タイ中部・サムロイヨットの絶景ビーチロードを行く。親子で爽快ライドを満喫!のはずだったけど… | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.09.22

タイ中部・サムロイヨットの絶景ビーチロードを行く。親子で爽快ライドを満喫!のはずだったけど…

タイ中部・サムロイヨットの絶景ビーチロードを行く。親子で爽快ライドを満喫!のはずだったけど…
タイ中部プラチュアップキーリーカン県にあるサムロイヨット。「300の峰を持つ山」という名の通り、海のすぐそばにギザギザとした石灰岩の山並みが連なっています。

今回はその海と山を眺めながら、6歳の息子は自転車、私はサーフスケートでビーチロードを走ってみることにしました。気持ちの良い親子ライドになるはず、だったのですが…。

木々の間を走ります

サムロイヨットのビーチロードは、片側に海、反対側には木々が並ぶ静かな道です。海の向こうには山並みが続くのどかな景色が広がります。

道は平らだし、ここなら息子と並んで気持ちよく走れるはず。そう思ってサーフスケートを持ってきました。ところが路面を見ると、松葉と木の実がびっしり。

サーフスケートの小さな車輪ではまったく太刀打ちできない松葉たち。

自転車はスイスイ進んで行くので息子はどんどん先に行ってしまいます。

まってー。

このように木々の少ないところや路面が掃除されているところでは乗ることもできるのですが、ほとんどの場所は松葉に覆われており、その度に引っかかってサーフスケートは急停止。

何度か挑戦してみましたが、どう考えても滑るより歩くほうが早い。結局、私はサーフスケートを抱え、息子だけが自転車で先へ進むことになりました。

スイスイ進む息子の後ろをとぼとぼ歩く。

仕方ないので、このまま息子の後ろを歩いて行くことにしました。

息子も鬼ではないので時折止まって待っていてくれます。ここで地面に何かを見つけた様子。

「4つの葉っぱのあるかなあ?」

息子よ、これはクローバーではない。

フレンドリーな犬たち

歩いて行くと色々なものが目に止まります。

地面に空いた穴。

なんの穴だろうと思って通り過ぎようとしたところで犬が飛び出してきました。

穴から出てきた犬。

タイは野良犬がとても多く、どこに行っても道端には必ず犬がいますが、地面に掘った穴に住んでいる犬はそれほど多くないはず。ここは日陰で穴の中は涼しかろう。出てくるまで姿が見えなかったので結構深く掘り進んでいると思われます。なかなか良い家だ、しかもすぐ近くに水場まである。

廃材で作った犬用の水飲み場。

タイの犬は基本的にみんな穏やかで、こちらから構わなければ人間には見向きもしない犬がほとんどですが、ここの犬たちは少しフレンドリーな感じがします。きっと世話をしている人が近くにいるのでしょう。

カメラを向けられポーズをとる犬。
お互いを少し気にしながらすれ違う犬と息子。

炎天下で筋トレを始める息子

遊歩道は松の木影になっているので南国タイの暑さでも快適に歩くことができます。ところが息子はビーチ沿いの炎天下に並ぶ運動器具を発見すると迷わず自転車を降りました。

クロストレーナーを手ぶらで漕ぐのにハマっている。

ほかの器具もひと通り試していきます。

「ママも!やって!」

せっかく木陰を気持ちよく歩いていたのにひとたまりもありません。あっという間に汗が吹き出します。

5分ほど遊ぶと気が済んだらしい。

「ママー!あっつい!!」

…お前がそれを言うか?!というツッコミを飲み込んで持ってきていた水を飲ませます。

再び出発すると、今度はきれいな鳥の羽を発見。

見た目は少し地味だが羽を広げるととても鮮やかな、飛ぶ姿が非常に美しい青い鳥インドシナブッポウソウの落としもの。

「これ、もってて」と渡され、私の片手にはサーフスケート、もう片方には鳥の羽根。身軽に滑るつもりで来たはずが、いつの間にか完全に荷物係です。

疲れてきたのでここで折り返し、来た道をまた自転車と徒歩で帰ります。

ビーチ沿いに現れる映え写真スポット。夜にはライトアップされる。

サムロイヨットは外国人にはあまり知られていませんが、タイ人はそれなりに訪れる観光地なので、こうしたフォトスポットがあちらこちらに見られます。

映えブランコ。

幸いにも息子は疲れていて見向きもしませんでした。

カオカロックの反対側

スタート地点に戻ってくると見覚えのある山が見えてきました。

海に張り出す山。

そうです、あの頭蓋骨山「カオカロック」です。

その名も「頭蓋骨山」!タイの秘境「カオカロック」を探検してみた

こちら側からの方が頭蓋骨感は薄め。
たくさんの漁船が停泊しています。

今回は干潮だったため船はほとんど陸に上がった状態でしたが、もう少し潮の高い時に訪れると色とりどりの船が海に浮かんでいる様子が見られてとても綺麗です。

結局最後までサーフスケートはほぼただの荷物でした。でも、歩いたから見つけられたものもたくさんありました。

鳥の羽根は今でも自宅のリビングに飾られています。

著者画像

大島彩さん

タイ在住ライター

現地ガイドとして海や自然を楽しむ旅を案内している。スリランカ、フランス、タンザニア、ポルトガル、マルティニークに在住経験あり。カイトサーフィンのアジアチャンピオンで、現在はレッスンやツアー企画も行う。日英仏の3言語を操る一児の母。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。

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