
そんなキノコテントの魅力を、詳しいスペックや特徴とともにBE-PAL.NETが紹介! アウトドア情報誌『BE-PAL』(2024年2月~2025年3月号まで)に掲載された記事から、キャンパーに愛されるDODのモノづくりの秘密も解説する。
ユニークなデザイン性と機能性を兼ね備えたキノコテントなら、アウトドアがさらに楽しくなること間違いなしだ。
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DODってどんなブランド?

ユニークなアウトドアギアを手がけるブランド「DOD(ディーオーディー)」を詳しくチェック!
(BE-PAL 2024年2月号より)
個性あふれるアウトドアブランド
ユニークかつファッション性の高いキャンプ用品を展開するドッペルギャンガーアウトドアが、’18年に名称をDODに変更。
"その時欲しい!"を形にしているため、一年通して新製品が登場。そのサイクルにも驚かされるが、一度聞いたら忘れられないネーミングも秀逸。ここ数年はアパレルにも力を入れており、トータルコーディネイトも楽しめる。
▼参考記事
キノコ型のおしゃれなワンタッチテント「キノコテント」
DODのワンタッチテント「キノコテント」を徹底解説! DODならではのおしゃれさと機能性を兼ね備えた人気テントだ。
DOD(ディーオーディー) キノコテント
頂上部分を持ち上げるだけで設営できるワンタッチ構造を採用した、おしゃれなキノコ型テント。ソロで余裕を持って使用するもよし、2~3人でゆったり過ごすもよし、子どもを含めたファミリー4人の寝室用テントとしても幅広く使える。
●設営サイズ:(約)328×328×H168cm
●収納サイズ:90×25×25cm
●重量:11.2kg

インナーテントは自立式で設営しやすい設計。フルクローズできるのでインナーテントだけで簡易テントやサンシェードとして使用することが可能だ。 また、壁面が垂直なので圧迫感がなく、テント内を端まで有効活用できる。

ワンタッチ式は耐風性に不安があるが、約13.9~17.1m/sの耐風テスト済みなのが頼もしい。6本の足でテントを支える安定性の高い構造だ。
上部と下部に大型メッシュパネルを搭載し、通気性も抜群。蒸し暑い夏、結露しやすい湿気の多い日、肌寒く外気を入れたくない場合など、状況に合わせて空気の流れを調整できる。

バックル留め式の専用グランドシートを標準装備。取り付けたまま設営・撤収が可能だ。グランドシートだけ取り外してお手入れすることもできる。
▼関連記事
「キノコテント」開発者に聞いてみた!DODのモノづくりの秘密
「キノコテント」の開発者でもある商品企画部・緒方翼さんに、DODのモノづくりについてうかがった。
(BE-PAL 2025年3月号より)
「DOD」が愛される理由

キノコテント(写真左)は、緒方さんが開発したワンタッチテント。当初肉まんテントと名付けようとしたが、フライをかぶせたらキノコ形になったので、ドットをつけたという。
「商品作りもHPのコンテンツも、こうしよう、があるわけじゃなく、各担当のアイデアベース。僕のようなボーイスカウト出身者もいれば、文房具好きデザイナー、フェス好き広報などいろんな人間であふれています」
ファミキャン初心者が誰しも手に取る、といっても過言ではないDOD。独自路線を疾走し、SNSフォロワー数は業界No.1に。一見、軟派に見えるが、アウトドアの枠に囚われないからこそ、自由で楽しい発想の製品であふれかえっている。

撮影/作田祥一
▼参考記事