というわけで南米チリに続いてスペイン・カタルーニャ州でも勇敢にラフティングにチャレンジしました!
そして見事に大失態を冒しました。私一人だけ。笑
どうも、オーストラリア在住ライターの柳沢有紀夫です。
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前回はこちら↓
【柳沢有紀夫の世界は愉快!スペイン・カタルーニャ旅編4】
カタルーニャ州のソルトという小さなリゾートタウン。冬はスキーヤーやスノーボーダーがこぞって押しかけ、夏は山好きが集う街です。
ソルトの町はカタルーニャの州都バルセロナから車で約3時間(電車とバスを乗り継いで最短約4時間)、今回の旅の出発点であるジローナからは車で約4時間(同約7時間)です。



結構参加者みんなから笑いをとったのですが…。

「一人ぼっちのエアギター」という哀愁のバラードを書きたくなりました。作曲できんけど。
いずれにせよ、このときはのちに思わぬ惨劇に見舞われようとは思いもしていなかった私。笑
さて季節は5月中旬。「さわやかな」とつけたくなる「初夏」なのですが、山の中ですしまだ肌寒い感じです。
とはいえちょうど雪解け水が大量に流れだすので、川の水量も多くなり、つまりは最も迫力があるラフティングが楽しめる時期です。ところがこの数日前に雪が降って、それによりすでに積もっていた雪も冷たくなって解けにくくなったため水量が少し減ってしまったのだとか。
というわけで水量によっては難易度がレベル5まであるうちのレベル4にまでなるそうですが、この日はレベル3とのことです。
思わぬスペシャルゲストが登場!
さて今回のラフティング、ガイドの名前はリキとパブロです。
まずは岸で安全講習。川に放り出されたときにどういう姿勢をとるか、ゴムボートから投げられたら袋をつかんでもロープが伸びるだけなので必ずロープのほうをつかむことなどを伝えられます。
つい半年ほど前にチリのパタゴニアで聞いたのと同じ話なのですが、なんだか虫の知らせがしたのかしっかり聞いた私です。
ところが…。


でも参加者の誰一人として気づいていないみたいなので、指摘するのもはばかられ…。まさに「王様の耳はロバの耳」シンドロームってやつです。いや、そんなシンドロームないか。
さて今回の参加者は11名なので2艘に分乗します。


ちなみに今「スーパーマリオのテーマ」と書きましたが、あの曲の正式名称は「地上BGM」というのをご存じでしたか? …偉そうに書きましたが、私もこの記事を書くために確認して初めて知りました。笑
私が乗ったゴムボートのガイドのマリオ…じゃなくてパブロによると川の流れは時速10キロメートルぐらいとのこと。およそ15キロメートルの距離を1時間半かけてくだります。
「でも安心してください。ずっと漕いでいるわけじゃないですから。パドルで漕ぐのは全体の20パーセントくらいです」
そのあとパブロの指導のもと「フォワード(前に漕げ)!」「バックワード(後ろに漕げ)!」「ストップ!」「シットダウン(急流で投げ出されないようにゴムボート内に座れ)!」などの練習をします。

4つの「難所」へ。そこで筆者が見たものは…
今回のコースでは「ウォッシングマシン」、つまり洗濯機レベルの急流が4ヵ所あるとのこと。1つ目が「トーテム」。2つ目が壁のように立ちはだかるので「ウォール」。
そして3つ目の名前はGoogle Keepに録音して文字起こししてもらったメモを見直したところ「氷見市へ」とありました。はい、滑舌が悪かったのかGoogle Keepも聞き取れなかったみたいです。
ちゃんと文字起こしされているかすぐに確認すればよかったのですが、なんたって「フォワード(前に漕げ)!」「バックワード(後ろに漕げ)!」が突然始まるので、その余裕がなかったのです。
ちなみに「氷見市」というのは富山県にあり、「海越しの立山連峰の絶景」で有名なのだとか。また行ってみたいところが増えました。…はい、怪我の功名ってやつです。
さて「洗濯機並みの激流」の最後の4つ目の名前は「800」。これは800メートルも続くからだそうです。

