神奈川県・千葉県・茨城県に各2店舗、埼玉県に1店舗と、思い立ったら近くの店舗に出かけられるアクセスの良さも魅力です。
スノーピーク(Snow Peak)
デザイン性と機能性を兼ね備えた高級アウトドアブランドです。アウトレットでは廃番品や展示品を中心に、定価より手頃な価格で提供されています。
「南町田グランベリーパーク店」(東京都)と「ジ アウトレット湘南平塚店」(神奈川県)が代表的な店舗です。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
高機能なアウトドアウェアやギアで人気のブランドです。アウトレットでは、過去シーズンのアパレルやバッグ、ギア類が豊富に揃っています。
「三井アウトレットパーク 木更津店」(千葉県)「三井アウトレットパーク 幕張店」(千葉県)「三井アウトレットパーク 入間店(埼玉県)」などの店舗があります。
オガワ(ogawa)
老舗の国産テントブランドで、耐久性と快適性に優れた製品が特徴です。オガワの直営アウトレットでは、展示品や旧モデルのテント・タープ・チェアなどのギアをお得に購入できます。
関東圏では「オガワグランドロッジ厚木店」(神奈川県)や「オガワ本社ファクトリーアウトレット」(埼玉県)」などがあります。
ロゴス(LOGOS)
カジュアルなデザインと手頃な価格帯で人気のアウトドアブランド。
ロゴスのアウトレットでは、ファミリーキャンプ向けのテントやテーブル、調理ギアなど、キャンプに必要なもののほとんどが揃います。
「LOGOS SHOP 三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」(神奈川県)や「LOGOS OUTLET 酒々井プレミアム・アウトレット店」(千葉県)などが代表的な店舗です。
掘り出しものならスポーツ用品店もおすすめ
スポーツオーソリティ
大型店舗ではテントやバーナー、チェアなどのキャンプ用品が豊富に揃い、アウトレットコーナーでは大特価品が見つかることもあります。頻繁にセールを行っているのもうれしいポイントです。
代表的な大型店舗は「幕張新都心店」(千葉)や「港北センター南店」(神奈川)などがあります。
アルペンアウトドアーズ
200以上のブランド、5万点以上のアイテムを展開する大型店舗です。
アウトレットコーナーでは型落ち品が狙い目です。「セール・アウトレット特集」コーナーのあるオンラインショップも要チェック。
主要店舗には「フラッグシップストア柏店」「港北ノースポート・モール店」などがあります。
ヒマラヤ
ヒマラヤは全国展開する総合スポーツ用品店で、アウトドア用品も豊富に取り扱っています。特に一部の大型店舗では、旧モデルや在庫限りのキャンプ用品をアウトレット価格で販売しており、シーズンオフのセール時期などは狙い目です。
代表的な店舗には、広い売り場と豊富なラインナップを誇る「ヒマラヤアウトドア館岐阜本店」(岐阜)や「ヒマラヤスポーツ&アウトドア エルエルタウン岡崎店」(愛知県)などがあります。
エルブレス(L-Breath)
アウトドア専門のスポーツ用品店で、登山・キャンプ用品を幅広く取り扱っています。
セール時期には旧モデルのテント、ウェア、調理器具などをお得に入手できます。「L-Breath 御茶ノ水店(東京都)」や「L-Breath 横浜ワールドポーターズ店(神奈川県)」などが人気店舗です。
ワイルドワン(WILD-1)
豊富な品揃えから、キャンパーにも人気のアウトドアショップです。セール品や展示品の販売があり、各店舗で掘り出し物を見つけることができます。
関東圏を中心として、全国で展開する26店舗のほとんどが大型店舗なのもうれしいポイント。プライベートブランドの「テンマクデザイン」はキャンパーに大人気なので要チェックです。
石井スポーツ
登山・アウトドア用品を中心に扱う老舗スポーツショップ。季節の入れ替え時期などにキャンプ用品が割引されることがあり、意外な掘り出し物も。
「石井スポーツ ヨドバシ横浜店」(神奈川)や「石井スポーツ ヨドバシ宇都宮店」(栃木県)などが、キャンプ道具も扱う大型店舗です。
キャンプ用品ならアウトレットモールも注目すべき
三井アウトレットパーク
