五徳とは?種類や特徴から起源まで解説! | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

PR

アウトドアの知識

2025.09.12

五徳とは?種類や特徴から起源まで解説!

五徳とは?種類や特徴から起源まで解説!
普段の生活のみならず、アウトドアでも欠かせない、調理。そんな調理に必要なものと言えば、ガスや鍋などが頭に浮かびますが、燃料問わず火器と共に必要な「五徳」の存在も忘れてはいけません。今回は、無くてはならない必須のアウトドアギア、五徳の基本とおすすめアイテムをご紹介します。

五徳とは?

ステンレス 五徳

五徳がなくては調理ができない。

炭や薪、ガスなどを燃料として使用する火器の上などに設置され、調理器具を乗せるための支持具が五徳です。

アウトドアでは焚き火台と一緒に使われているものや、ガス・ガソリンバーナーのヘッド部分に一体となっているものなどがあります。

キャンプ・登山などアクティビティによって使われる調理器具の重量や素材が異なるので、用途に合わせた様々な五徳が存在します。

五徳の種類と特徴

もっと見る

種類

鋳鉄製五徳

五徳 鋳鉄

古くから使われる鉄製五徳。

古くから使われている素材である鉄を溶かし、型に流し込んで作るのが鋳鉄製五徳です。

一体成型で耐久性が高いのが特長で、丁寧にメンテナンスをしていれば末永く使うことができます。

多彩な形状やサイズが存在し、ソロ用の小さなものからグループ向けの大きな五徳など様々なものが展開されているのもポイントです。

使用後のメンテナンスは必要ですが、どんな調理器具を置いても安心して使えるのは鋳鉄製五徳ならではの魅力です。

筆者はソロキャンプ用の小さな鋳鉄製五徳を使っていて、小さな郷里器具をガスバーナーに置く際の補助として役立っています。

ステンレス製五徳

ステンレス 五徳

幅広いユーザーに使われるステンレス製です。

アウトドアでは最も馴染みがある素材のステンレス。五徳でも多くのモデルで使われています。

ステンレスがアウトドアギアで重宝されるのは、錆に強く優れた強度を誇り、熱に強いといった特長を持っているためです。

五徳で使用するにはピッタリな素材で、焚き火台やガスバーナーなど、火器を問わずステンレスが使われています。

メンテナンスは当然ながら必要ですが、扱いやすく多くの調理器具に使えるため、エントリーから経験者まで幅広いユーザーにおすすめです。

筆者も、所有している火器の殆どにステンレスが使われています。

アルミ製五徳

アルミ 五徳

軽量で持ち運びやすいアルミ製五徳です。

近代のアウトドアは、必要な機能性を損なわず軽量な道具を持ってフィールドで活動できるようになりました。

ステンレスや鉄と比較して軽量なアルミを使用した五徳は、現代のアウトドアが生み出したアイテムといえます。

重量がある調理器具を置くことはできませんが、ソロキャンプで使う同素材のクッカーや、アルミと同じく軽量が特長のチタン製クッカーとの相性は良く、1人や多くても2人程度の調理であれば十分に対応できます。

アルコールストーブの五徳に使われることが多く、筆者もアルコールストーブ用の五徳はアルミ製を使っています。

五徳の歴史と起源

五徳

鉄製五徳で小さなクッカーも使用可能です。

五徳は弥生時代から既に存在していたとされ、使われる燃料や火器によってその形状、素材などは変化してきました。

現代でも使われている鉄製の五徳は鎌倉時代には既に存在し、数本の脚が付いた五徳は囲炉裏で使われていました。

現代はガスコンロが主流となり、ガスの普及前に使われていた脚と環で構成されていた五徳ではなく、爪や脚のみで作られた五徳が一般的となりました。

キャンプで活躍する五徳7選

ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
価格

SWEN

ソロ五徳

¥1,180

キャプテンスタッグ

焚火 ゴトク

¥3,850

ベルモント

ワイド五徳(High)

¥3,245

エバニュー

OKUDAKEゴトク

¥2,970

笑’s

バーナーゴトク H-80

¥2,200

VARGO

ヘキサゴンウッドストーブ ステンレス

¥8,580

トランギア

TR-B25用ゴトク

¥1,430

【SWEN】ソロ五徳

鉄 五徳

シングルバーナー向けの鉄製五徳です。

1939年創業のアウトドアショップ、SWENが展開する鋳鉄製五徳です。

約φ9.5mm×厚み1.6mmのサイズに、450gという重量で、シングルガスバーナーの五徳として使うのにピッタリです。

1人用の調理で使うクッカーや重量なら十分対応でき、SWENの文字が入ったデザインも良く、積極的に持ち出したくなります。

SWEN ソロ五徳

サイズ:約φ9.5×1.6mm 重量:約450g

【キャプテンスタッグ】焚火 ゴトク

コストパフォーマンスの高いキャンプギアを豊富に展開するキャプテンスタッグの鉄製五徳です。

耐荷重20kgでダッチオーブンやスキレットなどの鉄製調理器具にも対応できる頑丈さで、焚き火調理に最適です。

長方形のデザインはBBQグリルや焚き火台など、火器の形状を問わず使えるのも魅力です。

キャプテンスタッグ 焚火 ゴトク

サイズ:約57×23cm(ハンドル含む) ゴトク幅:約45×23cm 外径:0.7cm 重量:約1kg 取付可能サイズ:奥行き43.5cm以内 耐荷重:20kg

【ベルモント】ワイド五徳(High)

