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キャンピングカーの達人、伴 隆之が注目モデルをレビュー!
日産直系ブランドが手がける、マルチに使える1台

今回は日産ピーズクラフトのニューモデル、NV200バネットGXをベースにしたコンパクトなキャンピングカー「クラフトキャンパー ルミーノ」を紹介しようと思います。
と、その前に企画・販売を手がける日産ピーズフィールドクラフトの説明を簡単にしましょう。同ブランドは1994年に日産プリンス東京販売の関連会社として創設されました。
1997年には同社初となるオリジナルのキャンピングカー「クラフトキャンパーHOMY3.2」を発売。その後も、日産直系ということを活かし、エルグランドやセレナ、キューブといった日産車をベースにしたさまざまなキャンピングカーをリリースし、現在ではキャラバン、セレナ、NV200バネットをベースに7つのモデルをラインナップしています。歴史はもちろんのこと、購入時や購入後の安心感、メンテナンスなどのサービスは直系ブランドならではなのも魅力。
それでは早速クラフトキャンパー ルミーノを見ていきたいと思います。
こだわりの断熱・騒音対策

ベース車のNV200バネットはコンパクトなボディサイズで運転がしやすく、買い物など普段使いもしやすいのが特徴。そんなベース車のボディと内張りの間に「制振・吸音材」「遮熱材」「断熱材」を重ねて施工することで騒音と断熱をしっかり対策。
インテリアのほうはナチュラルウッドテイストの家具類に加え、キャンピングカー用のセカンドシートやベッド生地にはベージュカラーを採用し、明るく落ち着いた空間を実現。天井には飾り板付き照明も備わっています。
リビングはセカンドシートを前向きのままテーブルがセットできるため、2人で並んで食事などもできるほか、セカンドシートを反転させ荷室のベッドマットとの対面リビングにすることも可能になっています。


注目なのが荷室両脇にあるキャビネット部分で切り欠きのあるデザインになっており、ベッドやリビングモードの展開が苦労なく行えたのが印象的でした。
またテーブルは最後部のキャビネット間に橋渡すことができるようになっており、移動中は荷物棚になるほか、キャンプ場などではバックドアを開けて調理台などとしても活用できる、使いやすさが光る設計。



装備が充実していて、DC12Vクーラーの装着も可能

装備面では荷室左側にシンク&蛇口に加えリアクオーターウインドウ部分にサイドモールシステム付きの窓埋めボードを搭載。右キャビネット側は100Ahリチウムイオンサブバッテリーなどの電装システムや集中スイッチ、ACやUSBポートを集約した機能的な作り。

また、右キャビネットにはオプションのDC12Vクーラーを家具内に装着することも可能で、「12Vクーラーパック」では300AhサブバッテリーにFFヒーター、ルーフベントまたは200Wソーラーパネル、クーラー専用電源ソケットが一式セットされ、より快適な旅が行えるようになっています。
さらに、上段ベッドもオプションで用意しており夫婦プラス子ども1人、またはペットとの旅にもしっかり対応しています。






車名にある「ルミーノ(LUMINO)」とは、イタリア語で「ともしび」や「ランプ」を意味。小さなボディにわくわくする光を与えてくれる1台でした。気になる価格は546万5900円〜。







