キャンプにもおすすめ。喉ごしさっぱり!スキレットで作る秋薫る『すだちのスープカレー』 | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.09.21

    キャンプにもおすすめ。喉ごしさっぱり!スキレットで作る秋薫る『すだちのスープカレー』

    『すだちのスープカレー』を冷や麦と一緒に。スープカレーですだちの酸味を、麺にはすだちの皮を添えて香りを楽しみます。

    「香り高いすだち」に「香りの強いスパイス」を合わせたスープカレー

    秋の味覚、松茸やサンマなどに添えられ素材のおいしさを引き立ててくれる「すだち」。すだちは一年を通して流通している柑橘ですが、露地栽培されたすだちの旬は9~10月。果汁の酸味や果皮の香りを楽しむ薬味として使われるすだちは「香酸柑橘」と呼ばれる柑橘類で、ほかにも”かぼす”や”ゆず”、”シークワーサー”、”だいだい”などがあります。そのなかでも、すだちはとくに香り高いのが特徴です。

    「すだちのスープカレー」は麺と合わせてさっぱり食べるのがおすすめ

    冷や麦やそうめん、うどん、糖質オフ麺など「すだちのスープカレー」は麺と一緒に食べるのがおすすめです。麺と食べる場合は、事前に茹でてひと口大くらいに小分けにしておくと便利です。麺の水けはしっかり切って保冷します。麺のくっつきは水を通すと簡単にほぐれます。

    【すだちのスープカレーのレシピ】

    今回使用した材料です。

    【材料】1.5人分

    ・玉ねぎ 中1個
    ・トマト 大1個
    ・ショウガ 1片
    ・ししとう(または、青唐辛子) 2~3本
    ・すだち 3~4個

    <スパイス>
    ・クミンシード 大さじ1
    ・クミンパウダー 小さじ1
    ・コリアンダーパウダー 小さじ1
    ・ターメリック 小さじ1/2
    ・チリパウダー 小さじ1
    ・カイエンペッパー 小さじ1
    ・塩 小さじ1~
    ・オリーブオイル 大さじ1

    <下準備>
    ・トマトはきれいに洗って、ざく切りにします。
    ・玉ねぎは皮をむき薄くスライスします。
    ・ショウガは千切り、ししとうは小口切りにします。
    ・すだちは薄くスライスします。
    ・スパイスは事前に合わせておきます。

    すだちのスライスは包丁でもできますが、スライサーを使うと便利です。

    【作り方】

    (1)スキレットを熱したらオリーブオイルを入れ、クミンシードを炒め、さらにショウガの千切りを入れ炒めます。

    玉ねぎがしんなりしてきたらししとうを入れさらに炒めます。

    (2)ショウガの香りがしてきたら、スライスした玉ねぎを入れししとうも炒めます。
    (3)玉ねぎをある程度炒めたら、トマトを入れ蓋をして5分ほど煮込みます。

    スパイスを入れ、5分ほど炒め味を馴染ませてから、水を入れます。

    (4)5分経ったら蓋を開けて、事前に合わせておいたスパイスを入れてよく炒め合わせ、蓋をしてさらに5分ほど煮込んだら水を300ml加えます。
    (5)(4)が沸騰したら塩で味をととのえます。
    (6)(5)にスライスしたすだちを飾ればできあがりです。

    輪切りにしたすだちは外側から内側へ飾ります。すだちも食べられますが、すだちは温めると皮に苦味がでます。スープカレーに浮かべたすだちは酸味を楽しむのがおすすめです。

    すだちについて

    素材のおいしさを引き立ててくれる「すだち」

    “すだち”と”かぼす”の違い

    「どっちがどっち?」といつも迷ってしまうという声をよく聞きます。

    すだちとかぼすの見分け方ですが、一番分かりやすいのが「大きさ」です。ピンポン玉からゴルフボールくらいの小さなものがすだち、一方のかぼすはそれより二回りほど大きいサイズになります。ピンポン玉くらいのものがすだちとだけ覚えておけばもう迷うことはなくなりますよ。

    すだちの選び方

    すだちは徳島県の特産物です。漢字で書くと「酢橘」、スダチバナと呼ばれ、昔は酢として料理に使われていたそうです。見た目が青緑色で皮に張りとツヤがあり、重みを感じられるものを選びましょう。

    すだちは時間が経つと皮が黄色くなってきます。黄色くなったすだちは味も香りも穏やかになり、また違った味わいを楽しむことができます。保存は袋に入れて冷蔵庫で。

    皮ごと食べられる「すだち」

    皮にもたっぷりのビタミン、ミネラルが含まれています。

    皮をすりおろして料理のアクセントにすると、またひと味違った風味になります。この時季にしか味わえない露地栽培のすだちを料理や飲み物に入れて爽やかな香り、酸味を味わってみませんか?

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、ヴィーガンカフェの店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、一人ひとりのライフスタイルに合わせた食の見直しやセルフケアの提案、プラントベースのオリジナルレシピ創作、商品開発をおこなっている。http://yamabon.jp/

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