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ワンポールテントの選び方
ワンポールテントとは、中央に1本のポールを立てた円錐型のテントのこと。アメリカの先住民が住居として使っていたテントに由来するもので、ティピーテント、モノポールテントとも呼ばれている。おしゃれで個性的な見た目だけでなく、軽量でスピーディな設営、天井の高さや耐風性など、機能性でも人気。
そんなワンポールテントを選ぶときには、いくつかのポイントがある。
ワンポールテント選びのポイント
大きめを選ぶ
高さがあって解放的なワンポールテントだが、裾部分はぐっと低くなっているため、ゆとりのあるサイズを選ぼう。2人なら3~4人用、3人なら3~6人用や4~5人用など、表示人数のマイナス1程度で考えるのがおすすめ。
キャノピーや前室付きなら雨の日も安心
円錐状のワンポールテントは、雨が降っても屋根に雨がたまることはないが、出入り時などに内部に雨水が流れ込んでしまうことがある。その点、キャノピー(ひさし)付きのタイプを選べば、雨除けになるので心配無用。夏のキャンプで突然の雨に見舞われても安心だ。
また、前室付きなら雨対策にもなり、荷物が多い場合も2ルームのような広い空間でゆったり過ごすことができる。キャノピーや前室がないワンポールテントの場合、タープと連結して雨除けにするといいだろう。
素材も要チェック
ワンポールテントの生地にはポリエステルやコットンなどがあり、それぞれ質感や特徴が異なる。
まず、テントの素材として定番といえるのがポリエステル。防水性が高く、とても軽量なので扱いやすいのがメリット。コットンは見た目に高級感があり、通気性・吸湿性がよく、焚き火などの火の粉に強いのがポイント。ただし、ポリエステルに比べると重く、雨に濡れるとより重くなったり、カビが生えたりしやすくなるというデメリットがある。
ポリコットン(T/C)は、コットンのような風合いの良さや結露しにくいなどの特徴を持ちながら、コットンよりも軽量化され、丈夫で乾きやすいといったポリエステルの良さも兼ね合わせた、近年人気の素材。遮光性が高いので、海辺や夏のキャンプにもおすすめだ。
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2025年人気確実のワンポールテント
ノルディスク JARNVID 8 TECHNICAL COTTON TENT
通気性と耐候性に優れたテクニカルコットンを採用し、季節を問わず快適な居住性を実現。薪ストーブ用の煙突ポートや、室内から調整可能なベンチレーションなど、細部まで配慮されたつくりとなっている。
●サイズ:長さ360×幅280×高さ170cm
●収納サイズ:直径30×56cm
●重量:12kg
●最大対応人数:4人
煙突ポートを備えており、前室には小型のストーブが設置できる。
Mt.SUMI ストーブテント ノナ アエル T/C
軽量で撥水加工を施したTC素材のワンポールテント。開口部や専用の煙突ポートを含む計9か所から煙突が出せるため、薪ストーブの設置レイアウトを自由に調整できる。
●サイズ:幅510×奥行き500×高さ320cm
●収納サイズ:65×35×30cm
●重量:16.75kg
●最大対応人数:8人
3つの大きな開口部はフルメッシュに切り替え可能。通気性も十分。
薪ストーブの煙突出し口は、サイドとトップに装備されている。
ZANE ARTS(ゼインアーツ) LOLO-M
人気の「ロロ」がミドルサイズで登場。美しいフォルムはそのままに、2〜3人での使用に最適なサイズ感と快適性を備える。ワンポール構造の高さに加え、ゆとりある居住空間を確保する。
●サイズ:(約)最大長420×最大幅350×高さ220cm
●収納サイズ:72×30×30cm
●重量:12.5kg
●最大対応人数:3人
大人ふたりがゆったりと就寝できる広さ。荷物を置くスペースも十分。
テント内部は天井が高く、着替えや出入りもスムースに行なえる。
撮影/三浦孝明
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ZANEARTS (ゼインアーツ) ウータL TC
TC素材の外幕で、インナーテント標準装備なのに6万円を切る価格は、今どきビッグサプライズ! またデザイン性の高さも見逃せないところだ。インナー、リビングともに4~5人に対応する広さを持つ。
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撮影/中村文隆
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家族で楽しめる!ファミキャン向けワンポールテント
家族で楽しむファミリーキャンプ。快適に過ごすためには、それなりの道具が必要だ。せっかくそろえるならばしっかりとしたものを。本誌おすすめの最新ギアから、スタイルにあったものを選ぼう!
キャンプ民泊NONIWA 青木達也さん(画像右) 江梨子さん(画像左)
都会から埼玉県ときがわ町に移住し、自宅を兼ねた古民家をベースとした「キャンプ民泊」という新しいスタイルの宿泊施設を展開。ふたりとも自然が大好き!
ZANE ARTS(ゼインアーツ) ゼクーL
周囲3辺を逆V字型ポールで立ち上げることによって内部空間をグーンと広げ、開放感満点にデザインされたワンポールシェルター。別売りインナーなしでも、付属のリビングシートを活用してお座敷スタイルで使える。
●サイズ:540×470×高さ285cm
●重量:14kg
●対応人数:4~10人
居住性バツグンなワンポール界の風雲児

