梅干しやジュースだけじゃない「赤しそ」の使い方。赤しそで作る「さしすせそ調味料」レシピ! | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

料理・レシピ

2026.08.22

梅干しやジュースだけじゃない「赤しそ」の使い方。赤しそで作る「さしすせそ調味料」レシピ!

梅干しやジュースだけじゃない「赤しそ」の使い方。赤しそで作る「さしすせそ調味料」レシピ!
梅干し作りの季節が過ぎると、赤しそを見かける機会も少なくなります。しかし自分で育てていれば、夏の間は摘みたての赤しそを楽しめます。赤しそは、丈夫で育てやすく、ベランダでも気軽に栽培できます。
旬の食材を、砂糖・塩・酢・醤油・味噌、それぞれの調味料に取り入れた「さしすせそ調味料」。季節の素材をいつもの調味料に重ねることで、日々の料理に旬の香りや味わいを取り入れます。
今回は、赤しそを使った「さしすせそ調味料」を紹介します。
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赤しその色を味わう、夏のさしすせそ

赤しそというと、梅干しの色付けや赤しそジュースが定番ですが、鮮やかな赤紫色と爽やかな香りは、夏の食卓にもよく合います。シロップに使ったあとの葉も、乾燥させて味噌に合わせることで、ひとつの素材を余すことなく味わいます。

赤しそ
赤しそには、葉の両面が赤紫色のものと、表面は赤紫色で裏面が緑色のものがあります。どちらも赤しそとして楽しめます。我が家では両方を育てていますが、葉の色や香りの違いを比べながら使うのも、栽培の楽しみのひとつです。

「さしすせそ調味料」は、どれも少量ずつ仕込みます。季節の手しごとというと、大きな瓶や大量の下処理を思い浮かべますが、まずは小さく、気軽に。小さなひと瓶から始めるだけでも、台所に季節の香りが生まれます。分量は、保存する瓶に合わせて、無理なく収まる量を目安にします。気に入ったら、季節の間に何度でも気軽に仕込める。それもさしすせそ調味料ならではの魅力です。

共通の下準備

赤しそは葉を摘み、流水でやさしく洗います。赤しその濃縮シロップ以外で使用する赤しその葉は、水気をしっかりと拭き取り、またはしっかりと乾かしてから使います。

【さ・赤しその濃縮シロップ】

酸味を加えずに仕上げる濃縮シロップ。

赤しそ濃縮シロップ
赤しその香り酢と合わせれば、赤しそジュースに。

【材料】

赤しそ濃縮シロップに使用した材料
赤しそ濃縮シロップに使用した材料です。
  • 赤しその葉 50g
  • きび砂糖 50g~
  • 水 200ml

<作り方>

(1)鍋に水を入れ沸騰したら、赤しそを入れて弱火で15分ほど煮こみます。

(2)赤しそを取り出し、きび砂糖を加えます。甘さは好みで加減してください。
※取り出した赤しその葉は、赤しそ味噌に使うため、捨てずにとっておきます。

(3)弱火で半量を目安に煮詰めます。

(4)粗熱をとり、清潔な容器に移します。

(5)冷蔵庫で保存します。

おすすめの使い方(料理のベース)

  • 水や炭酸水で割って
  • 好みのミルクで割って
  • ドレッシングの甘みとして
  • フルーツマリネに
  • ゼリーや寒天に
  • アイスクリームやヨーグルトにかけて

【し・赤しその塩漬け】

時間とともに味がなじみます。

赤しその塩漬け
きゅうりやなす、しょうがをシロップ、香り酢と一緒に漬ければ、即席しば漬けに。

【材料】

赤しその塩漬けで使用した材料
赤しその塩漬けに使用した材料です。
  • 赤しその葉 100g
  • 塩 18~20g

<作り方>

(1)赤しその葉は粗く刻みます。
(2)赤しそに塩をまぶしてもみ込みます。
(3)水分(アク)が出てきたらしっかり絞り、清潔な保存容器に入れます。
(4)冷蔵庫で保存します。

