うっかり日焼けしてしまった!アウトドア派もやっておきたいアフターケアのすすめ | アウトドアの知識 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • アウトドアの知識

    2021.06.04

    うっかり日焼けしてしまった!アウトドア派もやっておきたいアフターケアのすすめ

    アウトドアで楽しく遊んだ後、疲れを感じるときがありますよね。これは、日焼けによる疲労で体が弱っているからです。もちろん、お肌もダメージを受けています。疲労が抜けないまま、翌日からハードな仕事やスケジュールをこなし、体調を崩してしまうこともあります。

    まず、日焼けをすると、程度の差はあれど、肌に炎症が起きているということを認識していただきたいです。とはいえ、やっぱり外に出て楽しみたいですよね。そんなみなさんに向けて、今回は、日焼けした後のケアについてお伝えしていきます。

    日焼け後のケア(体の外から編)

    外で遊んで帰ってきて、お風呂に入ったときに、鏡を見て「あっ!日焼けしちゃってる!」と気づくことがありますよね。ついつい日焼け止めを塗るのを忘れてしまう、よくあることです。そんな時、まずは炎症が起きてしまっている肌の火照りを鎮めることが重要です。時には、いつも通りのケアでは炎症はおさまらないことがあります。そこで炎症を鎮めるために、筆者は以下のような対策をとっています。

    パックで肌の炎症を鎮める

    パックは、「コットンパック」と「シートマスク」が試しやすいですよ。

    コットンパックは、コットンに化粧水をたっぷりと含ませて薄く裂き、おでこ・左右の目元・鼻・左右のほほ・あごの7か所に乗せて貼り付けます。コツは化粧水を「コットンにひたひたになるくらい含ませる」こと。炎症が起きている状態を鎮めるために、たっぷりと化粧水を使用してください。シートマスクをお持ちの方は、シートマスクを使ってもOK。

    テレビを見ながら、家事をしながらなど「ながら」でいいので、パックをして念入りに保湿をして、早めに肌の火照りを鎮めるようにしましょう。

    いつもより化粧水を多めにつけ、念入りに保湿する

    日焼けした肌には、いつもより念入りに保湿をしましょう。筆者のおすすめの方法は、「化粧水3回転法」です。やり方は簡単。お肌に化粧水を入れ込んで、浸透したら、また、化粧水を塗る。これを3回繰り返します。結構な日焼けをしてしまった日は、つける化粧水の量を増やすか、「3回転」を「5回転」まで増やしています。日焼け後の素早い保湿は、肌の炎症対策になります。パックが面倒だなと思う場合は、この回転法でいつもよりかなり多めに化粧水をつけることをおすすめします。

    化粧水を冷やしてつける

    日焼けによる火照りがかなり気になる場合は、冷蔵庫で化粧水を少し冷やしてつけることもあります。ただ、キンキンに冷やしてしまうと含まれている成分に変化が表れてしまうことがあるため、気持ちいいと感じる程度の温度に少し冷やしてからつけるといいですよ。

    乳液やクリームで保湿する

    「暑いから」「夏だから」と、化粧水しかつけないという方がいるそうです。中にはなにもつけないという方も!日焼けをしたときは肌に炎症が起きている状態ですから、乳液もやクリームでもケアをしてください。化粧水に、乳液やクリームで蓋をするイメージです。

    日焼け後の炎症はすぐにはおさまりませんが、上に挙げたようなケアを毎日続けることが大切です。短期的ではなく長期的なケアが必要です。日焼けして赤くなっていたのがだんだんと黒くなっていきますが、それでもケアを続けましょう。

    日焼け後のケア(体の中から編)

    日焼けした肌は乾燥してしまいます。肌の乾燥は、シミ・シワ・たるみなどの原因になるといわれています。実は、この乾燥は体の中でも起こっています。紫外線を浴び、体内で活性酸素が大量に発生してしまうと、老化を早める場合も。そのため、日焼けした後は、体の中のケアも必要です。

    水分補給をしっかりと

    人間の体の6070%は水でできているので、筆者は普段から意識して水を摂取することを心掛けています。日焼けした日は、いつもよりたくさん水を飲むようにしています。また、外で過ごして汗をかくと、体内のナトリウムや電解質も不足しがちに。意識してこれらも補充するようにしています。スポーツ飲料や電解質飲料を摂取することで、熱中症予防にもなります。

    ビタミンACEを補給する

    日焼け後は、体内に疲労成分が溜まっています。抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eをしっかり摂るようにしましょう。特にビタミンCはシミのもとになるメラニンを抑え、色素沈着を起きにくくします。筆者は、バランスよく摂取できるようにサプリメントも取り入れています。体の中を修復するイメージで、いつもより多めにビタミンACEを含む食物を摂るようにしてください。

    タンパク質を補給する

    体の6070%は水、残りは主にタンパク質。何十兆個という細胞ひとつひとつで私たちの体はできています。日焼けのダメージを回復するためにも、細胞の原料であるタンパク質を摂取しましょう。

    睡眠をとり、体を休ませる

    日焼けした体は疲労していますので、しっかりと休ませてあげることが大切です。そのためには良質な睡眠をとること。また、良質な睡眠のために入眠環境を整えてあげることも大切ですね。筆者の場合はアロマの力を借りたり、ヨガやメディテーションを取り入れたりしています。湯船に浸かることも、睡眠の質を上げるには効果的と言われています。

    人によってベストな睡眠時間は異なるといわれていますが、「朝起きた時にスッキリしている!」を目安に、ご自身に合った睡眠時間を探してみてくださいね。睡眠は最高の美容液。ぐっすり眠れる環境を整えて良質な睡眠を取りましょう。

    〜まとめ〜

    「日焼けは炎症」。日焼けした後は、体の外も中もダメージを受けているので、両方からのケアが必要です。自分の体を労り、これからやってくる夏を楽しく過ごせたらいいですね。

    私が書きました!
    ウェルネスビューティーアドバイザー
    杉崎夕子
    ウェルネスビューティーアドバイザー。各種メイクアップ・ビューティーレッスン・講師・プロデュース・企業へのアドバイザー・MC等で活躍中。ウェルビーイングをモットーとし、山や海で過ごし「スポーツしながらキレイになる」ためのアドバイス・指導が得意。趣味は、ランニング、トレイルランニング、ハイク、SUP。トレイルランニングはレースにチャレンジしています。SUPインストラクターの資格を取得中。instagram @urara_sky

    NEW ARTICLES

    『 アウトドアの知識 』新着編集部記事

    ポーラテックはキャンプなどアウトドアに必須?おすすめの素材と商品を解説!

    2024.04.12

    ソト遊びへは車か電車か…どっちが早い?どっちが楽?移動手段の最適解を徹底検証

    2024.03.30

    キャンプには?登山には?アルファ米・パックご飯・生米のアウトドアでの使い分け方

    2024.03.28

    スタッキングとは?キャンプで活躍する道具を一挙紹介!

    2024.03.23

    ドローコードとは?便利な活用方法と取り付け方を解説

    2024.03.15

    レインウェアの撥水やシュラフのふかふかを復活させるには…「洗う」が新常識だった!

    2024.02.20

    ゾクゾクするとき、お腹が冷えたとき…カイロを貼る効果的な場所と衣類で温めるポイントは?

    2024.02.19

    ベランピングとは?キャンプ初心者でも楽しめる方法と周囲に迷惑をかけない注意点!

    2024.01.31