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Ryotaさんが教える主食系レシピ
キャンプ飯に欠かせない、ご飯や麺を使った主食系レシピを筋肉料理研究家Ryotaさんに教えてもらいました。メスティンやシェラカップで簡単に作れるレシピばかりなので、ソロキャンプにぴったりです。
主食系レシピ
サバ缶のめんつゆ炊き込みごはん

メスティンで作るサバ缶の炊き込みごはん。味付けはめんつゆのみ、混ぜて炊くだけと調理は簡単ながらも、具材の風味が生きる一品に仕上げます。
材料(1~2人分)

無洗米 1合
サバ水煮缶(食塩不使用) 1個(190g)
にんじん 1/4本(約30g)
油揚げ 1/2枚
(A)水 150ml
(A)めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ3
(A)おろししょうが 小さじ1
刻みネギ 適量
サバ缶はめんつゆの風味を生かすため、食塩不使用のものを使用しています。食塩を使っているもので作る場合は、めんつゆを減らすなどして調節してみてください。また、めんつゆはストレートなら大さじ9、2倍濃縮なら大さじ4強、4倍濃縮なら大さじ2強を目安に調節してください。
作り方

【1】調理の準備として無洗米を浸水させましょう。時間は夏なら30分、春・秋なら45分、冬なら60分ほどを目安にしてください。

【2】浸水の間に、具材の下ごしらえをしましょう。まずは、にんじんを短冊切りにします。

【3】油揚げは横半分に切って薄切りにしましょう。

【4】浸水が終わったら、メスティンに水気を切った無洗米を入れ、さらに(A)、サバ水煮缶の汁を加えて混ぜます。

【5】にんじん、油揚げ、ざっくりほぐしたサバの身を加えたら準備完了です。

【6】メスティンを火にかけて沸騰したら、弱火で15分ほど炊きましょう。

【7】火から下ろしたらフタごとひっくり返してタオルにくるみ、15分ほど蒸らします。
【8】フタを取ったらざっくりと混ぜ、刻みネギをちらして完成です。刻みネギの緑とにんじんのオレンジのコントラストが食欲をそそります。

一口食べてみると、ごはんのふっくら食感にサバのうま味とにんじんの甘み、油揚げのコクがしっかり染み込んでいます。さらに、噛めば噛むほどそれぞれの具材の風味が引き立って、食べる手が止まりません。
奥深い味わいが楽しめて、まるで味付けがめんつゆだけとは思えないような一品に仕上がりました。
▼参考記事
しらすのオートミールたまご粥

今やダイエッターがこぞって食べているオートミール。携帯しやすくお米代わりとして食べられるため、実はキャンプや登山にも便利な食材です。そんなオートミールを使用して、シェラカップで簡単に作れるお粥レシピをご紹介します。
しらすの塩気とエリンギのうま味を生かして、調味料はめんつゆのみの簡単おつまみレシピ。 エリンギは手で裂くので、包丁もナイフも不要。今回のレシピでは、シェラカップは全て容量500mLのラージシェラカップを使用しています。
材料(1人分)

しらす 大さじ1
オートミール(ロールドオーツ) 40g
水 200mL
エリンギ 約50g
卵 1個
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
刻みネギ 適量
作り方

【1】エリンギを手で裂きましょう。うま味たっぷりなのはもちろん、独特のコリコリした食感で食べごたえも十分。

【2】シェラカップに水、エリンギを加えて加熱しましょう。水から煮ることで、そのうま味を引き出します。

【3】煮立たせたら弱火にしてオートミールとめんつゆを加え、オートミールが柔らかくなるまで混ぜながら煮ましょう。

【4】最後にたまごを割って溶いて回し入れ、半熟になるまで加熱します。
【5】最後にしらすを乗せ、刻みネギをちらして完成です。オートミールのもちぷち食感に、たまごのやさしい風味としらすの塩気がよく合います。

今回はめんつゆを使用していますが、さっぱり食べたいときはポン酢もおすすめ。また、梅干しや海苔、おろししょうがなどをプラスしても美味しいです。
▼参考記事
ゆず胡椒ラーメン

