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作っている間も、すだちの香りが広がる調味料

すだち独特の清々しい香りとキリッとした酸味。さしすせそ調味料では果汁を絞るだけでなく、皮ごと漬けたり、皮を刻んだりして、すだちの香りを丸ごと調味料にします。
「さしすせそ調味料」は、どれも少量仕込み。季節の手しごとというと、大きな瓶や大量の下処理を思い浮かべますが、まずは小さく、気軽に。小さなひと瓶から始めるだけでも、台所に季節の香りが生まれます。分量は、保存する瓶に合わせて、無理なく収まる量を目安にします。
共通のすだちの下準備
すだちはよく洗って水気を拭き、ヘタを取り除きます。
【さ・すだちシュガー】

【材料】

- すだち 2~3個
- きび砂糖 すだちにたっぷりまぶせる量
<作り方>
(1)すだちは皮ごと輪切りにします。
(2)すだち全体に砂糖をまぶし、清潔な保存容器に入れます。
(3)冷蔵庫に入れ、砂糖が溶けてすだちの果汁が出てきたら使い始めます。
おすすめの使い方(料理のベース)
- 飲み物に入れて
- トーストやピザのトッピングに
- ヨーグルトに
- ドレッシングやカルパッチョに
すだちの「す」と合わせるとすだち甘酢になります。
すだちの「そ」と合わせるとすだち甘味噌になります。
【し・塩すだち】

【材料】

- すだち 2~3個
- 塩 適宜
<作り方>
(1)すだちを乱切りにします。
(2)清潔な保存容器にすだちと塩を入れ、全体をよく混ぜます。
(3)冷蔵庫で保存し、すだちから水分が出て塩がなじんだら使い始めます。
おすすめの使い方(料理のベース)
- 焼き魚に
- ドレッシングに
- 肉の下味に
- パスタに
- お鍋に
- 混ぜごはんに
【す・すだちレモン】

【材料】

- すだち 2~3個
- レモン 1/4~1/2個
<作り方>
(1)すだちを薄めの輪切りにし、レモンは輪切りにしてから4等分にします。
(2)清潔な保存容器に、すだちとレモンを入れ、軽く押して果汁をなじませます。
(3)冷蔵庫で保存します。
おすすめの使い方(料理ベース)
- 紅茶や炭酸水に。焼酎サワーなどのアルコールにも。
- カルパッチョに
- ドレッシングに
- 麺類に
- 肉や魚などの焼き物の薬味に
【せ・すだち醤油】

【材料】

- すだち 2~3個
- 醤油 すだちが浸る量
<作り方>
(1)すだちは横半分に切って果汁を絞ります。
(2)清潔な保存容器に果汁、醤油を入れて混ぜ合わせます。
(3)冷蔵庫で保存します。
おすすめの使い方(料理のベース)
- 冷奴、温奴に
- 刺身に
- 焼きナスなどの焼きものに
- 和え物に
すだちの「さ」と合わせるとすだち甘醤油になります。
すだちの「す」と合わせるとすだち酢醤油になります。
【そ・すだち味噌】

【材料】

- すだちの皮 1個分
- 味噌 50g
<作り方>
(1)すだちの皮をおろすか、細かいみじん切りにします。
(2)味噌とよく混ぜ合わせます。
(3)清潔な保存容器に入れます。
(4)冷蔵庫で保存します。
おすすめの使い方(料理のベース)
- ふろふき大根
- 蒸し野菜
- 田楽
- 炒め物
- 味噌汁
すだちの「さ」と合わせると甘味噌になります。
さしすせそ調味料の保存について
さしすせそ調味料は、長期保存を目的としたものではありません。保存状態によって保存期間も異なるため、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、香りや色、状態を確認しながら、早めに使い切ってください。
すだちを日々の食卓に
日本には、旬の恵みを保存し、次の季節へつないでいく美しい手しごとの知恵があります。
「旬のさしすせそ調味料」は、旬のおいしさや香り、彩りを、毎日の料理へつなぐためのものです。いつもの味噌汁をすだち味噌で作ると、あと味にふわりと、すだちの爽やかな香りが広がります。
5種類の調味料は、それぞれ単独で使うのはもちろん、組み合わせ次第でさらに味わいが広がります。組み合わせは無限にあるので、いつもの料理にすだちを重ねながら、日々の食卓でそのおいしさを自由に楽しんでください。