ステンレス素材を使用した、燃料問わず使用できる汎用性の高い五徳です。

直結型のシングルバーナーを五徳の下に入れることで、シングルバーナーでは対応できない重たい調理器具で調理できるようになります。

耐荷重は20kgで必要十分。焚き火台の上に乗せるなど、ワイド五徳ひとつで様々なシチュエーションのキャンプで活躍してくれます。

ベルモント ワイド五徳(High)

サイズ:上台面 約33×16.5×1.5cm 使用時 44.5×17×19cm 重量:590g 耐荷重:20kg

【エバニュー】OKUDAKEゴトク

焚き火に置くだけで調理が可能になる便利なステンレス製五徳です。

ステンレスの特長を存分に発揮できるアイテムで、他の熱源では実現できない高火力を生み出す焚き火で使っても歪まないほどの強度を持ちます。

シンプルなのに使い勝手抜群なのが、数々の名品を生み出してきたエバニューらしいアイテムです。

エバニュー OKUDAKEゴトク

サイズ:40×13cm パイプ径:0.6cm 質量:310g 素材:ステンレス

【笑’s】バーナーゴトク H-80

ソロキャンプで静かな野営をしたい方におすすめな火器、アルコールストーブ専用のステンレス製五徳です。

ステンレスの頑丈な作りに、ソロ使用を想定した調理器具を置いても問題ない安定感と使い勝手な良さがポイントです。

笑’s バーナーゴトク H-80

収納サイズ:約9×7.8×2cm 組み立てサイズ:頂点を繋ぐ一辺が約9cmの異形三角柱、高さ約7.7cm 重量:約57g ※アルコールバーナーは付属しません

【VARGO】ヘキサゴンウッドストーブ ステンレス

枝や落葉などを使用するネイチャーストーブで、アルコールストーブを内部に入れて使用することもできます。

上部が五徳を兼ねていて、収納時には薄くコンパクトになるので持ち運びに便利です。

使用には安定した場所が必要となりますが、小さく静かな焚き火を楽しみながら調理もできるのがグッドです。

VARGO ヘキサゴンウッドストーブ ステンレス

サイズ:7.6×12.7×10.1cm 収納サイズ:約φ13.2×1.2cm 重量:210g 材質:ステンレス

【トランギア】TR-B25用ゴトク

メスティンやアルコールストーブで有名なアウトドアブランド、トランギアが展開するアルミ製五徳です。

同ブランドのアルコールストーブを置くだけで五徳として機能してくれます。

トランギア製アルコールストーブに限らず、形状やサイズが近いアルコールストーブにも使用できます。

ソロキャンプやバックパックを背負って行くキャンプでおすすめです。

トランギア TR-B25用ゴトク

サイズ:φ9.7×6.3cm 重量:50g 材質:アルミ製

まとめ

鉄 五徳

道具や火器に合わせて五徳は様々。

五徳は調理の快適さを左右する大事なアイテムです。五徳の素材や形状を知っておくと、ソロキャンプからグループで使うか、重たい調理器具を使るものを選ぶか、調理を限定して軽量コンパクトなものを選ぶかなど、間違いのないモデルを選ぶことができます。

購入の際には手に取って重量感や使い勝手を確かめ、所有している火器に使えるサイズかどうかを確認してください。

北村 一樹さん

アウトドアライター

関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

あわせて読みたい

キャンプに必要な道具とは?初心者におすすめのキャンプギア16選

キャンプに必要な道具とは?初心者におすすめのキャンプギア16選

キャンプ用キッチンツール31選|アウトドア料理がもっと楽しくなるおすすめ調理器具

キャンプ用キッチンツール31選|アウトドア料理がもっと楽しくなるおすすめ調理器具

無骨でかっこいい焚き火台10選|ソロ向けからグループ向けまで!ガレージブランドのアイテムも紹介

無骨でかっこいい焚き火台10選|ソロ向けからグループ向けまで!ガレージブランドのアイテムも紹介

【2025年】ソロ向け焚き火台おすすめ30選|軽量コンパクトな人気モデルを紹介

【2025年】ソロ向け焚き火台おすすめ30選|軽量コンパクトな人気モデルを紹介

【2025年】焚き火台おすすめ45選!ソロ&ファミリー向けの最新・定番人気モデルを紹介

【2025年】焚き火台おすすめ45選!ソロ&ファミリー向けの最新・定番人気モデルを紹介

NEW ARTICLES

『 アウトドアの知識 』新着編集部記事

冬キャンプの移動手段はマイカー? 公共交通機関? それぞれのメリットと注意点を解説

2026.01.10

「冬のトラブルあるある」実例とは!? 安全登山の解決策をご紹介!

2026.01.09

ウルトラライトの魅力とは?ソロキャンプにおすすめの軽量ギア9選

2025.12.10

ベランピング入門!キャンプ初心者でも楽しめる方法と周囲に迷惑をかけない注意点

2025.11.30

加水分解のベタベタは除去できる!その方法と手順を解説!

2025.11.28

バーベキューの串はどう選ぶ?成功の秘訣も解説!

2025.11.27

アウトドアに持っていきたいファーストエイドキットの中身とは?

2025.11.22

キャンプで忘れ物を防ぐ! うっかりミスをしないチェック方法教えます

2025.11.14

ロウやスギの葉などで着火材を自作してみた!

2025.11.02