今回もスマホを防水ケースに入れて撮影しましたが、ヘルメットにつけられる小型軽量のアクションカメラが欲しい。

この写真、じつはルイージ号の誰かが撮影してくれたものではなく、ラフティングツアーの主催者から提供してもらったものです。
じつは今回のコース、ゴムボートからは全然見ないのですが、川とほぼ並行して舗装道路が走っています。だからカメラマンがたくさんの撮影スポットに車で先回りして撮影してくれたのです。
ラフティングツアーではその様子を撮影してくれることが多いですが、普通は道路が川と並行していることはなく撮影スポットも数か所に限られているのではないかと思います。


さてさて日が出てくるとちょっと温かくなったりするのですが、曇ると冷えるのはチリのときと同じです。
そうこうしているうちに激流地帯へ。


まあ、その代わりうねりを超えるたびにマリオの「ヤッフー!」の声が頭の中で響き渡りますが。笑
テンションが上がりまくり、ファイアマリオのような高揚感に包まれた私はこのあと何をしたと思いますか? そう、勇敢にも水の中に飛び込んだのです!
…ウソです。油断していたらゴムボートから落ちました。すぐにゴムボートの縁をつかむとガイドのパブロが引っ張り上げてくれたので事なきを得ましたが。
ルイージを頭に浮かべながらも安全講習をきちんと聞いていて本当に良かったです。
さて水に入っていた時間は3秒にも満たないと思いますが、当然ながらずぶぬれ。まあ、その前からしぶきがかかってウェットスーツのかなりの部分がぬれてはいたのですが。
川を流れるのは雪解け水なので水温は摂氏4~6度とのこと。寒中水泳だとしてもかなり低い水温レベルです。
これより冷たい水に入ったのはフィンランドでの「氷水遊泳」でだけ。この記事です。あのときもウェットスーツから水が浸入してぬれたな。
そんなこんなで難所を抜けると流れはふたたび穏やかに。
最後の難所はなんと「滝」!
しばらくはあれこれ雑談をしながら流れにまかせてのんびりと進んでいたのですが、パブロが突如「自然の難所は終わったけど、最後に人工的な難所があるよ」。それは自然の難所よりも怖いとのこと。
「その手前で一度ゴムボートを岸につけて、並行するように走っている道路上をみんなでかついで運び、難所を超えてからまた岸に戻って乗り込むこともできるけど、どうする?」とパブロ。
みんなが顔を見合わせているので、高らかに宣言してやりましたよ。「私は勇者だ。恐れるものは何もない」と。…はい、すでに水に飛び込んでいますからね。
とはいえ…実際に近づいて見るとその難所は「滝」でした!

垂直の滝ではなく斜めのスロープ状になっていますが、それでもビビります。


とはいえここも超「ヤッフー!」な体験でした。
ちなみにこの滝、「水力発電」のために川に落差をつけたのだそうです。というわけで「人工の難所」なんですね。
また水量が今回よりもずっとずっと多い(つまりはもっともっと落差がある)場合は、滝壺に落ちたあとゴムボートが前転するような形でひっくり返ってしまう可能性があるとのこと。というわけでそんなときには先ほど書いたように一度岸に上がって道路を歩かなければならないとのことです。
終了間際には土砂降りに近い雨に見舞われました。でも私は高らかに宣言しましたよ。「私は勇者だ。恐れるものは何もない」。雨が降ろうがすでにウェットスーツはびしょびしょですからね。

【柳沢有紀夫の世界は愉快!】シリーズはこちら!
カタルーニャ州政府観光局(日本語サイト)
https://catalunya.jp/
ATTA (ADVENTURE TRAVEL TRADE ASSOCIATION。アトベンチャートラベルに関する世界的な業界団体。今回のイベントを主催)
https://www.adventuretravel.biz
Outdoor Adventours (今回のカタルーニャでの各アクティビティのツアー催行会社)
https://outdooradventour.com/