さっぱりコク旨ながらもピリリとした風味がやみつきのラーメン。工程は3ステップ、調理時間も10分かからない超簡単レシピなので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
材料(1人分)

中華麺 1袋
サラダチキン(切り落としタイプ) 50g
刻みネギ 適量
★スープ調味料
お湯 400ml
鶏ガラスープの素 小さじ2
ゆず胡椒 小さじ1
塩 少々
作り方

【1】クッカーに湯を沸かして中華麺を袋の表記時間通りに茹でて湯切りしましょう。

【2】器でお湯、鶏ガラスープの素、ゆず胡椒、塩を混ぜてスープを作ります。
ゆず胡椒は商品によって若干塩分量が異なるので、味見をしつつ塩で味を調節しましょう。
【3】器に中華麺を入れてスープを注ぎ、サラダチキン、刻みネギをトッピングして完成です!

一口すすってみると、もっちり中華麺に鶏ガラのコクとゆずの香りが絡んでさっぱりとした美味しさ。
さらに、ほんのり青唐辛子のピリッとした辛みがちょうど良いアクセントになってお箸の止まらない味わい。
シンプルな味付けながらも、奥深い風味が楽しめるラーメンに仕上がっています。
▼参考記事
焼き鳥缶詰のフォー

メスティンで作るベトナム料理「フォー」。具材は焼き鳥缶詰ともやしで包丁いらず。メスティンに麺と具材を入れて煮るだけなので、調理もとても簡単です。
材料(1人分)

フォー 80g
焼き鳥缶詰(塩味) 1個
もやし 50g
パクチー 適量
カットレモン お好み
★スープ
水 400ml
ナンプラー 大さじ1

ちなみに、一口にライスヌードルといってもいろいろな種類があり、こちらのレシピに使用するのは平たい形状が特徴的な「フォー」。
じつは、ベトナム語で「フォー」というのは麺そのものを指す言葉。
鶏肉で作るフォーは、鶏肉を意味する「ガー」を合わせて「フォー・ガー」と呼ばれるそうです。
作り方

【1】メスティンに水、ナンプラーを入れて火にかけましょう。

【2】スープが沸騰したらフォーを加えます。

【3】さらに、焼き鳥缶詰を塩ダレごと加えて、フォーが柔らかくなるまで弱火で3~4分煮ましょう。
ちなみに、今回はナンプラーの風味を飛ばしてマイルドな香りのスープに仕上げるため、フタはせずに煮ています。

【4】仕上げにもやしを入れ、ひと煮立ちさせたら火から下ろしましょう。
【5】パクチーをトッピングし、お好みでカットレモンを添えて完成!
アッという間に本格的なフォーができあがりました。

一口すすってみると、ツルリと軽やかな麺の食感に、ナンプラーと焼き鳥缶詰のコクがしっかり絡みます。さらに、仕上げに加えたもやしのシャキシャキ食感のおかげで食べごたえもバツグン。
缶詰でパパッと作ったとは思えないような、本格的な味わいが楽しめる一品に仕上がりました。
▼参考記事
鍋焼きうどん

ソロキャンプにおすすめのひとり鍋レシピ。調理器具はメスティンのみでできる、ポカポカに温まれる鍋やきうどんの作り方をご紹介します。材料にもよりますが調理時間が短めなので、パパッと作ってしまいたいときにピッタリの一品です。
材料

うどん 1玉(200g)
かまぼこ(薄切り) 2枚
油揚げ 1/2枚(約20g)
しいたけ 1個
卵 1個
刻みネギ 適量
★調味料
水 250ml
うどんスープ 1袋
作り方

【1】より華やかに仕上げるために、しいたけを飾り切りに。石づきを切り落とし、軸を切り離したら、笠に米の字になるように切り込みを入れます。

切り込みを入れると、煮込み時間が短縮できるほか、より味も染み込みやすくなりますよ。 また、軸は薄切りにして、飾り切りで切り取った部分と一緒に煮込んでしまいましょう。

