もしや景観は日本一!? 日本三大奇景・妙義山を望む天空のグランピング施設が誕生! | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    日本の旅

    2018.10.05

    もしや景観は日本一!? 日本三大奇景・妙義山を望む天空のグランピング施設が誕生!

    10月1日、荒々しい岩肌や奇岩が特徴の妙義山を真正面に望む絶景の地にグランピング施設、『妙義グリーンホテル&テラス』のテラスエリアがオープンした。空が広く見える開放感抜群のサイトは、美しく手入れされた天然芝におおわれている。目の前を遮るものがないため、11月上旬(年によって異なる)には山肌を真っ赤に染める紅葉、春には新緑と、四季折々に変化を見せる妙義山を一望できる。また、野鳥の鳴き声や満天の星……。とくに、早朝、妙義山が赤く染まるモルゲンロート(朝焼け)や、ときおり見える雲海は、感動的な美しさ。チェックインのときに、翌朝の日の出の時間を教えてもらえるので、早起きをして、自然が生み出す壮大なショーを楽しみたい。

    朝焼けに染まる妙義山。

    秋には雲海も出現する。

    妙義山を見るために設けられた絶景の展望デッキ。共有スペースなので自由に利用できる。

    妙義山の紅葉の見ごろは11月上旬ごろ。

    解放感あふれる窓付きドームテント型の客室

    宿泊施設は4タイプ。ドームテント型の客室は、「スタンダードタイプ」が4室、妙義山を正面に望む「ラグジュアリータイプ」が2室、ペットと一緒に宿泊可能な「ペットタイプ」が2室。その他、キャンピングトレーラーの最高峰、銀色に輝く「エアストリーム」タイプが 2 室の全 10 室。冷暖房完備なので、一年中快適。ドレッサー、姿見、Bluetoothスピーカー、ドライヤーなども備わっていて、ホテルの部屋と遜色がない。しかも、ラグジュアリータイプの部屋には天体望遠鏡もあるので、屋外に持ち出して天体観測を楽しむことができる。ただし、トイレやシャワーはエリア内の共有施設を、お風呂はホテルエリアにある天然温泉(無料)で利用する。部屋の中ですべてを完結させるのではなく、屋外に出る機会が多い分、星を見たり、風を感じたり……、自然を感じる瞬間が多いのは悪くない。

    ラグジュアリータイプのドームテント。部屋の中から妙義山を一望。カーテンが閉められるので、プライベートも守られている。

    エアストリームは定員2名。屋外には専用のリビングスペースがある。

    ペットと泊まれる客室は2棟。ペット用トイレなども用意されている。

    隣接するゴルフ場の近くにはドッグラン(予約制)もある。

    『妙義グリーンホテル&テラス』のホテルエリアの温泉を無料で利用できる。送迎バスもある。泉質は「炭酸水素塩泉」。6000万年前の太古の海のエキスをふんだんに含み、トロリとした肌触りが特徴の美肌の湯。露天風呂もある。

    食事はウェーバーでセルフBBQ

    夕食は群馬県産の上州牛・上州もち豚など上質な食材をふんだんに使ったBBQ。スタッフが運んでくれた食材を、各室専用のアウトドアデッキにて、グリルで調理する。後片づけはスタッフにおまかせなので超楽ちん! 朝食は、レセプションを兼ねたBAR ラウンジで「朝食 BOX」を受け取り、清々しい朝の空気を感じながら、アウトドアデッキでいただく。また、BAR ラウンジでは、セルフサービスでコーヒーやジュースなどのソフトドリンクから、生ビール、ウイスキーなどのアルコール類を無料で提供している(17:00~22:00)。

    ラグジュアリータイプの部屋の夕食。お肉には群馬県産の上州牛・上州もち豚を使用。肉やエビはもちろん、パエリアもBBQグリルで調理。写真は4人分。

    朝食。BBQグリルでスープを温め、卵は自分で調理する。野鳥のさえずりを聞きながら、贅沢な時間を過ごせる。写真は2人分。

    『ウェーバー』のガスグリルを設置。操作も簡単! 蒸し焼きができ、おいしく調理できる。

    ひときわ大きなドームテントは、レセプションとBarラウンジを兼ねている。ソフトドリンクやアルコール類を無料で提供。テーブルやチェアも備わっていて、セルフBarとしても利用できる。天体望遠鏡やギターも置かれ、自由に使える。