「窓が多く、外にいる子供を見守れるから親御さんは安心ですね(江梨子さん)」

身長170cm以上あれば開閉も容易。
高い天頂部にあるベンチレーターのジッパータブは長い棒付き。

インナーを装着しても、フライに覆われたエリアが広いので、道具類を置くスペースは十分にある。

最大高は285cm。
「かがまずに立ち歩けるっていいよね(達也)」。4人用インナーもたっぷりサイズだ。
撮影/中村文隆、永易量行
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全国で売れた!ファミリー向けワンポールテントのベストバイ
全国17のアウトドアショップで売れた「ファミリーキャンプ向けテント」から、ワンポールテントを紹介。
Nordisk(ノルディスク) Asgard 19.6 Technical Cotton Tent
ワンポールテントの大定番。19.6平米、約10畳の広さを誇り、テント下部に立ち上がりがあるのでワンポール特有の閉塞感も少なく居住性は申し分なしだ。
撮影/永易量行
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ビギナー女性が設営チャレンジ!おすすめ大型ワンポールテント
個性的なシルエットがキャンプ場で目立つこと必至のワンポール型ツールームシェルター。センターポールを突っ張るだけで立ち上がるので設営もスムーズ。両サイドのブリッジフレームのおかげで剛性が高く、耐候性にも優れた安心感バツグンのモデル。ZANE ARTS (ゼインアーツ) ロロ
開放感バツグンの前室が遊び盛りのキッズにぴったり!

設営時間は2人で49:45
初めてゆえ模索しながらの設営で時間がかかってしまったけれど、センターポールを突っ張るだけで立ち上がるので次回からはすんなり立てられそう。両サイドのブリッジフレームのおかげで剛性が高く、耐候性にも優れた安心感バツグンのモデル。

革新的ゆえにてこずった…。

天井のベンチレーターは、ジッパーの引き手にポールが付いているのでスムーズに開閉可能。

後部のベンチレーターは斜めになっていて、雨でもメッシュにできるので通気性ばっちり!