【2】油揚げは半分に切って、さらに1cm幅に切ります。

【3】メスティンに水、市販のうどんスープを入れて煮立たせたら……

うどんをほぐし入れましょう。

【4】油揚げ、かまぼこ、しいたけを加えます。このあと卵を割り入れるので、中央にスペースを開けておきましょう。

【5】フタをしたら、うどんが柔らかくなるまで表記された時間どおりに茹でます。

【6】一度フタを取ったら卵を割り入れ、再度フタをして、白身に火が通るまでとろ火にかけましょう。

【7】仕上げに刻みネギをちらして完成!卵の黄身、かまぼこのピンク、しいたけの飾り切りのおかげで華やかに仕上がりました。

卵を絡めたうどんは、アツアツながらもやさしい口当たり。また、スープも油揚げやかまぼこ、しいたけといった具材の旨みもしっかり出ています。うどんをすすってスープを飲めば体の中からポカポカと温まって、まさに冬のキャンプ飯に最適!
▼参考記事
小牧由美さんが教えるカレー・おかずレシピ
料理研究家の小牧由美さんが冬にぴったりのカレーやおかずレシピを教えてくれました。冬が旬のかぼちゃやスパイスを使った、身体を温めてくれる工夫が満載のレシピです。
カレー・おかずレシピ
かぼちゃとあずきのスパイスカレー

冬にぴったりな「かぼちゃとあずきのスパイスカレー」。ホクホクのかぼちゃと優しい甘さのあずきにスパイスを効かせた、カラダの内側からほっこり温まるメニュー。冬至に限らず、寒い時期を乗り切るおすすめの一品です。
材料(2人分)

今回使用した材料です。
かぼちゃ 200g
ゆであずき(砂糖不使用) 100~200g
にんにく 1片
しょうが 1片
玉ねぎ 小1個
トマト缶 200ml
水 100~200ml
クミンシード 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
ターメリックパウダー 小さじ1/2
シナモンパウダー(ガラムマサラ)あれば 少々
鷹の爪 1~2本
塩 適量
こしょう 少々
油(こめ油など) 大さじ1弱
ごはん、ナン、パン(好みのもの)
下準備
・にんにく、しょうが、玉ねぎはみじん切りにします。
・かぼちゃは1cm程度の厚さにスライスします。
作り方
【1】スキレット(鍋)に、油、クミンシードを入れて火をつけ、香りが立つまで弱火で炒めます。
【2】クミンシードの周りに泡が出てきたら、かぼちゃを入れて両面を焼きます。

こんがりと焼き色がつくまで中火で焼いたら、一旦取り出します。
【3】スキレットに、にんにくとしょうがを入れ、香りが立つまで弱火で炒めます。
【4】玉ねぎを加えて炒めます。

玉ねぎは半量になるくらいまで、じっくりと炒めます。
【5】潰したトマトを加えます。

ここでは、トマトの水煮缶を使用していますが、生のトマトでもOKです。
【6】ゆであずきを加えます。あずきは、砂糖不使用のものを使います。

ゆであずきは、すべてを入れずに少し残しておくと、盛りつけのときに便利です。残しておいたあずきを、かぼちゃの上にトッピングすることで、見た目がよりきれいに仕上がります。
【7】スパイスパウダー、塩、こしょうを順に加えて炒めます。

水分が少ない場合は、水を加え5分ほど煮て、塩で味をととのえます。
【8】取り出していたかぼちゃを再び加えます。

かぼちゃが温まったら、火を止めます。

残しておいたあずきをトッピングして、ごはんやナン、パンなど好みのものと一緒にどうぞ。
ここでは、ターメリックライスに焼きししとうを添えました。
簡単ターメリックライスの作り方
普段通り、米を炊く要領でOKです。米(2合)に対して、ターメリックパウダー小さじ1/2、オリーブオイル小さじ1に塩少々を加え、手早くかき混ぜたら、あとは炊くだけです。水加減はお好みですが、普段より少なめにすると、ごはんがパラリと仕上がりカレーによく合います。
▼参考記事
キムチのアヒージョ

キムチはオイルで煮ると、まろやかな旨みのある美味しいアヒージョになります。今回はシンプルに、キムチのアヒージョが味わえる木綿豆腐で作るレシピを紹介します。豆腐のほか、お肉や魚介類(牡蠣やエビ、タコ)など、好みのものを入れていろいろなアレンジを楽しんでくださいね。
材料(2人分)

