車中泊できるランクルでアウトドアを楽しもう!室内空間や乗り心地をレポート | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2025.01.09

車中泊できるランクルでアウトドアを楽しもう!室内空間や乗り心地をレポート

車中泊できるランクルでアウトドアを楽しもう!室内空間や乗り心地をレポート
人気のトヨタ・ランドクルーザーは車中泊も快適。車中泊におすすめのランクルを、BE-PALスタッフやアウトドアの達人による試乗レポートで紹介する。車両スペックや性能はもちろん、実際に横になってみた様子や荷室の使いやすさなど、詳しくチェックしよう。

快適な車中泊のポイント

斎藤 純平さん

アウトドアライター

キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

フルフラットになるかをチェック

車中泊を想定して車を選ぶ場合においてはフルフラット、つまりほぼ平らなスペースを作り出せるかどうかが重要なポイント。ラゲッジの後端からリヤシートの背面にかけて、大きな段差や溝がないことを確認しよう。床がフラットかつ水平だと、なお理想的だ。

仮に段差があったり水平でなかったりしても、市販のベッドキットを導入したり、ベッドを自作したりして、快適な就寝スペースを作ることもできる。

十分な奥行き・高さがあるか

快適な車中泊を実現するために、脚を伸ばせるほどの奥行きも欲しいところ。奥行きが足りないと脚に疲れを感じ、よく眠れない可能性がある。仮に、縦方向に寝た状態で脚を伸ばせなくても、斜めに寝た状態では脚を伸ばせる場合も。奥行きをチェックする際は、斜めの長さも忘れずに確認しておこう。

天井も高いほうが快適だ。実際に座ってみて、頭上に握りこぶし1個分以上の空間があれば窮屈に感じることはないだろう。座椅子やクッションに座りたいのであれば、その厚みの分も計算に入れることを忘れずに。

▼参考記事

車中泊用のクルマはココを見て選ぼう!キャンピングカーやハイエースじゃなくても快適に過ごせるぞ!

現代的に進化した「ランクル70」で車中泊も快適!BE-PALスタッフが試乗

【トヨタ/ランドクルーザー70 AXグレード】

基本設計は’84 年にデビューした当時のまま。世界中の過酷な道で、生死をかけた移動を助けてきたランドクルーザー70が、現在の安全基準を満たして再発売された。頑丈なフレーム構造や卓越したパートタイム式の四輪駆動装置は継承。

しかし、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、発進遅れ告知機能など、時代のニーズに合った先進運転支援システムを備えて新登場となった。

●ボディーサイズ:全長4,890×全幅1,870×全高1,920mm
●車両重量:2,300kg
●最低地上高:200mm
●最小回転半径:6.3m
●WLTC燃費:10.1km/L

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試したのは編集・オーシタ。ビーパルに異動してきて2年弱。これまで関心がなかったオフロード車に興味津々で、4月にジムニーを購入。次はランクル狙い!?

カメラとレーダーで周囲を監視

バックモニター内蔵のインナーミラーを標準装備。死角が見えてバック時も安心。

リアゲート左、ナンバーの上にカメラがあるので、後方直下の犬の人形をモニターで確認しながらバックできる。

積む&泊まる

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家族3人分のキャンプ道具でテスト。

今回、3台の試乗車に積んだのがこれ。ファミキャンを想定した3人分の最小限の道具。

3ナンバー乗用車仕様に変更されても、装飾を省いた荷室の広さと使いやすさは健在。3人分のキャンプ道具も楽々。

「後部席をたたんでも荷室でまっすぐ寝られないのは意外。斜めで1人なら寝られる」

アナログメーターやゴツいサブシフターがあるなど、ランクルらしい世界観がたまらない。

衝突回避支援やレーン逸脱警告もあり

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前方は、単眼カメラとロゴ下にあるミリ波レーダーでクルマや人を検知。

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クルーズコントロールは定速のみ。操作はシンプルで使いやすい。

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プリクラッシュセーフティ(PCS)、車線逸脱警報(LDA)などの運転支援機能を搭載。