傾斜のあるサイド開口部にはインナーテントを守る止水ジッパーが使われ、雨漏りしにくい。
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撮影/中村文隆
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現役スペシャリストがファミリー向けワンポールテントを徹底批評
アウトドアで過ごすときの要となる、寝室や居間の役目を果たすテント。アウトドアギア開発に携わる現役スペシャリストによる、シビアでリアルな解説、コメントをチェック!
アウトドア用品デザイナー佐藤裕一郎さん(左)大手テントメーカーで23年のキャリアを積んで独立。現在は準フリーランスとして、テントをはじめとしたギアの開発に携わるツワモノ。
アウトドア用品プロデューサー影山盛太さん(右)国内のみならず、海外ブランドのテントや、ギア、パーツ類のデザインを手がける専門家。豊富な知識と分析力は日本一といっても過言ではない。
ogawa(オガワ)/ タッソ
6角形、7角形、8角形など、変幻自在に設営することができるワンポールテント。設営の形を変える際にはメインポールの伸縮と両サイドのファスナー開閉で行ない、設営を簡単にしてくれるガイドシートとロープが付属する。メインファスナーにはトリプルファスナーを装備。
付属の伸縮ポール1本で6、7、8角形にセットできちゃう!

6角形の状態。最大高250cm。
高くても出入り口の開閉が楽にできるよう、長いジッパータブが付けられている。

6角形張り方バリエーション。
ポール(別売り)を追加すれば、さまざまな張り方ができる。

8角形の状態。
高さがグンと低く(とはいっても195cm)なるが、より風に強くなり要塞のような感じだ。

付属ポールには、設営形状に合う位置にストッパーが付き、角形表示されているので扱いやすい。
ガイドシートが便利!
ペグダウンの位置決めをするためのガイドシートとロープが付いている。角形に応じて、素早く設営できる親切装備だ。
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薪ストーブOK!冬のファミキャンにもおすすめなワンポールテント
ogawa(オガワ) ピルツ15 T/C
上部に煙突ポートが装備されたモノポールテント。天頂部はロープの操作で自在に開閉でき、両サイドのベンチレーターや下部にある窓の開閉で換気調節もしやすい。付属のグランドシートをはずしてシェルターとしても。
●サイズ:直径475(8角形)×高さ310cm
●収納サイズ:90×40×35cm
●重量:約17.6kg(幕体+ポール)
●対応人数:8人
Tentipi(テンティピ) サファイア 9CP
グループでストーブを囲める大きなティピー型。生地は熱に強いコットンとポリエステルの混紡地。大型だが、ガイドツールに従って周囲8か所をペグダウンしてポールを立てるだけで簡単に設営できる。天頂部ベンチレーターの開き具合はロープ操作でスムーズにできる。
●サイズ:直径480(8角形)×高さ310cm
●重量:15.2kg
●対応人数:6~9人
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アウトドアライターがレビュー!おすすめのファミリー向けワンポールテント
S’more(スモア) Tippo300
肌触りの良い高品質のTC素材を採用した、撥水加工済みのワンポールテント。さらにUVカット・防カビ・難燃性ありと、機能面においても優れているのが特徴。焚き火で舞い上がる火の粉が付着しても、穴があきにくいのが嬉しいポイント。比較的大きめのテントだが、1人でも手軽に設営できる。
●サイズ:(約)300×260×高さ250cm
●重量:約17.5kg
●対応人数:3~4人
広々としたテント内

ワイドコットを置いてもスペースに余裕がある。
さまざまな種類があるテントの中で、できるだけ高さのあるテントが欲しい人は要チェック。「Tippo」の展開サイズは約300×260cm、高さ約250cmと、広々としたテント内。圧迫感を感じることなくゆったりできる。
広い居住空間のあるテントだから、キャンプ中に突然雨が降ってきても、テント内でのびのびとリラックスしながら過ごすことができるだろう。ファミリーキャンプにはもちろん、デュオキャンプで大量の荷物をテント内に収納したい方にもピッタリなサイズのテントだ。
1人でも慣れれば約15分で完成!
「Tippo」は3~4人が利用できる大きさのテント。比較的大きめだが、1人でも手軽に設営できるのが魅力だ。ちなみに慣れると、大体15分あれば設営完了する。
持ち運びに便利な収納袋付き
重量約17.5kgある「Tippo」には、持ち運びに便利な収納袋が付属している。もちろん持ち手がついているため、肩にかけて持ち運んだり、車に載せるときに両手で持ったりも◎。
ただ軽量ではないので、力のない方は少し持ち運びがキツく感じるかもしれない。そんなときは、キャリーワゴンなど持ち運びを手軽にしてくれるアイテムを使うといいだろう。
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まだまだある!おすすめのファミリー向けワンポールテント
CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン400UV
大人数で使える8角形の大型ワンポールテント。天井が高く、前後に大型の出入口を採用することで、広い室内空間を確保している。グループキャンプや家族の多いファミリーにおすすめ。
グランピングもできそうな、8角形の大型ワンポールテント。サイドの立ち上がりは40cmあり、端まで有効利用できる。出入口には大型メッシュパネルが装備され、天井のベンチレーターは4箇所と通気性にも優れている。
春先や晩秋の冷え込む時期はあたたかく過ごせるよう専用ハーフインナー(定員3名)が付属しておりオトク感あり。ハーフインナーは左右どちら側に装着してもよく、子どもの秘密基地としても楽しそう。軽くて扱いやすいジュラルミンペグ、持ち運びに便利なキャリーバッグが付属している。