白菜キムチ 100g~
木綿豆腐 1丁(300g)
プチトマト 4~6個
きのこ(しめじなど) 適量
万能ねぎ(ニラ) 適量
オリーブオイル 適量
にんにく 3片分
タカノツメ 1本
塩 少々
下準備
・豆腐は水切りし、食べやすい大きさにカットします。
・キムチが大きい場合はカットし、汁気は軽く絞ります。
このとき、調理用ハサミを使うと便利です。小さめのボウルにキムチを入れ、調理用ハサミでキムチをカットし汁気を絞りながら鍋に移せば、まな板も手も汚さずにすみます。残った汁も捨てずに〆のチャプェに入れて使い切りましょう。
・プチトマトは楊枝などを使って穴を開けます。
・にんにくは2片分は半分にカットし、1片分はみじん切りにします。
・しめじは小房に分けます。
作り方

【1】スキレットに豆腐とキムチを入れます。

【2】しめじやプチトマト、万能ねぎ、にんにく、タカノツメを入れ、塩を振ります。

【3】最後にオリーブオイルを底から1cmくらいまで注ぎ、中火にかけます。

【4】全体がふつふつとしてきたら、弱めの中火にし、豆腐は上下返しながら火を通します。
【5】食べ頃になったら弱火にしていただきます。
▼参考記事
蜂巣稔さんが教えるスープレシピ
まるで高級料理店級の美味しさ!?心も身体もほっと温まる「さば汁」の作り方をキャンプ歴は20年以上の蜂巣稔さんが教えてくれました。
さば汁

寒い日は、家の中でも外でもあまり動きたくないですよね。そんな時には、手間をかけずに作れて身体が温まる、簡単なメニューがおすすめです。
超絶美味しい「さば汁」の作り方を紹介します。その美味しさは海鮮料理店のアラ汁級!と、筆者は思っています。ぜひ試してみてください。
材料(1人分)

身近で手に入る材料で作れます。
さばの水煮缶 1缶
水 500ml
顆粒だし 1本
味噌 ピンポン玉弱
長ネギ 1本
生姜 親指大
粉山椒
用意する材料は、身近なものばかり。特別な食材は使いません。顆粒だしや味噌も、自宅にある普段使いのもので大丈夫ですよ。
さばの水煮缶は、さばの切り身を水煮した缶詰です。骨が入っていますが、柔らかく加工されているので、切り身と一緒にそのまま食べることができます。DHAやEPAが豊富に含まれているのも嬉しいポイントです。
生姜はさばの臭みを消してくれます。たくさん加えると身体を温めてくれるのでおすすめですよ。
作り方

生姜を、幅5mm程度に刻みます。
【1】生姜を切ります。幅5mm程度が目安です。

長ネギは、幅1cm程度に斜め切りにします。
【2】長ネギを切ります。長ネギは丸々1本を、幅1cm程度に斜め切りします。

鍋に、さばの水煮と水500mlを入れます。
【3】鍋に水を500mlを入れ、さばの水煮缶を入れて火にかけます。
水煮缶の煮汁には、さばの旨味が凝縮されています。美味しいだしの素なので、捨てずに入れてください。

刻んだ生姜を投入します。
【4】刻んだ生姜を投入します。生の生姜が無ければ、チューブの生姜でも構いません。

顆粒だしを加えます。
【5】顆粒だしを投入します。

沸騰したら味噌を溶きます。
【6】鍋が沸騰したら、味噌を溶き入れます。

長ネギを投入し、一煮立ちさせます。
【7】最後に、斜め切りにした長ネギを投入し、一煮立ちさせます。長ネギがしんなりする前に火を止め、完成です。
できあがりまで10分もかからない、時短メニューです。お味噌汁の作り方と変わらないので、誰でも簡単にできるはず。キャンプ飯としても重宝するでしょう。
完成したら、熱々のさば汁をお椀によそって、粉山椒を一振りします。この粉山椒がポイント!高級料理店級の美味しさに変える魔法です。
▼参考記事
さとうあいさんが教えるアルコールレシピ
血の巡りを良くして体を温める効果があるワインと、スパイスを組み合わせれば更に身体がポカポカに!冬のキャンプにぴったりなホットワインレシピを料理家のさとうあいさんが教えてくれました。
スパイシーホットワイン