全国各地にあるアウトレットモール。モンベル、ノースフェイス、コロンビアなどの人気ブランドが出店しており、都心からのアクセスも良好です。
主な関東圏の店舗は「三井アウトレットパーク 木更津」(千葉県)「三井アウトレットパーク 幕張」(千葉県「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」(東京都)「三井アウトレットパーク 入間」(埼玉県)などです。
プレミアムアウトレット
観光地と隣接したモールでは、コールマンやチャムス、スノーピークなどのブランドが揃っており、アウトドアアイテムをまとめて探すのに便利です。
主な店舗として「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県)「酒々井プレミアム・アウトレット」(千葉県)「佐野プレミアム・アウトレット」(栃木県)などが挙げられます。
那須ガーデンアウトレット
アウトドア好きに嬉しいブランドが多く並ぶ「那須ガーデンアウトレット」(栃木県)。
ロゴスの店舗では、実際に手に取って体験できる工夫が随所にあり、家族連れでも飽きずに楽しめる空間が広がっています。フォックスファイヤーでは山歩きに適した本格派ギアが豊富に揃い、コロンビアの店舗ではアウトドアはもちろん、街中でも映える機能的なウェアが充実。
ギアからアパレルまで一通り揃う、アウトドアファンにとっては見逃せないスポットです。
軽井沢・プリンスショッピングプラザ
軽井沢駅(長野県)から徒歩圏内にあり、観光とショッピングを同時に楽しめるロケーションが魅力の大型アウトレットモールです。
モンベル、ザ・ノース・フェイス、コロンビア、アークテリクス、エルエルビーンなど、多彩なアウトドアブランドが出店しており、キャンプ用品からウェア、ギアまで一通り揃えることができます。
敷地も広く、自然を感じながらゆったりと買い物できる環境は、ファミリーやカップルにも人気。季節ごとのセールも開催されており、掘り出し物を見つけるチャンスも豊富です。キャンプのついでに立ち寄るのにもぴったりです。
キャンプ用品をアウトレットで買う際の注意点
注意点① 値段だけでなく機能もチェック
安く買えるからといって、機能を見落としてしまうと、使い勝手に不満が残ることも。耐久性や防水性など、自分のキャンプスタイルに本当に合っているかを必ず確認しましょう。
注意点② 衝動買いを防ぐために事前のリストアップを
アウトレットには魅力的な商品が並びますが、あれもこれもとカゴに入れてしまうと、結局ムダ遣いに。事前に「何が必要か」「今いらないものは何か」をリストアップしておくと、冷静に買い物ができます。
注意点③ オンライン価格と比較する習慣を
アウトレットで見つけた商品が本当にお得か、スマホでその場に比較検索してみるのも一手。同じ商品が公式通販や他のECサイトでさらに安くなっていることも。送料の有無も含めて判断しましょう。
注意点④ 最新モデルとの違いも把握しておく
アウトレットでは旧モデルが多いため、機能性や設計が最新とは異なることもあります。値段だけで判断せず、自分の使用環境に合ったスペックかどうかを確認するようにしましょう。
注意点⑤ 保管状態や使用歴に注意
展示品や長期在庫だったものは、見た目にわかりにくい劣化があることも。縫製のほつれや金具のゆるみ、においなど、目立たない部分も念入りにチェックしましょう。
注意点⑥ 付属品の欠品に注意
テントのペグ、収納袋、取扱説明書など、本来セットのはずの付属品が抜けているものをアウトレット価格で販売しているものもあります。購入前に注意書きをよく確認し、何が不足しているかを確認するのが大切です。
注意点⑦ 保証やアフターサービスの確認も忘れずに
アウトレット商品は、通常の商品よりも保証が制限されていることが多いです。返品・交換不可や短期保証など、購入時に条件をしっかり把握しておきましょう。
キャンプ用品はアウトレットが賢い選択!安く最高のギアを手に入れよう!
アウトレットを活用すれば、憧れのブランド品も手が届く存在に。初期費用を抑えたい初心者から、掘り出し物を狙いたいベテランキャンパーまで、幅広くおすすめできます。今回紹介したメリットや注意点を参考に、満足できるキャンプ用品を見つけてください!