フロアシートはファスナーで着脱が可能。

左右どちらでも取り付け可能なインナーテントも付属。テント内にプライベートな空間ができる。

インナーテントのメッシュ窓を開けると、フライの窓へアクセスできる。
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VASTLAND(ヴァストランド) ワンポールテント M
リビングスぺースを兼ね備えたワンポールテント。インナーテントを外してシェルターテントとしても使用可能。巻き上げ可能なスカートも搭載している。
●サイズ:幅380×奥行き500×高さ240cm
●インナーテントサイズ:幅350×奥行き325×高さ240cm
●収納サイズ:幅65×奥行25×高さ29cm
●重量:10kg
●対応人数:4人
リーズナブルで使い勝手の良いキャンプ道具が揃うと人気の「VASTLAND」は、2018年2月に兵庫県で誕生したキャンプギアブランド。キャンパーの気持ちや利用シーンを考え抜いたギアを低価格でリリースしていている。
ワンポールテントは、比較的簡単に組み立てられるため、初心者を中心に人気だ。ただ、日除けや雨除けになるタープがなく、食事やくつろげる場所を作れないという弱点もある。VASTLANDのワンポールテントは、そんな問題を解決してくれる、リビングスぺースを兼ね備えたモデルとなっている。
選べる使用スタイル

キャノピー立ち上げ時のポール、自在ロープ、ペグは付属していないので、準備が必要。
インナーテントの前後ドアはどちらもフルクローズ、フルメッシュ、フルオープンにすることができるので、シーズンに合わせて使い分けられる。(※キャノピー立ち上げ時のポール、自在ロープ、ペグは付属されていない。)

インナーテントを外してシェルターテントとしても使える。
インナーテントを外してシェルターテントとしても使用可能。前後ダブルドア仕様のため、開放的な空間をつくることもできる。
シンプル構造

初心者でもわかりやすいシンプルな構造。
ベース形状は四角形。四隅をペグダウンしてポールを建てるだけで、おおよその形状が完成するシンプルなデザインだ。そのため、タープを持っていない、テントが設営できるかわからないなどキャンプ初心者でも感覚的に設営・使用できる設計となっている。
便利な機能が盛りだくさん

ライトやカトラリーなどを吊り下げられて便利。
フロントドア内部に取り付け、取り外し可能なデイジーチェーンを付属。ライトやカトラリーなどを吊り下げることができる。

風の侵入を軽減するスカート搭載。
風の侵入を軽減するスカートを搭載。通気性を高めたいときは巻き上げた状態でトグル固定もできる可能。ここでもシーズンに合わせて使い分けられる。