キャンプで簡単に作れて、身体も温まって美味しいホットワイン。寒い冬のキャンプで飲む、スパイシーなホットワインは格別です。
手軽に甘味をプラスでき、赤ワインとの相性も良いのがはちみつです。溶けやすいので、カップの中に注いで甘味の調整をしたい時にも活躍します。
材料

赤ワイン 400ml
オレンジジュース 200ml
シナモンスティック 1本
しょうがスライス 10g程
はちみつ 大さじ1
りんごジャム 大さじ2
ジャムはお好みの種類に変更し、味の変化を楽んでも良いですね。ベリー系や、マーマレードもおすすめです。
作り方

【1】全ての食材を鍋に入れて中火で加熱します。
【2】沸騰する直前に火を止めれば、ひとまずは完成です。
お好みで、寝かせる時間をおいて、飲む前に再び温めてからカップに注いで飲みましょう。
▼参考記事
ヒロさんが教えるホットドリンクレシピ
たっぷりのスパイスで作る本格的なチャイレシピや、甘さと酸味があって飲みやすいホットレモネードのレシピをヒロさんが教えてくれました。ホットドリンクで体の内側から温まりましょう。
ホットドリンクレシピ
チャイ

寒い時期のアウトドアにおすすめのホットドリンク「チャイ」のレシピをご紹介します。インスタントではなくスパイスを使用した本格的なレシピですが、作り方はとっても簡単。作る過程も含めて、本格的なチャイを楽しむことができると思います。
チャイとは、インド発祥の紅茶に砂糖や牛乳を混ぜた甘い飲み物のことです。日本でいうところの“ミルクティー”に近く、そこにスパイスを加えたものが日本では一般的にチャイと呼ばれています。専門店なども増えており、日本でも人気のある飲み物です。
今回は、より一層スパイスを感じることができる作り方のポイントも一緒に紹介していきます。分量や使用するスパイスはあくまでも一例なので、調整をしながら自分好みのレシピを見つけてみてください。
材料(2杯分)

茶葉やスパイスは使う分だけ小分けの袋に入れておくと便利。
牛乳 200ml
水 200ml
紅茶 ティースプーン約3杯
クローブ 5個(原形)
カルダモン 5個(原形)
シナモン 1片(3cm程度)
砂糖 適量
今回の材料は2杯分です。スパイスは大手スーパーや専門店、インターネットなどで購入することができます。
スパイスの量は好みによって調整してみてください。追加でショウガを加えると、より体がポカポカしてくるのでおすすめです。
アウトドアで作る際、砂糖はスティックシュガーだと持ち運びに便利です。
紅茶は、アッサムかセイロンが定番です。CTCという丸いつぶつぶの形をした茶葉を使用することで、よりコクが出て味の濃いチャイを作ることができます。もし、入手ができたらそちらを使ってみるのもおすすめです。
調理器具

茶こしとすりこぎが必要になります。
片手鍋
スプーン
茶こし
すりこぎ
今回は、片手鍋を使用して、カセットコンロで加熱します。
茶こしは、スパイスや茶葉をこすのに必要になるので、忘れないようにしましょう。
作り方

軽くすり潰して香りが出やすいようにします。
【1】スパイスをすり潰します。シナモンは手で折れるので適度な大きさにします。残りのカルダモンとクローブは、すりこぎを使用すると簡単にすり潰すことができます。

水の状態でスパイスを入れるのがポイント。
【2】鍋に水を入れて、すり潰したスパイスを加えます。この時、冷たい状態からスパイスと一緒に火にかけるのがポイント。合わせて加熱することで、スパイス感を強く出すことができます。

薄い茶色になるまで加熱します。
【3】強火で加熱して、色が付くまで沸騰させていきます。

色が付いたら茶葉を入れます。
【4】お湯が茶色くなってきたら、茶葉を加えます。

牛乳を入れると、一気にチャイらしい見た目に。
【5】茶葉を煮出して全体的に茶色が濃くなってきたら、牛乳を入れます。

砂糖は少しずつ足していきましょう。
【6】中火で沸々とするまで熱したら、砂糖を入れていきます。少しずつ味見をしながら、お好みの甘さに調整してください。

こしながらカップに注いでいきます。
【7】吹きこぼれに注意しながら、軽くかき混ぜたら火を止めます。
【8】茶こしでこしたら、カップに注いでできあがりです!

