漆黒の家と瑠璃の寺院。チェンラーイでの芸術家たちの競演 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2

海外の旅

2018.04.25

漆黒の家と瑠璃の寺院。チェンラーイでの芸術家たちの競演

Text

もう一つ、ここ数年で急に注目されるようになったチェンラーイの新スポットが、ワット・ローン・スア・テン。チェンラーイ市街から車で10分ほどの場所にあるこの寺院は、ワット・ローン・クンを手がけたアーティスト、チャルームチャイ・コーシピパットさんの弟子にあたる方が制作に携わっているそうです。

竜の咆哮が聞こえてきそうなほど、迫力のあるデザイン。白のイメージで統一されたワット・ローン・クンとは対照的に、ワット・ローン・スア・テンは青を基調としています。まさに「瑠璃の寺院」と呼ぶにふさわしい美しさです。

制作者の師匠の傾向を受け継いでか、ワット・ローン・スア・テンの彫像や壁面のデザインも、ちょっとSFチックなエッセンスを感じさせる現代的な仕上がりになっています。

ワット・ローン・スア・テン本堂の内部は、純白の仏陀像を取り囲むような形で、鮮烈な絵画と文様で埋めつくされています。この寺院の建設もまだまだ続けられています。数年経てば、敷地内にはさらに新しい作品が誕生しているかもしれません。これからもしチェンラーイを訪れる機会があれば、アーティストたちが心血を注いで作り上げた「白・黒・青」の芸術作品を、見に行ってみてはどうでしょうか。

——

夕方6時頃にタイで撮影した写真だけで構成した写真展「Thailand 6 P.M.」が、東京・三鷹で現在開催中です。会期は5月27日(日)まで。ご興味をお持ちいただける方は、ぜひよろしくお願いします。

山本高樹 写真展「Thailand 6 P.M.」

太陽が西に傾き、昼間のうだるような暑さが消えて、暮れ色の空に夜のとばりが下りてくる頃。タイの街は、その素顔を僕たちに見せてくれる。ささやかな電球の灯りの下で交わされる笑顔と、にぎわいと、ちょっぴりの寂しさと。写真家・山本高樹が5度にわたる取材で撮影した作品を展示する写真展。

会期 2018年3月20日(火)〜5月27日(日)
会場 リトルスターレストラン
東京都三鷹市下連雀3-33-6 三京ユニオンビル3F
TEL 0422-45-3331 http://www.little-star.ws/
時間 12:00〜14:30、18:00〜23:00
定休 月曜日(臨時休業や貸切の日もあるため、同店のサイトをご確認ください)
料金 無料(会場が飲食店なので、オーダーをお願い致します)

——

◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』ほか多数。
http://ymtk.jp/ladakh/

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

雨にけぶる北の港町、基隆から、旅の終着点、台北へ

2026.04.26

見渡す限り雪と氷のカナダ・オンタリオの湖は、神秘の空間だった!

2026.04.25

九份老街の赤提灯の下を歩き、猴硐で猫たちにまみれる

2026.04.24

ホワイトハウスから車で15分に原生林が!アメリカの首都を縦断する森で“プチ冒険”トレイル

2026.04.21

アウトドアシーズン到来!ユーコンでソト遊びを始めてみた

2026.04.21

カバ出没注意?南アフリカ初のユネスコ世界遺産の保護区でボートサファリを満喫したぞ!

2026.04.20

ポルトガル自然七不思議とは?そのひとつ「ミラ・デ・アイレス洞窟」に行ってきました

2026.04.20

このカメを守るためアメリカではオフロード車が禁止に?「サバクゴファーガメ」の生態って?

2026.04.20

台東から花蓮まで、太平洋に面した台湾の東海岸を、列車で北へ

2026.04.19