背面ドアはトリプルスライダー構造。
背面ドアはトリプルスライダー構造になっているので、ドア部分のファスナーを閉じた状態でタープポールを配置することができる。タープを隣接し、シェルターテントとして使用する際に便利だ。
その他、強度に優れるテント生地、各部の生地に適した耐水圧や、ベンチレーションやランタンフック、収納ポケット、インナーテント接続テープ、コンセント用ファスナーがついているなど、たくさんの特色をもったワンポールテントだ。
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ogawa(オガワ) グロッケ8
ogawa(オガワ)の「グロッケ8」は、ベル型で五角形のおしゃれな形状と、落ち着いたカラーが特徴。コンパクトで扱いやすく、女性でも簡単に設営できる。小さい子どもがいるファミリーや、ゆっくりくつろぎたい少人数キャンプにおすすめ。
グロッケシリーズの最大の特徴は、立ち上がりの高さ。サイドの高さが72cmあるため、ワンポールテントのデメリットとされてきた斜め天井によるデッドスペース問題を解決。室内空間が広く感じられる。
生地には耐久性と防水性の高いリップストップを採用しており、メンテナンスもしやすい。総重量が10kg以下に収まっているのもうれしいポイント。
下部の大型ベンチレーターはメッシュにもなり、上部にもベンチレーターを装備。出入口のひさし部は必要に応じてロールアップも可能となっている。オプションで専用ハーフインナーも使用可。

下部は垂直なのでフロアのはしのほうまで有効利用できる。上下のベンチレーターも大きめ。

サイドの立ち上がりが快適な空間を作り出す。

「グロッケ8」は五角形の形状をしており、床面積は8平米。6mの区画サイトでも十分余裕のあるサイズ規格となっている。
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yozora(ヨゾラ) kohaku(コハク)
クリエイティブ集団「ほぼ日」のキャンププロジェクト「yozora(ヨゾラ)」のファーストプロダクトとなるワンポールテント。共同プロデュースをしているのはアウトドアメーカー「ゼインアーツ」。内側に別の小さなテントを入れる「カンガルースタイル」にできる広さがある。
「ある意味最終形」と語られる究極のワンポールテント
今回共同プロデュースをしているアウトドアメーカー「ゼインアーツ」の小杉敬さんが「この系統のテントとしては、ある意味で最終形」と語るkohakuの構造は、ワンポール型の正統派テントだ。しかしフロントとリアに組み込まれたフレームによって内部の空間を高く広く確保しており、特にフロントからの出入りはしゃがんだり避けたりといったストレスがほとんどない。

フロントバイザーは「軒」であると同時に、タープの役割も兼ねている。
入り口部分のフロントパネルを巻き上げると、リビングスペースはバイザーの下まで拡張することが可能に。実際にkohakuに入ると、その広さに驚くことになりそうだ。

広い視界を確保できるフロントメッシュ。

メッシュとパネル生地との2層構造の「空を見る窓」。
デザインのうえで大きな魅力になっているのが、リア側に大きく設けた「空を見る窓」。インナーテント側にもシンクロしているので、寝ながら空を眺めたり、夜空を見ながらまどろむといった過ごし方が楽しめる。本体、インナー、ともにメッシュパネルを備えているので、三段階で「空を見る窓」を自由に開閉できるのだ。

サイドに羽根を伸ばしたような美しいシルエット。
今回ほぼ日が重要視したのは、とにかく設営が簡単であること。美しいシルエットを持つテントが陥りがちな複雑な設営工程を極力排除し「ビルディングテープに沿って4つのペグを打ってしまえば、どなたでも美しく張れる」ように工夫している。目安としてふたりで設営した場合、慣れれば15分ほどで美しくテントを張ることが可能だ。

二重構造の内部に設置されたスカート部。
そのほかにもkohakuには有機的で美しいフォルムや雨の入り込みを防ぐバイザー(軒)、広い視界を確保しながら虫の侵入を防ぐことができるフロントメッシュパネル、二重構造の内部に設置されたスカート部など、とにかくたくさんの工夫と特長がある。サイズは2型あり、「kohaku」は4人用「kohaku duo」は2人用。また別売りのインナーテントを組み合わせて使用することも可能だ。
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