スパイス特有の良い香りが漂います。
スパイスをすり潰す時間も含めて、約10分ほどで完成しました。難しい工程もなく、初めてでもおいしく作ることができますよ。
▼参考記事
生レモン×はちみつのホットレモネード

ホッと温まるレモネードの作り方をご紹介します。甘さと酸味があって飲みやすいホットレモネードは寝る前にもおすすめです。
生レモンを使用したレシピで、とても簡単に作ることができます。
材料(1人前 約200ml)

レモン 1個
水 200ml
はちみつ 大さじ4
砂糖 大さじ2
材料はあくまでも目安です。好みに応じて分量を調整してください。
砂糖だけでも甘さを出すことはできますが、はちみつを使うことで深い味になるので、ぜひ入れてみてください。
キャンプなどでは重たいビンを持ち運ぶのが大変なので、スティックタイプのはちみつなどを利用するのがおすすめです。
必要な道具
片手鍋
茶こし
搾り機(必要に応じて)
もしお持ちであれば、搾り機を使用するとレモンをしっかりと絞ることができます。
作り方

【1】レモンの端をカットして、盛り付け用に2~3枚スライスします。完成時にスライスしたレモンを添えることで、よりレモンの酸味や風味がアップします。
端の方は皮だけになるので、果肉が出るところまで切り落としてください。
【2】水200mlを鍋に入れて、強火で沸騰させます。

【3】砂糖、はちみつを加えて全体的に混ぜていきます。

【4】沸騰したら、砂糖大さじ2、はちみつ大さじ4を加えて混ぜ合わせます。
寒い時期になるとはちみつが固まってしまうことがありますが、問題なく使用することができるのでご安心ください。「結晶化」という現象で、気温の低下などで起こるものです。
お湯には溶けやすいので、もし自宅で固まってしまったものがあれば積極的に使用してもOKです。

【5】先ほどカットしたレモンの残りを搾って、果汁を加えていきます。
筆者はいつも手で搾ってしまいますが、搾り機があると便利です。その際にタネが入ってしまうことがありますが、最後に茶こしでこすのでそのままでも大丈夫です。
気になるようであれば、スプーンなどで取り除いてください。

【6】全ての材料を入れたら、まんべんなく混ぜ合わせます。

【7】カップに茶こしをセットして、タネが入らないように注いでいきます。

【8】最後に、スライスしたレモンを添えたらホットレモネードの完成です。
約10分ほどで作ることができます。
サッと作れるので、朝起きた時の目覚めの一杯にもいいですし、寝る前に温まってから寝床につくのもいいですね。
▼参考記事
小松優太さんが教えるスイーツレシピ
おいしいキャンプ料理に舌鼓を打ったあとは、スイーツを食べてゆっくりしたくなりますね。スキレットでお手軽に作れるスイーツレシピを、小松優太さんが教えてくれました。
ダッチベイビー

美味しいキャンプ料理に舌鼓を打ったあとは、スイーツでも食べてゆっくりしませんか。
スキレットで簡単に作れるパンケーキ、ダッチベイビーの作り方を紹介します。
材料(1人前)
薄力粉 大さじ3
卵 1個
牛乳 40ml
はちみつ 大さじ2(好みに応じて調整)
バター 1片
作り方
【1】ボウルなどの容器に卵と牛乳を入れ、よく混ぜます。
【2】1のボウルにはちみつ・薄力粉を加え、混ぜ合わせます。このとき、ダマにならないように注意しましょう。また、加熱時に膨らみにくくなるので、混ぜすぎにも気をつけます。
【3】スキレットを熱し、バターを溶かしましょう。
【4】バターが溶けたら生地を入れてフタをし、弱火~中火で15分程度加熱して完成です。
お好みでバナナやリンゴなどのフルーツを乗せると、スイーツらしさが増しますよ。個人的には、シナモンパウダーを振りかけるのがおすすめです。
▼参考記事



















