はるかなるピン渓谷と、神秘の“月の湖” チャンドラタールを訪ねて | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海外の旅

2017.12.13

はるかなるピン渓谷と、神秘の“月の湖” チャンドラタールを訪ねて

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キナウル・スピティの旅11

スピティのカザから南東に進み、スピティ川沿いの街道から南西に続く脇道に入ると、ピン渓谷と呼ばれる渓谷地帯に入ります。国立公園にも指定されているこの地域は、南のキナウル方面や、谷の奥からさらに西にあるパールヴァティー渓谷へのトレッキングルートの入口にもあたります。

この日、カザから日帰りで軽自動車をチャーターして、ピン渓谷に行こうとしたのですが、谷の入口付近に立て看板が。「この先、道路工事でダイナマイトとか使うので、しばらく待っててね」とのこと。結局、ここで約1時間半待ち。この地域では、まあ、よくあることです。

ピン渓谷の中ほどに位置するクングリという村には、クングリ・ゴンパというこの一帯で一番大きな僧院があります。歴史は古いものの、僧院の建物の大半は最近建てられたごく新しいもの。ただ、敷地の西外れには一番古い由来を持つお堂がまだ残されていて、古めかしい仏像の数々や壁画を拝観することができました。

クングリからさらに先、ピン渓谷の奥へと車で進んでいきます。道路は途中から未舗装になりますが、そこまでひどい道ではありません。途中、ぽつんぽつんと、小さな集落がピン川沿いに点在しています。

ピン渓谷の車道のほぼ突き当たりにある村、ムドに着きました。集落の中にはトレッキング客向けの簡素なゲストハウスがいくつか。村外れの崖にいくつかある小さな建物は、僧侶たちが修行に用いる瞑想所だそうです。

荷物を運ぶ仕事を終え、家畜小屋へと戻る途中のロバたち。おつかれさま。

ムドの村の畑から、さらに南へと続くピン渓谷を眺めました。穏やかに吹きわたる風、鮮やかな緑に色づく畑、そこかしこに咲き乱れる花々。忘れられない風景でした。

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