おすすめの使い方(料理のベース)

  • 刻んでおにぎりや混ぜご飯に
  • 冷奴やそうめんの薬味に
  • 和え物に

【す・赤しその香り酢】

赤しその色と香りを酢に移した、夏の香り調味料。

赤しその香り酢
濃縮シロップと合わせるときれいな赤紫色に。ジュースや酢の物として楽しめます。

【材料】

赤しその香り酢で使用した材料
赤しその香り酢に使用した材料です。
  • 赤しその葉 50g
  • 酢 100ml

<作り方>

(1)赤しその葉は粗く刻みます。
(2)赤しそに塩をまぶしてもみ込みます。
(3)水分(アク)が出てきたらしっかり絞り、清潔な保存容器に入れます。
(4)酢を注ぎ、蓋をして冷蔵庫で保存します。

おすすめの使い方(料理のベース)

  • ドレッシングに
  • マリネに
  • 赤しそのさ、濃縮シロップとあわせて赤しそジュースに
  • 赤しそのさ+赤しそのす、香り酢に昆布を加えて、すし酢や酢の物に

【せ・赤しその白醤油漬け】

淡い色合いの白醤油に、赤しその香りと彩りを移した調味料。

赤しその白醤油漬け
白醤油が手に入らない時は、醤油でOKです。

【材料】

赤しその白醬油漬けで使用した材料
白醤油漬けに使用した材料です。
  • 赤しその葉 50g
  • 白醤油 赤しそが浸る程度の量

<作り方>

(1)下準備した赤しそを清潔な保存瓶に入れます。
(2)白醤油を注ぎ、赤しそ全体が浸かるようにします。
(3)冷蔵庫で保存し、1~2日ほどおいて香りを移します。

おすすめの使い方(料理のベース)

  • ごはんにのせて
  • 冷やし麺の薬味に
  • 冷奴や温奴の薬味に
  • おにぎりに混ぜて
  • 刻んでおひたしや和え物に

【そ・赤しその香り味噌】

赤しそシロップを作ったあとの葉を活用して作る、香り豊かな味噌調味料。

赤しその香り味噌
乾燥させた赤しその葉は、手でちぎる、すり鉢でするなど、好みの細かさにします。

【材料】

赤しその香り味噌で使用した材料
赤しその香り味噌で使用した材料です。
  • 赤しそシロップを作ったあとに天日で乾燥させた葉 適量
  • 味噌 50g

<下準備>

  • 赤しそシロップで取り出した葉を軽く絞り、水分を取り、風通しの良い場所で葉がパリッとするまでしっかり乾燥させます。
  • 乾燥した赤しその葉を細かくします。

<作り方>

(1)乾燥させた赤しその葉と味噌を合わせ、よく混ぜ合わせます。
(2)清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存します。

おすすめの使い方(料理のベース)

  • 温かいごはんにのせて
  • おにぎりの具や焼きおにぎりに
  • 野菜スティックのディップに
  • 汁物の隠し味に

さしすせそ調味料の保存について

さしすせそ調味料は、長期保存を目的としたものではありません。保存状態によって保存期間も異なります。清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存し、香りや色、状態を確認しながら、早めに使い切ることをおすすめします。

種から食卓へ

赤しそといえば梅干しの時期を思い浮かべますが、梅仕事の季節が過ぎた8月でも、赤しそは元気に育っています。自分で育てれば、夏の間、必要な分だけ摘み取りながら、その香りと色を存分に楽しめます。花が咲いて穂がついたら、種を採っておく。そして翌年また種をまけば、今年育てた赤しそを、次の夏へつなげることができます。赤しそのさしすせそ調味料も、赤しそを育てるところから始まる、夏を味わう楽しみのひとつです。

著者画像

山本由美(旧名:小牧由美)

料理家

自然の中で味わう一皿を大切に、野菜中心のレシピと季節の恵みを提案しています。

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