    観光の拠点としても好条件

    『妙義グリーンホテル&テラス』のある妙義・富岡エリアは観光スポットも多い。群馬県を代表する紅葉の名所の碓氷峠、パワースポットとしても知られる妙義神社、世界遺産の富岡製糸場、少し足を延ばして軽井沢と、車で1時間以内の範囲に見どころが目白押しだ。

    なかでも今の時季におすすめなのは、妙義山ハイキング。数々の険しい岩場や鎖場などがあり、頂上へ登るのは上級者でも難しいが、パワースポットとして知られる主峰、白雲山の中腹にある妙義神社周辺や、奇岩の宝庫!? 中之岳中腹をめぐる石門コースは、比較的歩きやすい。ただし、シューズなど、登山用装備は十分に整えておこう。

    妙義神社の紅葉。関東一の壮大さを誇る、鮮やかな朱色の総門に圧倒される。

    妙義山の登山客に最も親しまれている石門コース。中之岳駐車場から石門、大砲岩、見晴らし、中之嶽神社をめぐる。所要時間は約70分。

    また、鉄道好きにはJR信越線・横川駅西側が起点・終点になっている「アプトの道」もオススメだ。こちらは信越本線アプト式鉄道時代の廃線敷を利用して整備された、横川駅~熊ノ平駅の間の約6kmの遊歩道で、往復12㎞。重要文化財の旧丸山変電所をはじめ、6つの橋梁と10の隧道があり、めがね橋を代表する鉄道煉瓦構造物群など、碓氷峠鉄道遺産に触れることができる。往復すると1日がかりだが、車でめがね橋あたりまで行き、周辺を散策するだけでも十分、楽しめる。

    アプトの道。横川駅西側、「碓氷峠鉄道文化むら」のすぐそばからスタートする。

    めがね橋は、200万8,000個の煉瓦で造られた日本最大の4連アーチ式鉄橋。明治25年に完成した碓氷峠のシンボル的存在だ。道路から階段を上り、実際に橋の上や、橋に続くトンネル内を歩くことができる。付近に駐車場、トイレも整備されている。

    折り返し地点の熊ノ平。廃墟好きにはたまらない雰囲気!? 信越線が複線化される前は、ここで上下線の列車が待ち合わせて、すれ違いをしていたという。

    アウトドア系ブランドのアウトレットがある軽井沢へも車で1時間弱。トレッキングや観光など、フィールドで遊びたい人にとって、地理的条件はバッチリだ。オープン後も、利用者の要望に応え、設備やサービスを充実させる予定だ。今後の進化にも期待したい。

    『妙義グリーンホテル&テラス』施設概要

    妙義グリーンホテル&テラス
    所在地 : 〒379-0208 群馬県富岡市妙義町菅原 2678

    アクセス :
    車) 上信越自動車道「松井田妙義 IC」から約 10km
    電車) JR 信越本線「松井田駅」から車で約 10 分、 上信電鉄「上州富岡駅」から車で約 30 分 *送迎シャトルバスあり(要予約)

    TEL : 0274-73-4111
    URL : https://www.accordiahotel.com/myogi/glamping/

    宿泊料金(宿泊代+夕食+朝食+飲み放題(BARラウンジのフリードリンク)込み(税別)
    ●窓付きドームテント型
    ① スタンダードタイプ 4部屋(定員4名) 15,000 円~(1 室 4 名利用時のひとり分)
    ② ラグジュアリータイプ 2部屋(定員4名) 19,000 円~(1 室 4 名利用時のひとり分)
    ③ ペットタイプ(定員4名) 2部屋 15,000 円~(1 室 4 名利用時のひとり分)
    ※ペットは体重 12 ㎏までの中型の室内犬に限ります。

    ●エアストリーム 2 部屋(定員 2 名)  1 室 2 名 20,000 円 ~(1 室 2名利用時のひとり分)

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