▼参考記事

トヨタのランクル70に乗ってみた!内装もチェック!抜群の基本性能に安全技術も付いてて安心

「ランクル300」をアウトドアの達人がレビュー!ミニバン級の広さで車中泊も

平 健一さん

スタイリスト

キャンプ歴は約40年。雑誌広告、アーティストスタイリングやブランディングを手がける。2021年からアウトドアブランド「T SPEC GEAR」を展開。

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平 健一さんは、豊富なアウトドア経験をベースに、リアルでわくわく感のあるキャンプサイトを作り上げる達人。愛車の三菱/ジープにキャンプ道具を満載して各地を駆け巡る。

【トヨタ/ランドクルーザー ZX(5人乗り)】

ボディーが破損しても走り続けられるラダーフレーム構造を継承しつつ、剛性感を高めて乗り心地も極上に進化。写真の標準モデルに加えて、より精悍なGRスポーツも登場。

●ボディーサイズ:全長4,985×全幅1,980×全高1,925mm
●車両重量:2,550kg
●最低地上高:225mm
●最小回転半径:5.9m
●WLTC 燃費:9.7km/L
●排気量:3.3L

「僕は四角いカタチが大好きで今も古いジープに乗っているんですが、ランクルなら3代目の40系が理想です。でも新型の300系は今っぽさの中に伝統の四角いデザインが表現されていて、なかなかいいっスね~!」(平さん)

全長5mに迫る巨体もフィールドなら苦にならない様子。

「全方位カメラ映像で周囲の障害物を回避できます。ラゲッジはさすがの広さ。3列目を使う機会は少ないですが、シートの収納方法が従来の跳ね上げ式から床下式になったので、3列によるデメリットはなし!」

海外でも高く評価されているオフロード走破性は、最新のデバイスでより高精度に進化した。

「走行モードは6種類もあり、後輪のデフロックも可能。屈強なラダーフレームと、減衰力を4輪独立で自動制御するコイルサスペンションによる頼もしいオフロード走破性能で、ぬかるみや雪道でも余裕で乗り越えていけますね」

乗り心地の良さにも感心する。

「移動の時間がとにかく快適でした。ディーゼルエンジンとの相性も抜群で、ロングドライブでも疲れることなく外遊びに行けるんじゃないでしょうか」

室内はミニバン級の広さ!

テスト車両は3列仕様。「2列仕様もありますが、3列目をすっきりと収納できるのでこちらがおすすめ」。

「2列目は5段階にリクライニングできます」

2列目を立ち上げてたたむと大人2人が寝られる。

快適運転を支える先進装備が満載!

シートとステアリングが動いてスムーズに乗り降り可能。シートは細かく調整できて、あらゆる体形に合い、ベンチレーションも完備。

オフロード走行時に4つのカメラで周囲の視界をサポート。「オンロード走行では真上からの映像も映し出せて駐車に便利」。

V6ディーゼルは滑らかでパワフル!

ボンネット中央は、前が見やすい仕掛けに。

どんな状況でも迷わない!

シンプルで機能性重視のコクピット。「機能が増えたぶんスイッチも多いですが、とても使いやすいレイアウトですね」

走行系のスイッチはシフトレバー右側に集約。

▼参考記事

いつかは欲しいぞランクル”300”!豊富なアウトドア経験を持つ人気スタイリストがレビュー

環境性能も向上した「プラド」でラクラク車中泊!

【トヨタ/ランドクルーザープラドTZ-G】

日本でも人気急上昇中のクリーンディーゼル。コモンレール式燃料噴射システムやインタークーラーターボを搭載し、分厚いトルクと同クラスのガソリン車並みの最高出力を実現。尿素を使った排気ガス浄化システムを採用し、厳しい排ガス規制をクリアした。

●サイズ:全長4,760×全幅1,885×全高1,835mm
●最低地上高:220mm
●最小回転半径:5.8m
●車両重量:2,300kg
●乗車定員:7名
●エンジン:直列4気筒DOHC直噴ターボ(総排気量2,754cc)
●最高出力:177ps/3,400rpm
●燃料種類:軽油
●燃費:(JC08モード)11.2km/L

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ぬかるみ、がれき、滑りやすい上り坂など、路面に合わせて駆動配分を細かく設定できる。

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サードシートを倒した状態にキャンプ道具を積んだが、スカスカ。広々とした空間だ。

3列シートだが、サードシートが床面にきっちり格納できるから問題なし。よく積めて、車中泊もラクにできる。奥行きは168cm(床面)。1列目のシート背面までの空間があるから、実際にはさらに25cm以上奥行きを稼げる。

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